┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに~「【IWJ号外】ジョン・ミアシャイマー教授の最新論文『前途の闇:ウクライナ戦争の行方』を仮訳! 最終回『永続的な和平は実現せず!! 紛争は続く! ロシアとウクライナの双方の要求を満たすことは不可能!』」を出しました!
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┠■泣いても、笑っても、残りはあと6日間です! 7月も後半に入り、IWJの今期第13期の期末まであと6日間を残すのみとなりました! 7月に入ってからのご寄付は112件、123万6000円、月間目標額の32%にとどまります! この11ヶ月間の累積の不足額は、2039万3900円となっています!! 7月こそは月間目標額390万円を達成し、さらに累積した赤字幅をも、皆さまのお力をお借りして、少しでも減らしたいと願っています! 今月末の期末まで緊急のご支援・ご寄付・カンパを、どうぞよろしくお願いいたします!!
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┠■【中継番組表】
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┠■【本日のニュースの連撃! 3連弾!】
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┠■【第1弾! 中国の2国間決済で、人民元建てがついに米ドル建てを上回る!】中国の2国間決済、2023年4月~6月の四半期ベースで、人民元建て決済が米ドル建て決済を上回る! ウクライナ紛争での対露制裁で、新興国の米ドル離れが進み、中露取引も拡大!(『日本経済新聞』、2023年7月24日)
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┠■【第2弾! ポーランドがリトアニアとウクライナと連合部隊を設立し、ウクライナ西部占領を狙っている!】ロシアの正面を突破できないウクライナ軍に西側が失望! NATO加盟国のポーランドとリトアニアが、ウクライナと連合部隊を設立し、ウクライナ紛争に直接介入!? ポーランドは、第二次大戦前まではポーランド領だったウクライナ西部占領を狙っていると、プーチン大統領が指摘! ウクライナ分割の危機!?(『RT』、2023年7月21日)
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┠■【第3弾! ハンター・バイデン氏のラップトップが本物であることを知っていたと、FBI担当者が証言!】2020年大統領選当時、バイデン候補(当時)とウクライナのブリズマ社を結びつける証拠が存在していた!? ハンター・バイデン氏のラップトップコンピューターが本物だと知りながら、ソーシャルメディア企業に情報提供を拒否したとFBI担当者が議会で証言! ツイッターやフェイスブックは、疑惑を報じた『ニューヨーク・ポスト』の記事をロシアによる偽情報と断定し、検閲! 大統領選挙の結果に重大な影響が!!(『米下院司法委員会』、2023年7月20日)
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┠■【スタッフ募集・事務ハドル班】事務ハドル班は、岩上安身によるインタビューのアポ取りとスケジューリング、各種リサーチ、公共コンテンツの取材のためのアポ取りや、中継スタッフやテキストスタッフと連携して、IWJの活動予定を組み立て、指示を出す、重要な役割を担っています。翌日以降の中継・配信予定と、撮影後に記事化された動画の情報を整理し、翌日の日刊IWJガイドの番組表へ反映する、IWJコンテンツ構成の要となる部署です。
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┠■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】記者として日刊IWJガイドや記事の執筆、エディターとして編集業務を行っていただける方を募集します。特に深夜業務での校正作業を厭わない方は、優遇し、最優先で募集します! 深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給はスタート時は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。『サビ残』は一切ありません!
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■はじめに~「【IWJ号外】ジョン・ミアシャイマー教授の最新論文『前途の闇:ウクライナ戦争の行方』を仮訳! 最終回『永続的な和平は実現せず!! 紛争は続く! ロシアとウクライナの双方の要求を満たすことは不可能!』」を出しました!
