日刊IWJガイド・非会員版「米国の情報戦略の正体が暴露され、ロシアの先を越すためのでっち上げだと米政府高官3人が認める! NBCは、肯定的に報道し、批判が殺到」2022.4.14号~No.3500号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~米国の情報戦略の正体が暴露される! 米国の情報戦略は、ロシアの先を越すための単なるでっち上げだと米国政府の高官3人が認める! NBCニュースは、これを肯定的に報道! 国内外から批判が殺到!

■4月は支出をさらにしぼって、これまでのご寄付の月間目標の420万円を20万円削減し、400万円といたしました! 昨年8月から3月末までの、第12期の8か月間にわたる累積の不足金額は297万8184円です。4月の未達分をあわせた499万4552円まで、4月末までにご寄付が集まることを期待しています! ウクライナ報道で孤軍奮闘するIWJをご支援ください!

■ご寄付者様から「日本におけるウクライナ問題での情報発信では、IWJが一番正確だと思います」「一連のウクライナ関連号外に感激し、サポート会員にさせていただきました」「もしIWJがなかったら私も多くの世論と同じようにロシアだけを非難してウクライナを応援していたかもしれないと思ったらとても怖くなります。いつもIWJからの情報はとても頼りにしていますが今回ほど会員で良かった思ったことはありません」等メッセージをいただきました。感謝を込めて紹介させていただき、岩上安身がお返事を書かせていただきました。

■IWJは、市民の皆さまお一人お一人の会費とご寄付・カンパで運営しています。3月のご寄付者様のご芳名を感謝を込めて順次掲載させていただきます! IWJの経済危機に手を差し伸べてくださった皆さま、誠にありがとうございます!

■【中継番組表】

■ツイッター「IWJ_Sokuho」4月13日、ウクライナ東部ドンバス地域での「最終戦争」にむけて準備と駆け引きが進む! プーチン大統領は「目的が達成されるまで作戦は継続」と明言! ロシア国防省は、マリウポリで1026人のウクライナ兵が投降したと発表、米国の支援武器が届くのが先か全面降伏が先か? バイデン大統領はロシアが「ジェノサイド」とまた挑発発言! ゼレンスキー大統領は最大野党党首メドベチュク氏の逮捕を発表! 韓国はゼレンスキー大統領の兵器要求を拒否! 日本で親露派アカウント20ほどがSNSでロシア擁護発信と日テレが公共の地上波で「スパイ狩り」!

■マリウポリ攻防は最終局面に! ウクライナ軍は弾薬も食糧も尽きた!? マリウポリを防衛するウクライナ第36海兵旅団からの最後のビデオメッセージ! 一刻も早い停戦を!

■コロナ禍も終わっていない!! 米国での一部マスク再導入! オミクロン株の派生型「BA.2」が全米のコロナウイルスの70%超に! 第7波が迫りつつある日本では、オミクロン株の新たな系統「XE」を空港検疫で確認! 「XE」の感染者が増える速度はBA.2よりも12.6%速い!

■【号外第18弾のお知らせ】本日午前10時に号外第18をお届けします! 「『ロシアをウクライナから追い出そう、NATOを潰そう』! ウクライナの平和運動家のユリイ・シェリア・ジェンコさんへのニューヨークの独立放送局『デモクラシー・ナウ! 』のインタビュー! ウクライナにスティンガーミサイルを供給し、ジャベリンミサイルの製造元であるレイセオン社は38%の成長率! ウクライナでは、軍隊に対する批判や良心的兵役拒否の主張は反逆罪とみなされ処罰される! 」

■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】日刊IWJガイドや記事の執筆、編集業務を行っていただける方、特に深夜業務での作業を厭わない方は優遇し募集します。深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。

■【スタッフ募集・テキスト(パワポ作成担当)班】書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要とされる「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任をもってかかわっていただける方。時給は1500円です。
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■はじめに~米国の情報戦略の正体が暴露される! 米国の情報戦略は、ロシアの先を越すための単なるでっち上げだと米国政府の高官3人が認める! NBCニュースは、これを肯定的に報道! 国内外から批判が殺到!

 米国のNBCニュースは、4月6日のニュース番組と記事の中で、米国の対ロシア情報戦について注目すべき記事を配信しました。

※ジミー・ドア・ショー(0:57から、2022年4月11日)
https://youtu.be/C9_9iwv76mU

 4月7日(日本時間)のNBCニュースの中で、アンカーが、「米国はロシアとの情報戦を戦うためにどのように機密情報を使用しているか」というテーマで話し始め、ジョー・バイデン大統領の発言を取り上げました。

 3月21日に、バイデン大統領は、「また彼ら(ロシア)は、ウクライナには生物化学兵器が存在すると述べています。これはロシアが生物化学兵器の使用を考えている明確な兆候です」と述べています。

 これを踏まえて、NBCニュースのアンカーは、ワシントンにいる諜報・国家安全保障担当のケン・ディラニアン記者に、このとき何が起きていたのかと、話を振ります。ケン・ディラニアン記者は、3人の米国政府高官に取材していたのです。

 ディラニアン記者の話はこうです。

※ここから先は【中略】とさせていただきます。御覧になりたい場合は、ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して御覧ください! 会員へのご登録はこちらからお願いいたします。

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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 日本の大手新聞やテレビなど、「記者クラブメディア」のウクライナ戦争報道を見るとき、NBCを始め、CNNやBBC、AP通信など、西側の「コーポレート・メディア」の行う情報操作や単なる下請けに成り下がっていることがよくわかります。

 ジミー・ドア氏なら、「間抜けな奴ら」と言うことでしょう。

 「記者クラブメディア」は、プロパガンダが戦争を勝利に導く、などという意識すらなく、思考も停止したまま米国の「コーポレート・メディア」のプロパガンダを追従しているだけに、より厄介です。

 ドンバスでウクライナ軍やネオナチに殺されたロシア語話者の犠牲者は、確証がないことになっているし、アゾフはもう、ネオナチではないことになっているし、そのアゾフが証拠もなくロシア軍が化学兵器を使ったというプロパガンダのツイートを出すと、根拠も出さず、裏も取らずそのまま一斉報道するし、本当に話になりません。世界一「操作」されやすいメディアが私達国民を「操作」していることをも、是非、多くの皆さんに知っていただきたいと思います。日本のマスメディアの報道のひとつひとつを疑うことは何もおかしいことではありません。

■4月は支出をさらにしぼって、これまでのご寄付の月間目標の420万円を20万円削減し、400万円といたしました! 昨年8月から3月末までの、第12期の8か月間にわたる累積の不足金額は297万8184円です。4月の未達分をあわせた499万4552円まで、4月末までにご寄付が集まることを期待しています! ウクライナ報道で孤軍奮闘するIWJをご支援ください!

