■■■ 日刊IWJガイド「満員御礼、大感謝祭! 新刊『米国が隠す日本の真実~戦後日本の知られざる暗部を明かす』刊行記念クロストークカフェの模様を特別一般配信! さらに今日は『1人1票裁判』の最高裁判決の日 違憲国会で憲法改正はありえない!」 2015.11.25日号~No.1169号~ ■■■
(2015.11.25 8時00分)
おはようございます。IWJの原です。
本日は20時より、今月19日に行った、新刊『米国が隠す日本の真実~戦後日本の知られざる暗部を明かす』(詩想社刊)刊行記念クロストークカフェの模様を初公開・撮りおろし配信します! おかげさまで会は満員御礼、大成功でした!
トップバッターでマイクを握った鹿児島大学教授の木村朗氏は、「鳩山政権崩壊の原因は普天間移設ではなく、東アジア共同体構想!」と題してお話され、鳩山政権が崩壊した当時、マスコミでは盛んに「普天間米軍基地の県外移設に失敗したからだ」と騒がれましたが、木村さんはこれを否定。「鳩山政権崩壊の背景にあったのは、東アジア共同体構想の提起だった」と切り込まれました。
鳩山政権は、普天間基地の移設を、「東アジア共同体構想」の一部として考えていました。つまり、普天間基地の県外移設失敗が引き金となって政権を降ろされたと思われている鳩山政権は、実際には、「東アジア共同体構想」を恐れた米国によって崩壊させられたというのです。
川内氏は、アメリカの行政文書の中に、辺野古へ移設したあとの米軍基地について、使用目的が書かれたものなどひとつもないことを指摘し、「辺野古は日本がアメリカに、『何に使ってもいいですよ』と献上しているようなもの」と断言。基地の県外移設については、米北マリアナ諸島の知事から当時の鳩山総理に、「基地はテニアンで受け入れますからね」という手紙が送られていたにも関わらず、日本の官僚たちのブロックによって実現しなかったと証言しました。
植草一秀氏は、「結局、官僚の行動原理は出世なんです」と呆れ、普天間基地の県外移設を目指した鳩山政権が、「鳩山さんの本当に信頼できるところでないところに、配慮してしまったことは問題でした」述べました。
岩上さんは、鳩山内閣において、国交大臣と内閣府特命大臣・沖縄担当を拝命した前原誠司氏が、後に、「(鳩山氏には)面従腹背でしたから」などと、臆面もなく公衆の面前で明かしていることを暴露。さらに、パリの同時多発テロ事件や、自民党改憲草案の危険性など、広く、しかし確実に連関しあっている問題を整理して現状を分析しました!
この非常に貴重なクロストークカフェの模様は、二度と放出できないかもしれません! 本日は非会員の皆さんにもご視聴いただけますが、この機会に会員登録し、本日は都合が合わなくても、いつでもアーカイブをご視聴できる状態にしておいてください!
※会員登録はこちらです!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
そして、何よりも、この四人の共著による『米国が隠す日本の真実』をお買い上げください! この本は、単著と違う、様々な視点が交錯する、共著ならではの面白さが満載です!
ぜひぜひぜひ、ご購読をお勧めいたします!
しかも四人のサインが入った本は、IWJ書店でしかお求めできません!早い者勝ちです!
・『米国が隠す日本の真実~戦後日本の知られざる暗部を明かす』販売ページはこちら!
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=158
■来年の7月末までに、Web大改造プロジェクトを行う予定です! Web班では腕利き人材を募集します!
IWJのWeb班では、日々の記事の更新作業の他に、サイト全体をより見やすくするための抜本的な改良作業を行なっています! ここで一気に、本格的にサイトを改善し、より皆さんにご利用いただきやすいサイトにしたいと思っています! そのために、今回は正真正銘のプロの方にも、奮ってご協力いただきたいと思っております! 仕事を受注するおつもりで「どれ、まぁ一度、話を聞いてみるか…」という感じでも大歓迎ですので、ご連絡ください!
Web班の伊藤チーフから、緊急の人材募集のお知らせがございます。
===============================================
Web班の伊藤理と申します! 皆さま、おはようございます!!
