【安保法制反対 特別寄稿 Vol.217】 安保法制案を許せば「日本国憲法」は骨抜きに 「安全保障関連法案に反対する学者の会」賛同者 桃山学院大学教授・鈴木富久さん

このエントリーをはてなブックマークに追加

 安保法制案になぜ反対なのか。それはまさしく違憲立法であり、わが国を「殺し殺される」「戦争のできる国」に変えてしまう代物だ、と考えるからにほかなりません。これを許せば「日本国憲法」は骨抜きになり、立憲主義の破壊が大手をふってまかり通るようになってしまいます。

 もともとアベ内閣は、現憲法を根底から蔑視し、改憲を実現しようとしている内閣です。このアベ内閣を「支持しない」世論が高まっているのは、心強い限りですが、安保法制案を廃案に追い込むには、さらなる反対世論の盛り上がりが必要だと思っています。

(桃山学院大学教授 鈴木富久)

安倍政権の集団的自衛権にもとづく「安保法制」に反対するすべての人からのメッセージ