日刊IWJガイド「日本が危機に晒されなくても他国に武力行使可能に!?それは『侵略』でしょ!?/子どもを持つ家庭の貧困はどうでもいい!?ロボット答弁者が欲しい!?!?~次々露呈する安倍総理の呆れた『本音』/『英語化』の果ては『米国従属ファシズム』か!?本日、『英語化は愚民化』の著者・施光恒さんに岩上安身が再びインタビュー!!」2016.3.3日号~No.1267号~


■■■ 日刊IWJガイド 「日本が危機に晒されなくても他国に武力行使可能に!?それは『侵略』でしょ!?/子どもを持つ家庭の貧困はどうでもいい!?ロボット答弁者が欲しい!?!?~次々露呈する安倍総理の呆れた『本音』/『英語化』の果ては『米国従属ファシズム』か!?本日、『英語化は愚民化』の著者・施光恒さんに岩上安身が再びインタビュー!!」2016.3.3日号~No.1267号~ ■■■
(2016.3.3 8時00分)

 おはようございます!IWJで記者をしている佐々木隼也と申します。

 安倍総理の本音には、いつも驚かされます。一昨日3月1日、総理は首相官邸での会食で、国会審議を振り返り「ロボット答弁者があったらいいなあ…」と語ったそうです。野党(特に女性議員)に対し下品な野次を飛ばし、答弁に立ったかと思ったら興奮して意味不明な発言を繰り返してきた安倍総理。自らの過去を顧みて恥ずかしくなったのでしょうか。いや、そんなわけはありませんね。

※「ロボット答弁者があったらいいなあ…」2016年3月1日付の毎日新聞より
http://mainichi.jp/articles/20160302/k00/00m/010/125000c

 しかしこの発言からは、「 結論は決まっている。やりたいことはやるのだから、後は上手いこと野党を説得…いや論破できる口達者で、失言暴言をしないロボットが欲しい」という、総理の本音がかいま見えるような気がします。議論など必要ない、国民は「説き伏せる」だけの相手だ、という意識が、滲み出ています。

 今日の本ガイドでは、その安倍総理の本音が如実に表れている、あまりに酷い総理の国会での受け答えについて、ぎぎ記者からお伝えします。「保育園の待機児童問題」に関する質疑で、総理は、あからさまにやる気のない姿を、全国の子を持つ親に届けました。

 さらに安倍総理、おなじく国会で今度は、「改憲で集団的自衛権の全面容認を!」と爆弾発言しました。この発言、「 えー!?!?」と国民全員が仰天必至の発言なのですが、集団的自衛権をめぐっては「一部容認」だの「限定的」だの「全面容認」だの、分かりにくい言葉が並ぶため、いまいちこの言葉の恐ろしさが伝わらないかもしれません。この点については、IWJの改憲ウォッチャーである原佑介記者が、後ほど詳しくお伝えします。

 また、3.11が近づくなかで、いまだに次々と露呈する原発の問題についても、超注目インタビュー決定のお知らせとともに、太田美智子記者がお伝えします。

 そして本日は、自民党・丸山和也議員の「日本は米国の51番目の州に」発言にみられる、自民党・安倍政権の「米国従属化」に警鐘を鳴らす、『英語化は愚民化』の著者で九州大学大学院比較社会文化研究院准教授の施光恒(せ・てるひさ)さんへ岩上さんが2度目のインタビューを行います!これも超必見です!日時は以下の【中継番組表】でお確かめのうえ、本ガイド後半でも詳細をお知らせしますので、ぜひぜひ、下へ下へと画面をスクロールしてみてください!!

┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■【中継番組表】
┠■国会の質問で取り上げられたブログ「保育園落ちた日本死ね!!!」~子育て支援3000億円の財源を「軽減税率」に回す政府与党!? (ぎぎまき)
┠■「憲法上の制約で限定的な集団的自衛権行使になっている」と不満気な安倍総理
~集団的自衛権は合法な「侵略戦争」?理由なき「憲法改正」は立憲主義に反するだろが!(原佑介)
┠■東電元経営陣3人の強制起訴――事故は予測されていた!
丸川珠代環境大臣、撤回発言の釈明で妄言。3月10日午後1時から、海渡雄一弁護士に岩上さんがインタビューします!(太田美智子)
┠■「電波停止」にもダンマリを決め込む大手メディアの凋落っぷり!注目のインタビューと会見記事をアップ!(佐々木隼也)
┠■このままでは「日刊IWJおせち」に!?「日刊IWJガイド」が生まれ変わります!みなさまの会員登録と「アイデア」を大募集します!!(佐々 木隼也)
┠■知れば知るほど恐ろしい!「緊急事態条項」にNO!!をつきつける、プラカード用の画像を作成しました!!皆さま、デモや集会などでジャンジャン使ってください!!(安道幹)
┠■わとはぷ~What happened today?「今日は『黙れ』の日」
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◆中継番組表◆

**2016.3.3 Thu.**

【Ch4】13:00~「『アベ政治を許さない』ポスターを全国一斉にかかげよう」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※毎月3日恒例、澤地久枝氏呼びかけによる『アベ政治を許さない』ポスターを全国一斉にかかげる抗議行動の模様を中継します。

