日刊IWJガイド「緊急事態宣言を可能にする特措法改正案に反対!『ここで妥協したら、憲法に緊急事態条項は不要と主張する資格を永遠に失う!』岩上安身による立憲民主党・山尾しおり衆議院議員緊急インタビュー!」を生配信!2020.3.13日号~No.2738号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~「緊急事態宣言を可能にする特措法改正案に反対!『ここで妥協したら、憲法に緊急事態条項は不要と主張する資格を永遠に失う!』岩上安身による立憲民主党・山尾しおり衆議院議員緊急インタビュー!」を生配信します!
┠■【中継番組表】
┠■選抜高校野球大会は急遽中止へ! 東京五輪は延期? と組織委が発言! 114カ国で感染が確認され、感染者が約11万8000人以上の新型コロナウイルスの感染規模をWHOは「パンデミック(世界的な大流行)」と認定!
┠■米国が英国を除く欧州からの入国禁止へ! 感染者数の多寡と一致しない入国制限基準!? これは、英国のEU離脱に続く、地政学的なブロック化ではないのか!? 1928年の大恐慌から1930年代にかけての再現化か!?
┠■日経平均株価がついに19000円割れに! 既に日銀には「含み損」が生じており、債務超過に陥る可能性が現実に迫る!円安、株安に続いて国債安となったら、悪性のインフレは避けられない!?
┠■3月の3分の1が過ぎようとしていますが、1日から9日までのご寄付・カンパは月間目標額585万円に対して18%の達成率にとどまっています! PCの買い替えも必要となり、期末に向けてIWJの財政状況は厳しさを増しています! どうか皆様の温かいご支援をよろしくお願い致します!
┠■<新記事紹介>IWJ調査レポート!新型コロナは「地球規模の破滅的な生物学的リスク(GCBR=Global Catastrophic Biological Risk)」!? ジョンズ・ホプキンス大学の『パンデミック報告書』が、2年前にコロナの出現を予見し、警告!
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┠■【スタッフ募集・動画班・ウェブ班】動画班・ウェブ班の柱となる撮影・編集の経験者を募集します! 時給1400円~にアップしました! 映像編集ソフト(Premiere, Aftereffect)やhtml、cssの知識、WordPressの実務経験ある方を歓迎します!
┠■【スタッフ募集・テキスト班】書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要とされる「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任を持って関わって頂ける方:時給1500円~にアップしました!/日刊IWJガイドや記事の執筆、編集業務他:時給1300円~
┠■【スタッフ募集・取材カメラマン・記者】動画未経験者:時給1100円~/記事執筆できる方:時給1200円~
┠■【スタッフ募集・事務ハドル班】時給1150円~/特に秘書・マネージャー業種の経験のある方は時給1200円~
┠■【スタッフ募集・その他条件】IWJなら通勤ラッシュは避けられます! 残業代未払一切なし! 無駄な朝礼、会議なし! 在宅テレワークもあり! 地方出身者のための借り上げ社宅あり! 週休2日、「裁量労働制」「みなし残業」「固定残業」を排し、深夜の残業代割増できちんと支払われます! 契約社員・正社員制度有り、社保あり、退職金制度有り、交通費・経費は別途支給、PCやカメラ、中継機材はIWJが用意します!
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■はじめに~「緊急事態宣言を可能にする特措法改正案に反対!『ここで妥協したら、憲法に緊急事態条項は不要と主張する資格を永遠に失う!』岩上安身による立憲民主党・山尾しおり衆議院議員緊急インタビュー!」を生配信します!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 安倍総理が国会の事前承認を必要としない「緊急事態」を宣言できる新型インフルエンザ等対策特別措置法改正案が、昨日衆院本会議で自民党、公明党、立憲民主党、国民民主党、日本維新の会などの賛成多数で可決されました。

 法案は本日、参院本会議で可決・成立する見通しです。

※新型コロナ、特措法改正案が衆院通過 13日にも成立へ(日本経済新聞、2020年3月12日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56713180S0A310C2PP8000/

 衆院での審議はわずか3時間。総理は新型コロナウイルスが「国民の生命及び健康に著しく重大な被害を与えるおそれ」があり、「その全国的かつ急速なまん延により国民生活及び国民経済に甚大な影響を及ぼし、又はそのおそれがある」と判断すれば、「緊急事態宣言」を発令できます。

 「緊急事態宣言」を出すために、専門家の意見を聞く必要はありません。法案の付帯決議には「特に緊急でやむを得ない場合を除き国会に事前に報告する」とありますが、この付帯決議に法的拘束力はありません。

 また、あくまで「報告」であって「事前承認を必要とする」と書かれているものでもありません。

 そもそも総理が「緊急でやむを得ない」といえば、国会に報告する必要もなく、もちろん国会で審議をすることも、同意やすべての承認を得る必要もないのです。

 このような非常に危険な法案にもかかわらず、党を挙げて裁決に反対したのは日本共産党のみ。

 そのような中で、立憲民主党の山尾しおり衆議院議員は、党の方針に反して採決で法案に決然と反対しました。
 
 ほとんどすべての既存メディアは山尾議員の行動を「造反」と表現しましたが、これは許しがたいレッテル貼りです。
 
 山尾議員は採決後、記者団に「『緊急事態宣言』は民主主義の基盤を傷つける状態を作る私権の制限を伴うため、国会の承認が必要だ。非立憲主義的な法案に党として賛成したのは残念だ。反対するにあたっては、覚悟と自覚を持って行動したので、今後どうすべきかは深く考えたい」とコメントしました。