今年の8月に、Web班にはWebエンジニアの仲間も増え、ただいま、IWJの記事アーカイブ検索を充実させるべく日夜奮闘していますが、さらに来年の7月までに、Web大改造プロジェクトを行う予定でおります。
お陰様で1万5千本以上になった記事アーカイブページですが、皆さまが見たい読みたい過去記事にスムーズにたどり着くためのシステム改良をもっともっと進めたいと思っています。IWJサイト全体の検索と利便性を高めるのが一番の目的です。
そこで、Web班では、下記の(A)と(B)の2パターンの人材を緊急募集いたします。
(A) サイトの改良プロジェクトのメンバー募集です。今期(来年7月末)の間に一挙に進めてまいりたいと思っております。法人でも個人でも構いません。各記事ページのデザイン変更、メニューの追加・整頓、スマホ対応の作業をしていただきますので、特にWebデザインやCSS言語の得意な方、またスマホサイトのWeb作成経験のある方にお手伝い願いたいと思っております。よろしくお願いいたします。基本的に(A)は、来年夏頃までの短期契約でのプロジェクトとなります。複数名でチームを組んでタスクに当たりたいと思っております!
(B) 来年早々には、1万5千の全アーカイブを再編集する作業も視野に入れて準備しておりますので、WordPressなどへ大量にデータ入力することに慣れている方で、IWJコンテンツに精通し、日々の記事コンテンツのアップロード・更新・管理作業もしていただく方を募集いたします。(B)はなるべく長期契約で働ける方にお願いしたいと思っております。
・応募条件
(A)<短期契約> 下記の内、いずれか一つに該当する方を募集します
・HTML/CSSコーディングの経験のある方で、Webデザインの得意な方
・スマホ対応サイトの作成経験のある方
・PHP、JavaScript言語の経験のある方
(週2日以上出勤で週3日以上でもOK(在宅作業相談可)夜勤可能な方は歓迎! )
(B)<長期契約可能>
・HTML言語を知っている、Web作成した経験がある方
・Webのデータ入力を素早く、ミスなくできる方
・夕方以降、夜遅い時間帯に主に作業できる方
・チームワークで動くので、明るく、協調性のある方
(週4~5日出勤(在宅作業相談可))
(A)と(B)を兼ねてのご応募も可能です。また、前述の通り、(A)のプロジェクトは、法人に請け負っていただくことも考えています。個人だけでなく、法人もぜひご連絡ください!(B)につきましては、IWJで長期的に働きたい方ももちろん、フリーランスの方などで兼業もOKですので、ぜひ奮ってご応募ください。よろしくお願いいたします。
※ スタッフ応募フォームはこちら
http://bit.ly/1ALJypQ
===============================================
■違憲議会に憲法改正をさせていいのか? 「1人1票裁判」の最高裁判決!
本日はついに「1人1票裁判」の最高裁判決が言い渡されます。
「1票の格差」が最大2.13倍だった2014年12月の衆院選の定数配分は違憲だとして、升永英俊弁護士と山口邦明弁護士の各弁護士グループが「選挙無効」を求めていました。第二次安倍政権が誕生した2012年衆院選後に定数の「0増5減」で格差を縮めたのですが、それでも14年選挙時点で、まだ2倍超の格差が残ったということです。
10月28日の口頭弁論で原告側は、「選挙区で投票価値が異なるのは『法の下の平等』を定めた憲法に違反する」と主張。選挙管理委員会側は、選挙区改革には時間がかかり「合理的期間内に是正がなかったとは言えず、国会の裁量の範囲内だ」と反論しました。
格差が2.30倍だった09年の衆院選に対する判決では、大法廷は、格差は不平等状態にまで拡大していたと認めながら、合理的期間を経過していなかったとして「違憲状態」との判断を示していました。
国会は12年の衆院選直前に定数を「0増5減」しましたが、区割りが間に合わず、むしろ格差は2・43倍に拡大。最高裁は13年の判決で、再び「違憲状態」との判断を示しました。ただし、「是正の実現に向けた前進があった」と評価し、国会の幅広い裁量を認め、段階的な見直しを許容する姿勢を示しました。
2014年末、いわゆる「アベノミクス解散」の衆院選でも格差の縮小はわずか。「衆院選挙制度に関する調査会」は、9増9減案を軸に制度改革の議論を続けています。高裁の段階では、国会の対応に一定の評価を与えた判決が多く、前回は14件あった高裁段階の違憲判断は今回は、わずか1件。前回なかった合憲判断も、今回は4件ありました。
安倍政権によって憲法が踏みにじられ続けている今、この裁判はとても重要な意味を持ちます。「憲法を踏みにじり、今後も踏みにじり続けていこうとしている安倍政権はそもそも合憲なのかどうか」が問われているわけです。
安倍政権は来夏の参院選後に憲法改正に踏み切るとしていますが、「違憲状態の国会で憲法改正を議論していいのか」という、国の形の根幹が問われています。
もちろん、仮に選挙が「合憲」だったとしても、安倍政権による憲法軽視が許されるわけではありません。IWJは本日の裁判を取材し、記事化します! 裁判の模様はムービーカメラで撮れず、裁判後の記者会見も、会場が裁判所内なので、録画はできても中継はできません。しかし、すぐに録画配信し、記事化を急ぎますので、今日は30分に一度くらいのペースで岩上さんやIWJスタッフのtwitterアカウントやIWJホームページを覗いてみてください!