 おはようございます。IWJ代表の岩上安身です。

 IWJでは、今期第12期の年間の予算を立てる上での見通しとして、代表である私、岩上安身への報酬をゼロにすることを筆頭に、支出をぎりぎりまでにしぼった上で、IWJの運営上、必要なご寄付・カンパの目標額は月額420万円(年間5040万円)としておりましたが、支出をさらに削って、4月からは月間目標金額をさらに下げて400万円といたしました。

 昨年8月から始まったIWJの今期第12期は、4月で9か月目に入りました。

 今期スタートの8月1日から3月末までの8か月間の累計の不足分は、あと297万8184円となりました。

 また、今月4月は1日から13日までの9日間で、157件、198万3632円、目標額の50%のご寄付・カンパをいただいています。ありがとうございます。

 従って、3月末までの不足分297万8184円に、4月の未達分201万6368円が加わり、499万4552円が必要となります。今月4月を含めて、期末までの残り4か月で赤字雪ダルマを削って、不足分がゼロになるように、どうか皆さまのお力で、ご支援ください!

 IWJの会員数は現在3268人です。そのうちサポート会員は1122人です(2022年4月1日現在)。本当に心苦しいお願いではありますが、会員の皆さま全員が1528円ずつカンパしてくださるか、サポート会員の皆さまが全員1人4451円ずつカンパしてくださったならば、なんとかこの赤字は埋められます!

 伏してお願いいたします! どうか皆さまのお力で、この窮状をお助け願います!

 また、この目標額には、3月16日に宮城県・福島県で震度6強を記録した、福島県沖で発生した地震の際に起きた大規模停電の影響による、インタビューや動画配信に必要な設備の故障の修理費用、約70万円も含まれております。

 この故障が応急処置ではなく、完全に修理することができないと、再配信ができません。現在、対応中ですが、再配信が出来ずご不便をおかけしていて、申し訳ありません。ご理解をたまわれればと思います。

 引き続き、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 ロシアによるウクライナへの侵攻とそれに対する世界中からの反発・非難は、第2幕を迎えつつあります。

 米軍のウクライナへの武器支援が功を奏し、予想以上に大きな損害を被ったロシア軍が足踏みをし、逆に勢いづいたウクライナと米国・EU諸国は、「ロシアは全欧州を侵略しようとしている」などと誇張し、その上で「ロシアを弱体化させる」と反撃に転じようとしています。米国とNATOの真の狙いは、恒久的に欧州を軍事的に支配し、ロシアを弱体化することにあったのだ、ということがここにきて明らかになりました。このロシアのウクライナ侵攻は、その戦略を推し進めるのに巧妙に利用されつつあります。

 このウクライナ侵攻から始まったロシアへの圧力が、極東に飛び火して、台湾をめぐる米中の対立と連動する可能性もありえます。

 その場合、ウクライナや東欧・西欧がそうであるように、日本が米国にとって都合の良いミサイル前線基地となってしまう危険性があります。日本がウクライナのような運命をたどり、国土を戦場として提供してしまうようなことは絶対に避けなければいけません! 日本には原発が51基(そのうち稼働中のものは9基、稼働していない原発もプールに燃料がたくわえられている)存在するのです。これらは核自爆装置のようなものです。

 IWJは、中立の立場を守り、ロシアとウクライナの間でどのような確執が起きてきたのか、8年前、2014年のユーロ・マイダンのクーデターの時点から、ずっと注目して報じてきました。ぜひ、以下の特集を御覧ください。

※【特集】ウクライナ危機 2013年~2015年 ~ユーロ・マイダンクーデターからウクライナによるロシア語話者への迫害・殺戮まで~
https://iwj.co.jp/wj/open/ukraine

 2022年の2月23日、それまで何の前提もなく突然、ロシアのプーチン大統領が狂気にとりつかれて、ウクライナに侵攻し始めたのではありません。

 そこに至るプロセスがあります。独自取材を続けてきたIWJだからこそ、この事態に対してしっかりと客観視する視点をもつことができた、と自負しています。

 ロシア軍によるウクライナへの「侵攻前」のプロセスを伝えず、「ロシア侵攻」のみを大騒ぎして伝える思考停止のイエローペーパーに頼っていては、真実は見えてきません。公平に見て、ウクライナと米国のプロパガンダは、ロシアのプロパガンダよりはるかに巧みで、大胆かつ強引であり、はるかに多くの人を惹きつけています。しかし、そのプロパガンダを鵜呑みにしているようでは、本来のメディアの役割を放棄していると言わざるをえません。

 こんな偏向報道ばかりの状態が続けば、その先には、国の命運を分けるような分岐点で大きな判断ミスを招き、愚かな世論誘導をしてしまう可能性を否定できません。

 我々IWJは、どんなに石つぶてを投げられようとも、メディアの王道を歩み、客観的で、中立的で、公正な報道をし続けます。

 米国につき従っていきさえすれば、安全で繁栄も約束される、というのは、第二次大戦後の米国が、ゆるぎなく、軍事力も経済力も圧倒的に強大で、余裕があり、そしてまだしもモラルが残っていた時代の話です。現在の米国は、昔日の米国ではありません。

 既存の大手新聞、テレビなどの御用マスメディアに頼っていては、こうした現実は、まったく見えてきません。国民の目を現状からそらせるような情報操作ばかりが行われ続けているからです! IWJは、国民をないがしろにして戦争準備を進める政府にこれでいいのか! と声を上げ続けていきます!