 山尾議員は、2017年の衆院選の期間中に岩上安身によるインタビューを受けました。山尾氏は自民党改憲草案に盛り込まれた緊急事態条項の危険性を認識している数少ない政治家の一人でもあり、その知見を当時のインタビューで詳しく解説していました。ぜひ下記のURLからご覧になってください。

※【衆院選2017・緊急事態条項】認識が180度転換!? 「自民党の緊急事態条項はひどい」~山尾志桜里氏が岩上安身のインタビューで警鐘「国家に権力を集中すべき立法事実はない。ルールなき制約は侵害になる」 2017.10.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/401908

※新型ウイルス「緊急事態宣言」可能にする法案 衆院で可決(NHK、2020年3月12日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200312/k10012327881000.html

 岩上安身は本日午後3時より、山尾議員に緊急インタビューを行います! インタビューは公共性に鑑み、どなたでもご覧いただけるよう、全編フルオープンで生配信いたします。ぜひ、ご覧ください!

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【IWJ_Youtube Live】15:00~
緊急事態宣言を可能にする特措法改正案に反対!「ここで妥協したら、憲法に緊急事態条項は不要と主張する資格を永遠に失う!」岩上安身による立憲民主党・山尾しおり衆議院議員緊急インタビュー!
視聴URL:https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
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◆中継番組表◆

**2020.3.13 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch6】10:00頃~「加藤勝信 厚生労働大臣 定例記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch6

 加藤勝信 厚生労働大臣 定例記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた加藤勝信氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%8a%a0%e8%97%a4%e5%8b%9d%e4%bf%a1
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【IWJ_Youtube Live】15:00~「緊急事態宣言を可能にする特措法改正案に反対!「ここで妥協したら、憲法に緊急事態条項は不要と主張する資格を永遠に失う!」岩上安身による立憲民主党・山尾しおり衆議院議員緊急インタビュー!」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 岩上安身による立憲民主党 山尾しおり 衆院議員インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた山尾志桜里氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%B1%B1%E5%B0%BE%E5%BF%97%E6%A1%9C%E9%87%8C
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【IWJ・Ch5】18:00~「緊急学習会『新型コロナウイルス』による肺炎の本質について ―講演:色平哲郎氏(佐久総合病院地域ケア科医長)」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「たんぽぽ舎」主催の緊急学習会を中継します。これまでIWJが報じてきた新型コロナウイルス関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9

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◆中継番組表◆

**2020.3.14 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・エリアCh1・大阪】14:00~「『福島第1原発と放射能汚染のいま』―講演:今中哲二氏(京都大学複合原子力科学研究所)」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach1

 「新聞うずみ火」主催のうずみ火講座を中継します。これまでIWJが報じてきた今中哲二氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E4%BB%8A%E4%B8%AD%E5%93%B2%E4%BA%8C
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【IWJ会員限定!映画「新聞記者」日本アカデミー賞3部門受賞記念!IWJファンドレイジング 2019 祝賀再配信 1・IWJ_Youtube Live】
トーク・イベント「政府・メディア『共犯 』の異常な嫌韓煽動のもとで考える~政治権力とメディア 」10.2(前編)~ 山岸一生氏、南彰氏、望月衣塑子氏、立川談四楼氏、岩上安身
視聴URL(会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

 2019年10月に収録した、IWJファンドレイジングを会員限定で再配信します。これまでIWJが報じてきた望月衣塑子氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%9C%9B%E6%9C%88%E8%A1%A3%E5%A1%91%E5%AD%90

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■ 選抜高校野球大会は急遽中止へ! 東京五輪は延期? と組織委が発言! 114カ国で感染が確認され、感染者が約11万8000人以上の新型コロナウイルスの感染規模をWHOは「パンデミック(世界的な大流行)」と認定!

 2020年3月11日、日本高校野球連盟は新型コロナウイルス感染拡大を考慮し、19日から無観客の甲子園球場(兵庫県西宮市)で開催する予定だった第92回選抜高校野球大会を中止することを発表しました。

 選抜高校野球大会は、第二次世界大戦の太平洋戦争中の1942年~1946年は中断したものの、予定していた大会が中止となったのは史上初めてのことです。言いかえると、今回のコロナショックは「戦時」に匹敵する事態だ、ということです。

※センバツ、史上初の中止 新型コロナ感染拡大、無観客開催から方針転換(西日本スポーツ、2020年3月11日)
https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/591178/

※選抜高校野球、初の中止 高野連「無観客」から一転(東京新聞、2020年3月12日)
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020031101001816.html

※センバツ中止 予約ゼロになった甲子園近隣の宿泊施設も「ムチャクチャやで」(スポーツ報知、2020年3月11日)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200311-03110186-sph-base

 一方、オリンピックについてですが、すでに、2月25日頃、5月31日を最終期限として新型コロナウイルスが収束しない場合、東京オリンピックを中止する旨を最古参のIOC委員ディック・バウンド氏(1978年から委員)が述べています。バウンド氏の発言は、国際オリンピック委員会(IOC)の公式見解ではなかったとはいえ、開催都市契約では、2020年中に東京オリンピックが開催されない場合、IOCが大会を中止できるという事実は変わりません。

※新型肺炎 橋本五輪相、五輪開催判断「5月末が大きな基準」(産経新聞、2020年3月3日)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200303-00000602-san-pol

 それに加えて、「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会」理事の高橋治之氏が「中止はできない」としながらも、開催について1、2年延期することを現実的な選択肢として考えていることをウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の取材に応じて明らかにしていました。

※東京五輪、今夏断念なら1~2年延期も 組織委理事(ウォール・ストリート・ジャーナル 日本版、2020年3月11日)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200311-00013061-wsj-int