「次の選挙裁判の判決が違憲選挙を違憲と判断しなかった場合、これまでの選挙裁判と比べ、その破壊力は取り返しがつかないほどの決定打」と危機感を示す升永英俊弁護士の取材記事もアップしておりますので、こちらも事前にチェックしていただければ理解が深まるかと思います!
・11月25日15時から、「1人1票裁判」大法廷判決開廷! 「正統性のない」違憲状態の国会議員が、人権を根絶やしにする「緊急事態条項」を発議するなんて許されるのか!? 行方に大注目!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/275991
…(後半へ続く)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
**2015.11.25 Wed.**
【Ch4】13:15~「1人1票裁判(2014衆院)最高裁大法廷判決期日 ミニパレード」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「NPO法人 一人一票実現国民会議」主催で行われるパレードを中継します。裁判所内司法記者クラブで行われる記者会見は、会見後、録画配信でお送りします。
【Ch3】14:30~「原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=3
※原子力規制委員会 田中俊一委員長による定例会見を中継します。
【Ch5】15:00~「【第0弾:予告編】安冨歩・片岡祐介の『魂の脱植民地化で読み解くクラシック名曲』シリーズ 『ベートーヴェン交響曲5番「運命」』を主たる題材にした対談」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※魂の脱植民地化の観点から、音楽史を振り返り、名曲の名曲たる所以を追求する『魂の脱植民地化で読み解くクラシック名曲』シリーズの「第0弾:予告編」を中継予定。
【シリーズ特集14 標的は9条だけじゃない!自民党トンデモ改憲草案の正体!・Ch9】17:00~「憲法最大の危機のなか開かれた護憲集会 『安倍内閣は、「無理を通せば道理が引っ込む」を実践している』」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=9
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/137899
※2014年5月3日、東京・日比谷公会堂では「5/3 憲法集会&銀座パレード2014」と題する集会とパレードが開かれ、約3700人(主催者発表)の参加者らが護憲の必要性、解釈改憲の危険性を訴えました。
【Ch6】18:30~「公開講座『東京で考える沖縄・辺野古』」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※東京出身の学生と沖縄出身の学生たちが中心となって企画された公開講座「東京で考える沖縄・辺野古」の第1回目を中継予定。「明治大学労働教育メディア研究センター」、「SEALDs RYUKYU」主催。
【Ch7】18:15~「表現の自由に関する国連特別報告者・日本公式訪問の延期に関するNGO共同記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=7
※アムネスティ・インターナショナル日本/ヒューマンライツ・ナウ/秘密保護法対策弁護団代表ほかが主催の、「表現の自由に関する国連特別報告者・日本公式訪問の延期に関するNGO共同記者会見」を中継します。
【Ch4】18:30~「インドへの原発輸出 日印原子力協定阻止キャンペーン ―インドへの原発輸出反対!」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※インドからの活動家が2名登壇。インドの原発の状況や日インド原子力協定についてお話しされる予定。
【初公開撮りおろし録画配信・Ch1】20:00~「新刊『米国が隠す日本の真実~戦後日本の知られざる暗部を明かす』刊行記念 クロストークカフェ」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
※2015年11月19日に行われた、新刊『米国が隠す日本の真実~戦後日本の知られざる暗部を明かす』刊行記念のクロストークカフェを録画配信します。
出演は、植草一秀氏(政治経済学者)、川内博史氏(元衆議院議員)、木村朗氏(鹿児島大学教授)、岩上安身。
※新刊『米国が隠す日本の真実~戦後日本の知られざる暗部を明かす』のご購入はこちらから↓
http://bit.ly/1ID8Daf
