日刊IWJガイド・非会員版「トランプ大統領、マルコ・ルビオ国務長官、マイク・ウォルツ国連大使候補の3人は、イスラエルの代理人だった! 米国の政治の奥の院を暴く!」2025.8.2号~臨時号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~米国の行動の背景には、政治エリートに多額献金を行い、米国を牛耳るイスラエル・ロビーの存在がある! 最大のイスラエル・ロビーであるAIPACの最高経営責任者(CEO)であるエリオット・ブラント氏が激白! トランプ大統領、マルコ・ルビオ国務長官、マイク・ウォルツ国連大使候補の3人は、イスラエルの代理人だった! 米国の政治の奥の院を暴く!!

■8月です! 第16期が始まりました! 第15期は、残念ながら赤字が避けられなくなりました。しかし、IWJも、岩上安身も、めげません!! 困難は、国内外からやってきます! 向こう10年、日本の生存のために、死力を尽くして戦うつもりです! より質の高い情報をお送りしつつ、今期16期こそは、黒字化し、累積する債務も返済したいと思います! そのためにも、思い切った改革を断行します! どうぞ今期16期も、ご期待ください! 緊急のご寄付、カンパをどうぞよろしくお願いいたします! 会員登録もぜひとも、よろしくお願いいたします!

■<IWJ取材報告>「日本が米国の『暴力的支配と収奪の対象』であることは、先の関税交渉での80兆円の投資を日本に強制し、その利益の9割を米国がぶん取るという、搾取そのものの屈辱的な不平等合意のゴリ押しでも明らか。この屈辱をはねのける気概が、日本政府、及び外務省にはないのか?」とのIWJ記者の質問に、「日米間の経済安全保障上の結びつきを強化し、日米関係の、より強化をはかっていくという点で、大きな意義がある合意だった。収奪されたとか簒奪されたという御指摘は当たらない」と岩屋大臣!危機感も被害者意識もまるでなし!~8.1 岩屋毅 外務大臣 定例会見

■7月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、6月に続き、3月14日に初配信した「岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事 福島雅典医師、外務省元国際情報局長 孫崎享氏インタビュー」より、前半の福島医師のレクチャーとその後の鼎談部分の抜粋をテキスト化、詳細な注釈をつけ発行しました! ぜひ「まぐまぐ」からご登録ください!! IWJサポート会員になれば、IWJサイトでバックナンバーをすべて読めます! ぜひサポート会員にご登録を!!
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■はじめに~米国の行動の背景には、政治エリートに多額献金を行い、米国を牛耳るイスラエル・ロビーの存在がある! 最大のイスラエル・ロビーであるAIPACの最高経営責任者(CEO)であるエリオット・ブラント氏が激白! トランプ大統領、マルコ・ルビオ国務長官、マイク・ウォルツ国連大使候補の3人は、イスラエルの代理人だった! 米国の政治の奥の院を暴く!!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 本来であれば、本日は休刊日ですが、臨時号を発行いたします。

 昨日8月1日のこの『日刊IWJガイド』でお伝えした、米国のリンゼー・グラハム上院議員が、「イスラエルは、ハマスと停戦合意に達することはできないとの結論に達し、自国の安全を確保するために、イスラエル指導部が、米国が東京とベルリンに対してしたのと同じことを、ガザに対して行うだろう」と発言した、という記事の続きです。

※「保守」を名乗る連中が、スパイ防止法を最優先している時なのか!? 日本は米国に統治され、搾取されていることをまず、直視すべき! 米国にとって日本は、イスラエルにとってのガザに相当する、屈服させて収奪する対象であることをわかっているのか!? リンゼー・グラハム上院議員が米国の本音を激白!「イスラエル指導部が、米国が東京とベルリンに対してした(焼け野原にして占領軍を置き続け、主権を奪った)のと同じことを、ガザに対して行うだろう」! 実際80兆円を米国に投資させ、その利益の9割を米国が取るというヤクザ顔負けの搾取を強要! 米国は日本を、ガザと同様に屈服させ、永続的に収奪する対象としか見ていない!
(日刊IWJガイド、2025年8月1日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250801#idx-4
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54985#idx-4

 グラハム上院議員は、イスラエル・ロビーとの結びつきが深い、米国の政治家の一つの典型です。今号では、イスラエル・ロビーが、いかに米国の国家中枢に食い込んでいるか、その実態を詳しく報じていきます。