 こうしたことがIWJに可能なのは、市民の皆さまに直接、支えられているからです。特定のスポンサーに頼らずとも、活動することができる独立メディアだからです! 何者にも縛られず、権力に忖度せずに、真実をお伝えしてゆくことが、市民の皆さまのお力で可能となっているのです。

 非会員の方はまず、一般会員になっていただき、さらに一般会員の皆さまには、サポート会員になっていただけるよう、ぜひご検討いただきたいと存じます!

 その会費と、ご寄付・カンパによって支えられてはじめて、IWJは、市民の皆さまのために役立つ、真の独立市民メディアとして活動を継続し、その使命を果たすことが可能となります。

 マスメディアが報じない事実と真実を報道し、売国的な権力への批判を続け、主権者である日本国民が声をあげ続けることができるようにすることが、今、絶対に必要なことであり、それが我々IWJの使命であると自負しています。

 本年、2022年は、参院選もあります、主権を外国に売る渡すがごとき、売国的な改憲勢力は、改憲による緊急事態条項の憲法への導入を狙っています。この緊急事態条項は、国民主権と議会制民主主義を根こそぎ奪うものです。その先には、終わりのないファシズムと、国民の声に一切耳を貸さない、問答無用の戦争が待ち受けています。今年は、本当に日本の分水嶺の年となります!

 決して負けられないこの戦いに、私は、IWJのスタッフを率いて全力で立ち向かいたいと腹をくくっています! 皆さまにはぜひ、ご支援いただきたくIWJの存続のために、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※ご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします。

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 IWJホームページからもお振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

岩上安身拝

■ご寄付者様から「日本におけるウクライナ問題での情報発信では、IWJが一番正確だと思います」「一連のウクライナ関連号外に感激し、サポート会員にさせていただきました」「もしIWJがなかったら私も多くの世論と同じようにロシアだけを非難してウクライナを応援していたかもしれないと思ったらとても怖くなります。いつもIWJからの情報はとても頼りにしていますが今回ほど会員で良かった思ったことはありません」等メッセージをいただきました。感謝を込めて紹介させていただき、岩上安身がお返事を書かせていただきました。

 ご寄付者様からメッセージをいただきました。

 メッセージひとつひとつに、岩上安身がご返信を書かせていただきます!

 嬉しい励ましのメッセージ、あるいは、ご質問やご提案などにもお答えしますので、ぜひお寄せください! ただし、会員の方で、ご寄付者様からのメッセージのみとさせていただきます!

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 日本におけるウクライナ問題での情報発信では、IWJが一番正確だと思います。

 西側の宣伝への日本のメディアの追従ぶりは目に余ります。

 ご奮闘を期待します。

 少額ながら、後日、カンパをお送りします。

(匿名希望)

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匿名希望様

 ありがとうございます。

 たしかに日本のマスメディアは、米国の意向を忖度することにかけては、どこの国のどんなメディアにも引けをとりません。米国人の中にも米国政府の方針に異論がある人はいくらでもいますが、日本の政府は、米国の時の政権だけをまっすぐに見て、阿諛追従一直線です。

 そして記者クラブメディアもまた、米国のプロパガンダの下請けとして、足並みそろえて世論操作に励みます。記者クラブメディアは都合の悪いところを隠すときには、そろってみんな一緒、間違えるところもみんな一緒です。自分でやっていて、気持ちが悪い、と思わないのは、なぜなのでしょう。

 チャーチルはロシアのことを「謎の中の謎に包まれた謎」と言いましたが、記者クラブの過剰なまでの同調力と厚顔力の方が、私には「謎の中の謎に包まれた謎」のように思います。

 彼らと同じダンスは私たちは踊れないし、踊る気もありませんので、これからも、マスコミのきれいにそろった見出しや論調とは、かなりズレた、しかし事実と真実に即した報道を続けてまいりたいと思います。

 応援とご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

 岩上安身

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 このたび、一連のウクライナ関連号外に感激し、サポート会員にさせていただきました。

 10年間くらい一般会員だったのは、やはり私のふところ加減の問題でした。
しかし、ウクライナ関連の記事は、私の思いを代弁していただいていて、感激です。

 とっておきのへそくりから、サポートさせて頂きます。

 今後ともよろしくお願いいたします。

(renko 様)

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renko様

 サポート会員になっていただき、ありがとうございます!

 その前に、10年間も一般会員を続けていただいて、IWJの活動を支えていただき、本当にありがとうございます!

 こうして長く支えてくださる方々がいたからこそ、IWJをまがりなりにも独立メディアとして成り立たせ、活動を継続することができたのだと思っています。

 心から感謝申し上げます。

 これまでの10年と同様、どうぞこれからの10年も、よろしくおつきあいください。

 私もしぶとく頑張ります。よろしくお願いいたします。

 岩上安身

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岩上様、スタッフの皆様、いつもありがとうございます。

 世間ではウクライナ、ロシア問題について欧米よりの一方的な報道ばかりが目立ちます。SNSでも普段は比較的まともな発言をしているなと思っている人でも、この件に関してはほとんどの人が、ウクライナが善でロシアが悪の構図で語っているように思えます。

 もしIWJがなかったら、私も多くの世論と同じようにロシアだけを非難してウクライナを応援していたかもしれません。そう思ったらとても怖くなります。

 いつもIWJからの情報はとても頼りにしていますが、今回ほど会員で良かった思ったことはありません。どうかこれからも、どんな問題に対しても中立公平な態度での情報発信を期待しています。(Y.Y. 様)

