2015/07/15 【全国デモ・抗議行動レポート2 】強行採決反対国会前デモ

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 昨夜(7月15日)国会前に参加して来ました。参加してる人々は多彩。セーラー服の高校生、赤ちゃんを抱いた夫婦、学生、勤め帰りの人、杖をついたおじいちゃん、連れの体調を気遣う奥様…。

 19:00時点で25000人、まだまだ続々と駆けつけて、最終は7万人? 10万人? 20:00過ぎには警官隊が諦めて国会前の車道一車線を解放!身震いしました。

 参加して感じたことが3つあります。

  1. 主権者は私たち国民なんだと。ひとりひとりの意志で参加している私たちなんだと。そう思いました。
  2. 野党が結束しないと・・と論評する人がいます。けれど、野党を結束させるのは私たちの大きな声なんだと。昨夜民主党の岡田代表は結束を守ると私たちの前で約束しました。そう言わざるを得ない空気がありました。裏切るなよ~と声が飛んでいました。論評は事態を変えない。そう思いました。
  3. そして、昨日が始まりだと思います。昨夜の国会前には強行採決への怒りだけではなく、さぁこれからだという気持ちが満ち溢れていました。私の後ろにいた若い女性は「私の夏休みを返せ~」と、ひとりシュプレヒコールをしていました。その気持ちわかる。やりたいこといっぱいあったのでしょう。それでもこの夏休みをこのことにかけてやるという決意が伝わってきました。

 そして、SEALDsのあんちゃんのスピーチが胸に響きます。強行採決されてもう駄目かという気持ちもありました。でも仲間の女性たちが、諦めたくないと言うのです。いずれ自分が産み育てていくであろう子どもを戦争に取られたくないのだと・・・。だから今日もここにきています。

 そうだね、そういうことだよね、

 何だか、民主主義の始まりだね。
(韮澤進)