 アメリカの政治資金やロビイング活動の実態を透明化することを目的とした、非営利・非党派の調査団体「オープンシークレッツ」によれば、グラハム上位院議員は、1990年~2024年において、イスラエル・ロビーであるAIPAC(American Israel Public Affairs Committee)や親イスラエルPAC(政治活動委員会)から、累計で約100万580ドル(約1.49億円)の政治献金を受け取っています。

 これは、米上院議員の中でも、高額な部類に入ります。

 ちなみに、ジョー・バイデン前大統領の受取額は、さらに多額で、422万9598ドル(約6億3146万円)、ヒラリー・クリントン元国務長官は、236万902ドル(約3億5247万円)、カマラ・ハリス前副大統領は、234万9541ドル(約3億5065万円)です。

※Pro-Israel Recipients(オープンシークレッツ、2025年7月31日閲覧)
https://www.opensecrets.org/industries/summary

 さらに、トランプ政権については、米国最大の親イスラエル・ロビー団体であるAIPACの政治的影響力を、資金面・選挙面・議会活動などから詳細に監視・可視化するための市民団体・メディア主導の独立プロジェクト、「AIPACトラッカー」が、詳細な数字をあげています。

※The Trump Administration(AIPACトラッカー、2025年7月31日閲覧)
https://www.trackaipac.com/trump

 それによると、AIPACからトランプ大統領に流れた資金は、2020年以降だけで、なんと2億3000万ドル(約344億円)以上にもなります。

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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■8月です! 第16期が始まりました! 第15期は、残念ながら赤字が避けられなくなりました。しかし、IWJも、岩上安身も、めげません!! 困難は、国内外からやってきます! 向こう10年、日本の生存のために、死力を尽くして戦うつもりです! より質の高い情報をお送りしつつ、今期16期こそは、黒字化し、累積する債務も返済したいと思います! そのためにも、思い切った改革を断行します! どうぞ今期16期も、ご期待ください! 緊急のご寄付、カンパをどうぞよろしくお願いいたします! 会員登録もぜひとも、よろしくお願いいたします!

 会員の皆様、ご寄付・カンパによってご支援くださっている皆様、IWJの第15期をお支えいただき、誠にありがとうございました。

 8月から、IWJは、第16期に入ります!

 残念ながら、昨年8月から今年7月末までの第15期は、12ヶ月間で一度も、ご寄付が月間目標額に達することができませんでした。いくら程度になるか、精査をしないとわかりませんが、赤字はほぼ決定です!

 しかし、IWJも、岩上安身も、めげません! 困難は、国外からも日本国内からも、続々、やってきます。向こう10年が第3次世界大戦に巻き込まれるか否かの正念場です! 私、岩上安身は、もう安楽な老後生活を一切あきらめます! これも運命・天命です!!

 今期16期は、中身やポリシーは一切変えず、より質の高い情報を、なおもエッジをきかせて情報をお届けしつつ、経営面は、黒字に転換し、累積していた借金をバリバリ返済していきたいと思います! そのためにも、経営面では、思い切った改革を、断行します!

 どうぞ、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

 IWJの活動運営費は、約半分が、会員の皆様からの会費によって支えられています。残りの約半分が、ご寄付・カンパによって支えられています。

 2025年7月31日時点での会員数は1694名で、うちサポート会員様が654名、一般会員様が1040名です。

 会員数は、第15期は、前年度比で、サポート会員が208名、一般会員が375名、合計583名減少していて、会費収入に換算すると、前年度に比べて約930万円の減少となる見通しです。

 ちなみに、遅れて納入する方もいらっしゃるので、これはまだ確定値ではありません。ぜひ、会費納入をお忘れになっている方、納入が遅れている方は、お早めに会費をお納めください! また、会員として再開される方、新規に会員となられる方、大歓迎です! ぜひとも、よろしくお願いいたします!

