続々とご寄稿をいただいています!「みんなで語る『改憲への危機感』〜Talk about Democracy and Constitution」のご紹介!


 参院選では自民・公明・おおさか維新の「改憲勢力」が77議席を獲得。衆議院だけでなく参議院でも、「改憲勢力」が3分の2議席を占める情勢となり、改憲発議が可能なところにまできてしまいました。

 戦後の日本社会が初めて直面することになったこうした憲法の危機に際し、IWJでは、「みんなで語る『改憲への危機感』〜Talk about Democracy and Constitution」と題して、市民の皆様からの寄稿を募集し、IWJのウェブサイトに掲載することにいたしました!

 「Talk about Democracy and Constitution」という副題には、佐々木記者が紹介した“TALK ABOUT DEMOCRACY”Tシャツとのコラボレーションという意味合いも込められています。

※【特集】「国民投票」で自民党改憲草案が現実に!? みんなで語る「改憲への危機感」Talk about Democracy and Constitution~寄稿文特別掲載!

http://iwj.co.jp/wj/open/consti-msg

 本日は、投稿者であるPrinzipalさんの「このままでは戦争が来る」と題した寄稿を紹介させていただきたいと思います。

 「戦後の日本の平和を守ってきたのは憲法9条です。こんな国を侵略しても大義名分はありませんから、核の傘ならぬ平和の傘ですね。

 しかし、第二次大戦後も水面下ではよからぬ政治的画策をする人もいたようで、ノーベル平和賞を受賞した佐藤栄作氏でさえ、有事の際の核弾頭の日本持ち込みを前提に沖縄返還を実現した事が明らかになっています。

 現在の日本は、山本太郎氏が国会で暴露したアーミテージレポートの要求通りになっています。アメリカにしてみれば、アメリカ大統領の選挙権のない日本国民が意のままに動いてくれるなら、そんな幸運はないわけですね。

 日本は70年以上という稀に見る長期に渡って平和な時代が続きましたが、それには戦争の悲惨さを忘れてしまうというマイナス面があり、また自分が体験していないことは信じないという、地域別の認識の格差を生みました。それに当てはまらないのが原発事故ですが、政府はそれをもごく限られた地域の災害にしてしまいました。規模も毒性も数桁違うのにね。

 インターネットによる動画が全国で見られる現代においても、自分自身が感じなければ映画の1コマにすぎません。また、一般メディア(テレビ・新聞)は真実を伝える能力がないため(株主に不利な報道はできない)、これらしか情報源としていない人たちにとっては、日本で何が起きているのかを知ることは、絶対に不可能です。

 広島原爆の碑には、『安らかに眠ってください…過ちは繰り返しませぬから…』と刻まれています。まさに今この時の過ちを犯さないために祖先が刻んでくれたものでしょうね…。それにもし背くなら、それなりの制裁は必ず来ると私は思います」

 Prinzipalさんでした!

 お寄せいただく原稿は、Prinzipalさんのようなご提案でも、短いメッセージでも、例えば短歌や川柳のようなものでも、どのような形式でも構いません。

 あるいは上記のような提案に対し、デザインでこたえる、という投稿があったら、面白いと思います。下記のフォームより受け付けていますので、「改憲への危機感」について、皆様の思いをどしどしお寄せください!

※投稿フォームはこちらから

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc7bnfuZOlRy0S9o9HmEGQWgdgT7TYJJIth4J3GaWHMgUPAzw/viewform?c=0&w=1