 人々がウイルス感染に怯える中、先月2月21日に「私はマスクをしないで最後まで頑張ろうと思っているんです」などと発言し顰蹙を買った「東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会」森喜朗会長(元総理)は11日、延期の可能性を否定し、延期を口にした高橋氏に電話までかけていたことを明かしていました。

※森会長「大事な時期に軽率」 理事の五輪延期発言を批判(朝日新聞デジタル、2020年3月11日)
https://www.asahi.com/articles/ASN3C64Z8N3CUTQP01R.html

 しかし、森会長の願いは虚しく、同日11日にジュネーブ(スイス)の記者会見で、世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム時事局長は、新型コロナウイルス感染拡大の状況を「パンデミック(世界的な大流行)」と言えると発表しました。

 感染者が世界110カ国で確認され、感染者が約11万8000人、死亡者が4200人以上になったことなどを受けたためです。WHOがパンデミックと認定するのは、2009年の新型インフルエンザから11年ぶりのことです。同事務局長が記者団を前にパンデミックが目前に迫っていることを示唆したのは、つい先日の9日のことでした。

※WHO「制御できるパンデミック」とは 収束に年単位?(朝日新聞デジタル、2020年、3月12日)
https://www.asahi.com/articles/ASN3D3RK0N3CUHBI04S.html

※コロナ感染拡大はパンデミック WHO事務局長が明言(朝日新聞デジタル、2020年3月12日)
https://www.asahi.com/articles/ASN3D0S8RN3CUHBI04T.html

※WHO表明 新型コロナは「パンデミック」(テレビ朝日系(ANN)、2020年3月12日)
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20200312-00000002-ann-int

※新型コロナ「パンデミックが現実味」 WHO事務局長(日本経済新聞、2020年3月12日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56596050Q0A310C2000000/

 WHOが「パンデミック」と評価したことを踏まえた上で、12日、報道関係者向けの説明会を開催した厚生労働省は、「これまでの対応に変更がない」ことを明らかにしました。 また、同じく12日、東京都知事の小池百合子氏は東京オリンピック・パラリンピック開催について「まず中止ということはありえないと思っている」と森会長と同様、現実の全く見えてない、トンチンカンとしかいいようのない発言に終始しています。日本がいくら頑張って開催しようとも、五輪は世界大会であり、世界各国にアスリートが集まらなければ、何の意味もありません。日本に各国が選手団を送り込める状況かどうか、冷静に考えたらわかるりそうなものです。

※厚労省、国内対応「変わらない」 新型コロナ「パンデミック」で(時事通信社、2020年3月12日)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200312-00000066-jij-soci

※小池都知事「東京五輪中止はあり得ない」(TBS系(JNN)、2020年3月12日)
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20200312-00000037-jnn-soci

 もっとも、現実離れした森氏や小池氏とは違って、組織委のメンバーの中には、現実が見えている人物もいるようです。組織委のとある幹部が「WHOの意見が大きく影響する」と見なしていることを日本経済新聞が報じてました。「パンデミック」と宣言されてなお、五輪が開催できるはずはないと、わかっているのでしょう。

※「パンデミック」表明、医療機関に懸念 五輪に影響も(日本経済新聞、2020年3月12日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56695770S0A310C2CE0000/

 エボラウイルスの発見者の一人で、著名なウイルス・ハンターの一人でもあるベルギーの微生物学学者ピーター・ピオット氏は、今回の新型コロナウイルスについて、本来数ヶ月で収束できたはずだったにも関わらず、収束させるために必要な対応とは反対なことばかり行われていると述べています。

 ピオット氏は特定の一つの国の対応を名指しで批判してこそいないものの、ぴったりあてはまると思われます。オリンピックを中止した場合の損失は国内総生産(GDP)1.4%減に相当するとの試算を大きく受け止める人達の主張も分かります。しかし、一方で、内閣府が2月17日に発表した消費税増税後のGDP6.3%減と比べると、オリンピックを中止した場合のマイナスは必ずしも壊滅的に大きいものだと言えません。
 政府機関には経済的な弱者を守りつつ、アスリートも含め人々の健康に重々配慮した選択をして頂きたいものです。

※エボラ発見者「新型コロナは数ヵ月で収束するはずだったが…」(COURRiER Japon、2020年3月12日)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200312-00000003-courrier-int&p=1

※10~12月期GDP、年率6.3%減 5四半期ぶりマイナス(日本経済新聞、2020年2月17日)
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL17HUX_X10C20A2000000/

※東京五輪中止なら損失7.8兆円 新型コロナ影響試算―SMBC日興(時事ドットコムニュース、2020年3月6日
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020030601210&g=eco

 安倍総理や小池都知事および森会長がどれだけ五輪を開催したいとしても、当然のことながら、ウイルスは人間の都合など一切忖度してはくれません。

■米国が英国を除く欧州からの入国禁止へ! 感染者数の多寡と一致しない入国制限基準!? これは、英国のEU離脱に続く、地政学的なブロック化ではないのか!? 1928年の大恐慌から1930年代にかけての再現化か!?