【録画配信・IWJ_OKAYAMA1】20:00~「市民自治講座『沖縄の今-基地は、暮らしは』 ―お話 仲宗根 盛秀さん」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-okayama1
※2015年11月22日に行われた、市民自治講座を録画配信します。主催は、「みどり岡山」。
============
◆明日の中継番組表◆
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
**2015.11.26 Thu.**
【Ch2】17:30~「東京電力 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2
※東京電力による定例会見を中継します。
【シリーズ特集15 標的は9条だけじゃない!自民党トンデモ改憲草案の正体!・Ch9】20:00~「『「立憲主義」も知らないで議論に参加するな』 小林節氏、改憲狙う自民党に怒り ~『立憲フォーラム』 第3回勉強会」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=9
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/80601
※2013年5月23日に行われた、「立憲フォーラム」 第3回勉強会を再配信します。小林節氏は、「権力者には魔が差す可能性があることを、経験則が教えてくれている。だから、言葉のよろいを着た憲法が必要なのだ」と訴えました。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
(前半の続き)…
■国連の特別報告者来日を「ドタキャン」した政府にNGOが抗議の記者会見
「表現の自由」に関する国連特別報告者が12月1日から8日まで日本を公式訪問し、調査する予定でしたが、疚しさに打ち勝てなかったのか、日本政府が急遽「ドタキャン」しました。国連の調査が急遽キャンセルとなるのは異例のことだそうです。
外務書はIWJの電話取材に対し、「予算編成などのため、(ケイ氏にとって)十分な受け入れ態勢、日程調整ができなかったため」と答えましたが、一旦は調査を了承していたことや、ケイ氏の訪日が1週間以上と長期にわたることを考えると、調整がうまくいかなかった、というのは疑問です。
特別報告者であるディビッド・ケイ氏の公式コメントによれば、10月にはすでに日本政府と合意はできており、その目的 は、秘密保護法をはじめとする日本の表現の自由に関して調査し、日本政府へ改善の勧告を行うことでした。
国連に「表現の自由」をめぐる調査をお願いしているNGOは世界中にいっぱいあります。今回は多くの方々の奮闘によって、ようやくこぎつけた千載一遇の機会だったんですね。これをドタキャンするとは、「表現の自由」を抑圧されている世界中の方々に対してもとても失礼なことです。
そこで本日は、政府の非常識なドタキャンを受け、ケイ氏への情報提供の機会を準備していたNGOが共同で記者会見を行います! 18時15分より、IWJはドカンと中継しますので、「ドタキャン、ありえねぇ~!」と憤られている皆さんも、「ドタキャンなんて大したことじゃないでしょ」とお考えの方も、本日の記者会見をお見逃しなく!
【Ch7】
http://www.ustream.tv/channel/iwj7
■わかっていても止められない!? パワープレイで暴走する安倍政権
民主主義を無視した、なりふり構わぬパワープレイで日本の形を作り変えようとする安倍・自民党に「ちょっと落ち着け、ルールは守れ」とたしなめるべく、IWJは「シリーズ特集 標的は9条だけじゃない!自民党トンデモ改憲草案の正体!」を連日お送りしております。
本日は、昨年の憲法記念日に行われた【憲法最大の危機のなか開かれた護憲集会 「安倍内閣は、『無理を通せば道理が引っ込む』を実践している」】の模様を配信します!
この集会の主催は、護憲を訴える市民団体らで構成される「2014年5・3憲法集会実行委員会」。主催者挨拶をした「許すな! 憲法改悪・市民連絡会」の高田健さん(今は「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」の事実上のリーダーでもあります!)は・・・
「安保法制懇が報告書を出し、(憲法9条の)解釈変更を提言するように準備が進んでおり、それが夏までに閣議決定、臨時国会では戦争準備法制が出される。締めくくりが、年末の日米ガイドラインの再改定だ」
・・・と述べられていました。日米ガイドラインの改訂は年末ではなく春に延びましたが、このときの高田さんのご指摘はすべて実現してしまいました。安倍政権がなりふり構わぬパワープレイで野望を実現しにかかっていることが、このことからもわかります。この暴走はまだまだ続きます! 「去年の話だろ、それ…」というツッコミは当たりません。まさに今の話です! 本日の配信をお見逃しなく!
