みんなで語る「改憲への危機感」寄稿文 Vol.23 改憲の意味 きらりさん

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 改憲をする、その意味が私には理解できない。改憲して国民の生活や権利や希望が将来の日本にもたらされると思う人がいたら、おめでたいとしか言いようがない。自民党が、いや、日本会議が改憲したいのは、どこからどうみても、国民のためなんかじゃない。

 戦争放棄を詠う条文を消して、政調会長・稲田朋美が言う「血を流す覚悟」を条文にしたのが、緊急事態条項。これが入れば、自民党は完全に独裁をなしえる。ささやかな国民の基本的人権も取り上げられる。

 今や、地震なんか、どこでも起こる。裏で手を回せば津波もつくれるくらいの爆発が、海の向こうでできる。トルコのように自作自演で、やりたいようにできる。国民の喜びそうな言葉を並べて、後で全部嘘だというのが、いつものやり方。

 そんな自民党の言うことを信用するなんてあり得ない。我々の憲法が敗戦のなかで作られたとしても、実際に我々の安全と平和を守ってきてくれた。自衛隊は、平和のシンボルとして国際的にも寄与し、他国に認知されてきた。

 わずか、70年しか経っていないのです。憲法を触るにはあまりにもお粗末な政党。お粗末な国民。戦争をして喜ぶのは、自民党。カネ持ち。死ぬのは、一般市民。こんななんの財産もない国を、今さら誰が本気で相手にするのでしょう。アメリカの手先になって死ぬなんて、自殺した方がましです。

 高江は、将来の我々の姿です。自民党は一般庶民を皆殺しにしても、平気ですよ。そんならつらの改憲が、国民のためになるなんて考える人がいたら、頭がおかしい。

 自民党は改憲するに相応しい政党ではない。

 憲法が今、自民党から、我々を守っている。憲法が自民党によって触られたら、日本は、いや、国民は、完全に奴隷です。すでに亡命者が多数出ていると聞きます。亡命したくても、金のない我々小市民は、自民党に人権剥奪という意味で殺されるのです。

 改憲はそういう意味だと思っています。

(きらりさん)