 新型コロナウイルスが猛烈な勢いで広がりつつある米国は、中国・イランからの入国をすでに拒否していましたが、ついに欧州からの入国禁止に踏み切りました。しかし、ここにはなぜか英国が含まれていません。

*トランプ氏「英国除く欧州から入国禁止」 新型コロナ: 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56694710S0A310C2MM0000/

 英国の感染者数はおよそ400人で、ロンドンだけでも100人に達しようとしており、拡大を食い止める責務を負っている当の保健担当閣外相(政務次官)のナディーン・ドリス氏が感染したことが報じられて話題になっています。

*英保健担当閣外相、新型ウイルスに感染し自主隔離(BBC、3月11日)
https://www.bbc.com/japanese/51828906

 感染者数の多い国としては、韓国や日本も上位に上がりますが、両国とも米国の従属的同盟国であり、今のところ入国制限を受けていません。

*米国、韓国入国禁止しない「適切な時期に勧告案提示する」(中央日報、3月11日)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200311-00000030-cnippou-kr

 米国では、新型コロナウイルスの感染者が8日から11日の3日間で2倍以上の1000人を超え、死者数は30人に達したと報じられています。世界的に見ると、感染者は13万人に近づいていて、およそ8万人の中国に続き、イタリアがおよそ1万人、イラン・韓国がおよそ8千人。フランス・スペイン・ドイツが1千人~2千人弱、アメリカが8番目でこれに続きます。

*米感染者1000人超に 新型コロナ、3日で2倍に(日本経済新聞、3月12日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56691470R10C20A3000000/?n_cid=DSREA001

 日本の感染者数は9番目の約600人ですが、中国・韓国との地理的な近さとこれまでの頻繁な出入国者数から考えても、あまりにも不自然な数です。人口比から推計しても日本は韓国のおよそ2倍なので、1万6千人の感染者がいてもおかしくありません。

 中国と比較しても、人口はおよそ10分の1なので、感染者数は8千人程度になるはずですが、その10分の1にも満たない数しか報告されていません。検査を積極的に進めれば、感染者数が急増するのは明らかです。

 厚労省の発表によると、日本のPCR検査数は、1月15日から3月6日までで、19420名に対して、韓国は14万0755人と日本の約7倍の検査数です。日本のPCR検査数は少なすぎると言わざるをえません。

*新型コロナウイルス・世界の感染者数:随時更新(nippon.com)
https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00673/

 こうしてみると、米国の入国制限は、単に感染者数だけが基準ではないと考えざるをえません。米国が入国禁止措置を取っているのは中国・イラン。取ろうとしているのはヨーロッパの国々です。ここには英語を母語ないし公用語にしている国は入っていません。英語を母語にしている国々といえば、「 Five Eyes」“が思い浮かびます。

 Five Eyes (ファイヴ・アイズ)とは、イギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの5カ国の諜報機関が世界中に張り巡らせた設備や盗聴情報を、相互利用・共同利用する為に結んだ協定のことで、UKUSA協定ともよばれています。

 あのスノーデンが命を懸けて告発したのも、この協定に関わるアメリカ合衆国の国家安全保障局(NSA)が握っている秘密でした。諜報活動に関わる人の流れは止めたくない、感染よりも監視が大事ということなのでしょうか。

※「日本政府も企業も個人もすべて米国NSAに盗聴されている!」元NSA職員スノーデン氏が暴く!米国による巨大監視システムの実態とは―― 岩上安身によるインタビュー 第696回 ゲスト スノーデン単独取材に成功した小笠原みどり氏 2016.12.26
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/354108

 一方、韓国と日本が特別扱いされている理由は何でしょうか。韓国は、1950年に始まり1953年に休戦となった朝鮮戦争の後、米国との間に米韓相互防衛条約を結び、以来、韓国には在韓米軍が駐留しています。

 日本も戦後、GHQの占領を経て、1952年にサンフランシスコ講和条約と同時に日米安全保障条約を結び、以来、日本には在日米軍が駐留しています。軍事面から見ると、日韓は、まるで双子であり、どちらも米国に従属させられています。軍事活動に関わる人の流れは止めたくない、感染防止よりも駐留米軍が大事ということなのかもしれません。

*米韓相互防衛条約(ウィキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B1%B3%E9%9F%93%E7%9B%B8%E4%BA%92%E9%98%B2%E8%A1%9B%E6%9D%A1%E7%B4%84

*日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約(ウィキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E3%81%A8%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E3%81%A8%E3%81%AE%E9%96%93%E3%81%AE%E5%AE%89%E5%85%A8%E4%BF%9D%E9%9A%9C%E6%9D%A1%E7%B4%84

 こうしてみると、米国の動きは、感染症対策などは2の次で、コロナパンデミックを口実に、どこの国々にも相互に開かれていた、グローバル経済体制から、1930年代の世界を分割したブロック経済体制へと逆戻りするかのようです。

 かつてのブロック経済体制は、1929年に世界大恐慌に端を発し、大国が自国の経済圏を確保するために囲い込んだものでした。米国は、1月21日にコロナの初感染者の確認、そして3月4日に初の死者を出し、3月9日に、2000ドルを超える大暴落によって「サーキットブレーカー」が発動する事態に。そして、今度はコロナを理由とした、事実上の「ブロック化」の動きと矢継き早です。1929年から30年代前半にかけて数年がかりで進行したかつてのブロック化の動きをわずか3か月の間に「再現」しつつあることに我々は真剣に留意する必要があります。

 IWJでは、我々は(といいますか、人類がというべきですが)、1.パンデミックリスクだけではなく、2.世界経済危機のリスク、そして3.地政学的リスクに同時に直面していることを繰り返し指摘してきました。サウジとイランの対立の激化などは、地政学的にリスクの顕在化の代表例ですが、衰えたりとはいえ、今なお世界一の軍事力をもつ米国が、先頭を切って「ブロック化」に向かえばグローバル経済体制は、終焉を迎え、分割された世界は、対立をいやおうなく激化させることになるでしょう。

 このコロナ・パンデミックは、いかに政治的に悪用されてしまっているか、我々は執拗に指摘しなければなりません。地政学リスクが戦争という形で「頻発」するようなことになれば、感染症リスクどころではない壊滅的な災厄が我々を襲うことになります。その危険性、無謀さに、一刻も早く気付くべきです。
 
■日経平均株価がついに19000円割れに! 既に日銀には「含み損」が生じており、債務超過に陥るのも時間の問題か?