・2014/05/03 憲法最大の危機のなか開かれた護憲集会 「安倍内閣は、『無理を通せば道理が引っ込む』を実践している」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/137899
■ヤバ過ぎる! トルコ軍がロシア軍機を撃墜!!!!!?
昨日はゾッとするような事件が起きました。
トルコ軍は日本時間の昨日午後、「トルコ領空を侵犯した」としてロシア軍機1機を撃墜しました。撃墜された戦闘機はトルコ国境近くのシリア領内に落ちたということです。
ロシア国防省は、撃墜されたのがロシア軍のSu24であることを認めた上で、「常にシリア上空を飛行していた」と領空侵犯を否定。乗員2人は機体からの脱出に成功しましたが、現時点でその後の消息は不明です。
プーチン大統領は、「テロリストの共犯者ら」による背信行為としてトルコを強く非難。両国の関係に重大な影響が及ぶとの認識を示し、「米国側と、空の事故に関する警告を相互に行うとの合意にわれわれは署名し、トルコは米側陣営の一員としてテロリズムと戦っているとしてきた。にもかかわらず、われわれは裏切られ、(他国と同様に)テロリズムと戦うわれわれの機体が撃墜された」とし、怒りをあらわにしました。
一方トルコは、9月30日からシリア空爆を開始したロシアに対し、11月19日、「国境の安全を実質的に侵犯された場合は、交戦規定を適用する」と警告していました。トルコは昨日、トルコ軍の戦闘機F16は、領空侵犯したロシア軍機に対して10度の警告を行ったと発表しています。
シリア上空なのか、トルコの領空内なのか、両者の主張はまったくもって食い違っています。
いずれにしても、トルコはロシアのシリア介入によって、シリアのクルド人軍勢に手出ししづらい状態が続いていましたが、今回、自らロシア軍機撃墜に踏み切ったということです。
これがトルコとロシアの関係を緊張させることは間違いありません。トルコ、ロシア両国だけでなく、欧米各国も、シリアを舞台にそれぞれの思惑で、それぞれの勢力を支援し、ある種の代理戦争を戦わせてきた感がありました。しかし、大国同士が、まさかの直接交戦の可能性が出てもきました。
この空中戦の顛末が、本格的な戦争の口火を切ることにならないように、願いたいものです。
■対「IS」の有志国連合の会合に日本も参加!
シリアをめぐる動きは、キナ臭すぎて、正直わけがわかりません。
「IS」に対抗する65カ国で構成する有志連合は昨日(現地時間23日)、パリ同時テロを受けてワシントン市内の米国務省で会合を開き、同組織のテロに連帯して立ち向かい、打倒に向け取り組みを強めていく方針を確認したということです。
会合には、65カ国のうち日本を含む59カ国の外交当局者らが参加。こうして日本もどっぷりと「対テロ戦争」に浸かっていくのでしょうか…。バイデン米副大統領も出席し、同組織への空爆や対シリア国境管理の強化などを訴えました。マクガーク米大統領特使も「有志連合として一段と協調を深め、世界規模の同組織のネットワークに圧力を加えていく必要がある」と呼び掛けたようです。
※「イスラム国」空爆強化を=有志連合が会合-米
http://www.jiji.com/jc/ci?g=pol_30&k=2015112400145&pa=f
パリでの同時多発テロを機に、ISに対する空爆を強めたフランスと、それに呼応しようとする有志国連合。フランスは原子力空母まで派遣し、まるで「大戦争」でも戦おうという勢いですが、何やら腑に落ちない部分がやたらと目立ちます。今、そうした問題点を洗い出し、取材、情報収集、集めた情報の翻訳や分析などに、全力を傾けています。その成果は、これからドンドン出していきますので、どうぞご期待ください!
よろしくお願いします!
■IWJのさらなるご支援をよろしくお願いいたします!
IWJの取材活動は皆さまのご支援で成立しています!
混沌とする世界の実情に合わせ、今後はもっと中継数を増やし、活動範囲を増やしていきたいと考えています! 過去の戦争の片棒を担いだことなどすっかり忘れ、国家にいいように使われている御用メディアの100倍以上の報道魂をもって頑張っているIWJ。どうかお支えください! ご寄付・カンパも取材費にあてさせていただいています! どうかよろしくお願いします!
※会員登録はこちらです!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
※ご寄付・カンパもお願いしています!