【IWJ_OSAKA1】13:00~「安保法制の廃止を求める大阪デモ 記者会見」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-osaka1
※3月6日、SEALDs KANSAI、T-nsSOWL west、SADLの三団体によっておこなわれるデモについての記者会見を中継します。

【Ch1】15:00~「岩上安身による『英語化は愚民化』著者・施光恒(せ てるひさ)氏インタビュー(後編)」
Ustream視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※1月26日に行われた前回のインタビューの後編として、岩上安身が『英語化は愚民化』著者・施光恒(せ てるひさ)氏にインタビューします。

【Ch5】16:00~「民主党・維新の党統一会派による経済連携調査会合同会議」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※議題は、 1.労働分野に関するTPP大筋合意内容について関係省庁よりヒアリング 2.TPP大筋合意内容について日本労働組合総連合会よりヒアリング 3.その他

【Ch2】17:30~「東京電力 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2
※東京電力による定例会見を中継します。

【Ch4】18:30~「戦争法廃止へ 今憲法を学ぶ連続企画 第二弾『沖縄から憲法と民主主義を考える』」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※城北法律事務所主催の「戦争法廃止へ 今憲法9条を学ぶ連続企画」第二弾を中継します。ゲストスピーカーは糸数慶子氏(参議院議員)、元山仁士郎氏(SEALDs)、コーディネーターは弁護士の田場暁生氏。

【録画配信・Ch6】19:00~「沖縄戦首都圏の会・学習会 だれでもわかる辺野古埋立の法律問題」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※2016年2月26日、「沖縄戦首都圏の会」主催により開催された学習会を録画配信します。講師は成蹊大学法科大学院教授・武田真一郎氏、琉球新報東京支社報道部長・島洋子氏。

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◆明日の中継番組表◆

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2016.3.4 Fri.**

【Ch未定】13:30~「緊急院内集会 政権べったり報道やめろ!NHK籾井会長NO!~NHKは視聴者・市民の声を聴け~」
※「NHK包囲行動実行委員会」主催の緊急院内集会を中継します。講師は、上村達男氏 (早稲田大教授,前NHK経営委員長代行)、砂川浩慶氏(立教大准教授)。

【Ch未定】18:30~ 「立憲デモクラシー講座 ―講師 三浦まり氏(上智大学教授、政治学)」
※「立憲デモクラシーの会」主催の連続講義「立憲デモクラシー講座」を中継します。

▲▽▲▽官邸前抗議関連 ▽▲▽▲

【Ch5】18:30~「再稼働反対!首相官邸前抗議(首相官邸前/国会正門前)」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5

【IWJ_AOMORI1】17:45~「青森駅前金曜日行動」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-aomori1

【IWJ_TOKYO8】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-tokyo8

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 本日の、岩上さんによる施光恒(せ・てるひさ)さんへのインタビュー第二弾は超必見です。詳しくは明日発行のガイドでお伝えしますが、混迷の米大統領選についても、話をうかがう予定です。参議院議員であり、自民党の法務部会長でもある丸山和也議員が、国会の、しかも「国のかたち」は「かくあるべし」と議論する憲法審査会の場で、「日本も米国の51番目の州に…」なんて言ってしまうくらい、自民党内部では「対米従属意識」が強いのですから、彼らも気が気ではないでしょう。

 さらに 本日のインタビューでは、前回触れられなかった核心--今、日本で進められている「英語化」の実態についてもうかがいます。そして、自国語が奪われていくことでいったい何が起こるのかを、世界を例にとり、解説いただく予定です。

 そのうえで、英米が狙う、世界をまたにかけた「英語覇権」の目論みと、それに対して日本がどのように対峙していくか、について、岩上さんが具体的にお聞きすると思います。これはもう、目が離せない、必見のインタビューです。ぜひぜひ、Ch1で15時から、PCもしくはスマホでご覧ください!

 その前に、予習復習として、以下の動画記事より前回の施さんへのインタビューをご視聴できます。IWJの会員であれば、全編をいつでもご覧 になることができて非常に便利です。本日のインタビューも同様に、今後いつでも全編ご覧いただけますので、この機会に、ぜひとも会員に登録していただきたいと存じます。どうぞ、よろしくお願いします!

※2016/01/26 「英語化」の裏にあるビジネス利権!米国の属国だった日本はこれから植民地になっていく!? ~『英語化は愚民化』著者・施光恒氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/284349

※IWJ会員登録はこちら!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 それではまずは、ぎぎまき記者から、昨日に続き、あの話題のブログ「保育園落ちた日本死ね!!!」をめぐる国会での議論についての続報をお知らせします。

■国会の質問で取り上げられたブログ「保育園落ちた日本死ね!!!」~子育て支援3000億円の財源を「軽減税率」に回す政府与党!?