おはようございます。IWJ編集部です。
本日未明、ジョン・ミアシャイマー教授のウクライナ紛争の今後を展望する重要な最新論文「前途の闇:ウクライナ戦争の行方」の最終回を号外で出しました。
ミアシャイマー教授の見通しは、非常に厳しいものです。ロシアとウクライナの「和平は不可能」と断じています。
「最も一般的なレベルでは、和平は不可能である。なぜなら、双方が相手を、戦場で打ち負かさなければならない致命的な脅威とみなしているからである。このような状況では、相手側と妥協する余地はほとんどない」。
和平に代わる見通しは、「戦闘が再燃する危険が常に存在する、凍りついた紛争」だというのです。
米国と欧州は、旧ソ連との約束を破ってNATOの東方拡大を押し進めることで、ウクライナとロシア間に「憎しみと敵意の分断線」を持ち込んでしまいました。
しかも、この仕掛けに対して始末はつけられず、一時的に紛争が止んで、「凍結した紛争」状態となっても、いつでも戦闘が再燃し、さらに片方の当事国は核保有国であるがゆえに、ウクライナの背後にいる米国の出方次第では、米露間の全面核戦争の危機が常に存在します。
ミアシャイマー教授は、この点について「ロシアと西側諸国との関係は今後も毒されたままであるだけでなく、核のエスカレーションやロシアと米国の大国間戦争の可能性が常に存在するため、危険なものとなるだろう」と述べています。
今後の世界全体への、厳しい見通しを、ミアシャイマー教授はこう述べています。
「実行可能な和平合意がなければ、さまざまな恐ろしい結果を招くだろう。たとえば、ロシアと西側諸国との関係は、当面、深い敵対関係と危険な状態が続くだろう。それぞれが相手を悪者扱いしながら、ライバルに与える苦痛と迷惑を最大化しようと懸命になるだろう。戦闘が続けば、このような状況が続くのは間違いない。しかし、戦争が凍結された紛争になったとしても、両陣営の敵意のレベルが大きく変わることはないだろう」。
これは、もう一つの長大なベルリンの壁を、ウクライナとロシアの間に築くのとは違います。かつての「冷戦」は、「冷戦」のまま、弾丸も砲弾も爆弾も核爆弾も炸裂せず、「熱戦」とはならずに終わりました。
今度の「壁」は戦争そのものであり、静止したままではなく、流動し続けて、血を流し続けることになるでしょう。ロシアより人口の少ないウクライナで、誰も戦える人間がいなくなる時まで、戦争は、終わらないかもしれません。
ことによれば、ウクライナ人の戦闘員がいなくなっても、参戦する国々が出てきて、戦争が続くかもしれません。実際、NATO加盟国であるポーランドとリトアニアには、参戦するような動きが見られると報じられています。「本日のニュースの連撃!」を御覧ください。
米国がやめない限り、ウクライナへの武器支援は続き、西側陣営の負担も重くなり、ウクライナは人口が減り続けてゆくはずです。
暗澹たる気分になりますが、ミアシャイマー教授による、この問題の原因分析は的確です。
「米国とその同盟国が2008年4月にウクライナのNATO加盟に動かなかったら、あるいは2014年2月にウクライナ危機が勃発したあと、モスクワの安全保障上の懸念を受け入れる姿勢を見せていたら、おそらく今日ウクライナで戦争は起きておらず、国境線は1991年に独立したときのようになっていただろう」。
ミアシャイマー教授の指摘する通り、この紛争は、「米国と同盟国」によるNATOの東方拡大が引き金になって引き起こされたものです。それに加えて、2014年以降のウクライナ政権によるロシア系住民の虐殺の問題を付け加える必要があるでしょう。
ウクライナ紛争を、ロシアと西側諸国が、核戦争へのエスカレートに至らないよう、最大限の注意を払い、低強度の紛争にとどめておくように、「管理」したとしても、ロシアの敗北はなく、ウクライナもギブアップせず、米国も西側もウクライナ支援をやめられない、となると、終わりの見えない「長い戦い」となることは、ほぼ間違いないように思われます。
詳しくは、ぜひ、昨日の【号外】を御覧ください!
■泣いても、笑っても、残りはあと6日間です! 7月も後半に入り、IWJの今期第13期の期末まであと6日間を残すのみとなりました! 7月に入ってからのご寄付は112件、123万6000円、月間目標額の32%にとどまります! この11ヶ月間の累積の不足額は、2039万3900円となっています!! 7月こそは月間目標額390万円を達成し、さらに累積した赤字幅をも、皆さまのお力をお借りして、少しでも減らしたいと願っています! 今月末の期末まで緊急のご支援・ご寄付・カンパを、どうぞよろしくお願いいたします!!
いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます!
泣いても、笑っても、残りはあと6日間です!
7月も後半に入り、昨年8月1日から始まったIWJの第13期も、いよいよ6日間を残すのみとなりました!
