日刊IWJガイド・非会員版「テレビのニュース番組が堂々と嘘を流す! 杉田水脈議員は『差別発言を撤回』などしていない!!」2022.12.3号~No.3733号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~テレビのニュース番組が堂々と嘘を流す! 杉田水脈議員は「差別発言を撤回」などしていない!! 統一教会と関係のある杉田水脈総務政務官が、社民党党首・福島瑞穂氏の追及に対し、参議院予算委員会で過去の差別発言「チマチョゴリやアイヌの民族の衣装のコスプレおばさん」「LGBTには生産性はない」を「至らなかった」と謝罪するも一度も「差別発言だった」とは認めず! にもかかわらず、岸田総理、松本総務大臣は杉田氏をひたすらかばい続け、続投を表明! またもや政務三役の任命責任を問われた、人を見る目のない岸田総理! 福島氏は差別発言を繰り返した杉田氏は「罷免しかない」と強く岸田総理に求める! LGBT差別はもともと統一教会の思想! 杉田氏は統一教会関連施設で講演などの接点も!

■11月のご寄付・カンパ額が確定しました! 11月は30日間で、139件140万7400円のご寄付・カンパをいただきました!! ご支援くださった皆さま、本当にありがとうございます! しかし累積月額目標額1072万4870円の13%、単独月間目標額390万円の36%にとどまりました! 累積の不足額と今月の月間目標額390万円とを合計すると、12月末までに1321万7470円が必要です! 1年の3分の1で約1000万円が不足ですから、第13期が終わる頃には、約3000万円の不足となりそうです。このままですと確実に倒産です。規模を縮小し、コンパクトで効率よく動ける体制を構築したいと思っています。今後とも精いっぱい頑張ってまいりますので、緊急のご支援のほど、よろしくお願いします!

■IWJは、市民の皆さまお一人お一人の会費とご寄付・カンパで運営しています。11月のご寄付者様のご芳名を、感謝を込めて順次掲載させていただきます! IWJの経済危機に手を差し伸べてくださった皆さま、誠にありがとうございます!

■「いつも有益な情報をありがとうございます」「こういう事態が起こったのは何が背景にあるのかを冷静に問うていらっしゃる姿勢には、信頼を寄せております」ご寄付をくださった皆さまからの応援・激励メッセージに、岩上安身がご回答致します!

■【中継番組表】

■ロシア制裁に端を発した欧州のエネルギー危機は当分続く! ガス不足だけではない! 輸送・生産・軍事に必須のロシア産のディーゼル燃料も不足!

■旧統一教会の目的は「天一国」の実現、その意図を政治家はよく理解すべき~11月発行の「岩上安身のIWJ特報!」は、9月9日収録「岩上安身によるインタビュー第1095回 ゲスト 全国霊感商法対策弁護士連絡会 代表世話人 山口広弁護士」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました! さらに、円安とインフレをテーマにしたエコノミスト・田代秀敏氏連続緊急インタビュー3回分を抜粋し、(その1)を発行! ぜひ「まぐまぐ」からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員に登録を!!
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■はじめに~テレビのニュース番組が堂々と嘘を流す! 杉田水脈議員は「差別発言を撤回」などしていない!! 統一教会と関係のある杉田水脈総務政務官が、社民党党首・福島瑞穂氏の追及に対し、参議院予算委員会で過去の差別発言「チマチョゴリやアイヌの民族の衣装のコスプレおばさん」「LGBTには生産性はない」を「至らなかった」と謝罪するも一度も「差別発言だった」とは認めず! にもかかわらず、岸田総理、松本総務大臣は杉田氏をひたすらかばい続け、続投を表明! またもや政務三役の任命責任を問われた、人を見る目のない岸田総理! 福島氏は差別発言を繰り返した杉田氏は「罷免しかない」と強く岸田総理に求める! LGBT差別はもともと統一教会の思想! 杉田氏は統一教会関連施設で講演などの接点も!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 テレビのニュース番組が、堂々と嘘を流しました。

 「FNNプライムオンライン」で、「杉田水脈政務官“差別発言”撤回『傷ついた方々に謝罪します』岸田首相は更迭否定」と、どう見ても国会で杉田水脈議員が差別発言を撤回したと受け取れるタイトルでニュースを流しましたが、事実は180度違います。
https://youtu.be/fwNHMackSBg(FNNプライム、2022年12月2日)

 真相は、以下の通りです。

 国会の審議をすべて明らかにし、テレビの嘘を暴きます。

 12月2日、参議院予算委員会で杉田水脈(すぎた みお)総務大臣政務官が、社民党党首の福島瑞穂氏の追及に対し、「チマチョゴリやアイヌの民族の衣装のコスプレおばさんまで登場。同じ空気を吸っているだけで気持ち悪く存在だけで日本国の恥さらし」(ブログ)、「LGBTには生産性はない」(『新潮45』への寄稿)といった自らの発言について、「配慮を欠いた表現」であった、「傷つかれた方々に謝罪し、そうした表現を取り消します」と発言しました。