 おはようございます。IWJで記者をしているぎぎまきです。

 働いている親同士、話が尽きないのが、子供の保育園問題。IWJの事務所内でも、2月15日に投稿されたブ ログ「保育園落ちた日本死ね!!!」が話題になりました。保育園の入園審査に落ち、仕事を辞めなければいけない事態に直面した女性の怒りが綴られたこのブログは、安倍総理が目指す「一億総活躍社会」を批判していたことから、国会でも質問で取り上げられました。

 「日本死ね!!!」という乱暴な言葉で書かれてあるものの、女性の本音に共感する親たちが後を絶たず、ロックバンド「GLAY」のボーカル、TERU氏も賛同。「僕はこの女性を支持します。実際、妹や従姉妹が全く同じ問題で苦しんできました。政府には本気で考えて欲しい問題です」と援護ツィート。ネット上でさらに大きな反響を呼びました。

 そして2月29日。民主党の山尾しおり議員が、「当事者の悲鳴を予算委員の皆さんにも知ってもらいたい」とこのブログを引用し、国会で安倍総理を問いただしました。

 安倍総理は「匿名である以上、本当かどうか確かめようがない」とまず、軽くかわす答弁。与党議員からも「誰が書いたんだよ」等のやじが飛びましたが、もちろん問題の本質はそこではありません。ブログを書いた当のご本人もTwitterで安倍総理ややじに反論し、「(書いたのは)私だ。ってそもそも論点はそこじゃないでしょう。これは現実に起こっていることだし私以外にもたくさん困っている人はいる」とツィートしています。

 ブログの内容を振り返ってみます。

ーーー
「一億総活躍社会じゃねーのかよ。昨日、見事に保育園落ちたわ。私、活躍できねーじゃねーか。
子供を産んで子育てして社会に出て働いて税金納めてやるって言ってるのに日本は何が不満なんだ?
子供産んだはいいけど、希望通りに保育園に預けるのほぼ無理だからって、子供産むやつなんかいねーよ。
保育園も増やせないし児童手当も数千円しか払えないけど少子化なんとかしたいんだよねーってそんなムシのいい話あるかよボケ。国が子供産ませないでどうすんだよ。
金があれば子供産むってやつがゴマンといるんだから取り敢えず金出すか子供にかかる費用全ても無償にしろよ」(原文ママ)

※保育園落ちた日本死ね!!!
http://anond.hatelabo.jp/20160215171759
ーーー

 これは待機児童数2 万人超えの日本で、仕事につけない親たちの怒りと、これから子供を産もうという人たちの不安を鋭く代弁したものだと私は思います。私もかつて満2歳児までの保育園から子供が転園しなければいけなかったとき、入園審査に落ち、途方に暮れたことがありました。稼ぎがなくなるから仕事をやめるわけにはいかない。誰にも預けることができない、どうすればいいんだと。

 そこで、当時通園していた保育園の園長が「追い出すわけには行かない」と、満2歳児までという園の条件を変更し、3歳児の娘を「次の保育園が見つかるまで」という前提で受け入れてくれたのです。本当にラッキーでした。でも、私の娘が残ったということは、別の誰かは「保育園落ち」したということで、その方は仕事を辞めざるを得なかったのかもしれません。そういうアンラッキーな存在を思い浮かべることができるかどうか。政治リーダーに必要なのは、その想像力だと思います。安倍総理の答弁からは、匿名であろうがなかろうが、困って途方に暮れている人がいる、その事実を思い浮かべる想像力も配慮も思いやりもうかがえません。

 政府は今、軽減税率の財源確保のために、子育て支援の財源を断念しようとしています。山尾議員が「消費増税の時に約束した子育て支援のための3000億も、絶対財源を見つけて、絶対実行すると言ってください」と問い詰めると、安倍総理は、「しっかりと進めていく」「どういう政策を優先していくかということは、税源を見つけながら取り組んで行きたい」と中身のない回答を返すのみ。

 これ、絶対、やるつもりないな、、、と私は安倍総理の答弁を聞いていて思いました。

 だって、オスプレイ17機分の購入経費3600億円はどこから出てきたのでしょう。自民党が政権に返り咲いて以来、安倍総理が外遊先でバラ撒いたと言われる「対外支援費」6.5兆円はどこから降って湧いてきたのでしょう。全部、私たち国民の税金ですよね。汗を流して働き、未来を担う子供を産み育てている国民の暮らしとは無関係なところになぜかじゃぶじゃぶ使ってきたわけですよね。なぜ、こんなにも国民の暮らしに冷淡なんでしょうか?

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・【IWJブログ】安倍政権と経団連が国民の生活を「仲良く」ドリルで破壊!そ の引き換えに「法人税減税」!?
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/276603

・2015/01/20 貧困・格差が拡大し社会保障費が削られていく安倍政権の税制に対し有識者らが提言 ~公正な税制を求める市民連絡会(準備会、仮称)記者会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/226487
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 政府は「財源がない」という言葉を狡猾に利用しますね。「社会保障費が足りないから消費税を増税する」、「財源が足りないから社会保障費を削減する」という、まったく矛盾した、とんでもない詐欺をやらかすわけです。安倍政権の言っていることと、実際にやっている政策が合致していなければ、納税者として、有権者として文句を言うのは当たり前ですよ。だから、私はこのブログが広く共感を呼んだのも、社会の当然の反応だと思います。

 昨年夏、「だれの子どもも殺させない」と、安保法制に反対し、国会前で全国で声をあげてきたのは、こうした小さい子供を持つママたちです。今いちど、昨年9月15日に行われたママたちによる集会の模様をご紹介します!さらに、岩上さんは昨年6月に、共産党の吉吉良よし子議員、笹山尚人弁護士にインタビューし、日本を覆う貧困の実態と、安倍政権が進める「貧困化」政策についてうかがいました。

 ぜひIWJ会員に登録し、こうしたアーカイブの数々を全編ご覧になっていただければと思います。またインタビューは、サポート会員のみ、いつでも全編ご覧になれますので、この機会に、IWJ会員への登録、または一般会員からサポート会員への変更を、何卒、よろしくお願い致します!