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Y.Y.様

 ありがとうございます。

 個人間ならともかく、国家間とか民族間の争い事において、一方が全て悪、他方が全て善、ということは、例外がないとは言いませんが、一般的にいって、なかなかないものです。だからと言って、「どちらも悪い」と、そう簡単に言いきってしまってはいけない複雑な要素もあります。今回の場合など形の上ではロシアとウクライナ二国間の問題ですが、他の国の影響、特に米国の影響抜きには話せません。

 とはいえ、広い視野を保ち、事実を積み重ね、歴史を参照してゆけば、自ずと判断を大きく間違えることはない、と思います。

 メディアとして、報道する際に、視点をどう定めるか、判断が常に問われます。ご指摘の通り、多くのマスメディアが、ウクライナのネオナチの存在を否定したり、軽視したり、彼らによるロシア語話者への暴力や虐殺を伝えないなど、数々の過ちを犯しています。この罪は決して軽いものとはいえません。

 報道に際して、もちろん我々も含め、誰にでも間違うことはありますが、全社が足並みそろえて、組織的、継続的に間違い続けることはありません。それはもはや「間違い」ではなく、確信犯的な虚偽の報道犯罪、罪の思い情報操作というべきです。

 ロシアとウクライナのいさかいは、両国間だけの問題ではなく、国際的な秩序のあり方の根幹にかかわる、とても根の深く、カバーする領域の広い問題です。今後も、注意深く、このテーマをとらえながら、スピーディーに、正確に、起きている事実をお伝えしていきます。

 今後とも、応援、ご支援をどうぞよろしくお願いします。

 岩上安身

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■IWJは、市民の皆さまお一人お一人の会費とご寄付・カンパで運営しています。3月のご寄付者様のご芳名を感謝を込めて順次掲載させていただきます! IWJの経済危機に手を差し伸べてくださった皆さま、誠にありがとうございます!

 3月は31日間で、506件、592万6084円のご寄付・カンパをいただきました。ご寄付をくださった皆さま、本当にありがとうございます。

 ここに感謝のしるしとして、掲載の許可をいただいた方170名様につきましては、順に、お名前を掲載させていただきます。また、弊社ホームページにも掲載させていただくと同時に、ツイッター、フェイスブック等のSNSにて告知させていただきます。

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K.Y. 様
K.H. 様
K.M. 様
N.A. 様
O.T. 様
N.T. 様
炭谷克己 様
藤林弘資 様
M.M. 様
M.M. 様
MIKI MINAMIURA 様
中山省三 様
HIROMI ONO 様
K.O. 様
金剛寺和子 様
J.K. 様
M.M. 様
桑野和可 様
Y.T. 様
T.M. 様

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 皆さま、コロナ禍の厳しい経済情勢の折、誠にありがとうございました。

 いただいたご寄付は、大切に、また最大限有効に活用させていただきます。

 今後とも、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

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◆中継番組表◆

**2022.4.14 Thu.**

調整中

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◆中継番組表2◆

**2022.4.15 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_YouTube Live】15:20~「TMA近未来医療会議シンポジウム ―内容:2040年に向けた医療供給体制と診療報酬体系の抜本的改革<第1クール>国家財政と医療経済」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 「東京都医師会」主催のシンポジウムを中継します。これまでIWJが報じてきた東京都医師会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e9%83%bd%e5%8c%bb%e5%b8%ab%e4%bc%9a

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■ツイッター「IWJ_Sokuho」4月13日、ウクライナ東部ドンバス地域での「最終戦争」にむけて準備と駆け引きが進む! プーチン大統領は「目的が達成されるまで作戦は継続」と明言! ロシア国防省は、マリウポリで1026人のウクライナ兵が投降したと発表、米国の支援武器が届くのが先か全面降伏が先か? バイデン大統領はロシアが「ジェノサイド」とまた挑発発言! ゼレンスキー大統領は最大野党党首メドベチュク氏の逮捕を発表! 韓国はゼレンスキー大統領の兵器要求を拒否! 日本で親露派アカウント20ほどがSNSでロシア擁護発信と日テレが公共の地上波で「スパイ狩り」!

 IWJは、ツイッターアカウント「IWJ_Sokuho」で、ウクライナ情勢をツイートしています。テレビでは流れない情報や、石油・天然ガスなどの資源問題、ウクライナの実情もあわせて、多角的にウクライナ情勢をお伝えしています。ぜひ、一度御覧ください。

※IWJ速報@IWJ_Sokuho
https://twitter.com/IWJ_Sokuho

 ここ数日中に激化が予測されるウクライナ東部ドンバス地域での戦闘、ゼレンスキー大統領が「最終戦争」と呼ぶ戦闘に向けて、ウクライナ軍とロシア軍が準備を進めています。ロシア軍がマリウポリを制圧するのが先か、米国の軍事支援物資が届くのが先か、時間の競走になっているようです。

 プーチン大統領が12日、2月24日のウクライナ侵攻後、初会見を開きました。ベラルーシのルカシェンコ大統領と共同での会見でした。両大統領の共同会見は、極東アムール州のボストーチヌイ宇宙基地で行われました。

※【速報4062】プーチン大統領が12日、2月24日のウクライナ侵攻後、初会見を開きました。ベラルーシのルカシェンコ大統領と共同での会見でした。各社が一斉に報じました。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1514117715321327616

 プーチン大統領は「ウクライナ側はロシアを攻撃する時期をうかがっていた」として衝突は避けられなかったと侵攻を正当化し、「特殊軍事作戦は予定通りに進んでいる。最初に設定した目的が完全に達成されるまで作戦は継続される」と宣言しました。

 プーチン大統領は、ブチャなどで露軍が多数の住民を殺害した疑惑には「偽情報」だと切り捨て、ウクライナ側が停戦交渉を「行き詰まり」にしたと、非難しました。プーチン大統領によると、クリミア半島や港湾都市セバストポリ、東部ドンバス地域をめぐって、「ウクライナ側は両地域の安全保障の面で関与しない」という合意をウクライナ側が覆した、との言い分です。

