┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに~ロンドン大学衛生熱帯医学大学院が医学誌『ランセット』に「パレスチナでの実際の死者は、外傷によるものだけで7万人超。パレスチナ保健省の発表は41%過少」との論文を発表!「医療サービスの混乱、食糧不安、不十分な水と衛生設備に起因する死者数を含めると、さらに多い」とも!!「パレスチナ保健省の発表する死者数はテロ組織による偽造データ」だとするイスラエルの主張を真っ向から否定! イスラエルは停戦間近といわれる中でも、ガザでの民間人殺害を激化!
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┠■IWJが2025年も活動を続けられますように、ご寄付・カンパによるご支援をよろしくお願いいたします! 1月は14日間で、19件、22万7000円のご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます! これは月間目標額の約6%に相当します。月間目標額の350万円には、あと94%、327万3000円が必要です。IWJの財政は大ピンチです! 11月からカンパの月間目標額を400万円から350万円に下げたのですが、8月からの今期第15期は、5ヶ月連続で未達です!「IWJしか報じていない情報」は激増中です!
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┠■【中継番組表】
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┠■<岩上安身による最新インタビュー報告&告知!>「米国から訓練・支援を受けていた『ウクロナチ』勢力が、暴力革命によって成立させた親米欧政権は、何をしたか? ウクライナ人がウクライナ人をジェノサイドし続けた8年間の記録を振り返る! 岩上安身によるインタビュー第1178回ゲスト 黒龍會・アジア新聞社会長 田中健之氏(その1)」を1月14日に初配信しました。本日15日午後7時から(その2)を、明日16日午後7時から(その3)を撮りおろし初配信します!
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■はじめに~ロンドン大学衛生熱帯医学大学院が医学誌『ランセット』に「パレスチナでの実際の死者は、外傷によるものだけで7万人超。パレスチナ保健省の発表は41%過少」との論文を発表!「医療サービスの混乱、食糧不安、不十分な水と衛生設備に起因する死者数を含めると、さらに多い」とも!!「パレスチナ保健省の発表する死者数はテロ組織による偽造データ」だとするイスラエルの主張を真っ向から否定! イスラエルは停戦間近といわれる中でも、ガザでの民間人殺害を激化!
おはようございます。IWJ編集部です。
英国の著名な医学誌『ランセット』に、「2023年10月7日から2024年6月30日までのパレスチナ自治区ガザでの外傷による死者は、6万4260人だと推定される。これは、ガザの戦前人口約222万7000人の約2.9%にあたり、住民の約35人に1人に相当する」との、査読つき論文が掲載されました。
この論文は、ロンドン大学衛生熱帯医学大学院(LSHTM)によるもので、「パレスチナ保健省が発表した同時期の死亡者数(3万7877人)は、41%過少に報告されていた」と指摘しています。
※Traumatic injury mortality in the Gaza Strip from Oct 7, 2023, to June 30, 2024: a capture-recapture analysis(THE LANCET、2025年1月9日)
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(24)02678-3/fulltext
このLSHTMによる推定死者数は、「パレスチナ保健省の病院リスト、パレスチナ保健省のオンライン調査、ソーシャルメディアの死亡記事のデータを使用」して、統計的手法を用いて独自に分析・算出したもので、この論文は、「2024年10月時点で、パレスチナ保健省が発表した公式死者数は4万1909人であり、実際の死亡者数は、おそらく7万人を超えていたことを示唆している」と論じています。
また、この論文は、「年齢と性別のデータが利用可能な2万8257人の死亡者のうち、女性、子供(18歳未満)、高齢者(65歳以上)が1万6699人(59.1%)を占めた」とも、明らかにしています。
イスラエル軍は、ハマスの戦闘員と戦っていると称していますが、実際には、殺害した人間のうち、女性・子供・老人という、戦闘力のない人間が約6割を占めているのです。国際法違反の無差別殺戮(ジェノサイド)であり、戦争犯罪であることは明らかです。
一方、イスラエルは、2024年5月の時点で、ガザでの死者数を「約3万人、そのうち1万4000人がテロリスト、1万6000人が民間人」だと、根拠を示さず発表し、パレスチナ保健省が発表する死者数を「テロ組織による偽造データ」だと主張してきました。今回の、ロンドン大学の発表データは、イスラエルのこうした「公式」の主張が虚偽であることを強く示唆するものです。
※Gaza war: Why is the UN citing lower death toll for women and children?(BBC、2024年5月17日)
https://www.bbc.com/news/world-middle-east-69014893
このLSHTMの論文は、「我々の研究は、パレスチナ保健省の数字が、死亡率を過大評価しているよりも過少評価している可能性が高い、という見解を裏付けている」と指摘し、「この証拠は、さらなる人命損失を防ぎ、ガザにおけるイスラエル軍の攻撃による長期的な健康被害に対処するために、緊急の国際介入が必要であることを裏付けている」と訴えています。
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■IWJが2025年も活動を続けられますように、ご寄付・カンパによるご支援をよろしくお願いいたします! 1月は14日間で、19件、22万7000円のご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます! これは月間目標額の約6%に相当します。月間目標額の350万円には、あと94%、327万3000円が必要です。IWJの財政は大ピンチです! 11月からカンパの月間目標額を400万円から350万円に下げたのですが、8月からの今期第15期は、5ヶ月連続で未達です!「IWJしか報じていない情報」は激増中です!
いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。
1月は、1日から14日までの14日間で、19件、22万7000円のご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます! この額は、単独月間目標額350万円の6%にあたります。たいへん厳しい数字です。
IWJの今期第15期は、6ヶ月目に入りました。8月からの今期第15期は、5ヶ月連続で未達です。
11月からは、より一層、支出を絞り、ご寄付・カンパの月間目標額を400万円から350万円に下げることといたしました。目標額を下げても、目標額にはまったく手が届かないようならば、活動を続けてゆくことが困難になります!
第15期が、赤字とならないようにするために、無料でご視聴の方は、有料会員登録と、緊急のご寄付・カンパによる、財政難のIWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます!
岩上安身は、コロナ後遺症と思われる体調不良から、養生しつつも、少しずつ回復しつつあります。11月、12月と、続々とインタビューを収録・配信しています! 全編視聴は、会員のみとなることが多いので、会員登録してご視聴ください!
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12月末現在、IWJ会員の総数は2035人、このうちサポート会員の方は779人でした。ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします! 会員総数が5000人、そのうちサポート会員が2000人いてくれたら、IWJの経営は格段に安定します!
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城南信用金庫
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店番号 022
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口座番号 472535
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どうぞ、皆さま、米国に操られたまま、無謀な戦争へと向かう日本の対米従属権力に対し、一切忖度しないで真実をお伝えしてゆく独立メディアIWJの活動をご支援ください!
よろしくお願いします!
岩上安身 拝
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◆中継番組表◆
**2025.1.15 Wed.**
調整中
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◆中継番組表◆
**2025.1.16 Thu.**
調整中
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◆昨日テキストアップした記事はこちらです◆
モラル崩壊を起こしているテレビ局に対し、監督官庁として、調査や行政指導など、行うつもりはあるか」とのIWJ記者の質問に「放送法は放送事業者の自主規律を基本とする枠組みとなっており、総務大臣としましては、この問題についてコメントすることは差し控えさせていただきたい」と「逃げ腰」の姿勢の村上大臣~1.10 村上誠一郎 総務大臣 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526179
ウクライナ紛争の停戦を公約に掲げたトランプ氏が20日に米大統領に就任! この際に日本も「これまでの対ロシア・ウクライナ外交を改め、中立的で、仲裁的な外交に切り替えるべき時ではないか?」IWJ記者の質問に、「国際秩序の安定化・再構築という考えにもとづき、引き続き、ウクライナ問題にも対処していく」と岩屋大臣~1.7 岩屋毅 外務大臣 定例記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526167
◆「2025年2月28日」まで、フルオープン! 動画をご視聴になり、記事をお読みになった方々は、ぜひ、この機会に会員登録をお願いします!◆
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※米国政府と多国籍企業の意向・TPP条約で成立した種子法廃止法は、国民の食料への権利の侵害だと訴えた「種子法廃止等に関する違憲確認訴訟」の控訴審が結審し、来年2月の判決へ! 最終弁論で40分の意見陳述を行った山田正彦元農水相は、「米の供給不足が完全に解消されるなど、種子法制定当初における国家的要請への対応が完了した」との国側の主張に反論! 農水省の試算によれば「日本では2040年には359万トンもの米不足に陥る」と指摘!「種子法廃止は、私達を飢えに陥れかねない、天賦の権利を侵害するもので、絶対に認めてはならない」と熱弁!!(前編)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20241007#idx-6
