岩波書店様から『偽装の被爆国――核を捨てられない日本』をご恵贈いただきました。
日本は、戦後70年間にわたり「唯一の被爆国」としてのアイデンティティを形成してきたはずでした。しかし現在「核なき世界」を掲げたオバマ元米国大統領の政策に抗い、軍事転用可能なプルトニウムを大量に積み上げ、核兵器禁止条約には不参加を表明するなど、その「非核の仮面」は剥がれつつあると、著者は指摘します。
本来ならば決然として核問題に向き合い、「核のタブー」を時空を超えて提唱し続けるべき被爆国の偽装ぶりを著者は如実に指し示し、液状化する世界情勢の中、軍備への傾斜を強める核を捨てられない日本の姿を読み解いています。
「日本の政府にはもう『被爆国』と名乗らないでほしい」――
被爆者のこんな悲痛な叫びが心に残ります。
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