※IWJ会員登録はこちら!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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・2015/09/25 ママたちはもう信用しません!「国民の命を危険にさらす法案を米国の利益のために無理やり通した」安倍総理――「安保関連法に反対するママの会」廃案と賛成議員の落選運動に向け決意表明
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/266905

・2015/06/26 “ブラック社会”の合法化に王手!? 破壊される「労働者保護」の“戦後レジーム” 世界的な派遣大国、長時間労働国・日本の未来を問う――吉良よし子議員、笹山尚人弁護士に岩上安身が訊く!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/250646

※さらに、安倍政権による「貧困」化政策の実態については、以下の動画記事をご覧下さい!

・【安保法制反対 特別寄稿 Vol.240】 子どもの貧困率は16%―― 悪夢を与え続ける安倍政権
「安全保障関連法案に反対する学者の会」賛同者 東京学芸大学教授(教育臨床心理学)・小林正幸さん
http://iwj.co.jp/wj/open/anti-war-msg-00240

・2014/06/27 有識者らが警鐘「貧困は抵抗する力をそぐ」~大学の貧困問題を考えるシンポジウム
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/148770
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 …ぎぎ記者でした!今日はひな祭り。全国のお母さん、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃんが、可愛い娘、可愛い孫娘の健やかな成長と未来を祈るその気持ちに水をさす…どころか冷や水を浴びせかけるような安倍政権の姿勢に、あいた口が塞がりません。

 ところでこの「日本死ね!!!」のブログに賛同したTERUさんがボーカルを務めるロックバンドGLAYは、2014年に「百花繚乱」という曲で、まるで安倍政権下の日本が「ヤバイ !」と言っているような意味深な歌詞をうたっています。

 歌詞を詳しく書くと、JASRACにからご注意を受けてしまうので控えますが、「東京五輪」や「消費増税」「選挙に注いだ金」「学費で数千万」など、今の安倍政権の問題をあらわすようなキーワードを散りばめながら、ヤバイ、マズイ、美しくなんてない!とシャウトしています。社会風刺、きまってます。

・GLAY「百花繚乱」(ミュージックビデオ)
https://www.youtube.com/watch?v=AIpIeyElpBw

 続いては、こちらも「かなりヤバイ」安倍総理の発言について、原佑介記者がお伝えします。

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■「憲法上の制約 で限定的な集団的自衛権行使になっている」と不満気な安倍総理 ~集団的自衛権は合法な「侵略戦争」?理由なき「憲法改正」は立憲主義に反するだろが!

 おはようございます!記者の原佑介です。

 「憲法上の制約があって限定的な行使になっている。私どもの憲法草案は国際法上持っている権利は行使できるという考え方のもとに示している」――。

 3月1日の衆院予算委員会で、改めて改憲に強い意欲を示した安倍総理は、民主党の緒方林太郎議員から「自衛隊は最終的に集団的、個別的を含め、すべての自衛権を行使できるようにすべきだと考えるか」と問われ、憲法9条を改正し、集団的自衛権の行使を全面的に認める必要性に言及しました。

 安倍総理が誇る自民党改憲草案9条は、「国防軍 」の保持、「軍事裁判所的なものの創設」を定めるとともに、「自衛権の発動を妨げるものではない」と明記。つまりは「軍隊の保持」と「国の交戦権」を放棄した現行憲法を丸ごと捨てさろうとしているわけですが、質疑では、改めて安倍総理が9条を改正し、集団的自衛権の行使を全面解禁しようと望んでいることがわかりました。

 現行憲法下でも、急迫不正の侵害があれば個別的自衛権で撃退することが可能です。そのための自衛権であり「専守防衛」です。しかし、「日本を取り巻く安全保障環境が変化してる!国民を守るために集団的自衛権の行使を一部容認しなければならない!」と屁理屈をこね、解釈改憲を経て具体化したのが「安保法制」です。「専守防衛」以外に自衛隊に何の仕事をさせる気なのかと大いに疑問なわけですが、その「一部容認」の安保法制すら、まだ施行もされていないうちから、安倍総理は、なぜ「憲法上の制約があって限定的な行使になっている」などと不満をつのらせる必要があるのでしょう?