 大手メディアは、まるで免罪符を与えるかのように、杉田氏が差別発言を謝罪撤回したと報じていますが、杉田氏の発言を、「差別発言撤回」と報じていますが、参議院予算委員会での一問一答を見ていただければわかる通り、杉田氏は「配慮を欠いた表現」、「至らなかった」、「拙かった」と繰り返すのみで、一言も「差別発言であった」などとは認めていません。

 大手メディアは、まるで免罪符を与えるかのように、杉田氏が差別発言を謝罪撤回したと嘘の報道を行っていますが、参議院予算委員会での一問一答を見ていただければわかる通り、杉田氏は「配慮を欠いた表現」、「至らなかった」、「拙かった」と繰り返すのみで、一言も「差別発言であった」などとは認めていません。私たちは、大手メデイアがついた「嘘」を見逃すわけにはいきません。

 こうした杉田氏の往生際の悪さを特に大手メディアが嘘で糊塗し、スルーしてしまっており、これではメディアが杉田氏の政務官続投をアシストしているも同然です。独立系メディアが、監視し続け声を上げなければ、杉田氏の本当の問題は浮かび上がってきません。

 福島氏は質疑で繰り返し、杉田氏に自らの発言を「差別発言だと認めるか」と、質問しています。福島氏が「謝罪撤回ですが、これは『至らなかった』んじゃなくて、差別発言です。差別発言だったっていうことを、杉田さん、お認めになられますか?」と質問すると、まず松本大臣が「差別と受け取られかねないことも含めて、拙い表現であった」と弁明、杉田政務官は「それも含めて、しっかり精査して対応して参りたい」と逃げ、差別発言であったとはあくまでも認めていません。

※杉田水脈政務官“差別発言”撤回「傷ついた方々に謝罪します」岸田首相は更迭否定(FNNプライム、2022年12月2日)
https://youtu.be/fwNHMackSBg

 しかし、杉田政務官も、松本総務大臣も「拙かった」「至らなかった」、「人を傷つけるような側面がある」、「別の政党の時の発言」などと繰り返すばかりで、福島氏の「至らなかったのではない、ヘイトスピーチであり、差別発言であるから問題なのだ。差別発言だと認めるのか」という追及に対して、一度も「差別発言だった」とは認めませんでした!

 福島氏は、ヘイトスピーチを行い、差別発言を繰り返してきた杉田氏が内閣にいては、内閣を信頼できないと岸田総理に罷免を求め、岸田総理の任命責任を問いました。しかし、岸田総理は「内閣の一員となった以上は政府の方針に従ってもらう」と繰り返すばかりで、杉田氏の続投を表明しました。

 岸田総理は「総務大臣政務官の職責を果たす能力を持っている」と任命した理由を述べましたが、福島氏の「能力があれば、差別発言を繰り返した人でもいいんですか?」という問いには、岸田総理も答えていません。否定しないということは、岸田総理は、杉田氏の差別発言を容認して任命し、今も容認している、ということなのでしょう。

 また、杉田氏は福島氏への答弁で「チマチョゴリやアイヌの民族の衣装のコスプレおばさん」「LGBTには生産性はない」という2つの発言については、撤回と謝罪を表明しましたが、それ以外の「保育園のコミンテルン」、「選択的夫婦別姓は家族を解体する」などの発言については、「今後精査します」などと、回答を保留しています。つまり、現時点では撤回も謝罪もしていないのです。

 杉田水脈氏(55)は、「みんなの党」にはじまり、維新政治塾に参加して「日本維新の会」から、2012年12月に出馬(兵庫6区)し、小選挙区で敗れ、比例近畿ブロックで復活、初当選しました。2012年12月17日から2014年11月21日まで衆議院議員を務めました。

 日本維新の会の分裂後、「次世代の党」に参加。2014年12月14日の第47回衆議院議員総選挙では、兵庫6区から次世代の党公認で出馬しましたが、最下位で落選しました。

 落選期間中に、保守系ネットメディアに出演したり、『月刊Hanada』などの極右雑誌に寄稿しています。今回、謝罪するとした「LGBTには生産性はない」という発言は、1回きりの発言ではなく、すでに2015年3月27日に同様の発言をしています。