 昨日も日経平均株価は引き続き大幅に下落し、午後3時の大引けで終値は前日比856円43銭安の1万8559円63銭となり、東証株価指数も1327.88と、前日に比べて57.24ポイント安となりました。また、98%の銘柄が「値下がり」となりました。

※東証大幅続落、終値は856円安 米大統領のコロナ対策に失望(共同通信、2020年3月12日)
https://this.kiji.is/610717015008887905

※大幅続落=新型コロナ警戒、全面安(時事ドットコムニュース、2020年3月12日)
https://www.jiji.com/jc/market?g=stock

 12日(日本時間)、WHOが新型コロナウイルス感染症を「パンデミックとみなせる」と発表したことが、投資家にショックを与え、さらに米国のトランプ大統領が発表した、欧州からの渡航を30日間停止するなどの感染症への対応策が「期待外れ」で失望感が蔓延し、世界的な景気の悪化を見込んで、11日のNY市場では、売り注文が相次ぎました。その結果、1465ドル安と、9日に次ぐ暴落を記録し、その余波を東証はもろかぶりした形となっています。

 とうとう株価が19000円を割り込んだことで、「日銀の債務超過」が現実味を帯びてきました。株価を買い支えてきたために大量の株を抱え込んでしまった日銀は、平均株価が19000円を下回ると簿価を下回って「含み損」が発生することになり、このままさらに下がり続ければ数兆円の「債務超過」に陥るとみられています。

※保有ETFの損益分岐点、1万9500円程度の可能性(ロイター、2020年3月10日)
https://jp.reuters.com/article/etf-kuroda-boj-idJPKBN20X08X

 一国の「中央銀行」が債務超過になれば信用が一挙に失墜します。海外の投資家も「日本売り」を始めることとなり、円・株・国債が「トリプル安」となるおそれが出てきます。コロナウイルスにより経済活動が停滞する中で価格が高騰することになれば、不況で物価だけが高騰するスタグフレーションを起こす可能性もあります。

※円安・株安はなぜ起きた? 日本はもはや「スタグフレーション入り」したのか (ITmediaビジネスオンライン、2020年2月28日)
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2002/28/news027.html

 こうした動きを受け、安倍晋三内閣総理大臣と黒田東彦日銀総裁が官邸で会談を行っていました。

※黒田日銀総裁「必要に応じ対応」 株安・円高で安倍首相と会談(時事ドットコムニュース、2020年3月12日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020031200772&g=pol

 黒田総裁は「適切な手段をタイムリーに躊躇なく」と談話を発表しましたが、東証は好感せず反発しませんでした。「適切な手段」とはいっても、打つ手は限られています。結局は上場投資信託(ETF)をの買い増しするのだろうというのが、有力な見方です。その「買い増し」の原資は、国民の年金に充てるための資金です。

 ネット上では「溶けた年金を取り返すためにさらに年金を注ぎ込む」とか、「ギャンブルに負け、家族の病院代やご飯代まで持ち出して、またギャンブルに出掛ける」とわかりやすくかつ、「的確」な指摘がなされています。本来ならば、金融緩和はこのような時にこそ用いられるスダンであったはずですが、これまで異次元緩和を続けてバブルを形成してきたため、いざという時に打つ手が残されていません。

 これについて、医師で弁護士の米山隆一前新潟県知事は以下のようにツイートしています。

 「安倍コロナショックで進む株安・円高について黒田総裁と安倍総理が会談との事ですが、日本は、本来こういう時に行うべき金融緩和を平常時から『異次元レベル』でやっているうえ日銀が株まで買っているので、常識的範囲でできる事は殆ど残っていないと思われます。恐怖です」

※米山隆一氏のツイート(2020年3月12日)
https://twitter.com/RyuichiYoneyama/status/1238011137351766017?s=20

 政権のメンツを保つため、国民の財産を犠牲にしながら「その場しのぎ」で講じてきた無理筋な政策を「黒田バズーカ」などともてはやしてきた国内の主要マスコミの不見識ぶりも、「万死に値する」と言っても過言ではないでしょう。

■<新記事紹介>IWJ調査レポート!新型コロナは「地球規模の破滅的な生物学的リスク(GCBR=Global Catastrophic Biological Risk)」!? ジョンズ・ホプキンス大学の『パンデミック報告書』が、2年前にコロナの出現を予見し、警告!

 2018年5月10日に、世界最古の公衆衛生大学院と世界屈指の医学部を有する米国ジョンズ・ホプキンス大学の公衆衛生大学院、健康安全保障センターが、『パンデミック病原体の諸特徴』と題する報告書(以下『パンデミック報告書』)を発表しました。

※The Characteristics of Pandemic Pathogens(ジョンズ・ホプキンス大学健康安全保障センター、2018年5月10日)
http://www.centerforhealthsecurity.org/our-work/pubs_archive/pubs-pdfs/2018/180510-pandemic-pathogens-report.pdf

 この報告書の中で「地球規模の破滅的な生物学的リスク(GCBR=Global Catastrophic Biological Risk)という新しい概念を提示して、ウイルス、細菌などの病原体が近い将来、人間社会に破滅的な影響を及ぼす可能性を予見し警告しています。
 