 欧米諸国による対露経済制裁の影響が表に出てきました。国際スワップ・デリバティブ協会(ISDA)の委員会が11日、ロシア鉄道をデフォルトと認定しました。ロシアが発行体である債券がデフォルトとなったのはウクライナ侵攻後で初めてです。

 国営ロシア鉄道は12日、「期限内に全ての債務の義務を履行したが、仲介機関が支払いを妨げた」と主張し、国際スワップ・デリバティブ協会(ISDA)によるデフォルト認定に反論しました。

※【速報4088】ロイター、11日:デリバティブ(金融派生商品)関連の業界団体、国際スワップ・デリバティブ協会(ISDA)の委員会が、ロシア鉄道をデフォルトと認定。ロシアの発行体の債券がデフォルトとなったのはウクライナ侵攻後で初めて。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1514123517394288641

 一方、米国のバイデン大統領は、もはや常套手段となった確信犯的な「先走りの挑発発言」を再び繰り返しました。バイデン大統領は12日、アイオワ州デモインで記者団に対し、「ジェノサイドに該当するか国際的に判断する作業は法律家に委ねるが、私には確かにそう思える」と述べました。

バイデン大統領「ジェノサイドと呼んだのは、ウクライナ人でいることを不可能にしようとするプーチン大統領の試みが明白になりつつあり、証拠が集まっているからだ」

 『CNN』によると、バイデン大統領自身が、ウクライナで起きていることを「ジェノサイド」と呼んだのはこれが初めてです。

※【速報4176】ロイター、12日:バイデン大統領「ジェノサイドと呼んだのは、ウクライナ人でいることを不可能にしようとするプーチン大統領の試みが明白になりつつあり、証拠が集まっているからだ」
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1514163031521239046

 フランスのマクロン大統領は、国内テレビの「France 2」によるインタビューで、ウクライナにおけるロシアの行動を「ジェノサイド」と表現することを拒否しました。マクロン大統領は「この2つの民族(ロシア人とウクライナ人)は兄弟なので、今日はそのような言葉には気をつけたい」と述べています。

※【速報4232】APA、13日:マクロン大統領は、「France 2」のインタビューで、ウクライナにおけるロシアの行動を「ジェノサイド」と表現することを拒否した。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1514182993476145154

 また、『CNN』によると、バイデン米政権は近く、ウクライナへのさらなる追加軍事支援を発表するとの見通しです。『CNN』は「事情に詳しい関係者2人が語った」としています。大統領令によって実施され、7億ドル(約880億円)近い規模になると予想されています。

※【速報4181】CNN、13日:12日の時点で最終的な額は決まっていないが、7億ドル(約880億円)近い規模になると予想される。バイデン氏が大統領権限で承認する見通し。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1514163339441881090

 ウクライナで燃えさかる戦火を、さらに延焼させ、大火事にしようと躍起になっているバイデン大統領ですが、12日、ロイター/イプソスによる最新の米世論調査でバイデン大統領の支持率が41%と、先週の45%からさらに低下し、3月中旬に記録した就任後最低の40%をわずかに上回る水準となりました。米国が正しい方向に向かっていると回答した人は全体の4分の1にとどまった、ということです。言いかえると、米国民の4分の3は、バイデンのもと、米国は正しい方向に向かっていないと思っている、ということです。バイデン大統領が「戦争狂」だとしても、米国民が全て「戦争狂」ではないことは証明されたようです。

 こちらも秋の中間選挙に向けて、戦局が挽回するとか、停戦合意で米国がリーダーシップを示すとか、国内の経済状況が劇的に改善するかといった明白な「成果」がなければ、なかなか支持率アップは望めそうにありません。バイデン政権も時間との競争です。

※【速報4186】ロイター、12日:ロイター/イプソスによる最新の米世論調査でバイデン大統領の支持率が41%と先週の45%から低下し、3月中旬に記録した就任後最低の40%をわずかに上回る水準となった。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1514163773992730629

 連日のように欧州首脳がキエフを訪問していますが、ゼレンスキー大統領は、独露をむすぶ天然ガスパイプライン「ノルドストリーム2」事業を長年支持してきたことを理由に、ドイツの元首相シュタインマイヤー氏の訪問を拒否しました。戦場においても、独露の間を引き裂くという「役割」を決して忘れないところが並みの「役者」ではありません。

※【速報4199】ロイター、13日:12日付の独ビルト紙は、ゼレンスキー大統領がシュタインマイヤー氏の訪問計画を拒否したと報じた。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1514170705805733891

 プーチンを「狂気に取りつかれた独裁者」、それに対して立ち向かうゼレンスキーは「自由と民主主義陣営の英雄」と考える人、そんなプロパガンダを流してきたイエローペーパーには不都合な出来事が起こりました。

 ウクライナ治安当局は12日、ウクライナの野党第1党である、「野党プラットフォーム―生活党」の党首で、ロシアのプーチン大統領と親交が深いビクトル・メドベチュク氏を逮捕したと発表しました。

 ゼレンスキー大統領は、憔悴し、手錠をかけられたメドベチュク氏の姿を自身のテレグラムで公開し、「ウクライナ治安当局(SBU)のおかげで特別作戦が実施された。よくぞやってくれた。詳細は後日」とメッセージしました。

※【速報4241】UKRINFORM、13日:ゼレンシキー大統領は13日未明、動画メッセージにて、本件につき改めてコメントした。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1514273454232866817

 メドベチュク氏は、ウクライナ軍の軍服を着ています。変装して逃げるところを逮捕したということですが、軍服は新品のように綺麗で、ウクライナ側の説明には違和感が残ります。

※【速報4204】ゼレンスキー大統領は最大野党の党首で政敵であるメドベチュク氏の逮捕を、自身のテレグラム・チャンネルで発表。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1514170867663912970

