2015/09/02 【全国デモ・抗議行動レポート30 富山】平和をねがう県民パレードin高岡

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 2015年9月2日,富山県高岡市で,「平和をねがう県民パレードin高岡」が開催されました。

 僧侶,医師,ミュージシャン,芸術家そのた多彩な方々が呼びかけて開催された今回の集会・パレード。参加者は500人。会場は満席で,立ち見が出る規模でした。

 呼びかけ人を代表して,僧侶の土岐慶正さんが挨拶されました。「武器を捨てよ。武器を取るから恐怖が生じる」という釈迦の言葉を引用され,安保法制の廃案を訴えられました。

 リレースピーチでは,元特攻隊員の塚本實さんが,自分だけが生き残ったつらさや絶対に戦争に踏み出してはならないという強い思いを会場で発言され,参加者の感動をよびました。

 90代の塚本さん,70代の土井さん,40代の林さんがそれぞれスピーチされた後,飛び入りで10代の高校生が発言しました。ひときわ大きな拍手が鳴り響き,平和のバトンが4世代にわたってつながりました。

 集会後はデモ・パレード。

 長い長い人の列が連なり,音楽に合わせたコールがこだまする大規模なデモとなりました。
(高岡つばさ法律事務所 坂本義夫)