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
■『前夜・増補改訂版』脱稿!? 12月9日の「ロックの会~IWJ NIGHT」 イベント会場で3人の共著者のサイン入りで新発売されます!
すでにこのガイドでは度々取り上げていますが、現在、テキストスタッフ総出で、加筆作業中の書籍『前夜・増補改訂版』。ついに脱稿し、出版社の現代書館さんが鋭意・出版に向けてフル回転してくださっている頃かと思います!
パリでのテロ事件など、ここ最近のめまぐるしい動きと、今後の重要な動きについても触れているため、加筆部分はかなりのボリュームとなる模様! 特に安倍政権が、どさくさ紛れに共謀罪を創設し、緊急事態条項で「独裁プレイ」を実現しようと目論む今こそ必読の内容です!
こちらは、下記のフォームからご予約いただけますので、ぜひぜひ、お買い求めください!! 私も間違いなく購入する予定です!
※『前夜・増補改訂版』予約フォーム
http://goo.gl/forms/K1GiAd3VHN
そしてこの『前夜・増補改訂版』は、12月9日(水)に開催する「ロックの会~IWJ NIGHT」 イベント会場で最も早く発売します! しかも、梓澤弁護士、澤藤弁護士、岩上さんのサイン付き! これはレアです! 会では、自民党の「憲法改悪」について梓澤弁護士、澤藤弁護士、岩上さんの3人でトークしますので、ぜひ会場にお越しください!
さらに、このコーナーには、民主党の小西洋之議員、女性装で登場予定の安冨歩東大教授も参加。心拍数が上がる、熱いコーナーになること間違いなしです!
さらに、今回の「ロックの会~IWJ NIGHT」はこの他にも、「マイナンバー」と「TPP」のコーナーも設け、それぞれにゲストを招いて論じ尽くします。「マイナンバー」コーナーには、日本体育大学教授で憲法学者の清水雅彦氏が登壇し、さらにIWJの「エマイナちゃん」こと城石愛麻(エマ)記者がその危険性をプレゼンします。
そして最後の「TPP」のコーナーには、IWJではお馴染み、山田正彦・元農林水産省大臣が登壇し、メディアが報じないTPPの危険性、そして「大筋合意」という詐欺文言に躍らされる大手メディアの愚かさなどを、ふんだんに語っていただきます!
以上のような豪華ゲストでお送りする「ロックの会 IWJ NIGHT」。ご予約のお申し込みをいただければ、お席を確保いたします。予約を受け付け始めたばかりですが、すでに半分以上は埋まりつつあります! もう時間があまりありません。ぜひ、お早めにお申し込みください!
*********
◆日時 2015/12/9(水)開場19:30 20:00開始~22:30終了
◆会場 代官山 カフェラウンジ UNICE(ユナイス)
http://www.unice.jp/
東京都渋谷区恵比寿西1-34-17 Za HOUSEビルB1
Tel: 03-5459-8631
地図:https://goo.gl/maps/hZoLK
◆参加費:3,500円 軽食、飲み放題代金 会場受付にてお支払
◆今年2月、副流煙を吸い込んで心臓発作に見舞われたばかりの岩上さんの健康状態に対する主治医のアドバイスにより、当日の会場は全席禁煙とさせて頂きます。ご不便をお掛けいたしますが、何卒ご理解を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
◆参加申し込みはこちら
https://docs.google.com/forms/d/1naooa4EUHU_YuYCxP1UkCXg5CHlKv1d7mvFvcXgWkeI/viewform
*********
■岩上さんのインタビューと講演のお知らせ!
11月と12月に決定している、岩上さんのインタビューや講演情報をお知らせいたします。もちろん、これが全てではありません。まだまだインタビューを申し込み中の方はたくさんいます。もし決まったら、どんどんラインナップを更新していきますので、毎日、このコーナーにご注目ください!
・11月30日(月)13:00~
是枝裕和氏(映画監督)インタビュー
・12月4日(金)15:00~
阪口徳雄弁護士・上脇博之教授インタビュー
・12月7日(月)13:30~
民主党・岡田克也代表インタビュー
・12月11日(金)13:00~
横浜国立大学 大学院環境情報研究院・金子信博教授インタビュー
・12月17日(木)17:00~19:00
京都精華大学専任講師・白井聡氏インタビュー
【講演情報】
・12月5日(土)19:00~
場所 : 島根県出雲市民会館
主催 : たたかうデモクラシー島根
※詳細が決まり次第、随時更新します!