 ゼレンスキー大統領は、すでに、野党の活動を禁止しており「独裁者」として権力を振るい続けています。

 戦時下にあって、政敵を逮捕して「片付ける」あたりなど、ヒトラーを思いださせますが、ヒトラーすら議会で全権委任法を可決してから、独裁者として振るまいました。

 ゼレンスキー大統領は、そうした形式的な手続きすら踏んでいません。

 ウクライナのベネディクトワ検事総長は11日、ロシア軍が関与したとされる戦争犯罪5800件について捜査していることを明らかにしました。ベネディクトワ検事総長は、これまでにロシアの政治家や軍人、プロパガンダ関係者を含む容疑者500人以上を特定したとし、こうした容疑者が「この戦争を望み、この戦争を始め、この戦争を続けている」と強く批判しました。

 ベネディクトワ検事総長は、国際刑事裁判所の役割は認識しているとしながらも、「こうした戦争犯罪人をウクライナの裁判所で起訴したい」と述べたということです。第三者を入れない形で制裁を加えたいのでしょうか。

 ベネディクトワ検事総長の言葉に危惧を覚えます。単なる願望を口にしているのではなく、本気で実行することを考えて、発言しているのだとしたら厄介です。ロシア人の身柄を拘束し、ウクライナに連行してくるためには、ウクライナからロシア軍を叩き出し、逆にロシア全土にウクライナの主権が拡大しておよぶようになり(米国とNATOの手を借りてロシアを占領する?)自身が考える「戦犯容疑者」を逮捕し、連行し、起訴する、ということを考えていることになるからです。「正気」で考えているとしたら、寒気を覚えます。

※【速報4206】CNN、12日:ウクライナの検事総長は11日、ロシア軍が関与したとされる戦争犯罪5800件について捜査していることを明らかにした。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1514170931484446728

 欧米圏でも少しずつ、米国、NATO、EUのあり方について批判的な声が表に出てくるようになりました。

 6日に開催されたEU議会における、アイルランド選出のクレア・デイリー議員が「過去に武力行使を止めるための制裁は成功した事例がない」と述べた演説が、静かな反響を呼んでいます。演説の動画に和訳をつけて公開されている方がいらっしゃいますので、以下に一部をご紹介します。

※【速報4214】EU議会における、アイルランド選出の、クレア・デイリー議員の演説が話題を呼んでいます。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1514172720405450754

デイリー議員「ウクライナ戦争に対するEUの対応は戦争を超えています。武器の山を作って軍隊に対しお金を出しまくり、経済危機を差し置いてロシアに戦争をふっかける。(略)

 アメリカの不潔なガスを買うことが、戦争を止めるのでしょうか。もちろんありえない。(略)

 制裁で軍事紛争が終わることも平和になることもないと、歴史が教えている。(略)

 ウクライナ人もEUの人々もロシア人ですら、NATOの戦争と軍需産業の道具でしかないのです。(略)

 必要なのは、武力行使を止めさせて、紛争を止め、停戦協定を結ばせて話し合いでの解決によって、平和を目指すべきです。でなければ私たちも共犯だ」

 詳細はぜひ、以下のサイトでご覧ください。

※クレア・デイリー議員(アイルランド)★欧州議会での発言(kojicosi、2022年4月9日)
https://rumble.com/v10ezdh-61165205.html

 アジアでは、対露制裁に積極的なのは日本くらいですが、ロシア外務省のザハロワ報道官は、「(日本は)ロシアとの二国間関係でも、またグローバル国際プロセスの方針策定においても、自立した決定を下すこととは決別した」と、日本が米国の言いなりになっているとの認識を示しました。この認識は公平に見て、どんなにロシア嫌いであろうと、プーチン憎しであろうと、米国びいきであろうと、否定しようのない認識です。日本はアジアではダントツの米国の「奴隷的従属国」です。

ザハロワ報道官「自立した立場を主張することができるアジア諸国の中にあって、日本はアジアの国らしからぬ立場をとっている。日本は明らかに米国が策定したコースに従っているのだ」

※【速報4126】在日ロシア大使館:ザハロワ報道官「(日本は)ロシアとの二国間関係でも、またグローバル国際プロセスの方針策定においても、自立した決定を下すこととは決別した」。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1514140877798580225

 ゼレンスキー大統領は、11日に韓国国会で開かれたビデオ演説で、「ロシアの戦車、船、ミサイルに対抗し、ウクライナ国民を助ける軍事装備が韓国にある」として韓国に軍事的支援を要請しました。

 しかし、韓国側は直接の兵器支援は忌避しました。『中央日報』によると、国会外交通商委員会のある議員は「軍事的な部分はとても慎重であるべき問題。企業の協力中断問題も韓国はロシアに多くの企業が活動しており(西側と)境遇そのものが違う」と話しました。

※【速報4162】中央日報、11日:ウクライナのゼレンスキー大統領が11日に韓国国会で開かれたビデオ演説で、「ロシアの戦車、船、ミサイルに対抗しウクライナ国民を助ける軍事装備が韓国にある」として韓国に軍事的支援を要請した。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1514154802384871426

 また、『chosun online』によれば、ゼレンスキー演説の流された議場には、300人いる韓国国会議員のうち出席したのは2割に満たず、座席はガランと空いており、朴炳錫(パク・ピョンソク)国会議長など国会議長団も姿を見せなかった、ということです。

 真に恥ずかしいのは、ゼレンスキー演説が終わるとスタンディングオベーションした我が国の野党国会議員です。

 米国の国会議員が全員スタンディングオベーションしたのを真似たのでしょう。米国にとっては他国民の血が流されようと、主産業のひとつである軍事産業が大儲けできるのですから、拍手をする者がいてもおかしくありません。