 「集団的自衛権ももう解禁されたんだから、憲法変えてもよくね?」と安易に追認する人もいるかもしれませんが、その考えは大間違い。「憲法9条改正」との間には大きな隔たりがあります。

 現在、集団的自衛権の行使は、密接な他国への攻撃によって「日本の存立が脅かされ、国民の生命、自由、幸福追求権が根底から覆される明白な危険がある場合」などといった条件がかけられています(武力行使の新3要件)。

 政府は、こうした存立危機事態の際には、集団的自衛権を一部行使し、「邦人輸送中のアメリカ輸送艦の防護」「機雷掃海活動への参加」などが可能になると説明する一方、有志国連合による「IS(イスラム国)」への空爆については、ISの脅威が日本の存立危機事態にはあたらないとして、参加しない方針を示しています。条件をつけることで、日本が地球上の至るところで起きているあらゆる紛争に巻き込まれることをどうにか未然に防いでいるわけです。

 しかし、憲法9条改正で集団的自衛権の全面解禁を認めれば、話はガラリと変わります。

 米国やオーストラリアなどによるISへの空爆は、イラク政府から要請を受けた「集団的自衛権の行使」を根拠としています。「9条改正=武力行使の新3要件の破棄」と直結するかはわかりませんが、「憲法上の制約があって限定的な行使になっている」という安倍総理の口ぶりからして、かなり自由に武力行使したがっているように見受けられますから、イラクに要請されれば「待ってました!」と言わんばかりに「国防軍」を派遣し、対ISの空爆に参加するものと考えられます。

 歴史を振り返ると、レバノン軍事介入、ベトナム戦争、チェコスロバキア侵略、アフガン戦争、イラク戦争…集団的自衛権は、ほとんどが米ソといった超大国による「侵略戦争」を正当化する口実として行使されてきました。日本の憲法9条改正は、米国の侵略戦争の片棒を都合よく担ぐだけの結果になるでしょう。まっぴらごめんです。そんなものにつきあわされたら、問題なく日本の財政は破綻します。

 平時でも子育て支援のためのたった3000億円を出せないと渋る国が、有事となればますます国民にシワ寄せをすることでしょう。個々の生活が成り立たなくなり、少子化もさらに劇的に進んで財政面だけでなく、人口面でも日本は破綻するに違いありません。米国の奴隷になって、この日本という国を、日本民族という民族を、まるごと滅ぼしたいのでしょうか?

 2月25日に行われた民間立憲臨調の記者会見の席上、世話人の一人となっている岩上さんは、安倍政権の正体を「偽装ナショナリズム」と喝破しました。

・2016/02/25 「民間立憲臨調」記者会見はこちら
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/288991

 日本語の地位をローカル言語に落とし、英語を公用語化しようとする動きとも一脈通じますが、ベクトルはみんな方向が同じです!米国にすべて捧げ尽くして自国の未来である子供たちまで犠牲にする。それが「愛国心」のある人間のやることでしょうか!?

 そもそも憲法とは、国民が国家の暴走に縛りをかけるための「要求」であって、権力者の気分や都合で理由なく変えていいものではありません。ただでさえ、安保法制などの「事実上の憲法改正」によって、戦争遂行国家へと向けた外堀はかなり埋められてきています。安倍政権は「セーフ」のつもりで政権に居座っていますが、現時点で完全に 「アウト」です。本来の立憲主義、民主主義に立ち返るため「チェンジ」すべき時です!

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【これらの関連記事は必読です!】
・2014/02/20 戦争はすべて集団的自衛権の名のもとに行われる! 元「法の番人」阪田雅裕氏が安倍政権を痛烈批判
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/125998

・2013/09/18 解釈改憲に理はない 安倍政権が進める集団的自衛権行使容認に元内閣法制局長官が警鐘 ~岩上安身による阪田雅裕・元内閣法制局長官インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/102055
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 …原記者でした。続いては、こちらも「かなりマズイ」、原発の問題と、関連の注目インタビューについて、太田美智子記者がお伝えします!

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■東電元経営陣3人の強制起訴――事故は予測されていた!
丸川珠代環境大臣、撤回発言の釈明で妄言。3月10日午後1時から、海渡雄一弁護士に岩上さんがインタビューします!

 おはようございます。IWJテキスト班の太田美智子です。

「リスクがどれだけ低くても、まったくゼロでないと受けつけないという方も中にはいらっしゃる、ということをイメージして申し上げたもの。福島で被災されて、放射線に対して不安を抱えていらっしゃる方々に対して申し上げたものではございません」

 2日の参議院予算委員会で、丸川珠代環境大臣が釈明しました。丸川大臣は先月7日、松本市内での講演で、除染目標の年間1ミリシーベルトが「反放射能派の人たちがワアワア騒いだなかで、なんの科学的根拠もなく」決められたなどと発言し、「撤回」しました。このことを民主党の小川敏夫議員に蒸し返され、冒頭の答弁となったのです。

 でました!「ゼロリスク」。安全神話の無理が通らなくなってから、何かを推進したい人たちは、安全性を心配する人々の声を一蹴するために、よく「ゼロリスクはありえない」という言い方をしますよね。推進の障害になる人々を「頑迷な困ったちゃん」だと印象づけたいのでしょう。

 しかし、2月29日に業務上過失致死傷罪で強制起訴された東京電力の勝俣恒久元会長、武藤栄元副社長、武黒一郎元副社長は、まさに、より高い安全性を求める声に耳を貸さなかったことで、責任を問われています。

 東京地検は「事故の予測は困難だった」として不起訴処分にし、今回起訴された元経営陣3人も、「予測困難」を理由に無罪を主張すると見られています。しかし、事故は予測され、対策も求められていました 。ただ、リスクは低いとして、聞き入れられなかったのです。