 「生産性のあるものと無いもの(注:LGBTの人々)を同列に扱うには無理があります」

※杉田水脈公式ブログ(2015年03月27日)
http://blog.livedoor.jp/sugitamio/archives/8107881.html

 「国や自治体が少子化対策や子育て支援に予算をつけるのは、『生産性』を重視しているからです。生産性のあるものとないものを同列に扱うのは無理があります。これも差別ではなく区別です」

※杉田水脈『新潮45』2016年11月号

 「日本のこころを大切にする党」、「日本のこころ」と、保守系の政党を渡り歩き、2017年9月29日、第48回衆議院議員総選挙に自由民主党から出馬することが決まったと、ツイッターで発信しました。

 「【自民党からの出馬が決まりました】Facebookやツィッターを停止しており、皆様には大変ご心配をおかけいたしました。急な解散に伴い、複数の政党より出馬の要請を受けておりました。が、この度、自民党からの出馬が決定いたしました。最後に背中を押していただいたのは櫻井よしこ先生です」

※杉田水脈@miosugita(午後11:00 2017年9月29日)
https://twitter.com/miosugita/status/913765407701397504

 ウィキペディアはその経緯を、「櫻井よしこによれば、安倍晋三首相が『杉田さんは素晴らしい』と絶賛し萩生田光一議員と『一生懸命になってお誘い』し、自民党からの出馬が決まった」と記述しています。

 第48回衆議院議員総選挙(2012年10月22日投開票)に自民党公認で比例中国ブロックから出馬、2度目の当選を果たしました。細田派にはいっています。

※杉田水脈(Wikipedia、2022年12月2日閲覧)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%89%E7%94%B0%E6%B0%B4%E8%84%88#cite_note-candid-17

 自民党所属・細田派(安倍派)の衆議院議員となっても、杉田氏のLGBTに対する差別的姿勢は変わりませんでした。

 「LGBTのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子どもを作らない、つまり生産性がないのです」

※杉田水脈「『LGBT』支援の度が過ぎる」『新潮45』2018年8月号

 杉田氏が『新潮45』に発表した論文は、趣旨はそれまでと同じですが、自民党所属議員としての発信であったことから大きな社会問題となりました。

 杉田氏の、少なくとも2015年以降、執拗なまでに繰り返されてきたLGBT差別発言はどこからくるのでしょうか。

 『TBS』は、統一教会の教義(文鮮明の御言葉)を示す『天聖経』から、LGBTについて以下のような「御言葉」を示しています。

 「今、アメリカでレズビアンやホモセクシャルやゲイのようなものが起きています。それは罪です。罰を受けなければなりません。これは自分勝手な愛です。すればするほど破壊されていくのです。破壊をもたらすのです。人間破綻 家庭破綻 子女破綻 国家破綻 世界破綻 宇宙破綻をもたらすというのです。破壊されれば自然になくなります。人間がそうなる時はこの人類が滅亡するのです」

 統一教会・文鮮明こそは、LGBTを「人類が滅亡する」ほどの「罪」だと口をきわめてののしっているのです。文鮮明と統一教会のマインドコントロール下にある人間に、甚大な影響を与えたことでしょう。

※旧統一教会の教えに「LGBTは罪なのです」国会で進まない“多様性”法案との関係は【報道1930】(TBS NEWS DIS、2022年8月5日)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/116158?page=2

 鈴木エイト氏(2022年)『自民党の統一教会汚染追跡3000日』によれば、杉田氏は「16年(2016年)、ニューヨークの旧統一教会関連施設で日本会議の高橋士郎氏らとともに講演。19年4月、国際勝共連合関連団体『熊本ピュアフォーラム』のシンポジウムで講演」をしています。杉田氏本人は、「統一教会とは関係ない」と言い張り続けていますが、現実に接点があり、「関係がない」とは到底いえそうにありません。

※鈴木エイト(2022年)『自民党の統一教会汚染追跡3000日』小学館

 杉田氏が、2016年8月23日に、ニューヨークの『ソーシャル・ホール』で講演した時のチラシはツイッター上に残っています。

 「杉田水脈元衆議院議員、朝日グレンデール訴訟の徳永信一弁護士、高橋史郎さんらが講演。主催は以前の会合に幸福の科学ニューヨーク支部長が参加していた在米日本人の団体。会場は統一教会。日本会議と幸福の科学と統一教会の奇跡のコラボ」

※エミコヤマ@emigrl(2016年8月4日)
https://twitter.com/emigrl/status/760939545764306944

 これに対し、杉田氏は、統一教会などとの関係を否定するコメントをSNS「フェイスブック」やツイッターで返しています。

 「【奇跡のコラボと言われても…】
何度も言います。私は日本会議の会員ですが、幸福の科学とは何の関係もありません。統一教会もです。支援してくださる方や今回の講演会に来られる方の中に信者の方がいらっしゃるかもしれませんが、それはわかりません。