 前述の通り、活動費の残りの半分をご寄付・カンパに頼っております。

 残念ながら、第15期の期首の2024年8月1日から、11ヶ月経過した先月末の段階で、当初に設定したご寄付の年間目標額3850万円に対して、2025年6月30日現在の実績は、1750万円にとどまり、マイナス2100万円となっています。前年度実績比で、マイナス2420万円となります。

 支出については、最大限の削減に努め、前年度比約1000万円ほど削っています。あくまで現時点の推計です。これから請求が上がってくる経費も当然、あります。

 このままでは、大幅な赤字となってしまいますので、非常手段として、万が一の時に備えて、セーフティネットとして積み立ててきた役員保険(受取人はIWJです)を解約することを決断いたしました。解約金1640万円を雑収入として計上する予定です。

 昨年も、私が年頭にコロナに感染し、その後も後遺症に苦しめられてきたため、インタビューなど、オリジナルのインタビューなどがすこぶる減ってしまい、厳しい決算となりました。

 今期は、健康回復につとめるとともに、インタビューなどオリジナルコンテンツ制作のため、挽回するよう頑張りましたが、今年は、不況、インフレ、会員の方々の高齢化など、さまざまな要因で経済苦を訴える方のメールも多数、受け取っており、IWJを取り巻く外部の経済状況は、さらに厳しくなったと言わなければなりません。

 今回のように、長いこと積み立ててきた保険の解約のような非常手段も、これで最後です。第15期は、事業を一層、しぼりこまなければならないと覚悟しています。

 損益に直接の関係はありませんが、私の会社への貸付金はIWJからの返済が滞っていて(逆の言い方をすると、自分への返済を後回しにしていて)、2025年6月30日現在の貸付残高が、約1150万円あります。

 また、コロナ期に融資を受けた金融機関からの借入金残高は、2025年6月30日現在で、約1870万円となっています。こちらは、毎月、必ず返済していかなければなりません。この連帯保証人は、私、岩上安身1人です。事実上、IWJの代表取締役である私が借りて、私が返済する借金です。

 したがって、今期の収支とは無関係に、私の負っている借金は現在3000万円ほどになります。これらは、今期の赤字とは、また別の借金となります。

 今期の最終的な収支は、決算を終えないとわかりませんが、機材の故障のため、新機材の購入でまとまった出費が必要になるなど、突発的な出費がない限り、おおよそこの予測からは、大きく外れることはないと思われます。最終的な数字が固まり次第、皆様にご報告をさせていただきます。

 7月は、1日から31日までの31日間で、88件、182万3000円のご寄付・カンパをいただきました。残念ながら、月間目標には届いておりません。

 どうか、皆様のご寄付・カンパ、そして会費の納付によって、今月の目標額を達成し、さらには、赤字額を少しでも減らすことができれば、と存じます!

 どうぞ、よろしくお願いいたします!

 岩上安身 拝

※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です(各金融機関ごとに口座名が非統一ですが、どれも、各銀行の仕様に従ったもので、間違いではありません)。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※会員の再開、新規会員登録はこちらからお願いします。
(会員登録済みの方)https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php
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 年会費をまとまってお支払いいただければ、12ヶ月中2ヶ月分がサービスとなります。即ち、一般会員が月1100円で、年間だとその12ヶ月分1万3200円のところ、一括払いなら、1万1000円(消費税込み)となります。

 同じくサポート会員が、1ヶ月3300円で、毎月支払ってゆくと、12ヶ月で3万9600円のところ、一括払いですと、3万3000円(消費税込み)ですみます! 2ヶ月分おトクです! ぜひ、ご検討ください!

■<IWJ取材報告>「日本が米国の『暴力的支配と収奪の対象』であることは、先の関税交渉での80兆円の投資を日本に強制し、その利益の9割を米国がぶん取るという、搾取そのものの屈辱的な不平等合意のゴリ押しでも明らか。この屈辱をはねのける気概が、日本政府、及び外務省にはないのか?」とのIWJ記者の質問に、「日米間の経済安全保障上の結びつきを強化し、日米関係の、より強化をはかっていくという点で、大きな意義がある合意だった。収奪されたとか簒奪されたという御指摘は当たらない」と岩屋大臣!危機感も被害者意識もまるでなし!~8.1 岩屋毅 外務大臣 定例会見

 2025年8月1日午後3時15分より、東京都千代田区の外務省にて、岩屋毅外務大臣の定例会見が行われました。

 会見冒頭、岩屋大臣より、(1)ミャンマー情勢(緊急事態宣言の解除)、および(2)CTBTO(包括的核実験禁止条約機関)のロバート・フロイド事務局長の訪日についての報告がありました。

※緊急事態宣言解除を受けたミャンマー情勢について(外務省、2025年8月1日)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/pageit_000001_00030.html

※フロイド包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)準備委員会暫定技術事務局事務局長の訪日について(外務省、2025年8月1日)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/pressit_000001_02508.html