11月24日(火)、26(木)に予定されていた太田昌克さん、津田敏秀さんのインタビューは、岩上さんのお身内に不幸があり、告別式等と重なるため、延期とさせていただきました。申し訳ありませんが、後日再度インタビューの場を設けたいと思いますので、何卒よろしくお願いします。
個人的には、是枝裕和監督のインタビューが楽しみです。「ワンダフルライフ」「誰も知らない」、最近では「そして父になる」が注目されましたね。是枝監督は「クローズアップ現代」のやらせ問題に対し、BPO放送倫理検証委員会が出した意見書について、自身のブログで論評され、見解を述べられています。そのブログを岩上さんが読み、直接、お話を伺いたいということで実現したのが今回のインタビュー。30日の月曜日、13時からを予定しているのでぜひ、お楽しみに!
■今年はIWJ設立5周年の年! IWJの年末恒例イベント「饗宴VI」開催します!!
年末恒例となった、IWJの激熱イベント「饗宴~SYMPOSION」を、今年は【12月20日(日)】に開催します! 今年の「饗宴」は、三段構成でお届けします。
まず、第一部では「グローバル経済・TPP」と題し、岩月浩二弁護士、政治経済学者の植草一秀氏、PARC事務局長の内田聖子氏、国際情報解説者の田中宇氏、中央大学名誉教授の富岡幸雄氏、横浜市立大学名誉教授の矢吹晋氏にご登壇いただきます。TPPの問題にとどまらず、AIIB(アジア・インフラ投資銀行)やグローバル企業の税金逃れの実態などについて、議論します。
第二部では「立憲主義と改憲」と題し、学習院大学教授の青井未帆氏、元宜野湾市長の伊波洋一氏、慶應義塾大学名誉教授の小林節氏、水上貴央弁護士、SEALDsの奥田愛基氏にご登壇いただきます。今年、国会前を中心に全国規模で抗議の声があがった安保法制、そしてその先にある「明文改憲」の問題、今、目前にある危機について、議論します。
第三部では「戦争の過去・現在・未来のリアル」と題し、元陸上自衛隊レンジャー部隊所属の井筒高雄氏、ジャーナリストの志葉玲氏、元内閣官房副長官補の柳澤協二氏、元外務省国際情報局長の孫崎享氏にご登壇いただきます。内戦が激しさを増すシリア情勢、IS(イスラム国)の動向、そして戦場に駆り出されることになるかもしれない自衛隊のあり方や、企業が兵員補充の片棒をかつがされるかもしれないことなどをめぐり、議論します。
現在、「饗宴VI」の特設サイトを準備中です! もうまもなくお申し込みの受付を開始しますので、今しばらくお待ち下さい!
■IWJスタッフ募集のお知らせ
IWJでは現在、スタッフを大募集中です。特に事務スタッフは大募集中です! 饗宴に向け、ますます忙しくなってきます! 「IWJは求められるレベルが高そう・・・」と言われたりもしますが、そんなことはありません(笑)。事務経験もないスタッフが頑張って事務を覚え、記者経験もないスタッフが頑張って記者仕事を覚えています!
他にも経理・総務スタッフ、テキストスタッフ、中継・動画編集スタッフを募集しています! IWJは常に忙しく、仕事量は山のようにありますが、やり甲斐はあります。驚くほどスタッフはみな仲がよく、誰かの陰口などは聞いたこともありません! あなたもIWJで働いてみませんか。ご応募をお待ちしています!