 それから、『アメリカで爆破テロを起こすと予告』していたら、今頃捕まっています(笑)」

※杉田 水脈(facebook、2016年8月4日)
https://www.facebook.com/mio.sugita.5/posts/993170104114347

 「幸福の科学や統一教会の信者の方にご支援、ご協力いただくのは何の問題もないのですが、どうしても宗教団体の名前が出ると日本国内では過敏に反応して『バックに宗教団体がいるでは』と言った憶測が飛び交い、苦情や問い合わせが事務所にあります。ので、その都度このように否定します」

※杉田水脈@miosugita(午前8:57 – 2016年8月5日)
https://twitter.com/miosugita/status/761350294684913665

 「奇跡のコラボ」とツイートされた講演会を主催した「ひまわりJAPAN」の代表、永門洋子氏は以下のように書いています。

 「私たち『ひまわりJAPAN』は、この言われのない『捏造慰安婦問題』に危機感を持ち、2016年8月と2017年7月にニューヨーク5番街で『このままでいいのか、日本!』というタイトルで講演会を開き、日本を憂う100人以上の在米日本人の方々と情報共有をすることが出来ました」

 「ひまわりJAPAN」のホームページによると、杉田氏は「『歴史戦』はオンナの闘い」という題目で講演をしています。

※ひまわりJAPAN(2022年12月2日閲覧)
https://www.himawarijapan.org/

 杉田氏が出席した2016年2月に開催された国連女性差別撤廃委員会(63会期)では、7年ぶりとなる日本審査が行われ、「部落、アイヌ、在日コリアン、沖縄、移住者や障害者をはじめ、当事者の女性たちによる発言」が行われました。

 杉田氏は、この国連女性差別撤廃委員会について、「私、出席してみてびっくりしました。いろんな団体が参加しています。そこで日本のNGO、先ほど先生がおっしゃったように、全部日本人です。慰安婦問題も当然この中にあるんですけれども、韓国や中国の人たちが言っているんじゃないんです。日本のNGOが言ってるんです」などと語っています。

 杉田氏が自身のブログで「チマチョゴリやアイヌの民族の衣装のコスプレおばさんまで登場。同じ空気を吸っているだけで気持ち悪く存在だけで日本国の恥さらし」などと書いていたことについては、立憲民主党の塩村文夏氏が30日の参議院予算委員会で「(杉田氏の)人権感覚が疑わしい」と批判しています。

※杉田水脈先生【「歴史戦」オンナの戦い】2016.8.23(2)(HIMAWARI JAPAN)
https://www.youtube.com/watch?v=sHiB4Qb36d4&t=8s

 杉田氏は、総務大臣政務官就任直後、8月15日の記者会見で、統一教会との関連を否定しています。

 「(2016年講演について)会場が旧統一教会と関係ある施設だとご指摘をいただいたが、どのような施設か当時は存じ上げず、どのような経緯で使用されたのか把握していない」

 「(2019年の熊本講演)現在も関係団体だったという事実は確認できていない。主催団体の役員の一人が旧統一教会の関係者だという指摘はいただいている」

※杉田水脈政務官、旧統一教会との関わりを否定 「誰が定義するのか」
(朝日新聞、2022年月15日)
https://digital.asahi.com/articles/ASQ8H6T84Q8HULFA00Y.html

 2015年の公式ブログで初めて示したLGBT差別、そして翌年のニューヨークの統一教会における講演時期が近いのは、ただの偶然なのでしょうか。

 仮に杉田氏が統一教会との接点をそれまで持っていなかったとしても、統一教会の施設で開催された講演会に登壇した際に、統一教会関係者との交流があったことは十分に考えられます。

 日本人の保守系論客が集まる講演会が、統一教会の施設内で開催され、統一教会が、日本の保守論客のプラットフォームになっているというのは日本の自称保守論客らが、統一教会とベッタリ癒着した関係を築いていることの証しです。

 以下、12月2日に開催された参議院予算委員会での一問一答をご紹介します。

※参議委員インターネット審議中継(参議院)
https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

 末松委員長「ただ今から予算委員会を再開いたします。休憩前に引き続き、令和4年度第2次補正予算2案を一括して議題とし、これより締めくくり質疑に入ります。福島瑞穂さん」

福島委員「はい。立憲社民の福島瑞穂です。杉田水脈さんは、2014年10月31日衆議院の本会議にて『男女平等は、絶対に実現しえない反道徳の妄想です』と言っています。どういう意味ですか?」

末松委員長「松本総務大臣」(福島委員より、「杉田さんを呼んでいるのに」と抗議、会場ざわつく)