7月は1日から24日までの24日間で、112件、123万6000円のご寄付をいただきました。ありがとうございます! これは、月間目標額390万円の約32%にとどまります。
厳しい経済状況の中、ご寄付をお寄せくださっている皆さまには、心から感謝申し上げます! 誠にありがとうございます!
しかしながら、あと6日間で、月間目標額に到達するには、目標額の68%、196万4000円が必要です! どうぞ7月末まで緊急のご支援をよろしくお願いします!
また、今期第13期6月末までの、11ヶ月間の累積の不足額は、2039万3900円と、2000万円を超えてしまいました! 今月7月は第13期最後の月です! 月間目標額を達成した上で、さらに残り半月でこの2000万円の累積の赤字幅を少しでも圧縮できるように、どうぞ本当にご支援をよろしくお願いします!
今月末の会期末まで、ぜひ、皆さま、緊急のご寄付・カンパ・会員登録・YouTube登録による、皆さまのご支援の力で、ご支援をよろしくお願いいたします!!
また、現状の会員数をお知らせします。
6月末時点での会員総数は2630人(前年同日比:1061人減)でした。会員の方々の会費と、ご寄付が、IWJの運営の二本柱です。ご寄付も、連日お伝えしているように、目標額を下回っていますが、会員数も会費も減少しています!
経営は本当に赤字が連続し、厳しい運営状況が続いています。どうぞ、会員登録、あるいは元会員の方は、再開をよろしくお願いします!
IWJの内部留保も底を尽き、キャッシュフローが不足したため、私、岩上安身が、個人的な私財から、IWJにつなぎ融資をいたしました。
私がこれまでにIWJに貸し付けて、まだ未返済の残高は約600万円。これにつなぎ融資1000万円と合計すると、IWJへの私の貸し付け残高は約1600万円にのぼります。近いうちに、また私がIWJにつなぎ融資をしなければならない見込みですが、本当にもう貯金が底を尽きます!
私の貯えなどたかがしれていますから、この先も同様の危機が続けば、私個人の貯えが尽きた時、その時点でIWJは倒れてしまいます!
皆さまにおかれましても、コロナ禍での経済的な打撃、そしてこのところの物価上昇に悩まされていることとお察しいたします。
しかし、会費も減少し、ご寄付までもが急減してしまうと、たちまちIWJは活動していけなくなってしまいます。IWJも支出を減らし、業務を縮小し、効率化をはかるなどしておりますが、限界もやはり、あります。
ウクライナ紛争に続き、「台湾有事」を口実とする米国の「代理戦争」が、東アジアで画策されている今、私、岩上安身とIWJは、破滅的な戦争を回避すべく、また、ウクライナ紛争報道で明らかになった、偏向マスメディアの不誠実な「情報操作」に代わるべく、少しでも正確な情報を皆さまにお届けできるよう走り続けたいと存じます!
その結果として、日本が戦争突入という悲劇に見舞われないように、無謀な戦争を断固阻止するために、今後も全力で頑張ってゆきたいと思います!
日本は、米国への依存から脱却をはかり、独立した主権国家として立つべきです。同時に、エネルギーと食料の自給ができず、資源をもつ他の国々からの海上輸送に頼らなければならない、孤立した「島国」であるという「宿命」を決して忘れず、国外にそもそも「敵」を作らない、多極的な外交姿勢をめざすべきではないでしょうか!?
皆さまにはぜひ、マスメディアが真実を伝えない、こうした問題について、IWJが追及を続けてゆくために、どうか、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます!
下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!
また、無料で日刊IWJガイド非会員版を読み、ハイライト動画を御覧になっている無料サポーターの皆さまにおかれましては、有料の一般会員登録をぜひともお願いいたします!
また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!
※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
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※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!
みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル
城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル
ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ
IWJホームページからも、お振り込みいただけます。
※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!
どうぞ、皆さま、IWJを知人・ご友人、地域の皆さまへIWJの存在をお知らせいただき、米国に忖度し、隷従を深める日本政府、大手主要メディアの、連日の「情報操作」の積み重ねの恐ろしさと、権力に忖度しないで真実をお伝えする独立メディアの意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!