 続いて、各社記者と岩屋大臣との質疑応答となり、「核兵器廃絶と拡大抑止の両立」、「日韓外相会談」、「パレスチナ国家承認」、「日米関税協議(相互関税、自動車関税、発動発表のタイミング)」についての質問がありました。

 IWJ記者は、イスラエルと米国とガザの関係性から見えてくる日米関係の本質について、以下の通り、質問しました。

IWJ記者「イスラエル、パレスチナ・ガザ、そして日米関係について、質問いたします。

 米国共和党のリンゼー・グラハム上院議員が、NBCのインタビューで、『イスラエルは、ガザにおいて、米国が、東京やベルリンでやったことをやる。武力でその場所を奪う』などと述べました。

 この発言は、罪なき先住民のパレスチナ人にとって、とんでもない犯罪的な暴言だと思います。

 第二次大戦時、米国は、日独を武力で降伏させ、政治的主権を奪い、その占領軍は、今も両国に居座っています。

 日本が、今なおガザ同様、米国の『暴力的支配と収奪の対象』であることは、関税交渉での80兆円の投資を日本に強制し、その利益の9割を米国がぶん取るという、搾取そのものの屈辱的な不平等合意のゴリ押しでも明らかです。

 この屈辱をはねのける気概が、日本政府、及び外務省にはないのか、岩屋大臣の考えをお聞かせください。よろしくお願いします」

岩屋大臣「今般の日米間の合意は、総理が当初から一貫して述べておられたように、『関税より投資』だという一貫した考え方にもとづいて、守るべきものは守った上で、そして、日米両国の国益に資する形になっていると考えております。

 米国は、すべからく、関税で、解決しようということで、当初、世界各国に呼びかけをしていたということだと思いますが、既に我が方は、『日米貿易協定』というものを持っておりましたし、下げるべき関税は、一番、世界の中でも、米国に対しては下げているという国でしたので、そこで関税ではなくて、投資ということを通じて、米側にも日本側にも大きな利益を生むことができる、いわゆるウィン・ウィンの関係を作っていきましょうということを、交渉の基本方針として、これまで交渉してきて、合意に至ったということですので、その意味では、収奪されたとか簒奪されたという御指摘は当たらないのではないかと考えております。

 今回の合意は、これから双方が誠意を持って実行していかなければなりませんが、日米間の経済安全保障上の結びつきを強化し、日米関係の、より強化をはかっていくという点で、大きな意義がある合意だったと考えており、また、そのようにしていかなければいけないと思っておりますので、冒頭おっしゃったようなご指摘は当たらないと考えているところです」

 会見の詳細については、ぜひ全編動画を御覧ください。

※「日本が米国の『暴力的支配と収奪の対象』であることは、先の関税交渉での80兆円の投資を日本に強制し、その利益の9割を米国がぶん取るという、搾取そのものの屈辱的な不平等合意のゴリ押しでも明らか。この屈辱をはねのける気概が、日本政府、及び外務省にはないのか?」とのIWJ記者の質問に、「日米間の経済安全保障上の結びつきを強化し、日米関係の、より強化をはかっていくという点で、大きな意義がある合意だった。収奪されたとか簒奪されたという御指摘は当たらない」と岩屋大臣!~8.1 岩屋毅 外務大臣 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/528715

■7月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、6月に続き、3月14日に初配信した「岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事 福島雅典医師、外務省元国際情報局長 孫崎享氏インタビュー」より、前半の福島医師のレクチャーとその後の鼎談部分の抜粋をテキスト化、詳細な注釈をつけ発行しました! ぜひ「まぐまぐ」からご登録ください!! IWJサポート会員になれば、IWJサイトでバックナンバーをすべて読めます! ぜひサポート会員にご登録を!!