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53982#idx-6
※米国政府と多国籍企業の意向・TPP条約で成立した種子法廃止法は、国民の食料への権利の侵害だと訴えた「種子法廃止等に関する違憲確認訴訟」の控訴審が結審し、来年2月の判決へ! 最終弁論で40分の意見陳述を行った山田正彦元農水相は、「米の供給不足が完全に解消されるなど、種子法制定当初における国家的要請への対応が完了した」との国側の主張に反論! 農水省の試算によれば「日本では2040年には359万トンもの米不足に陥る」と指摘!「種子法廃止は、私達を飢えに陥れかねない、天賦の権利を侵害するもので、絶対に認めてはならない」と熱弁!!(後編)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20241008#idx-7
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53987#idx-7
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「『パンデミック合意』の中身は遺伝子製剤を使った儲け話の分け前。世界の保健とか、健康とか、ましてや命の話ではない! WHOは反社! 邪悪そのもの!! しかも日本はその主犯! WHOの親善大使・武見敬三氏が厚労大臣になって、バリバリ進めた!!」作られたパンデミックである「プランデミック戦争」から日本人の命を守るには!?~岩上安身によるインタビュー 第1167回ゲスト 立憲民主党・原口一博衆議院議員 2024.10.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/524918
性暴力はメディア業界にはびこっている!! 記者クラブメディアの『病んだ労働環境』が性暴力を生む!! ~岩上安身によるインタビュー第993回 ゲスト 同僚からの性暴力被害者・元大手新聞女性記者Aさん
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/465919
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■<岩上安身による最新インタビュー報告&告知!>「米国から訓練・支援を受けていた『ウクロナチ』勢力が、暴力革命によって成立させた親米欧政権は、何をしたか? ウクライナ人がウクライナ人をジェノサイドし続けた8年間の記録を振り返る! 岩上安身によるインタビュー第1178回ゲスト 黒龍會・アジア新聞社会長 田中健之氏(その1)」を1月14日に初配信しました。本日15日午後7時から(その2)を、明日16日午後7時から(その3)を撮りおろし初配信します!
昨日1月14日午後7時より、岩上安身による黒龍會・アジア新聞社会長 田中健之(たなか たけゆき)氏インタビュー(その1)を撮りおろし初配信しました。
田中氏は、昨年10月に、『天使の並木道~ウクライナ人がウクライナ人をジェノサイドし続けた8年間の記録 2014~2022』(ヒカルランド)を編集・上梓しました。
同書は、ウクライナでユーロマイダン・クーデターによって親欧米政権ができた2014年から、ロシアによるウクライナへの軍事介入(プーチン大統領の「特別軍事作戦」)までの間に、ウクライナ東部のドンバス地方で、ウクライナ民族主義者(ネオナチ)やウクライナ軍によって、同じウクライナ国民であるロシア語話者に対して行われてきた、差別、虐待、ジェノサイドを記録した、ジャーナリストによる膨大な量の写真を中心に構成されています。
ここに掲載された写真は、米国でも、欧州でも、西側のどこでも見ることができません。田中氏は、「印刷所にも、出版社にも、『ロシアの宣伝はしたくない』『政治がらみで攻撃されるのは怖い』と、5、6社から拒否され、自社で作るのを断念して、このヒカルランドというところにお願いして、なんとか出した。その代わり、私は印税も何もいらないと。その会社にマイナスを出させないような形でお願いした」と、出版までの裏話を明かしました。
著書のタイトルにもなっている「ウクライナ人がウクライナ人をジェノサイドし続けた」という点について、田中氏は次のように述べました。
「とにかく、(ウクライナ)政府に逆らう者は、全部ロシア人とレッテルを貼られる。
ジェノサイドをしたウクライナ人達は、(自分達を)『ウクライナ人』と言ってるんだけども、実は本来のウクライナ人ではない。ポーランド系とか、オーストリア・ハンガリー系とか、西側の人達だから。
だから、そういう人達が、いわゆるネオナチなので、彼達が、『自分達はウクライナ人だ』と自称して、それで本当のウクライナ人を殺していった」。
さらに「ロシア人とウクライナ人の差は、ほとんどない」という田中氏は、以下のように述べました。
「東ロシア、極東地区ですね。ほとんどウクライナ人ですよ。ハバロフスク、ウラジオストック。ソ連時代は同じ国でしたから、ウクライナからどんどん、(辺境の地のため手当が出て)給料がいいから移民していったんですね。
だから、今回の特別軍事作戦でも、ロシア軍として、ウクライナ人がウクライナと戦っている。自分達の国を、自分達で取り返すといって。