岩上安身
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◆中継番組表◆
**2023.7.26 Wed.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・エリアCh6・大阪】19:00~「7.26施設障碍者虐殺 7年目の追悼アクション」
視聴URL:https://twitcasting.tv/iwj_areach6
「726 追悼アクション有志」主催の追悼アクションを中継します。これまでIWJが報じてきた相模原殺傷事件関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%9b%b8%e6%a8%a1%e5%8e%9f%e6%ae%ba%e5%82%b7%e4%ba%8b%e4%bb%b6
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◆中継番組表◆
**2023.7.27 Thu.**
調整中
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■【本日のニュースの連撃! 3連弾!】
■【第1弾! 中国の2国間決済で、人民元建てがついに米ドル建てを上回る!】中国の2国間決済、2023年4月~6月の四半期ベースで、人民元建て決済が米ドル建て決済を上回る! ウクライナ紛争での対露制裁で、新興国の米ドル離れが進み、中露取引も拡大!(『日本経済新聞』、2023年7月24日)
中国を取引相手とする、貿易や、株式、債券の売買などでの決済通貨で、人民元建てが初めて米ドル建てを上回ったことがわかりました。
7月24日付け『日本経済新聞』は、「中国人民銀行(中央銀行)によると(中略)、23年4~6月期の人民元建て越境決済額は前年同期比11%増の1兆5104億ドル(約211兆円)、米ドル建ては同14%減(1兆3997億ドル)だった。遡れる10年以降のデータを見る限り、四半期ベースで人民元が米ドルを上回るのは初めてだ」と報じました。
※中国の2国間決済、人民元初の米ドル超え 23年4~6月 貿易や証券取引(日本経済新聞、2023年7月24)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM111IK0R10C23A7000000/
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■【第2弾! ポーランドがリトアニアとウクライナと連合部隊を設立し、ウクライナ西部占領を狙っている!】ロシアの正面を突破できないウクライナ軍に西側が失望! NATO加盟国のポーランドとリトアニアが、ウクライナと連合部隊を設立し、ウクライナ紛争に直接介入!? ポーランドは、第二次大戦前まではポーランド領だったウクライナ西部占領を狙っていると、プーチン大統領が指摘! ウクライナ分割の危機!?(『RT』、2023年7月21日)
ロシアのプーチン大統領は、ポーランドがリトアニアとウクライナともに連合部隊を設立し、ウクライナ紛争に直接介入し、西ウクライナ西部を占領するとの見通しを示しました。
7月21日付けロシア『RT』は、21日に行われたロシア連邦安全保障会議の常任理事国との会合で、ロシア対外情報庁(SVR)のセルゲイ・ナリシキン長官が「ポーランド・リトアニア・ウクライナの安全保障構想の一環として、ワルシャワが自国の軍隊をウクライナ西部に派兵し、ウクライナ西部の領土を占領することを検討している」と主張したと報じました。
『RT』の記事によると、これに対してプーチン大統領は、「ポーランド軍の部隊が、例えば、ウクライナのリヴォフ(リヴィウ)や他の領土に入れば、そこに留まるだろう。そして、永遠にそこにとどまるだろう」と述べたとのことです。
※Putin warns of Poland’s intentions in Ukraine and Belarus(RT、2023年7月21日)
https://www.rt.com/russia/580080-poland-western-ukraine-putin/
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■【第3弾! ハンター・バイデン氏のラップトップが本物であることを知っていたと、FBI担当者が証言!】2020年大統領選当時、バイデン候補(当時)とウクライナのブリズマ社を結びつける証拠が存在していた!? ハンター・バイデン氏のラップトップコンピューターが本物だと知りながら、ソーシャルメディア企業に情報提供を拒否したとFBI担当者が議会で証言! ツイッターやフェイスブックは、疑惑を報じた『ニューヨーク・ポスト』の記事をロシアによる偽情報と断定し、検閲! 大統領選挙の結果に重大な影響が!!(『米下院司法委員会』、2023年7月20日)
7月22日に出した号外でお伝えしたように、米下院監視委員会で19日、バイデン大統領の次男、ハンター・バイデン氏の疑惑の資金について、米国内国歳入庁(IRS)犯罪捜査部門の捜査官、ジョゼフ・ジーグラー氏が証言しました。
バイデン一族と、彼らと密接な関係にあった企業は、ウクライナ、ルーマニア、中国の企業から数百万ドルの支払いを受けていて、これらの収益の約半分が、ハンター・バイデン氏に支払われていたとされています。
