【安保法制反対 特別寄稿 Vol.141~Vol.150】
私のような平凡な一会員に、学者の様な立派なものが書けるわけありません。そこで、私が普段使っている次の言葉を広めたく思い筆をとりました。
その言葉とは、「反日ではなくて反・自民だけど、何か文句ある?」
あるいは、「反日ではなくて反・大日本帝国だけど、何か文句ある?」というものです。
安保法制に限らず、現政府の打ち出す政策に異議を申し立てる人間に対し、ネット上では「反日」なる言葉が投げつけられます。最近ではネット上だけでなく地上派TVなどでも耳にするようになりました。
しかし、「反日」という言葉に対して、きちんと返す人が少ないように感じています。
このままでは、かつての「非国民」という言葉のように、市民権を得てしまうのではないかと危惧しております。
そうなる前に、「反日」という言葉に対して、きちんと打ち返してほしいのです。私は上に書いた言葉で打ち返すようにしております。
普段、文章を書かない人間なので、拙くて申し訳ございません。ここに書いた内容が、お役に立てるのなら幸いです。
(IWJ会員 MK)
35歳の男性です。
本日(7月15日)、安保法案(戦争法案)が、衆議院特別委員会で強行採決されたことに、断じて許すことはできません。
そもそも、昨年の7月1日に、違憲である集団的自衛権を閣議決定で勝手に解釈したことから、とんでもないことなのです。これは、民主主義・立憲主義の破壊(いわゆる、クーデター)に他なりません。よって、次のことを言いたいです。
・昨年7月1日の解釈改憲の閣議決定をした当時の閣僚(もちろん、安倍首相も含む)
・衆議院特別委員会・その後の、衆参本会議・参議院特別委員会の採決で賛成した議員
は、議員辞職してもらいたいです。憲法を守らなければならないはずなのに、破ったわけですので、当然のことです。
以上、短い意見ですが、これからも、可能な限り抗議やデモなどに参加して、将来に平和な日本を維持するために、声をあげていきたいと思います。
(真澄)
おかしな人がおかしな結論を出しました。ニュースを見ていて怒りを通り越し呆れました。
安倍さんが何をしたいのか、歴史に名を残したいの? 私は言ってやりたい。平和をぶち壊しにした人物として名を残すんですよ!
私のおばあちゃんは、戦争体験者です。そのおばあちゃんとニュースを見ていて、「もう二度とあなた達をあんな目には合わせたくない。」と言っていました。
戦争体験者が今、戦争反対と声をあげなければいけない、とても心が痛いです。
だから諦めません! 一人一人が立ち上がり、安倍政権を倒しましょう!
歴史に名を残すのは我々、安倍さんを倒した強い国民だと!
一緒に頑張りましょう!
(制服向上委員会 齋藤優里彩 18歳)
■関連記事
「安保法制」こと「戦争法案」には絶対に反対します。
日本国憲法は難解でしょうか? 古語で書かれているので現代語への翻訳が必要なんでしょうか?
戦争をしません
軍事力では国際紛争を解決しません
人権を尊重します
そのように書かれてはいませんか? どこに解釈が必要なんでしょうか?
僕らの暮らすこの日本という国の美点は、戦争をしないと決めた、この一点に尽きると思います。
それを理解もできず、受け入れもできずに、「美しい国」とやらの妄想を一方的に押し付ける者は、政治に携わるべきでは無いと思います。
戦争をしたいとは望まない、多数の人々の自由意志を踏みにじる安倍晋三の政府と、自民党・公明党のやり方には怒りしか湧きません。
戦争法案の、憲法に反するとか、解釈を変えるとかの到底納得できない問題点以上に、安倍晋三独裁政権には危機を覚えます。
安倍晋三独裁政権が続くようであれば、奴隷労働の強制、人権無視、思想強制などが待ち受ける事でしょう。
法案の廃棄と復古的独裁内閣の退陣を!
スイスで永住している日本人ですが、日本の事が年々気掛かりになっていました。
2009年の政権交代の時には希望を持ちましたが、菅直人、野田佳彦政権で見事に裏切られました。その後、福島第一原発事故で恐ろしい予感が続いています。
そして、自民党政権に復帰してからは、目に余るやりたい放題の民意に反した政策の数々に、目がくらむ思いです。
日本の政治は、日本人の民意でしか正せません。
次の選挙では不正選挙をさせない様、監視する事が重要と思います。
公共放送の余りにいい加減な報道も止めさせなければなりません。
公権力の恐ろしさは、現に沖縄の辺野古で実行されている通りです。
原発は絶対に止めなければ、日本に未来はありません。自然災害からは復興出来ても、原発事故からは無理です。
今沸き起こっている、安保法制に反対する学者や若い学生諸君、お母さん達が声を上げ始めた事を心強く感じています。
本来、日本は自然・文化共に素晴らしい国です。
安保法制を廃案にさせ、安倍政権を倒して、日本の政治を軌道修正しましょう。
(Huerlimann Akiko)
私は、沖縄生まれ沖縄育ち、沖縄県民の30歳です。
小さい頃、生まれてすぐから、戦争という二文字は、私たちの中には欠かせない二文字です。
殺し殺し合い、そんな血が私の中にも流れています。
おばーちゃんはいつも泣いていました。おじーちゃんは戦後生き残った人間です。いつも恐い顔をしていました。
戦争を体験した人間は多くを語りません。私たちが、ダメなことはダメだと声をあげるべきです。
戦場に後方支援なんてありません! いつのまにか前線に立っているのです!