松本大臣「恐れ入ります。福島委員に、まずこの間の経緯について、簡単にご説明だけ、させていただけたらと思って発言をさせていただきます。

 杉田政務官からは、これまでの発言について話を聞きましたところ、『チマチョゴリやアイヌの民族の衣装のコスプレおばさん』『LGBTには生産性がない』といった表現について、政務官本人が『拙い表現によって人を傷つけてしまったことについて重く受け止め、反省している』と申しましたので、これを受けまして、私から内閣の方針に鑑みて、『傷つかれた方々に謝罪をし、そうした発言を取り消すように』というふうに申し渡したところでございます。

 これに対しまして、杉田政務官からは、『内閣の一員として、大臣の指示に従う立場であるということは、理解をしている』ということで、受け入れられた、ということでございますので、私から官房長官に、杉田政務官のこれまでの発言に関し、私からの指示に従い、謝罪して撤回することとなった旨を報告したところであります。

 まずはこのことを、この場におきまして、経緯のご報告をと思って、申しあげさせていただきました。以上です」

末松委員長「福島瑞穂さん」

福島委員「本会議の発言の意味は、杉田さん、どういう意味ですか?」

末松委員長「杉田総務大臣政務官」

杉田政務官「まずは、私からも、私の過去の発言などに対する厳しいご指摘、ご批判について重く受け止めております。過去の配慮を欠いた表現、そういったことを反省するとともに、松本総務大臣から私に対し、傷つかれた方々に対して謝罪し、そうした表現を取り消すように指示がありました。

 私としても内閣の一員として、それに従い、傷つかれた方々に謝罪し、そうした表現を取り消します。

 その上で、福島委員のご質問にお答えいたします。

 ご指摘の発言については、当時、現在とは異なる政党に所属しており、私がその党を代表して、内閣提出法律案について質問した際の発言でございます。

 現在は内閣の一員として、男女共同参画は我が国の重要かつ確固たる方針であり、すべての人が生き甲斐を感じられる多様性のある社会を実現するために重要であると認識しており、その実現に向けて努力してまいりたいというふうに思っております」

末松委員長「福島瑞穂さん」

福島委員「理解できません。党を変わっても、あなたはあなたでしょう。どういう発言ですか、これは」(会場より、「(杉田氏の説明は)通用しない」との声が上がる)

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■11月のご寄付・カンパ額が確定しました! 11月は30日間で、139件140万7400円のご寄付・カンパをいただきました!! ご支援くださった皆さま、本当にありがとうございます! しかし累積月額目標額1072万4870円の13%、単独月間目標額390万円の36%にとどまりました! 累積の不足額と今月の月間目標額390万円とを合計すると、12月末までに1321万7470円が必要です! 1年の3分の1で約1000万円が不足ですから、第13期が終わる頃には、約3000万円の不足となりそうです。このままですと確実に倒産です。規模を縮小し、コンパクトで効率よく動ける体制を構築したいと思っています。今後とも精いっぱい頑張ってまいりますので、緊急のご支援のほど、よろしくお願いします!

 おはようございます。IWJ代表の岩上安身です。

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 11月のご寄付・カンパの実績が確定しました。

 11月は30日間で、139件、140万7400円のご寄付・カンパをいただきました。ご支援くださった皆さま、本当にありがとうございます!

 この額は、累積月額目標額1072万4870円の13%、単独月間目標額390万円の36%でした。

 かなり厳しい数字となっております。

 11月も単月のご寄付・カンパの目標額390万円に、249万2600円届かず、4ヶ月分の累積の不足額は931万7470円となりました。

 12月に入り、8月から始まったIWJの第13期も、5ヶ月目を迎えました。

 12月は、上記の累積の不足額932万770円に、12月分のご寄付・カンパの目標額390万円を加えた1321万7470円が、12月末までに必要となります。大変困難な、厳しい見通しです。1年の3分の1で約1000万円が不足ですから、第13期が終わる頃には、約3000万円の不足となりそうです。このままですと確実に倒産です。

 早急に抜本的な対策を立てざるをえないと考えています。今よりコンパクトなスペースのオフィスに移転することを真剣に検討したいと思います。

 人員、活動ともに引き締めて行いますが、情報の質の部分は落とさず、発行する情報の量をコンパクトにせざるを得なくなるかもしれません。

 12月2日までの2日間のご寄付・カンパ額は、8件で10万4000円でした。

 ご寄付・カンパをお寄せくださった皆さま、誠にありがとうございます。

 皆さまにはぜひ、ご支援いただきたく、IWJの存続のために、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。

 どうかIWJ会員の皆さま全員のお力で、IWJをお支えください!