 報告書は、GCBRを引き起こす病原体の特徴として、高い感染力、低い致死率、呼吸器系疾患を引き起こすなど、7つの特徴を列挙しています。驚いたことに、これらの特徴は、現在流行中の新型コロナウイルスの特徴とほとんど一致します。

 さらに、驚くべきことは、GCBRを定義する中で、『パンデミック報告書』は、GCBRを引き起こす病原体が、自然由来ばかりでなく、人為的な操作によって生み出され、広がるリスクをも想定していたのです。

 この『パンデミック報告書』からわかるのは、陽性ながら無自覚・無症状のまま日常生活を送り、周囲を感染させてゆく「ステルス・キラー」の対策と、その主な被害者になる高齢者と基礎疾患者への対策が、今後、非常に重要になる、ということです。

 詳しくは、ぜひ、記事本編をご覧ください。

※IWJ調査レポート!新型コロナは「地球規模の破滅的な生物学的リスク(GCBR=Global Catastrophic Biological Risk)」!? ジョンズ・ホプキンス大学の『パンデミック報告書』が、2年前にコロナの出現を予見し、警告!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/469833

■3月の3分の1が過ぎましたが、1日から9日までのご寄付・カンパは月間目標額585万円に対して18%の達成率にとどまっています! PCの買い替えも必要となり、期末に向けてIWJの財政状況は厳しさを増しています! どうか皆様の温かいご支援をよろしくお願い致します!

 いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。岩上安身とIWJスタッフ一同、心から感謝申し上げます。

 今期第10期となるIWJは、昨期第9期に引き続き、あらゆる支出を見直し、岩上安身の報酬もそれまでの50%に削減した上で、1年間のご寄付・カンパの目標額を5400万円に設定しています。

 この5400万円を12か月で割ると、1か月あたりは450万円となります。期首の8月1日から2月29日までの7か月間のご寄付・カンパの目標額は、3150万円ですが、この7か月間のご寄付・カンパは2476万7097円にとどまり、約673万2903円の不足となっています。

 このため、3月1日以降の今期第10期の残り5か月間で、2923万2903円が集まらなければ、今期の目標額は達成できません。これを、1か月あたりの平均にすると、584万6581円となります。

 3月からのご寄付・カンパの目標額は、毎月約585万円となります。

 2月1日から29日まで29日間のご寄付・カンパの実績は410万8178円で、月間目標額の74%どまりです。これはピンチであると言わざるをえません。

 3月は3分の1が過ぎましたが、1日から9日までのご寄付・カンパは月間目標額の18%の達成率にとどまっています。期首の8月1日から3月9日までの総額で見ても2583万5097円と、この期間の目標額の78%の達成率にとどまっています。

 さらに、先日からお伝えしている様に、現在、IWJの創業時から使い続けてきたパソコンの寿命が尽きかけており、財政状況に加えて機材の状況もピンチとなっています。

 皆様から頂いた大切なご寄付・カンパによって活動しているIWJでは、できる限り経費を節約するために、2010年12月の創業時にまとめて買い入れたパソコン(PC)をずっと大切に使い続けてきました。

 ところがこれらの古いPCに搭載されている基本ソフト(OS)のウィンドウズ7のサポートが、今年1月に終了となりました。サポートが終了すると、ウイルス対策のためのアップデートがされなくなります。セキュリティー上、非常に危険になるので、そのまま古いOSでPCを使い続けるわけにはいかなくなります。

 会員の皆様の個人情報も多数扱うIWJでは、セキュリティー重視の観点から、先日、専門家の手によってこれら古いPCのOSを最新のウィンドウズ10に更新しました。

 ところがウィンドウズ10をインストールした直後から、起動や使用中の安定性などに不具合の起きるPCが続出。6台のPCは専門家から寿命と判断され、早急に買い換えなければいけなくなってしまいました。

 現在、社内で問題なく使えるPCの数が限られてしまい、通常業務にも大きな支障が起きています。

 また、「岩上安身によるインタビュー」を社外で行う場合、パワーポイントを映し出すためのモニターを持ち出しているのですが、視聴者の方から「画面が小さく、文字が読みにくい」というご意見をいただき、先日、画面の大きなモニターを1台、新たに購入いたしました。

 第10期の後半に入り、特に1月、2月に入ってからの、IWJの財政はますます厳しくなっています。そのような中で、今回のPC機材の新規購入は、セキュリティー確保のために、絶対に必要な設備投資なのですが、財政上は大きな負担となっています。

 どうか、皆様からの温かいご支援をよろしくお願い致します!

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします!
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 なお、IWJでは毎期、決算報告を日刊IWJガイド、および会員向けメールでもご報告させていただいております。また、ホームページ上にも公開しており、過去の分とあわせていつでもご覧いただけます。

 IWJホームページの上端のメニューバーにある「ガイド・お知らせ▼」をクリックしていただき、プルダウンメニューから「IWJ決算報告」をご覧ください。

https://iwj.co.jp/join/about.html#overview

 特定のスポンサーをもたないことで、真の報道の自由を目指してきた独立メディアであるIWJは、活動経費の半分を皆様からのご寄付・カンパで、残りの半分を会員の皆様の会費で賄っています。3月9日現在の会員数は4879名様です。会員の人数が増えれば、IWJの経営はそれだけ安定します。早く5000名様に再到達したいと願っています。

 IWJの一般会員へご登録いただければ、岩上安身によるインタビューなどのIWJオリジナルコンテンツを1か月間何度でもご覧いただけます。まだIWJ会員へのご登録がお済みでない方はぜひ、この機会に会員登録をお願いいたします!

 現在一般会員の方は、ぜひサポート会員へのお切り替えをご検討ください!

