みんなで語る「改憲への危機感」寄稿文 Vol.36 改憲阻止と合わせて、何をなすべきか ももんがあまんさん

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Democracy-Tshirts

 安倍政権は、憲法を勝手に解釈し、戦争を平和と言い、白を黒と言い、殺人をポアと言う「カルト」・・・すでに、憲法は、実質的に改悪されていて、あとは、「建前」としての条文が残っているだけ・・・それが今の日本の現実・・・安倍晋三の残る目論見は、「建前も邪魔」ということ、「建前」が残っていると、それを根拠に「反対」されるし、国民や市民の側に「正当性」が残るから・・・。

 安倍晋三と日本会議の目指す国家は、国民から「正当性」を奪い、「国家」の権威に、国民を服従させる、そんな、息の詰まるような「国家」・・・。しかし、その「国家」は、アメリカの「植民地」と言う体たらく・・・。

 けれど、このことには、原因があり、反省すべき点もある、それを自覚すれば、反撃する方法はあるはず・・・。

 安倍の暴走以前に、元々、日本の「民主主義」や「法治国家」は、かなり怪しく、その「建前」にふさわしい「現実」は、ほとんどなかった・・・。これは、「民主主義」や「法治国家」を実現するための「法制度」や「システム」を整備してこなかったため・・・。

 例えば「公職選挙法の改善」や、警察権力に対する「主権在民」の不在・・・。「警視総監や県警本部長の公選制」」が必要・・・。また司法の世界においては、「裁判の陪審制」や「憲法裁判所」のないこと、さらに「裁判官人事の法務官僚による支配」等々、「民主主義国家」や「法治国家」にとって、数えきれない不備を、ほぼ戦前のままに、放置してきたこと・・・。

 この「不作為」が、「民主主義」や「法治国家」を、常に「建前」に過ぎないものとして、国民にとっての「軽蔑」の対象としてきた・・・。このことが、この国の「民主主義」や「法治国家」の、根本的な弱さであり、安倍や日本会議等の「カルトの台頭」を許す、原因ともなった・・・。まず、そのことを「反省」すべき・・・。

 もちろん、これは単に「政治家」の「怠惰」と押しつけてよい問題ではない、国民もまた「無意識」で、「怠惰」であったのだから・・・。

 以上を自覚すれば、何をすべきか、運動は、どうあるべきかがが、見えてくるはず・・・。

(ももんがあまんさん)