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします。

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 ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードを、無料で日刊IWJガイド非会員版を読み、ハイライト動画を御覧になっている無料会員の皆さまにおかれましては、有料の一般会員登録をぜひともお願いいたします。

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です。

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします。

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

岩上安身

■IWJは、市民の皆さまお一人お一人の会費とご寄付・カンパで運営しています。11月のご寄付者様のご芳名を、感謝を込めて順次掲載させていただきます! IWJの経済危機に手を差し伸べてくださった皆さま、誠にありがとうございます!

 11月は30日間で、137件、140万4100円のご寄付・カンパをいただきました。ご寄付をくださった皆さま、本当にありがとうございます。

 ここに感謝のしるしとして、掲載の許可をいただいた方58名様につきましては、順に、お名前を掲載させていただきます。また、弊社ホームページにも掲載させていただくと同時に、ツイッター、フェイスブック等のSNSにて告知させていただきます。

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青柳靖美 様
T.S. 様
本田 宏 様
M.F. 様
日下部 信雄 様
T.I. 様
鈴木博子 様
森田文弥 様
炭谷克己 様
Y.N. 様
塩川 晃平 様
松本益美 様
石崎俊行 様
s.s. 様
T.I. 様
Y.T. 様
A.K. 様
喜多巧 様
H.I. 様
T.M. 様

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 皆さま、コロナ禍の厳しい経済情勢の折、また、ウクライナ戦争の影響が及び始めている情勢下、誠にありがとうございました。

 いただいたご寄付は、大切に、また最大限有効に活用させていただきます。

 今後とも、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

■「いつも有益な情報をありがとうございます」「こういう事態が起こったのは何が背景にあるのかを冷静に問うていらっしゃる姿勢には、信頼を寄せております」ご寄付をくださった皆さまからの応援・激励メッセージに、岩上安身がご回答致します!

 IWJにご寄付をいただいた皆さまから、応援・激励のメッセージをいただきました。ありがとうございます! ここに感謝を込めてご紹介させていただき、岩上安身がご回答させていただきます!

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 いつも有益な情報をありがとうございます。なかなかカンパすることができませんでしたが今回ようやくできました。次はいつできるかわかりませんがどうか存続してください。応援しています。
(Y.Y. 様)

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 Y.Y.様

 ありがとうございます!

 すでにお知らせをしている通り、IWJは8月から始まった第13期が、約4ヶ月後の11月末までで、目標額に対し、約1千万円の不足となりました。1年の3分の1で1千万円が不足ですから、第13期が終わる期末には3千万円の不足となりそうです。

 もうさすがに、私の貯金をはたいても、カバーすることはできません。大急ぎで抜本的な対策を立てざるをえないと思います。現在の編集部は充実した設備とスペース、機能を備えて、皆様に情報をお届けする大事なベースとなっているわけですが、ここからよりコンパクトなスペースのオフィスに移転することを真剣に検討します。

 人員も、活動規模も引き締めて行います。情報の質の部分は落とさず、発行する情報の量はコンパクトにしていくかもしれません。それでも皆様が支援してくださらないと、結局はしぼんでいってしまいます。

 IWJは、公共コンテンツとオリジナルコンテンツの両輪で、皆様に情報をお届けしていますが、公共コンテンツは、減らさざるをえないかもしれません。岩上安身によるインタビューのようなオリジナルコンテンツが中心となってゆく可能性が高いと思われます。

 それで果たして、世の中の多くの皆様方の支持が得られるかどうか、不安もあります。ぜひ御覧になっている皆様方から、ご意見をお寄せいただきたく、よろしくお願いいたします。

岩上安身

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 ドイツに渡航した直後に、ウクライナでの戦争が始まりました。欧州にいると、どうしても戦争のことが遠い話とは思えず、気になってしまいます。

 こちらでも人々の感情を動員するような、一方的な情報ばかりが流されていて、当初から疑問を感じておりました。

 現地で見聞したわけではないので、各種メディアで伝えられる情報の真偽は直接確かめようもありませんが、虐殺や破壊工作などを報じるにあたって、当事者は本当にそんなことをする合理的理由があるのか、こういう事態が起こったのは何が背景にあるのかを冷静に問うていらっしゃる姿勢には、信頼を寄せております。焼石に水の少額で心苦しいのですが、カンパさせていただきました。
(M.K. 様)

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 M.K.様

 ありがとうございます!

 日本でもそうですが、欧州でも、そのような戦争扇動、プロパガンダ、マニピュレーションが行なわれているのですね。海外記事は常にチェックしていますから、事情はよくわかります。しかしそれでも、日本の情緒的なマニピュレーションほど、徹底して米英NATOに追従一色に塗りつぶされているのは、他の国では見られないのではないか、と思います。他国にはまだ、政府権力や軍事産業資本の言いなりにならずに、真実を伝えようとする知識人やジャーナリスト、独立メディアが散見されます。日本はあまりに少な過ぎます。

 IWJは、財政難でつぶれそうな思いをしていますが、お伝えしていることは本当に重要な真実を伝えている、という強い自負をもっています。どんなに細々とした形になっても、その中身においては、純度を下げない、本当の真実をお伝えしていきますので、どうぞ、今以上のご支援を、よろしくお願いします!