 サポート会員にご登録いただくと、全てのIWJのコンテンツをいつでもお好きな時に何度でもご覧いただけます。また、サポート会員の比率が高まれば、その分だけIWJの経営は安定します!

 また現在、会費未納等でいったん休眠会員となられている方は、ぜひこの機会に再開をご検討ください!会員番号はすべて保存してありますので、会費をご納付いただければ、着金が確認され次第、いつでも再開できます!

 会費の支払いをつい忘れがちという方は、クレジットカードでのお支払いが大変便利ですので、ぜひご検討ください。クレジットカードをお持ちでない方は、自動引き落としサービスもご用意していますので、こちらのページをご覧ください!

※クレジットカード・自動引き落としでのお支払いへの変更はこちらから(※ログインが必要です)
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※よくある質問と回答 年会費をクレジットで支払いたい
https://iwj.co.jp/info/faq.html#idx-18

 IWJの有料会員制度は1ヶ月1000円、支払いをまとめてお得な1年1万円の一般会員と、1ヶ月3000円、まとめてお得な年3万円からのサポート会員の2種類です(全て消費税別)。会費は、クレジットカード、銀行振込(ゆうちょ銀行を含む)でお支払いいただけます。

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは、サポート会員にお切替えいただいて、あるいはかつて会員だった方は再開して、ご支援ください!
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■【スタッフ募集・在宅テレワーク、地方在住者には都内で借り上げ社宅も!】IWJでは在宅テレワークのスタッフも募集します! 地方にお住いの方、東京近郊で週のうち何日かは出勤、残りは在宅で、という働き方も可能。コロナ感染リスクが高い東京の「通勤ラッシュ」も避けられます!! ぜひご応募ください!

 IWJではテキスト班、動画班、事務ハドル班などの一部で、コロナウイルスショックに見舞われる前から、在宅テレワークでの働き方を進めています。

 テキスト班は、リサーチや記事執筆、岩上安身のインタビューのパワーポイント作成や、この日刊IWJガイドの執筆などを在宅でお願いしています。

 動画班では、お住いの地域での中継スタッフをお願いします。動画編集が得意な方であれば、在宅でYouTubeのIWJアカウント「Movie Iwj」用の動画編集をお願いいたします。

 事務ハドル班は、岩上安身のインタビューのアポイントやIWJの日々の中継の手配、取材交渉などを、在宅でお願いいたします。

 首都圏近郊にお住まいであれば、週のうち何日かは事務所に出勤、残りは在宅テレワークという働き方も可能です。東京から離れた、通勤はまったく無理な地方の方も、在宅テレワークで働くことが可能です。

 また、IWJには借り上げ社宅という制度もあります。都内のIWJの事務所の近くに会社が借り上げたワンルームマンション等に、住居費の半額を支払って住み、通勤時間ゼロで仕事をすることができます。

 東京は家賃が高く、安い家賃の物件を探そうとすると、都心からかなり離れないと見つけられません。そのために他の都市圏では考えられないほどの超長時間の遠距離通勤が「当たり前」とされているのです。

 しかも、通勤時間帯では、他の地方では考えられないほどのラッシュとなり、「換気の悪い、密閉空間」に閉じ込められるわけで、コロナ感染のリスクがきわめて高い状態にさらされ続けることになります。その点からも、満員電車のラッシュは避けるに越したことはありません。
 
 地方にお住いの方でも、また、首都圏でも都心までは遠距離で毎日通うのは大変、という方でも、ぜひご応募ください!

 詳しくはぜひ、以下のスタッフ応募フォームよりご応募ください! お待ちしております。

■【スタッフ募集・インターン】IWJでは現在大学院生や大学生のインターンも活躍しています! 進路として報道メディアに興味ある学生の方はぜひご応募ください! 就職・試験突破の相談にも乗りますし、もちろんペイワークです!

 進路として、報道メディアに興味ある学生の方はぜひご応募ください! 就職の相談にも乗りますし、もちろんペイワークです!

 IWJでは現在大学院生や大学生のインターンも活躍しています! ポストドクターの方も含めて、報道に興味ある学生の方は、上記応募フォームより、ぜひご応募ください!

■【スタッフ募集・動画班・ウェブ班】動画班・ウェブ班の柱となる撮影・編集の経験者を募集します! 時給1400円~にアップしました! 映像編集ソフト(Premiere, Aftereffect)やhtml、cssの知識、WordPressの実務経験ある方を歓迎します!

 現在、IWJではYouTubeに力を入れています。動画班では、撮影だけでなく、動画の編集経験者も募集しています。
 
※Movie Iwj
https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos

 映像編集ソフト(Premiere, Aftereffect)での実務経験のある方を歓迎します。IllustratorやPhotoshopといったグラフィックソフトのスキルがあればなお可です。

 経験・技術のある方は、これまで時給1300円からのスタートでしたが、時給1400円からのスタートにアップしました!

 また、ウェブ班でもYouTube動画のサムネイルデザインなどを行っています。

 ウェブ班で必要なスキルは、html、cssの知識およびWordPressでの実務経験ですが、IllustratorやPhotoshopといったグラフィックソフトが扱える方は歓迎します。php、javascriptなどが使える方も歓迎します。

 面談の際に、履歴書と成果品(作品)を持参してください。

 取材内容を把握し、必要なカットを無駄なくつなぐ編集センス、視聴者の目を引く効果的なサムネイルデザイン、発言者のセリフを伝える字幕、場面を盛り上げる効果的な音楽などでIWJのYouTubeアカウントを盛り上げてください!