 共産党福島県委員会などは2007年の時点で津波による電源喪失を予測して、対策を講じるよう申し入れていました。にもかかわらず、東電は対策を講じてきませんでした。「予測困難」だったという主張は成り立ちません。

・福島原発10基の耐震安全性の総点検等を求める申し入れ 2007/7/24
http://www.jcp-fukushima-pref.jp/seisaku/2007/20070724_02.html

 さらに、重ねて証拠を積み上げますと、2008年には東電の社内でも津波による福島第一原発の浸水を予測する文書が配布されていたことが、検察審査会によって明らかにされています。詳しくは10日(木)午後1時から、検察審査会による強制起訴のきっかけとなった福島原発告訴団の代理人を務める海渡雄一弁護士に、岩上さんがインタビューしますので、ぜひご視聴ください。

 また、原発事故当時、法律で定められた緊急事態の政府への報告が1時間も遅れていた可能性があることが、東電の社内調査で明らかになりました。

・東電の緊急事態報告、1時間遅れか 福島第一原発事故時 2016/3/2
http://digital.asahi.com/articles/ASJ310G4XJ2YULBJ01K.html

 3.11からまもなく5年ですが、忘れている場合ではありません。まだまだ明らかにされていない事実もありますし、新潟県の泉田知事が繰り返し注意喚起しているように、福島第一原発事故の原因の検証も十分に行われていません。IWJはこれまでもそうであったように、これからも粘り強く報じ続けていきたいと思います。ぜひ、以下のアーカイブもご覧になってください。

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・2014/07/31 【福島】「東電は全電源喪失を予想できた」検察審査会が勝俣恒久元会長ら元東電幹部3人に「起訴相当」議決
~福島原発告訴団が福島市で緊急記者会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/159240

・2014/12/12 新たに見つかった資料で検察は起訴に踏み切るか―― 東京地検包囲行動&院内集会 福島原発告訴団 記者会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/213011
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■「電波停止」にもダンマリを決め込む大手メディアの凋落っぷり!注目のインタビューと会見記事をアップ!

 再び、佐々木です。昨日は、過去の注目インタビューと記者会見の動画に、テキスト記事を加筆し、再アップしました!!

 1本目は、昨年11月に行った、岩上さんによる元共同通信記者・浅野健一さんへのインタビューです。

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・2015/11/14 「報道は、報道界の自律に任せるのが先進国の常識だ」 ~岩上安身による元共同通信記者・浅野健一氏(元・同志社大学教授)インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/274962
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 高市早苗総務大臣が放送局の「電波停止」を堂々と口にし、菅官房長官が放送法をたてに高市大臣発言を容認、それに大手メディアがほとんど反論できないほど、安倍政権によるメディアへの圧力・介入は強まってきています。業界内で真っ当な「怒り」をあらわにしたのは、映画監督の是枝裕和氏や、鳥越俊太郎氏や岸井成格氏など、一部にとどまるという惨状。日本人の報道の自由、表現の自由、そして知る権利は今、権力によって未曾有の危機にさらされています。

 そうした状況に、浅野さんは以下のように語り、危機感をあらわにしました。

 「人権を守る放送法を引き合いに、番組内容に介入する菅官房長官自身が、放送法違反だ。自民党の人たちは『権力を縛るのが憲法』という認識がない。『憲法は国民を縛るもの』と思っている」

 同様の「危機感」を、一昨日岩上さんがインタビューした映画監督の是枝裕和さんも語り、そうした権力による言論弾圧に対し、はっきり「NO」を突きつける覚悟があるか?と、すべての放送人、メディア人に問いかけました。

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・2016/03/01 本来の「BPO」の意味は公権力が放送に介入することへの「防波堤」 政治家たちの駆け込み寺ではない!
岩上安身による是枝裕和監督インタビュー(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/289840
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 浅野さんへのインタビューでは、この是枝監督がBPO検証委員として、安倍政権による放送への介入に「圧力そのものだ」と批判する意見書を出した件にも言及。そもそもBPOの役割とは何なのかを分かりやすく説明し、「そもそも憲法21条があるので、権力が放送内容にまで踏みこまないのが本筋だ」と指摘しました。

 他にも原発報道に対する電力会社の露骨な圧力の実態や、緊急事態条項によって、反原発や反戦運動までもが弾圧される可能性についても、語っています。この見所満点のインタビューは、現在、サポート 会員のみ全編ご覧になることが可能です。まずは以下の動画記事よりハイライト動画とテキストの一部をご覧いただき、気になる続きをぜひ、サポート会員に登録し、じっくりご視聴いただければと思います。

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・2015/11/14 「報道は、報道界の自律に任せるのが先進国の常識だ」 ~岩上安身による元共同通信記者・浅野健一氏(元・同志社大学教授)インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/274962

※IWJ会員登録はこちら!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
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 さらに昨日テキストアップしたのが、昨年12月に日本外国特派員協会(FCCJ)で行われた、ジャーナリストの坂本衛氏、ドキュメンタリー映画監督の綿井健陽氏、立教大学准教授の砂川浩慶氏による、「放送法の誤った解釈を正し、言論・表現の自由を守る」ことを呼びかける会見です。

 この会見では、砂川氏の口から、現在の、安倍政権によって懐柔され、萎縮しきったメディアの体たらくな実態が暴露されました。

 「私が、ある新聞から取材を受けた際に安倍政権を批判した。取材した記者は、うちの新聞は社論として軽減税率を求めているので、安倍政権は批判しないでくれと言って、私のコメントを載せなかった」

…って、えーーーー!!!!