※【IWJ号外】ウクライナに君臨し、巨額の富を搾取し続けてきたバイデン一家! 約23億7000万円の疑惑の金について米国内国歳入庁(IRS)犯罪捜査部門の捜査官が証言! 2023.7.22
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/517535
これに先立つ7月17日の連邦政府の武器化に関する小委員会では、FBIの対外影響力特別委員会(FITF)のチーフであるローラ・デムロー氏が、ハンター・バイデン氏のラップトップコンピューターについて証言しています。
ハンター・バイデン氏が、修理に出したまま引き取らずに放置していたラップトップコンピューター(ノートパソコン)を、2019年12月頃に、FBIが回収し、調査しました。するとPCからは、ハンター氏が取締役を務めていたウクライナのエネルギー会社ブリズマ社の幹部と、ジョー・バイデン副大統領(当時)が会っていたことを証拠づける電子メールが見つかったと、2020年10月に『ニューヨーク・ポスト』が報じました。
2020年の大統領選挙に民主党候補として出馬していたジョー・バイデン氏の陣営は、この報道を否定しました。
※バイデン陣営は否定、息子の仲介でブリズマ幹部と会談とのNYP報道(ブルームバーグ、2020年10月15日)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-10-14/QI6Y6VT0AFBU01
その後、バイデン氏の陣営は、この『ニューヨーク・ポスト』が報じた記事の内容を、ロシアによる偽情報であり、ラップトップは本物ではないと主張。FBIは、ツイッターやフェイスブックといったソーシャルメディア企業との会議の席で、ハンター氏のラップトップに関する質問に、答えることを拒否しました。
7月20日付けの下院司法委員会のプレスリリースによると、デムロー氏は、2020年10月に行われたこのソーシャルメディア企業との会議の時点で、FBIが所有するハンター氏のラップトップが本物であることを、FITFの複数の職員が知っていたと証言したとのこと。
しかし、ツイッターやフェイスブックは『ニューヨーク・ポスト』の記事を、ロシアの偽情報であると結論付け、『ニューヨーク・ポスト』の記事の共有をブロックするなどの検閲を行いました。
下院司法委員会は、このプレスリリースで、次のように問題点を指摘しています。
「FBIがソーシャルメディア企業に対し、ハンター・バイデンのラップトップが単なるロシアの偽情報ではなく、本物であることを警告しなかったことは特に問題である。
FBIは、2019年12月からこのラップトップを所持しており、2020年の選挙前にはロシアによる『ハッキング・アンド・ダンプ』作戦(ハッキングによる偽情報拡散)を探すよう、ソーシャルメディア企業に警告していた。
フェイスブックが、ハンター・バイデンのラップトップの件がロシアの偽情報かどうかを具体的に尋ねた際にも、FBIのデムロー氏はコメントを拒否し、その結果、ソーシャルメディア企業はこの件を抑圧することになった。その結果、何百万人もの米国国民は、2020年11月3日の選挙まで、この話を聞くことができなかった。
2020年11月3日の大統領選挙前、FBIはラップトップが『本物』であり、FBIが所有していることを正式に明らかにしなかった。
デムロー氏が委員会で証言したように、もしハンター・バイデン氏の記事が実際のロシアの偽情報キャンペーンの産物であったなら、FITFはそのようなキャンペーンについて企業に警告する十分な権限を与えられていただろう。
『もし外国の悪意ある影響力活動があり、それらの主体がどのように情報を広め、プラットフォーム上での影響を与えているかについて、具体的な詳細を把握しているのであれば、それについては具体的な詳細を共有できるだろう』。
しかしそうではなく、FBI当局者(ラップトップが本物であることを知っていたまさにその当局者)が、ラップトップの信頼性を検証することを拒否したことで、正確なニュース記事に対する広範な検閲が可能になった」。
※Testimony Reveals FBI Employees Who Warned Social Media Companies about Hack and Leak Operation Knew Hunter Biden Laptop Wasn’t Russian Disinformation(The House of Representatives Judiciary Committee、2023年7月20日)
https://judiciary.house.gov/media/press-releases/testimony-reveals-fbi-employees-who-warned-social-media-companies-about-hack
★7月24日のこの日刊IWJガイドでお伝えしたように、2024年大統領選挙の民主党予備選挙に立候補を表明している、ロバート・ケネディJr氏は、7月20日、下院司法委員会の「連邦政府の兵器化に関する特別小委員会」の公聴会で、ソーシャルメディア企業による検閲について、証言しました。
この公聴会で、ケネディJr氏は、民主党議員から激しい攻撃と証言の妨害を受けています。