岩上安身

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◆中継番組表◆

**2022.12.3 Sat.**

調整中

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◆中継番組表◆

**2022.12.4 Sun.**

調整中

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■ロシア制裁に端を発した欧州のエネルギー危機は当分続く! ガス不足だけではない! 輸送・生産・軍事に必須のロシア産のディーゼル燃料も不足!

 11月24日付『フィナンシャル・タイムズ』が、欧州社会に重要な警告を行っています。

 この記事は、「欧州のエネルギー危機は何年も続くと産業界が警告」と題され、「エネルギー業界の幹部やアナリストの新たな警告によると、欧州が需要を減らし、新たなガス供給を確保できなければ、欧州のエネルギー危機は何年も続く」と欧州社会に警告しているのです。

※Europe’s energy crisis set to linger for years, industry warns(フィナンシャル・タイムズ、2022年11月24日)
https://www.ft.com/content/6c0b645f-2507-4b85-8c15-9b660adad324

 24日付『フィナンシャル・タイムズ』は、次のようにエネルギー危機の懸念を伝えています。

 「秋の天候が穏やかであったため、欧州各地の貯蔵所が満杯になり、この冬のエネルギー安全保障が強化されたが、来年の夏とその次の冬に十分な供給が可能かどうか、懸念が高まり始めている」

 さらに、24日付『フィナンシャル・タイムズ』はシンガポールで開催されたフィナンシャル・タイムズ・コモディティーズ・アジア・サミットで、世界最大の独立系エネルギー商社ヴィトールのアジア地域液化天然ガス責任者シド・バンバワレ氏の言葉を伝えています。

 「我々はガス危機にあり、今後2、3年間はちょっとした危機モードが続くだろう」「だから、誤った安心感を抱かないようにしよう」

 『フィナンシャル・タイムズ』は、日本のエネルギー・トレーダーであるジェラ・グローバルマーケッツのアジアLNGオリジネーション(事業開発)の責任者である田中コウスケ氏の言葉も伝えています。

 「(ガス)市場は現在、石油や石炭への燃料転換を含む需要破壊でバランスが取れています。そして、今後数年間も市場のバランスを取るために、そうした需要対応が必要でしょう」

 需要側の石油や石炭への燃料転換で、どうにかガス供給の不足分を補っているというのです。

 しかも、この需要対応が今後数年間は続くと見ているのです。

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■旧統一教会の目的は「天一国」の実現、その意図を政治家はよく理解すべき~11月発行の「岩上安身のIWJ特報!」は、9月9日収録「岩上安身によるインタビュー第1095回 ゲスト 全国霊感商法対策弁護士連絡会 代表世話人 山口広弁護士」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行しました! さらに、円安とインフレをテーマにしたエコノミスト・田代秀敏氏連続緊急インタビュー3回分を抜粋し、(その1)を発行! ぜひ「まぐまぐ」からご登録ください!! バックナンバーの単独購入も可能です! サポート会員になればバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員に登録を!!

 IWJではメルマガサイト「まぐまぐ」で、「岩上安身によるインタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて「岩上安身のIWJ特報!」として、毎月発行しています。

 11月は、9月9日に収録した「岩上安身によるインタビュー第1095回 ゲスト 全国霊感商法対策弁護士連絡会 代表世話人 山口広弁護士」を、第578号から第581号として発行しました!

※「旧統一教会の目的は『天一国』の実現、その意図を政治家はよく理解すべき」~岩上安身によるインタビュー第1095回 ゲスト 全国霊感商法対策弁護士連絡会 代表世話人 山口広弁護士 2022.9.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/510451

 インタビュー前日の9月8日、自民党は、旧統一教会と党の国会議員との関係についての内部調査結果を、議員の実名入りで発表しました。

 この自民党の内部調査について、山口弁護士は、「信用性がどこまであるか不明だが」と前置きをした上で、岸田文雄総理が全国の自民党の議員たちに「統一協会と縁を切れ」と指示したことは評価したいと述べました。

 信者たちは、このような政治家の発言に影響を受けやすく、たとえば、安倍氏が統一教会の教祖に「敬意を表します」などと言えば、信者たちは「やっぱりそうか! 地上天国実現のために、もっと献金しなきゃいけない」と考えて、被害が拡大してしまう。今回の岸田総理の「縁を切れ」発言は、多少なりとも信者たちを覚醒させ、新たな勧誘や新たな献金の抑止になる、と山口弁護士は言います。