 もはや、大本営発表を垂れ流していた頃のメディアに逆戻り。まさかここまで腐っていたとは…。びっくりです。この砂川氏の衝撃的な暴露の詳細は、IWJの会員の方々であれば、以下の動画記事より、ご覧になることができます。砂川氏は、ここまで日本の大手メディアが堕ちてしまった理由も解説しました。気になるその内容を、ぜひIWJ会員となり、お確かめください!

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・2015/12/15 「うちは社論として軽減税率を求めている。だから安倍政権を批判するな」!?堕ちたメディアの実態を専門家らが告発「総務省は自民党こそ行政指導すべき」と報道圧力に憤り!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/278684
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 さらに、このメディアの体たらくっぷりは、今年になっても変わらないどころか、悪化の一途をたどっています。

 先日29日、ジャーナリストの田原総一朗氏や鳥越俊太郎氏、TBSの「NEWS23」でアンカーを務める岸井成格氏ら6人が、高市大臣の「停波」発言に対し「怒り」の抗議会見を行ったのですが、そこでの大手メディアの凋落っぷりが、凄まじかったのです。

 IWJも中継し、記者が質問したのですが、他に質問したの は他のネットメディアやフリーランス、大手メディアでは朝日新聞、共同通信、東京新聞等で、「電波停止」で一番影響を被るはずの、テレビ局が、一様にダンマリを決め込んだのです。メディアの腐敗、ここに極まれり、です。

 この異様な会見の模様は、以下の動画記事でぜひ確認してみてください!こちらは、会員以外の方へも特別にフル公開していますので、どなたでも視聴可能です!!

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・2016/02/29 田原総一朗氏、鳥越俊太郎氏、金平茂紀氏、岸井成格氏、青木理氏、大谷昭宏氏らテレビ放送関係者が高市総務大臣の「電波停止」発言に「怒り」の抗議会見!(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/289637
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■このままでは「日刊IWJおせち」に!?「日刊IWJガイド」が生まれ変わります!みなさまの会員登録と「アイデア」を大募集!!

 毎朝お送りしている、この『日刊IWJガイド』に関して重要なお知らせです!現在、本ガイドは無料サポーターに登録されている方にも配信していますが、4月1日より、有料会員の方にのみ配信することになりました!!

 これまでIWJ定額会員(有料会員)の皆さまとサポーターズクラブ(無料サポーター)に登録している方々にお届けしていましたが、今後、定額会員の方のみに日刊IWJガイドの「フルバージョン」を配信。それ以外の方々は、目次、中継番組表、岩上さんのインタビューや講演のお知らせ、IWJ物販のお知らせなど「簡易バージョン」をお届けすることにいたします!

 この日刊IWJガイドは、会員の方向けに、その日の番組の配信の告知を目的にスタートしたのですが、次第に記事が拡充してゆき、今では御存知の通り、時にはメール制限の2万字スレスレの大容量メルマガに成長しました。

 各記者たちの「書きたい!」という意欲と、編集責任者である岩上さんの「書かせたい!」という意志があいまって、こうなっていったのですが、ここまでくると、この日刊IWJガイドの執筆と編集、発行自体が片手間仕事ではできなくなり、もはや毎日の欠かせない大事な仕事のひとつになっています。

 そこで、今後もこの路線をしっかり継続してゆくために、日刊IWJガイドのファンになってくださった無料サポーターの方々には、改めて会員登録をお願いすることにいたしました。これまで以上に、充実した内容にいたしますので、ぜひ、この機会に会員としてご登録いただき、IWJをお支えくださいますよう、どうぞよろしくお願いいたします!

※会員登録はこちらです!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 また会員の方でも、会費が未納となりますと、その間、アーカイブ視聴のサービスをご利用できなくなるだけでなく、この日刊IWJガイドのフルバージョンが届かなくなりますので、ご注意ください。

 なお、リニューアルに際して、この「日刊IWJガイド」の新たな名称として、メルマガとしてふさわしいタイトルを募集いたします!

 ニュースがぎっしり詰まっているので、「日刊IWJおせち」などはどうでしょう。…す、すみません。事務所内でアイデア出しのブレストをしてみたのですが、僕の発想力はこの程度でした。ぜひみなさまのアイデアをお知恵をかしてください!!採用された方には岩上さんがプレゼントをお贈りする、と宣言しています!どしどしご応募ください!宛先はこちらです。

※新メルマガの名称はこちらまでお寄せ下さい
office@iwj.co.jp

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■知れば知るほど恐ろしい!「緊急事態条項」にNO!!をつきつける、プラカード用の画像を作成しました!!皆さま、デモや集会などでジャンジャン使ってください!!