<一般事務および会員管理スタッフ>
電話やメールでの外部の方との連絡、岩上さんのインタビューのアポ取り、スケジュール管理、イベント開催の準備などを行うのが、一般事務の仕事です。IWJの屋台骨を支える、とても大切なお仕事です。
IWJでは現在、特にこの一般事務の人手が不足しています。一般事務がしっかりしていないと、IWJの足腰は立ちません。少しでも事務の仕事にご関心をお持ちの方がいれば、ぜひ、ご応募いただきたいと思います。
一方、会員管理事務のスタッフは、会員様からのお問い合わせなどの接点になりますので、人当たりのよい方(メール対応中心です!)、メールなどPC操作に慣れている方(エクセルができるとありがたいです!)を募集しています。
◆応募条件
※「事務スタッフ」を御覧下さい。
http://bit.ly/1ALJypQ
<経理・総務スタッフ>
IWJでは、経理・総務スタッフも募集しています。経理および総務の実務経験がある方、経理ならば簿記などの資格をお持ちの方を歓迎いたしますが、経理の経験がなくても、真面目、几帳面、注意力がある、数字を扱うことや計算することが苦ではない、という方、初めて経理を覚えてみたいという方でもやる気があれば大丈夫です。ご応募、お待ちしています。
◆応募条件
※「経理・総務スタッフ」を御覧下さい。
http://bit.ly/1ALJypQ
<テキストスタッフ>
IWJでは、記者およびテキストスタッフも募集しています。IWJと聞くと、Ustreamを使ったライブストリーミングが主体のメディアだと思われる方が多いかもしれません。しかし、IWJではブログやメルマガなどのテキストにも力を入れています。インターネットメディアとしては、配信しているテキスト量はナンバーワンであると自負しています。
IWJのテキストスタッフの基礎となる仕事は、現場に行って取材をし、それを原稿にまとめることです。さらにそこから派生して、Twitterを使ったリアルタイム実況、メルマガ用原稿の構成・編集、各種リサーチ資料の作成、岩上さんのインタビューや講演で使用するパワーポイントの作成なども行っていただきます。
もちろん、すべてを一人でこなさないといけない、というわけではありません。本人の適性に合わせて、部分的に業務に携わっていただくことも可能です。
勤務形態は、在宅でも可能です。地方在住の方でも、パソコンさえあればお手伝いいただくことが可能ですので、どうぞふるってご応募ください。
◆応募条件
※「【職種2】 -テキストスタッフ- (記者・ライター・リサーチャー・編集者etc)」を御覧下さい。
http://bit.ly/1ALJypQ
各募集スタッフのその他の詳細の項目に関しましては、以下のページよりご確認ください。上記の応募条件は、すべて当てはまっている必要はありません。ぜひ、ふるってご応募ください!
※【 スタッフ応募フォーム 】
http://bit.ly/1ALJypQ
<中継・動画編集スタッフ>
IWJの記者や中継市民の皆さんが、日々取材してきた映像を、動画編集ソフト(adobe Premiere)で編集したり、サーバーへアップロードしたりする作業をメインに担当していただきます。
動画編集の経験や知識をお持ちの方はもちろん大歓迎ですが、そうした経験がなくても、映像やIWJのコンテンツに興味がある方なら大丈夫です!
経験豊富なIWJスタッフが親切にレクチャーいたします。自主性と向上心を持って、学び成長できる方をお持ちしております。
また、動画編集だけでなくカメラを持って、記者会見やシンポジウム、デモの現場などに取材に行っていただくこともあります。こちらも、ビデオ撮影の経験や知識をお持ちの方は大歓迎ですが、「ホームビデオぐらいしか使ったことないなぁ…」という方でも心配いりません!
映画やドキュメンタリーに興味があって、ビデオ撮影に挑戦したいという情熱をお持ちの方を募集します。あとは、体力と運転免許があれば、云うことなしです!
◆応募条件
※「【職種5】-中継・動画編集スタッフ-」を御覧下さい。
http://bit.ly/1ALJypQ
==================================================================
■わとはぷ!のコーナー ~What happened today?~
今日は「OLの日」だそうです! 1963年、初めて「OL」(Office Lady) という言葉が女性週刊誌「女性自身」11月25日号に載ったことに由来しているとか。働く女性の異業種間交流サークル「OLネットワークシステム」が1994年に制定しました。
僕は子どもの頃から、なぜ女性従業員を「OL」と呼ぶのか謎でした。今にして思えば「サラリーマン」に対抗する名前としてつけたんだろうな、とはわかるのですが(実際にそのようです)、ようするに男女を区別する社会の仕組みが横たわっていた、ということですよね。
今でも差別は残っているのでしょうが、それでも随分変わったのだと思います。現にIWJではスタッフの男女比は半々くらいですし、この仕事は女性、この仕事は男性、という分け方もまったくしていません。
ともあれ、今日は「OLの日」ということですので、事務所の女性スタッフに「皆さんがいなければここは汗臭い格闘技道場のような場所になっていたことでしょう。本当にいつもありがとうございます」と言って回りたいと思います!
それでは今日も1日、よろしくお願いします!
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/ 】