 IWJでは、メルマガサイト「まぐまぐ」で、毎月『岩上安身のIWJ特報!』を発行しています。

 7月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、6月に引き続き、2025年3月14日に初配信した、スペシャル対談企画、「岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事 福島雅典氏、外務省元国際情報局長 孫崎享氏インタビュー」から、福島氏の講演と、その後の鼎談部分の抜粋をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました。

 遺伝子操作技術を使った「mRNA脂質ナノ粒子製剤」を、新型コロナの「ワクチン」として国民に接種を奨励した結果、さまざまな副作用の被害が一気に広がってしまいました。

 ワクチン接種者の10万人に2人が死亡しており、この死亡率について福島氏は、「10万人に2人は無視できない。いつ(副作用に)当たるか、わからない。ロシアン・ルーレットじゃあるまいに」と眉をひそめました。

 このように「厄災」が広がった状況を、福島氏は「パンドラの箱を開けた」と表現し、それでも医学的に重要な知見を得られたことは「箱の底に残った希望」だと語っています。特に、福島氏が副作用への対処法として着目するのが、ビタミンDの重要性です。

 岩上安身は、「その希望というのは、個人も(体調回復への)希望を持てるというミクロの視点と、制度や政治、情報などで作られた洗脳空間を吹き飛ばして、新しい療法などが開発され、コロナ禍、ワクチン禍を乗り越えていく未来、というマクロの視点と、両方が当てはまる希望なのでしょうか」と問いかけました。

 岩上安身自身は、新型コロナワクチンを4回接種した後、コロナに感染し、また、ワクチン接種や新型コロナ感染の後遺症の症状が、全部あてはまる当事者です。

 福島氏は、「(ワクチンと新型コロナ感染の影響の)両方あると思う」と応じ、次のように説明しました。

 「ひとつの遺伝子製剤を打ったことによって、全身にいろいろな病気が、難病を含めて、いっぱい出てきた。いろいろな病気、それぞれの原因を追求するやり方じゃなくて、患者さんを診る中から、ひとつずつ整理していく。

 ビタミンDを投与すると、症状が半分良くなるなら、あとの半分は、何だろう? と。それを、ひとつずつ追求していく。そういうふうにして(小さい希望をすくい上げて)、一歩一歩行くことで道筋が見えた。

 だから、大きい希望がある。今までわかっていなかった病気についても、わかる可能性がある。そういう大きい道が開けてきたということです」。

 医学界には、昔から感染症への対応として「隔離、消毒、検疫」の3原則があります。新型コロナのパンデミックで、日本はその3原則をどれだけ忠実にやっただろうか、と福島氏は疑問を呈しました。

 「何もやらなかった。ワクチンで(対応するから)、そんなもの(3原則)はいらないんだという方向になった。それは理論的にも間違っていたし、常識的にも間違っていた。公衆衛生的にも間違っていた。三拍子そろって、間違っていた!」。

 健康の基本は、食事、運動、睡眠、心のあり方だと説く福島氏は、「医者も、そこが原点。問診で患者さんから生活を聞かないで、『はい、薬あげる、今日はこれを出しとくね』。そんなもの医療じゃないでしょう。だから僕は、(このパンデミックを通して)とことん全部、勉強し直したつもりです」と振り返りました。

 今回、聞き役に回った孫崎享氏は、「今日はすごい話を聞いた。最高です」と感想を述べ、ソニーの創設者・盛田昭夫氏や『文明の衝突』の著者・ハンティントンなど、独自の発想や慧眼で時代を先取りした人達の講演に匹敵する内容だと賛辞を送りました。そして、「このインタビュー動画を、ぜひ、多くの人に見てほしい」と重ねました。

 以下は、7月発行の『岩上安身のIWJ特報!』の目次です。

(第692号の目次)
◆ワクチン接種後に起きた慢性疲労症候群はビタミンDや日光浴で改善される。「一番大事なのは、大気、安静、栄養」
◆パンデミックの前から指摘されていた、日本人のビタミンD不足。「啓蒙していた医師もいたが、日本の医学界はあまりにも迂闊だった」

(第693号の目次)
◆医療の危機は科学の危機、民主主義の危機! 事実を認めないことが、いかに悲惨な結果を招くか、歴史から学ばなくてはいけない!

(第694号の目次)
◆憲法に定められた「医療の平等」を国民にきちんと保障すること。「だから、自由診療が広がるのは非常にまずい。医療を自己責任にしたいわけだから」

(第695号の目次)
◆新型コロナワクチンは10万人に2人の死亡率!「いつ当たるかわからない。ロシアン・ルーレットじゃあるまいに…」
◆ワクチン後遺症から徐々に回復中の岩上安身が問う! 医学がまともに機能し、洗脳空間を吹き飛ばし、コロナ禍・ワクチン禍を乗り越えた先の希望とは?
◆ワクチン後遺症は一人ひとり症状が違う。「根気強く時間をかけて解きほぐしていく。診る医者には複雑な思考が必要です」

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