 おはようございます。IWJで記者をしている安(あん)です。

 IWJでは連日、「緊急事態条項」の怖ろしさについて報じています!最近では国会でも繰り返し質問されるようになり、女性誌でも特集が組まれるなど、今年に入ってから情報が広がりつつあります!

 総理大臣や内閣の権限を極限まで強化し、国会から立法権を奪い、地方自治を崩壊させ、国民の基本的人権を停止し、全ての国民に公権力への服従を命じる緊急事態条項。「まさか~」と思われる方もいるかもしれませんが、本当に、本当に、そうなんです!

 こんな「恐怖の条項」は断固拒否したい!!そのためにできることは何でもするぞ!!!そんな思いから、今回IWJでは、緊急事態条項にNO!をつきつける、プラカード用の画像を2種類つくりました!!

 簡単にプラカード化していただけるように、マルチコピー機の設置された全国のセブンイレブンの店舗にて、A3サイズで簡単に、そして綺麗にカラー印刷できるようにしております!

 プリントアウトしたものを台紙に貼り付けていただくことで、プラカードとしてご利用いただけますので、ぜひぜひ、デモや集会などにお持ちいただければ、と思います!!

 また、現在アップしているプラカードはまだ、仮案ですので、「こんなプラカードがあればいいな~」と、何か良いアイディアがございましたら、ぜひぜひご意見をいただきたいです!

 関西出身のわたし的には、関西弁風に「緊急事態条項は、いりまへん!」とか「あきまへんで!緊急事態条項なんか!」とか「緊急事態条項!?知れば知るほど、びっくりぽんや!」とか、作ってみたいですね~。
(※ご意見はこちらまで⇒ office@iwj.co.jp)

 どうぞふるって、ご利用ください!!!

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画像はこちらからご覧ください

http://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/24269

<ネットプリント方法のご案内>

1 マルチコピー機の設置された全国のセブン-イレブン店頭のマルチコピー機の操作画面より「ネットプリント」を選択します。
2 マルチコピー機に下記の対象となるプリント予約番号(8桁数字)を入力し、印刷代金を入れてプリントアウトします。
※印刷代金はA3サイズの場合、1枚100円(税込)が必要です。

<プリント予約番号一覧(有効期限2016/3/08)>

1
『NO! 緊急事態条項』(A3横)
プリント予約番号:76244964

2
『「ナチスの手口」を許すな!緊急事態条項 反対』(A3縦)
プリント予約番号:03365509

セブンイレブン店舗の検索はこちらから(マルチコピー機設置の有無もご確認ください)
http://www.sej.co.jp/shop/index.html

詳しい使い方はこちらのStep3以降をご覧ください。
http://www.sej.co.jp/services/popup/svflow_print_online.html

A3サイズ以外のサイズでプリントアウトしたい方は、こちらのページから画像をダウンロードしていただくこともできます。

http://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/22589

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■わとはぷ~What happened today?「今日は『黙れ』の日」

 今日はひな祭りですね。女の子のお子さんがいる家庭では、ひな人形を飾って、娘の健やかな成長を祈願しているのでしょうか。そんなひな祭り、かつては祝日だったそうです。しかし明治政府が新暦を採用し、「国民の祝日」よりも「天皇の祝日」を重視したため、ひな祭りは祝日ではなくなりました。

 明治政府は、天皇の名を借りて、自らに権力を集中させていったのです。そんな明治政府の中核をなしたのは長州藩出身者。現在の山口県であり、安倍総理のお膝元です。権力を集中させ、三権分立も国民主権も民主主義そのものも踏みにじり、独裁国家化を目論んでいることは何かの偶然でしょうか。

 そんな今日3月 3日、時を戦争前夜に遡ると、国会では今と同じような光景が繰り広げられていました。

 1938年のこの日、陸軍と政府は、「総力戦遂行のため国家のすべての人的・物的資源を政府が統制運用できる」という、まさに安倍総理が目論む緊急事態条項とそっくりな法案を通そうと、暗躍していました。

 そんななか国会で、陸軍省軍務課新聞班長の佐藤賢了中佐が長時間にわたり法案の趣旨説明を行っていたところ、そのあまりの長さに対して議員から「いつまでやるつもりだ」という野次が飛んだのです。そしてその時、なんと佐藤中佐は「黙れ!」と恫喝。議場は騒然とし、事態収拾のため杉山元陸軍大臣が陳謝したものの佐藤本人に懲罰はありませんでした。

 この一件が象徴するように、国家総動員法は、財界を中心とした反対多数のなか、陸軍と政府によって強行に成立してしまいました。

 軍国主義時代の日本は、遠い昔のように思われがちですが、居丈高なところは、今の安倍政権とよく似ているように思います。

 この国家総動員法によって、大権を得た軍部は、そのまま戦争への国民の命、富を注ぎ込み、日本を破滅させました。同じ事を、僕らが繰り返させるわけにはいきません。ひな祭りのめでたい日に物騒な話ですが、物騒な国にしないためにも、どんな時でもIWJは繰り返し、国民の耳にタコができるほど、緊急事態条項や自民党改憲草案の危険性を訴えていきたいと思います。

 そんな今日も 、IWJをよろしくお願い致します!

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岩上安身サポーターズクラブ事務局
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