それは沖縄県民がよくわかっています。
それを子供も女も男も関係なく、国に防衛招集されて前線に立っているのです。
今ある素晴らしい憲法を大切にするべきです。
70年前に戻ってはいけない。違うことを考えて前に進むべきだ。
日本には素晴らしい文化がたくさんあります!
人の道を踏み外してはならぬ。
(工芸家・PACO)
憲法学者が「違憲」だというのは当たり前です。憲法の文言は1文字たりとも変わっていないのですから、これまで薄紙を張り合わせるように積み重ねてきた解釈にこだわることは、至極当たり前です。にもかかわらず、「議論が深まった」とのたまえる精神構造はすでに異常と言わざるを得ません。
同じような質問が出るということは、「政府の説明では全く理解できないから、もう一度説明してくれ」ということです。解らないことを聞く、一般社会では極めて当たり前のことです。でも、安倍総理は不誠実にも同じ回答を繰り返してのらりくらりとやり過ごしています。
安倍総理は「TVが呼んでくれないから説明できない」と愚痴をこぼしているようですが、閣議決定から1年以上経っているのに、説明しなかったのは他ならぬ安倍総理自身です。世論が沸騰してきたからと慌てて説明しようとしているように見えます。挙句の果てが、党のネット番組で説明。インターネット環境を持っていない人間には説明する気がないといっているも同然です。
この「徹底的に説明しない傾向」は、秘密保護法やTPPにも当てはまります。なぜなんだろうと不思議でしたが、結局のところ、安倍総理自身がわかっていないのでしょう。自分がわかっていないのだから、他人に説明できるはずがありません。
「強行したって連休を挟めば大丈夫」とか「新国立競技場見直しでガス抜きできるでしょう」という考えが透けて見えるどころか、ガラスみたいに丸見えなのも腹が立ちます。国民はそれほどバカではありません。
一内閣の独断で、憲法の解釈を変えることなどあってはならないのです。その前例を作ってはいけないのです。
例えば安倍政権は、「徴兵制は絶対にしない。だって憲法で禁じられているから」と言って、頑なに徴兵制だけは否定していますが、解釈改憲が許されれば「徴兵制は苦役ではない」という解釈だってできてしまいます。仮に、自民党政権にその気がないとしても、その次に政権を担うものはどうなのか、さらにその次は・・・?
法律や憲法は、未来の為政者が悪用できる隙を作ってはいけないのです。ただ、いまの政治家はこの観点が欠如している人が多いように見えるのが残念です。今の自分たちさえよければいいんでしょうね。
さらに、安倍総理は「違憲か合憲かは最高裁判所が判断する」と答弁しています。ということは、違憲か合憲かもわからないものを、税金を使って審議している、ということではありませんか! これほど無駄なことがあるでしょうか!
