伊勢崎賢治様、布施祐仁様から『主権なき平和国家 地位協定の国際比較からみる日本の姿』をご恵贈いただきました。
オスプレイ墜落や米兵婦女暴行事件に対して日本はなぜ何もできないのでしょうか。
本書は、元国連PKO幹部の紛争解決人である伊勢崎賢治氏と、南スーダンPKO日報問題の仕掛け人である布施祐仁氏が、戦後から現在まで「占領状態」が続く主権なき「日本」の本質を捉え、重要な問題を指し示しています。
ドイツ、イタリア、韓国、フィリピン、アフガニスタン、イラクの駐留米軍と日本における米軍の地位を徹底比較することで、著者は日本の真の姿を浮かび上がらせています。他国はこの間アメリカとの地位協定改定を実現し、主権を回復してきたのに対し、日本政府は地位協定が1960年に発効してから、一度も正式に地位協定本文の改定をアメリカ側に提起したことはないと著者は指摘しています。このことに対して大いなる疑問を呈した上で、日本が抱える数々の課題について著者は深く掘り下げています。
巻末には、アメリカが外国と地位協定の交渉を行う場合の戦略と課題について余すところなく語られた、政府機関であるアメリカ国際安全保障諮問委員会が作成した報告書の概要も掲載されています。
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タイトル | 本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」 (「戦後再発見」双書2) |
著者 | 前泊 博盛 |
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