【献本御礼】『週刊金曜日』編『テレビ現場からの告発! 安倍政治と言論統制』(金曜日)

 『週刊金曜日』編集部の赤岩友香様から『安倍政治と言論統制 (テレビ現場からの告発!)』をご恵贈いただきました。

週刊金曜日編
『テレビ現場からの告発! 安倍政治と言論統制』
2016.3.24


 本書は、NHK「クローズアップ現代」国谷裕子氏、TBS系「NEWS23」岸井成格氏、そして、テレビ朝日系「報道ステーション」古舘伊知郎氏の2016年3月末での降板を受け、3月24日に刊行されました。

 安倍政権は、日に日にメディアコントロールを強めていきますが、現役テレビ局社員も黙っていません。NHKや民放キー局の現役社員からの告発記事を中心に本書は編集されています。

 「内部告発! 止まらない籾井体制の暴走でNHK崩壊『NHKを憂う有志の会』」「テレビを抑え込む菅義偉官房長官 座談会 古賀茂明×中野晃一×佐高信」「現役テレビ局社員匿名座談 TBS岸井キャスター、テレ朝古舘キャスター降板の裏舞台」など、当然のことながらマスメディアでは報じられませんが多くの国民が知るべき重要な話題が、同書の目次タイトルには並んでいます。

 同書で『週刊金曜日』編集委員・佐高信氏と対談したジャーナリストの池上彰氏は、「権力はいつの時代もメディアをコントロールしようとするもの」だと語っています。しかし、安倍政権は歴代の自民党政権とどう違うのか、そしてテレビ現場がどのように萎縮し「忖度」しているのか、同書はそれを考えるきっかけを提示しています。

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[了]

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