彼らのアイデンティティーはロシアであって、お父さんとかお母さんなんかは、ウクライナに住んでいたりしているわけです。キエフとか、ハリコフとか。
極東のロシア人の出身は、だいたい6割以上がウクライナ人です。純血のウクライナ人か、ロシア出身者が混じっているか。
彼達は、ロシアが特別軍事作戦をやっていても、『私達の祖国に対して、侵略するな』なんて、言っていないんですよ。むしろ、『解放だ』と言って、参加してるんです」。
また、2014年のユーロマイダン・クーデターで、親欧米側にネオナチが入りこみ、武装化してロシア語話者へのジェノサイドに発展していった経緯について、田中氏は次のように述べました。
「私の本にも書いていますが、要するにユーロマイダン時に、警察は『発砲するな』と言われていたのに、実際は、人が撃たれて死んでいるんです。
それは『右派セクター』というネオナチ、あとは『スヴォボーダ(極右政党)』とか、そういった組織がビルの中にいて、ユーロマイダンに参加する人を撃つんですよ。そして、『警察が撃った』というデマを流す。
それから、武装化して激しくなった。
私の本は、時系列を追って出ていますから、おとなしい運動から、だんだん、火をつけたり暴れたりする運動に変わってくる過程が出てきます」。
さらに田中氏は、日本人が米国のプロパガンダによって、ロシアは暗い国、怖い国だと洗脳されていることについて、「(米国によって)非常に仕組まれたことだと、我々はしっかり見ていかなきゃいけない。だけど、誰も見ていない」と述べ、次のように続けました。
「(日本人は隣国ロシアのことを)あまりにも知らなすぎる。
これだけ近いにもかかわらず、日ロ関係が悪化して、日本の国益になるのか、ならないのか。
私がこの本を出した一つの目的というのは、やはりロシアの真実を知ってほしい。(ウクライナ紛争による西側のプロパガンダで、日本中が)すべて(ロシアの)敵になった中で、ロシアといつか関係改善する時に、ロシアとの窓口になって話をきちっとできる者がいなければいけない。誰もいないから、あえて私がやっただけの話」。
田中氏は、今の日本社会もマスコミも、間違っていることを、たった一人になっても「間違っている」と指摘するには、「それだけの勇気も、自信も、教養と学問も必要なんです。それが、今の日本に一番欠けていること。みんな目をつぶってきた」と強調しました。
『天使の並木道~ウクライナ人がウクライナ人をジェノサイドし続けた8年間の記録 2014~2022』には、「はじめに」として、田中氏による次のような一文が記されています。
「日本をはじめとする西側のマスメディアは、プーチン大統領とロシアを意図的に悪玉に仕立て上げ、米国が暴力的にウクライナをロシアから引き離してきた事実と、極右-ウクロナチ(ウクライナのネオナチ)勢力を中核としたキエフ政権が、”反ユーロマイダン派”の人々および”ロシア系ウクライナ人”を虐殺し続けてきたという真実を隠蔽し続けている」。
「(2014年から2022年の)この9年間、米欧をはじめ日本では、ドンバス地方の人々に関する話題はまったくなく、ドンバス地方の難民を、日本で受け入れるような行動も声も一切なかったばかりか、ウクライナ軍とウクロナチに構成された義勇軍、外国傭兵によって、容赦ない武力攻撃に曝され続けているドンバス地方の人々は、世界の中で棄民と化した」。
岩上安身による田中健之氏インタビュー(その1)の詳細は、会員向けサイトのアーカイブにて、ぜひ以下のURLから御覧ください! 会員にまだなっていない方は、この機会にぜひ、会員登録をお願いします。
※米国から訓練・支援を受けていた「ウクロナチ」勢力が、暴力革命によって成立させた親米欧政権は、何をしたか? ウクライナ人がウクライナ人をジェノサイドし続けた8年間の記録を振り返る! 岩上安身によるインタビュー第1178回ゲスト 黒龍會・アジア新聞社会長 田中健之氏(その1)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/525684
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https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
また、本日1月15日午後7時から、続編となる岩上安身による田中健之氏インタビュー(その2)を、明日1月16日午後7時からは、岩上安身による田中健之氏インタビュー(その3)を撮りおろし初配信します。
(その2)と(その3)では、『天使の並木道~ウクライナ人がウクライナ人をジェノサイドし続けた8年間の記録 2014~2022』に掲載された象徴的な写真を取り上げ、それぞれのエピソードや、写真を撮影したジャーナリストについて、田中氏に詳しくうかがいました。
ぜひご視聴ください。
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それでは、本日も1日、よろしくお願いします。
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IWJ編集部(岩上安身)
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