みんなで語る「改憲への危機感」寄稿文 Vol.30 このままでは戦争が来る Prinzipalさん

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Democracy-Tshirts

 戦後の日本の平和を守ってきたのは憲法9条です。こんな国を侵略しても大義名分はありませんから、核の傘ならぬ平和の傘ですね。

 しかし、第二次大戦後も水面下ではよからぬ政治的画策をする人もいたようで、ノーベル平和賞を受賞した佐藤栄作氏でさえ、有事の際の核弾頭の日本持ち込みを前提に沖縄返還を実現した事が明らかになっています。

 現在の日本は、山本太郎氏が国会で暴露したアーミテージレポートの要求通りになっています。アメリカにしてみれば、アメリカ大統領の選挙権のない日本国民が意のままに動いてくれるなら、そんな幸運はないわけですね。

 日本は70年以上という稀に見る長期に渡って平和な時代が続きましたが、それには戦争の悲惨さを忘れてしまうというマイナス面があり、また自分が体験していないことは信じないという、地域別の認識の格差を生みました。それに当てはまらないのが原発事故ですが、政府はそれをもごく限られた地域の災害にしてしまいました。規模も毒性も数桁違うのにね。

 インターネットによる動画が全国で見られる現代においても、自分自身が感じなければ映画の1コマにすぎません。また、一般メディア(テレビ・新聞)は真実を伝える能力がないため(株主に不利な報道はできない)、これらしか情報源としていない人たちにとっては、日本で何が起きているのかを知ることは、絶対に不可能です。

 広島原爆の碑には、「安らかに眠ってください…過ちは繰り返しませぬから…」と刻まれています。まさに今この時の過ちを犯さないために祖先が刻んでくれたものでしょうね…。それにもし背くなら、それなりの制裁は必ず来ると私は思います。

(Prinzipalさん)