 しかし日本の国会議員がなぜ全員、起立して拍手しなくてはならないのでしょうか!? 米国追従以外に何も考えられない自民党議員はさておき、共産党の志位委員長までがスタンディングオベーションした本意は日本国民全員が深刻に受け止めなくてはなりません。有権者はいったいどこの政党に投票すればいいのでしょうか!? 選挙が行われても敵対的選択肢が存在しなければ、それは民主主義が蒸発したのと同じことです。 

 『chosun online』は、「最も恥ずかしく思った瞬間は、ゼレンスキー大統領の演説中だった。一部の議員は椅子の背もたれを倒し、体を預けて座りながら演説を聞いていた。下を向いてスマートフォンをいじったり、うとうとしたりしているような議員もいた」と指摘しています。

 『chosun online』はゼレンスキー大統領の演説に臨む韓国議員の姿を恥ずかしいと批判していますが、過去のゼレンスキー大統領の演説を見れば、軍事支援を求められることはわかりきっていることだったのですから、これは意図的なサボタージュと「解釈」するべきでしょう。

【速報4166】chosun online、12日:300人いる韓国国会議員のうち出席したのは2割に満たず、座席はガランと空いていた。朴炳錫(パク・ピョンソク)国会議長など国会議長団も姿を見せなかった。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1514154944081035264

 とはいえ、韓国もNATOなどから強い圧力をかけられているようです。『聯合ニュース』は、韓国軍の幹部が11日、来韓中のNATOのバウアー軍事委員長と相次いで会談したと報じています。

※【速報4170】聯合ニュース、12日:韓国軍の幹部が11日、来韓中の北大西洋条約機構(NATO)のバウアー軍事委員長と相次いで会談し、ウクライナ情勢などを議論した。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1514155292703232000

 日本では、『日テレ』が20ほどの「親露派SNSアカウント」が、ロシア擁護を展開し、ロシアとつながっているというニュースを流しました。具体的なアカウント名は出していませんが、それだけに検証の難しい報道です。『日テレ』は以下のように報じています。

 「ロシア軍がウクライナに侵攻を始めてから情報戦も激化しています。その一部は日本のSNSでも行われている可能性が浮上しています。日本国内で開設された複数のSNSアカウントがロシア寄りの世論形成に利用されている疑いがあることが明らかになりました」

 ソフトな言い回しですが、言論の自由のもと、独自の言論を展開していても、「ロシア寄りの世論形成に利用されている」などとレッテルを貼られたら、ロシアと何のつながりもなくても、「スパイ扱い」されたも同然です。何の根拠があって、だれの調べによって「疑いがあることが明らかになりました」なのか、肝心なことを何も述べていません。具体的な内容がないだけに、どこまでの範囲を「親露派」と定義しているのかも不明です。漠然とした情報で、人々を疑心暗鬼にする可能性のある極めてタチの悪い「報道」です。

※【速報4149】日テレ、12日:ロシア軍がウクライナに侵攻を始めてから情報戦も激化しています。その一部は日本のSNSでも行われている可能性が浮上しています。
https://twitter.com/IWJ_Sokuho/status/1514149967832616964

■マリウポリ攻防は最終局面に! ウクライナ軍は弾薬も食糧も尽きた!? マリウポリを防衛するウクライナ第36海兵旅団からの最後のビデオメッセージ! 一刻も早い停戦を!

 13日付BBCは激しい攻防が続いているウクライナ南部の港湾都市、マリウポリの戦闘が最終局面に入ったとして、次のように伝えています。

 「6週間にわたる壊滅的な攻撃を受け、包囲された南部の港湾都市マリウポリをロシアが完全に奪取できるかどうかの瀬戸際にあることが分かってきた」

※Ukraine: The critical fight for ‘heart of this war’ Mariupol(BBC、2022年4月13日)
https://www.bbc.com/news/world-europe-61089043

 BBCによると、ロシア軍の支援を受けた分離主義者のリーダーは、マリウポリは陥落寸前だと見ているということです。

 BBCによれば、ウクライナ軍は、「弾薬(と食糧)が尽きかかっており海岸線に沿った2つの分断地域に後退している」といいます。具体的には、「ウクライナ軍は、数週間にわたって反撃を行っていた港湾地域と巨大な鉄鋼工場であるアゾフスタル工場まで後退させられたとみられている」としています。

 マリウポリは、ウクライナ指導部から「現在のこの戦争の中心」と表現される要衝です。ゼレンスキー大統領自身も「もし、マリウポリの鼓動が止まれば、われわれは弱体化する」と述べたといいます。

 マリウポリのロシアにとっての戦略的な意味を、BBCは次のように説明しています。

 「この都市の運命は、戦争の次の段階にとって重要である可能性が高い。マリウポリがロシアの手に落ちれば、ロシア側がロシア軍の南と東の2つの戦線をつなぐ広大な地域を支配することができる。大量の兵力を再展開し、プーチン大統領に戦略的な『勝利』の瞬間を提供することができる」

 マリウポリは、ネオナチのアゾフ連隊の拠点都市であり、キエフ政権とアゾフに代表されるネオナチ勢力によって、8年間、差別と弾圧を受けて来た東部ドンバス地方と南部を結ぶことができるようになるということです。

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https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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■コロナ禍も終わっていない!! 米国での一部マスク再導入! オミクロン株の派生型「BA.2」が全米のコロナウイルスの70%超に! 第7波が迫りつつある日本では、オミクロン株の新たな系統「XE」を空港検疫で確認!「XE」の感染者が増える速度はBA.2よりも12.6%速い!