 岩上安身が、「それなら、安倍元総理の国葬など、やってはいけないですね」と聞くと、山口弁護士は、「国葬は、統一教会にとってかなりプラスになる。霊界にいる安倍晋三先生を国をあげて賛美した、ということになれば、ひいては統一教会を賛美したという風に、内部的には宣伝に使われる。それが心配だ」と話しました。

(第578号目次)
◆安倍元首相の国葬は統一教会にメリット!「日本は霊界にいる安倍先生を国を挙げて賛美した=統一教会を賛美」と宣伝に利用される!
◆選挙支援や献金など全国に広がる議員たちの「統一教会汚染」!「正体を隠して立候補者にアプローチしますから、気をつけてほしい」
◆統一教会の「洗脳力」の恐ろしさ! 霊能師役の信者が霊界を見てきたように語り、新しい信者の「財を把握」する!

(第579号目次)
◆2009年に霊感商法で大量摘発! 教団側は「反省」として政治家とのつながりを強化!「2010年以降、警察は動きませんでしたね」
◆元幹部信者が「こんなに献金させて、いいんだろうか」と心配したほど、山上容疑者の母は奈良でも目立つ高額献金者だった!

(第580号目次)
◆一部の信者が行き過ぎただけ!?「上が命令、下が実行して責任を取るのが組織犯罪。法人格を剥奪するのは当然です」
◆勧誘活動の場は今やネット! 正体を隠して宗教に勧誘するスピリチュアル系や健康カルトが増加している!

(第581号目次)
◆地域のバザーや読書会を主催する統一教会ダミー団体も! 先祖がどうのこうのと言い出したら要注意!
◆洗脳は薬物依存に近い。脱会しても何かあるとフラフラと戻ってしまうことも。「元信者を直接、教団の人間と会わせないようにすること」
◆日本の統一教会から韓国側に毎年500億円の送金! それが北朝鮮に流れて核開発に使われた可能性も!?
◆文鮮明夫妻はニューヨークやラスベガスに豪邸を所有。「サタンがやることを調査する」としてギャンブル三昧、買い物狂い!

 さらに今月から、急激な円安とインフレを受けて、9月16日、9月26日、10月10日に3回連続で行われた、岩上安身によるエコノミスト・田代秀敏氏への緊急インタビューから、特に重要な部分を抜粋し、詳細な注釈をつけて発行します。

※「頑張って働いた分が海外に流出し、働けど働けど暮らしは楽にならず」の日本はこれからどうなるのか!~岩上安身によるインタビュー第1097回 ゲスト エコノミスト・田代秀敏氏 2022.9.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/510693

※「急速な円安は『アベノミクス』の経済的帰結!? 安倍元総理の国葬よりも『アベノミクス』の国葬を!」~岩上安身によるインタビュー第1099回 ゲスト エコノミスト・田代秀敏氏 2022.9.26
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/511025

※「円安で日本は『買い負け』、マグロの大トロなんて東京では食べたこともないが、上海で中国人に奢ってもらったという日がくる!?」~岩上安身によるインタビュー第1102回 ゲスト エコノミスト・田代秀敏氏 2022.10.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/511372

 11月はこのうち、第582号として、9月16日のインタビューの前半部分を発行しました。

 9月14日、日銀が、為替介入の準備のために市場参加者に相場水準を尋ねる「レートチェック」を実施しました。13日、14日の円相場は、142円から144円の間で推移していました。

 円相場は3月上旬の1ドル=114円台から半年で30円下げたことになります。年間ベースの下落率にすれば、変動相場制に移行した1973年以降で最大となりました。

 インタビュー冒頭、岩上安身は、急激な円安が起きているだけではなく、株式と国債も売られる「トリプル安」が現実になってきた、と危機感を表しました。

(第582号目次)
◆日本のGDP成長率は年3.5パーセントプラス。「生産」は増加しているのに「所得」はマイナス!?「びっくり仰天です」
◆岸田政権は「新しい資本主義」の下、液化天然ガスの削減宣言。結果、カタールから25年続いた契約を切られて慌てる羽目に!
◆日本の最大の貿易相手は中国なのに「中国にハイテク製品を売るな」という経済安全保障推進法。「岸田総理って、ものすごく経済的センスがない」
◆ウクライナ問題で米国に追随しつつ、ロシア産液化天然ガスの輸入は増加!「サハリン2のガスに一番依存しているのは岸田総理の地元の電力会社」
◆水と食料があってもエネルギーがないと人間は生きられない。エネルギー確保のため、米国が「対露制裁しろ」と言おうと「知ったこっちゃない」と一蹴するべき!

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 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

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IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、尾内達也、前田啓、中村尚貴)

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