「オープンで自由な政治論議を周囲の人と!」と呼びかけるIWJの新作Tシャツ「Talk about democracy and constitution」ご紹介!


 日刊ガイドをお読みのみなさま、おはようございます。IWJでテキストスタッフをしております、本多容子と申します。

 「今年の夏は暑いな…」と思うたび、昨年8月30日に国会前で行われた安保反対デモに、20歳年上の友人と一緒に参加したことを思い出します。

 あの日、暑さはそうひどくなかったのですが、ぎっしりつまった人波でもみくちゃにされ、150cmそこそこの小さな友人がつぶされないかとガードしつつ、国会前にたどり着いたのでした。

 地元のカメラサークルで誘いかけて、参加してくれたのは彼女だけでしたが、70歳代半ばの彼女から帰り道に聞かされたのは「私、デモってはじめて。戦争反対って大声で叫んでみたかったのよ!」。

 デモに慣れてしまっていた私は「え、はじめてだったんですか――」とちょっと呆然としてしまいました。昭和30年代の安保反対運動の頃「若者」だった人は、デモに出て国会を包囲した、自由に発言してきた、となんとなく思い込んでいたからです。

 思えば敗戦時小中学生だったわが親世代と自分との中間の彼女であることを思えば、今回がデモデビューでも不思議はありません。

 そういえばサークルで誘って参加してくれたのはこの方1人だけ。なんとなく「政治的な催しには誘うなよ」という雰囲気が、他の方の返信メールからは感じられました。

 政治的な発言を、「場の雰囲気を考えずに」することは、もしかしたら失礼にあたる場面もあるかもしれません。ですが、発言できる場所、あるいは、発言したほうがいいとき、もっといえば発言しないと発言する機会がどんどん削られてしまいそうなときには、自分の意見は、はっきり言ったほうがいいと思うのです。

 でも、普通に暮らしている人はなかなかに難しい。参院選がああいう結果に終わった後、目の前にあるのは、自分の生活や仕事、もしかしたら人生設計や、毎日感じる空の色まで違って思えるかもしれないターニングポイントなんですけれども。

 思うまま、いろんなことを言い合える友人、知り合い、家族が、あなたの周りにいて、その数がどんどん増えるといいですね。そんな願いもこめて、IWJが作った新デザイン(実は復刻版)のTシャツを紹介します。

※復刻版!! Tシャツ TALK ABOUT DEMOCRACY 色:ヘザーグレー
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=256

※復刻版!! Tシャツ TALK ABOUT DEMOCRACY 色:バーガンディ
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=257

 秋色のワインレッドとグレーの地に「TALK openly ABOUT DEMOCRACY and CONSTITUTION for Our FREEDOM and FUTURE」――民主主義と憲法についてどんどん話してみようよ、自分の自由と未来のためだよ――という文字の下、ヘタウマギリシャ風?の横顔の男女がかなり大きな声で、「こう思うのよ!」と互いに思うところを話し合っています。

 ちょっとおしゃれな感じですから、メッセージを見て「うん?」と感じた人も「ふーん。まあでも君はこんな感じの服も着るんだね」とメッセージを大きすぎず、小さ過ぎずに受け取ってくれるでしょう。そして、あなたの周りには、思うまま言い合える知り合いや家族が、少しずつ増えていく…なーんていう展開を願っています。

 色は、「ヘザーグレー」(灰色)と「バーガンディ」(ワインレッド)の2色です。サイズは、YL(XS相当)、S、M、L、XLの5種類からお選びいただけます。