安倍総理は「戦闘に参加することはない」などと言いますが、補給任務は立派な軍事行動です。そして、軍隊を止めるためには、補給線を壊滅させることが最も効果的です。言い換えれば、補給部隊がもっとも危険な任務を帯びているのです。まさか安倍総理の中では、「やーやー我こそは」とバカ正直に名乗りを上げて、突撃ラッパを吹きながら、敵軍同士が銃で撃ち合うのが戦闘なのでしょうか。
そして、補給部隊が攻撃されたら「想定外でした」と答弁するのでしょうか。補給部隊が攻撃を受けることは想定されて然るべきです。それとも「卑怯にも補給部隊を攻撃してきた」と答弁するのでしょうか。戦場に安全な場所があるというのであれば、まず自分達が行けばいいのです。
「これでやっと普通の国になる」と賛成派は言っていますが、彼らの言う「普通の国」が、どれだけテロの対象となっているのか知っているのでしょうか。9.11やシャルリー・エブド襲撃事件のようなテロが、国内で起きることを望んでいるのでしょうか。9.11の様子はテレビで見ていましたが、あの衝撃は今でも忘れられません。海外で武力を振るうことになれば、あれが日本で再現される可能性だってあるのです。
日本がこれまで大規模なテロの対象となってこなかったのは、「戦っていないから」です。誰も殺していないから、憎悪の対象にならないのです。そればかりか、危険な紛争地帯における日本人の活躍が、世界から称賛されてすらいるのです。
欧米は信用できなくても日本なら信用できる。そういう国や人が、世界にどれだけいるのか知らないのでしょうか。そして、この法案が通ることで、その信頼を一瞬にして壊してしまうかもしれないリスクを、政府は考えているのでしょうか。
殴れば殴り返されます。こんな簡単なことがどうしてわからないのでしょう。個別的自衛権を否定するつもりはありませんが、わざわざ殴りに行って殴られるリスクを負う必要があるようには思えません。
自民党は確かに議会では多数派です。しかし、民主主義の本質は多数決だけではないはずです。マジョリティーにマイノリティーを組み込み、100%ではないにしても、多数の人間が「これなら、とりあえず問題はないんじゃないか」という妥協点を探すことこそが民主主義の王道であるはずです。
議会で多数派を取れば何をしてもいい、などという暴論を振りかざす政権は、民主主義社会には必要ありません。
(橘 主税)
人間が人間を攻撃しようとするのは、そこに脅威を感じるから。武力を持つことは、それを誇示することは、脅威を生み出し攻撃を引き出します。
戦後アメリカが行ってきたこと、そしてアメリカが世界に多くの敵を生み出し、9.11につながったことはその証明です。
武力に武力で立ち向かおうとすることほど、解決から遠く、無益であることは、人間の生物としてもっている行動様式からみて当然のことです。
無意味なことに、私たちを巻き込まないでください。
立憲主義の意味を学び直してください。
憲法を守る義務を守れない政権のために、国民が納税する義務はありません。
ましてや、子ど もたちの命を差し出す義務はありません。
人間は生きるために生まれてくるのです。
女は、生かすために子を産み、幸せに生きろと願って育てるのです。それは、どの「国」、地域で生まれ生きている人も同様です。国などという幻想のために生まれ、産み育てているわけではありません。
人が生きることより尊い国益はありません。
一部の人を恐怖に陥れ、避難生活へ追いやった原発事故を起こした原子力発電は、すべて石棺にいれなければなりません。
経済効率などという計算も、全て仮想ゲームだということを私たちは知っています。少なくとも、私は知っています。原子力発電に関わる報道が、どのように 情報操作されているかを。
人間は間違いを犯します。
それを食い止めるために人間が作り出した知恵、それが憲法です。違憲が明らかな法律を成立させる政権は、人間の役に立ちません。
違憲政権を私は絶対に許さない。
(NGO職員・宮原契子)
話し合うこと、異論に耳を傾け話を積み上げていくこと、そのために国会があると子どもには教えます。それが民主主義だと。
今の国会では、お互いの意見をかみ合う話し合いが行われていません。どうか、子どもにも見せられる 本物の話し合いをしてください。
リスクを指摘する声を聴かず安全神話を推進し、3.11の事故が起こりました。そして今、国会でも同じことが起きています。
違憲だと8割の憲法学者が指摘し、連日国民のデモが国会を取り巻く中で、学者の声も国民の声も聴かず、法案の採決が行われました。政府の上にある憲法の縛りを、時の政府が解釈でゆがめることは許されません。
対話能力の欠如は、独裁と戦争への一本道、今の政権に恐怖を覚えます。
この政権に任せておいたら平和外交は無理。相手と敵対するばかりで戦争へ突き進み、日本はテロの対象となるでしょう。テロは軍隊では防げず、情報は監視され、自由に物が言えない国になります。原発がテロの対象となったらと思うと恐怖でいっぱいです。
そして戦争になったら、戦争にいくのは若者、爆弾が落ちたら死ぬのは民間人、子どもたち。笑うのは軍事産業の方々ばかり。
自民党、公明党の中の心ある方々、立ち上がってください。
前の選挙でこの政党を支持した方、本当にこれでよいのですか。
今、声をあげなければと思います。
(3.11に学ぶ@富良野 吉田うらら)
筆舌に尽くし難い、安倍ファシスト政権。魂を金で売った売国奴。
原爆を落とされ、敗戦後70年もアメリカの植民地政策の中で奴隷[イエローモンキー]として、心身共に踏みにじられ、思考停止状態に置かれた我々国民が、今こそ覚醒し真実に向き合わなければ、戦前の暗黒絶対君主政に、また我々の人権は踏みにじられる事になる。
大人の責任は重い。今こそ正義感に燃え、勇気を奮い立たせる時です。共に頑張りましょう。
(多田隈ふみ子)