 米国では2~3月、オミクロン株の感染収束を受け、多くの州がマスク義務を解除しました。しかし、3月から徐々に感染者が増加してきました。現在、オミクロン株の派生型「BA.2」が全米のコロナウイルスの72%に達しています。

 米東部ペンシルベニア州フィラデルフィア市当局は11日、新型コロナウイルス感染再拡大の兆しがあるとして、公共の屋内でのマスク着用義務を18日から再導入すると発表しました。

 ニューヨーク市や首都ワシントンでも感染の増加が始まっており、コロンビア大やジョージタウン大など複数の大学がマスク義務を再導入しています。

※アメリカ・フィラデルフィアでマスク着用義務が復活(毎日新聞、2022年4月12日)
https://mainichi.jp/articles/20220412/k00/00m/040/121000c

 日本では、オミクロン株の新たな系統「XE」の感染者が11日、国内の空港検疫で初めて確認されました。

※「XE系統」を国内で初確認 米滞在の30代女性(ANNNews、2022年4月11日)
https://youtu.be/ETChIJLHbnU

 「XE」はオミクロン株の複数のタイプが組み合わさったもので、国内初の確認となります。国立感染症研究所によると、感染者が増える速度はBA.2よりも12.6%速いといいます。

■【号外第18弾のお知らせ】本日午前10時に号外第18をお届けします! 「『ロシアをウクライナから追い出そう、NATOを潰そう』! ウクライナの平和運動家のユリイ・シェリア・ジェンコさんへのニューヨークの独立放送局『デモクラシー・ナウ! 』のインタビュー! ウクライナにスティンガーミサイルを供給し、ジャベリンミサイルの製造元であるレイセオン社は38%の成長率! ウクライナでは、軍隊に対する批判や良心的兵役拒否の主張は反逆罪とみなされ処罰される! 」

 ウクライナ侵攻に関する世界の声は、欧米諸国やNATO、西側の大手メディアの声ばかりが大きく、それはロシアへの制裁強化とウクライナへの武器供与拡大を主張する「戦争屋」ばかりに見えます。ゼレンスキー大統領自身が常に「もっと武器を! 」と叫び続けています。

 そんな中、戦場となって塗炭の苦しみにあえいでいるウクライナから、実に、清々しい平和を求める正論が届きました。

 キーウ(キエフ)在住の平和運動家のユリイ・シェリア・ジェンコさんが、3月22日に、米国のニューヨークの独立放送局『デモクラシー・ナウ! 』に登場しました。

※Ukrainian Pacifist in Kyiv: All Sides Have Fueled the War. Only Comprehensive Peace Talks Can End It(デモクラシー・ナウ! 、2022年3月22日)
https://www.democracynow.org/2022/3/22/yurii_sheliazhenko_russian_invasion_week_4?fbclid=IwAR282DSUVs3mFDl-SAcDdbaP8CoSkO5oN8Hzo7DlaojTo46CzbA3E7bfCGc

 『デモクラシー・ナウ! 』は、米国の独立系Web報道メディアです。報道の中立性からいかなる企業、政府、公共放送協会からの資金を受けずに、寄付・カンパなどドネーションによって運営されています。IWJも独立メディアとして、会員の皆さまの会費と、ご寄付・カンパで成り立っており、そういう点では『デモクラシー・ナウ! 』とIWJはよく似ています。

 岩上安身は2014年に、「デモクラシー・ナウ!LIVE in 京都 国家の自由/私たちの自由」というトークイベントで、『デモクラシー・ナウ! 』の創設者でメインの司会者であるエイミー・グットマン氏と共演をしています。

 気になる方は、是非御覧ください。

※「日本は米国の要請に従って軍国化している!」 ~岩上安身、エイミー・グッドマン氏と語る(2014年1月19日、IWJ)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/120424

 シェリアジェンコさんは、ウクライナ平和運動事務局長や良心的兵役拒否のための欧州事務局理事、World BEYOND War理事、キーウ(キエフ)のクロック大学リサーチ・アソシエイトを務めています。

 司会のエイミー・グッドマン氏とユリイ・シェリア・ジェンコさんとの対話は次のようなものでした。

エイミー・グッドマン氏「 (前略)ユリイ、デモクラシー・ナウにようこそ!あなたはまだキエフにいますね。今、何が起きているのか、何を求めているのか、お話しいただけますか?

 特に興味があるのは、ロシアが都市を破壊できないように、飛行禁止区域を求める声でほとんど一致しているようですが、西側諸国は飛行禁止区域を強制すること、つまりロシアの飛行機を撃ち落とすことが、核戦争につながることを深く懸念しています」

 続きは本日お届けする号外18弾を御覧ください。

■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】日刊IWJガイドや記事の執筆、編集業務を行っていただける方、特に深夜業務での作業を厭わない方は優遇し募集します。深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。

 日刊IWJガイドや記事の執筆、編集などの作業のうち、主に日刊IWJガイド校了前の赤反映業務に携わってもらいます。パソコンのスキルが必要です。時に深夜まで及ぶことがありますが、社用車での帰宅、あるいは自宅への送りが可能です。雇用形態はアルバイトまたは契約社員で時給1300円からのスタートになります。能力と実績次第で昇給します。正社員登用の途もあります。在宅勤務や業務委託契約も相談に応じます。残業代、深夜残業代もきっちりお支払いします。

 入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jp までお送りください。

※スタッフ募集フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdiPIiSuiFyoVpF_HRNqdbKlIucA_Vdk6DEWqCq7mCQM6O1kw/viewform

■【スタッフ募集・テキスト(パワポ作成担当)班】書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要とされる「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任をもってかかわっていただける方。時給は1500円です。

 テキスト班で「岩上安身によるインタビュー」のためのパワーポイント作成に責任をもって携わっていただける方を募集します。時給は1500円です。雇用形態はアルバイト又は契約社員からのスタートになります。正社員登用の途もあります。業務委託契約も相談に応じます。残業代、深夜残業代もきっちりお支払いします。

 パワポ作成には、書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要なため、基礎的な学力や広範な教養・知識力が必要です。優れた人員を募集します。

 入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jp までお送りください。

※スタッフ募集フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdiPIiSuiFyoVpF_HRNqdbKlIucA_Vdk6DEWqCq7mCQM6O1kw/viewform

 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
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IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、尾内達也、富樫航、渡会裕)

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