■【スタッフ募集・テキスト班】書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要とされる「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任を持って関わって頂ける方:時給1500円~にアップしました!/日刊IWJガイドや記事の執筆、編集業務他:時給1300円~

 テキスト班で「岩上安身によるインタビュー」のためのパワーポイント作成に責任を持って携わっていただける方の時給は、これまで1350円からのスタートとしていましたが、新年より1500円からのスタートと、大幅にアップすることにいたしました!

 パワポ作成には書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要なため、基礎的な学力や広範な教養・知識力が必要です。優れた人員を募集しています。

 日刊IWJガイドや記事の執筆、編集などの作業は、パワポ作成の担当にかかわらず、すべてのテキスト班スタッフの共通の仕事となります。パワポ作成には関われないが、他のテキスト班の業務は可能という方は、時給1300円からのスタートになります。

■【スタッフ募集・取材カメラマン・記者】動画未経験者:時給1100円~/記事執筆できる方:時給1200円~

 IWJではカメラを持って現場へ行き、中継と取材を行う記者を募集しています。機動力が求められますので、運転免許をお持ちの方、特に運転に慣れている方は大歓迎です。体力のある方であれば、男女は問いません。

 動画未経験の方は時給1100円からのスタートになります。また、取材した動画に添える記事も書ける方は、時給1200円からのスタートとなります。

■【スタッフ募集・事務ハドル班】時給1150円~/特に秘書・マネージャー業種の経験のある方は時給1200円~

 事務班は電話やメールでの外部の方との連絡、岩上安身のスケジュールを把握してのインタビューのアポイント調整や、イベント開催の準備など、IWJの中核となる岩上安身のスケジュール管理という、まさに屋台骨となる重要なお仕事です。

 ハドル班は岩上安身以外の記者・カメラマンの中継のアポ取りや取材の手配をしたり、再配信や録画配信の予定を立てるのが主なお仕事です。こちらのお仕事の希望者も募集しています。IWJのヘビーユーザーで過去のコンテンツをよく知っているという人には有利な職種です。

 時給1150円からのスタートですが、特にスケジューリングの実務経験のある方、企業の秘書・マネージャー業種の経験のある方は、時給1200円以上からのスタートと、さらに優遇します!是非ご応募ください!

■【スタッフ募集・その他条件】IWJなら通勤ラッシュは避けられます! 残業代未払一切なし! 無駄な朝礼、会議なし! 在宅テレワークもあり! 地方出身者のための借り上げ社宅あり! 週休2日、「裁量労働制」「みなし残業」「固定残業」を排し、深夜の残業代割増できちんと支払われます! 契約社員・正社員制度有り、社保あり、退職金制度有り、交通費・経費は別途支給、PCやカメラ、中継機材はIWJが用意します!

 コロナウイルスが蔓延して、日常生活においても感染が心配な日々が続きますが、IWJでは、スタッフが一律に定刻に出社退社するという制度になっていません。創業期からですが、機能的に仕事をするために無意味な通勤ラッシュを避けて時差通勤を徹底しています。また、体調が悪いが欠勤するほどではないという時などは、職務内容にもよりますが、柔軟に在宅テレワークに切り替えることも、かねてより実践しています。

 そしてもう一点、残業代不払いは一切なし! 同時に無駄な会議もありません! ホウレンソウや引継ぎ等は、おおむねメーリングリストやメール、LINEなどですませています。スタッフが総勢顔をそろえて延々と無駄な会議をやることも、意味のない形式だけの朝礼をすることもありません。無駄な時間は使わず、集中して業務に取り組み、チームワークを発揮するというのがIWJのポリシーです。

 すべての班に共通して、スタート時はアルバイトとなりますが、実績次第で契約社員、正社員への昇格が可能です。正社員の定年は65歳で退職金も会社として積み立てています。

 また、通勤交通費や業務中に移動した交通費、および仕事上必要になった経費やカメラ・PCなど必要な備品も会社が別途支給します!

 なおIWJでは、全職種で、残業が発生した場合は法令にのっとり、きちんと残業代をお支払いし、22時以降は深夜割増も加算されます。

 メディア業界はどこも、「裁量労働制」(注)をとっているところがほとんどですが、この裁量労働制は過労死に至るほどの長時間労働の根源です。NHKや電通でも長時間労働の果てに過労死・過労自殺などの痛ましい事件が起こっていることは、みなさんご承知の通りです。

 IWJでは、記者職・編集職であっても、裁量労働制はとっていません。長時間残業はさせず、6時間ごとの休息もとらせ、週2回の休みも必ずとらせています。IWJでは「サビ残」や「残業代不払い」などは一切ありません!

(注)「裁量労働制」は何時間働いても一定時間の労働と「みなす」制度です。専門職など労働者の裁量で時間管理するとされますが、経営側に都合の良い「定額働かせ放題」になりがちなのが実態です。「みなし残業」も、何時間残業しても一定時間の残業と「みなす」制度です。「固定残業代」というのも同じです。要するに労働者を長時間「働かせホーダイ」にし、その賃金を支払わずにすませるトンデモない制度なのです。

 裁量労働制の問題については、岩上安身による明石順平弁護士へのインタビューをご覧ください。

※「低賃金・長時間労働」その結果としての「過労死」の元凶は「残業代不払い」!! ~「裁量労働制」が労働者を殺す!~岩上安身によるインタビュー 第979回ゲスト『人間使い捨て国家』著者・明石順平弁護士 前編
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/465264

※スタッフ応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfXmrohCgSv4wxA-iWUk227Ber03r14GPhDoJgu4xyFyxKiCA/viewform

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、尾内達也、月山琉、西谷恵、永田由美、中村尚貴) 

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/