※【第2弾! ロバート・ケネディJr氏が、下院公聴会に証人として出席! 民主党議員が同じ民主党の大統領候補・ケネディJr氏の発言を妨害!】米大統領選民主党候補の予備選に出馬を表明しているロバート・ケネディJr氏が、共和党の招致で下院「連邦政府の兵器化に関する特別小委員会」の公聴会に証人として出席! 民主党議員102人が反対署名を提出するも、マッカーシー下院議長(共和党)が却下! 公聴会では検閲についてのケネディJr氏の発言を妨害する民主党議員にケネディJr氏が「『検閲』をテーマにした公聴会を検閲しようとしている」と正論で批判!(日刊IWJガイド、2023年7月24日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230724#idx-7
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52558#idx-7
こうした中、ハーバード大学と米市場調査会社「ハリス」による最新の世論調査の「政治的好感度」で、ロバート・ケネディJr氏が、25人中トップになりました。
この世論調査は、7月19日から20日にかけて、米国内で2068人を対象に、オンラインで行われたものです。
上位10人の顔ぶれは、1位から順に、ロバート・ケネディJr氏(好ましい47%、好ましくない26%)、ドナルド・トランプ氏(同45%、49%)、イーロン・マスク氏(44%、35%)、バーニー・サンダース氏(41%、41%)、ロン・デサンティス氏(40%、37%)、ジョー・バイデン氏(39%、53%)、カマラ・ハリス氏(39%、49%)、マイク・ペンス氏(37%、44%)、ヒラリー・クリントン氏(36%、52%)、テッド・クルーズ氏(36%、40%)でした。
ケネディJr氏は、好感度で1位だっただけでなく、「好ましくない」と答えた割合が、他の人たちより少なかったこともわかります。
※HARVARD CAPS HARRIS POLL Field Dates:July 19-20,2023
https://harvardharrispoll.com/wp-content/uploads/2023/07/HHP_July2023_KeyResults.pdf
バイデン政権に都合の悪い情報の拡散を、ソーシャルメディア企業が率先して検閲しようとも、民主党支持者の間で、バイデン政権への不信感が募り、ケネディJr氏の好感度が急上昇していると考えられます。(IWJ)
■【スタッフ募集・事務ハドル班】事務ハドル班は、岩上安身によるインタビューのアポ取りとスケジューリング、各種リサーチ、公共コンテンツの取材のためのアポ取りや、中継スタッフやテキストスタッフと連携して、IWJの活動予定を組み立て、指示を出す、重要な役割を担っています。翌日以降の中継・配信予定と、撮影後に記事化された動画の情報を整理し、翌日の日刊IWJガイドの番組表へ反映する、IWJコンテンツ構成の要となる部署です。
ご応募の資格は、第一に穏やかな性格で明るく協調性のある方。第二にトラブルなく対外的な交渉をできるコミュニケーション能力の高い方。第三にPCスキルがある方です。時給は1200円から、仕事の習熟に伴って昇給していきます。
入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jpまでお送りください。
※スタッフ募集フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdiPIiSuiFyoVpF_HRNqdbKlIucA_Vdk6DEWqCq7mCQM6O1kw/viewform
■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】記者として日刊IWJガイドや記事の執筆、エディターとして編集業務を行っていただける方を募集します。特に深夜業務での校正作業を厭わない方は、優遇し、最優先で募集します! 深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給はスタート時は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。『サビ残』は一切ありません!
日刊IWJガイドや記事の執筆、編集などの作業のうち、主に日刊IWJガイド校了前の赤反映業務に携わってもらいます。パソコンのスキルが必要です。時に深夜まで及ぶことがありますが、社用車での帰宅、あるいは自宅への送りが可能です。
雇用形態はアルバイトまたは契約社員で時給1300円からのスタートになります。能力と実績次第で昇給します。正社員登用の途もあります。在宅勤務や業務委託契約も相談に応じます。残業代、深夜残業代もきっちりお支払いします。
入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jpまでお送りください。
※スタッフ募集フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdiPIiSuiFyoVpF_HRNqdbKlIucA_Vdk6DEWqCq7mCQM6O1kw/viewform
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それでは、本日も1日、よろしくお願いします。
※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230726
IWJ編集部(岩上安身、尾内達也、前田啓)
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