日刊IWJガイド・番組表「野党陣営の拠点施設に大分県警別府署が隠しカメラを設置!『連合大分』関係者にIWJが直撃取材!/小池新知事が選んだ特別秘書は『我々臣民は国民主権という傲慢な思想を直ちに放棄』という思想を持つ極右!/野党共闘見直し、独自改憲案の作成…民進党代表戦で蓮舫氏が細野氏と『おおむね一致』!?」2016.8.4日号~No.1420号~


■■■ 日刊IWJガイド・番組表「野党陣営の拠点施設に大分県警別府署が隠しカメラを設置!『連合大分』関係者にIWJが直撃取材!/小池新知事が選んだ特別秘書は『我々臣民は国民主権という傲慢な思想を直ちに放棄』という思想を持つ極右!/野党共闘見直し、独自改憲案の作成…民進党代表戦で蓮舫氏が細野氏と『おおむね一致』!?」2016.8.4日号~No.1420号~ ■■■
(2016.8.4 8時00分)

 おはようございます。IWJ記者の原佑介です。

 参院選で自民党だけでも過半数、改憲勢力としても3分の2の議席をとり、改憲発議に必要な議席数を衆参とも確保して、改憲による「独裁条項」の創設に向けて踏み出した安倍政権は、民意を踏みにじる驕りたかぶった姿勢をむき出しにして、もはや隠そうとはしていません。

 米軍北部訓練場・オスプレイパッドの建設工事が再開された問題で、琉球新報は東村高江区、国頭村安波(あは)区で戸別訪問のアンケートを行ったそうです。

 オスプレイパッド建設の賛否については、高江で「反対」が80%で、(どちらでもない、分からないなどの「その他」の20%を大きく上回り、賛成は1人もいなかったということです。安波でも「反対」が52.5%を超え、賛成の5%を大きく上回ったということです。

※高江ヘリパッド 工事用砂利の搬入続く 市民40人が抗議(琉球新報)
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-328532.html

 高江では過去に2度も全会一致でヘリパッドの反対決議をしており、民意は誰の目にも明らかです。県としても翁長雄志知事が「強硬に工事に着手する政府の姿勢は到底容認できず、強く抗議する」と憤りをあらわにしていますが、それでも政府は県外から500名規模の機動隊を投入し、工事に反対する住民を強制排除。工事を強行にすすめる構えです。

 本日、僕は阿部洋地カメラマン、高江の問題に取り組み続けてきた北野中継市民とともに、再び沖縄入りし、現地のIWJ沖縄の中継市民とともにチームを組み、明日には高江に向かう予定です。政府はなぜ、沖縄や地元住民の思いを踏みにじって、新たに米軍基地を拡張しようとしているのか、そこにある根深い沖縄差別の構造を全国の皆さんに考えていただけるよう、高江の現場を全力で可視化していきたいと思っていますので、どうぞご注目ください。

 高江では、眠れず、食べられず、とにかくハードでタフな現場です。気温も高く、スタッフよりも先に機材などが悲鳴を上げ始めていますが、それでも現場のリアルを報じきるため、僕含め計3人の記者・カメラマンを東京や京都から派遣する予定です。

 IWJは、この問題を昨日今日、報じ始めたのではありません。震災前の2010年から高江ヘリパッドの問題を現場から報じ続けています。スタッフの交通費や滞在費、機材の修理代、レンタカー代など、とにかく出費がかさみますが、大手メディアがまったく素通りして報じない中(前回高江で強制排除があった日は、ポケモンGOの配信日で、大手既存メディアはこれ一色の報道だったそうですね)、であるからこそ、IWJは何としても踏ん張って報じてまいりたいと思います。

 財政が厳しい中、これだけのチームを組んで、これだけの人員を出すというのは、岩上さんは経営者としてもたいへんな判断だったと思いますが、経理と相談しつつも、最後は岩上さんが決断を下して、人員を投入、ということになりました!「真の報道とは何か、見せてこい!」とハッパをかけられました。

 どうか皆様におかれましては、臨時のご寄付・カンパでのご支援のほど、よろしくお願いいたします!

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┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■【中継番組表】
┠■<今日のニュース・フラッシュ!>高江の次は上関か!米軍新基地、新規原発計画を進める時代錯誤な安倍政権!/小池新知事が選んだ特別秘書は「我々臣民は国民主権という傲慢な思想を直ちに放棄」という思想を持つ極右!/野党共闘見直し、独自改憲案の作成…民進党代表戦で蓮舫氏が細野氏と「おおむね一致」!?(原佑介)
┠■「第三次安倍改造内閣」発足!IWJは新大臣を5カメで同時取材・中継&録画!
┠■<取材報告>まるで思想調査!自民党が教師の「政治的中立性逸脱」をホームページ上で密告させ、警察にも情報提供!?(城石エマ)
┠■参院選挙中、野党陣営の拠点施設に2台の隠しカメラを設置した大分県警別府署!「連合大分」関係者にIWJが直撃取材!(ぎぎまき)
┠■<★お知らせ★>ワインレッドでシックに決めろ!僕のように!〜Tシャツ“TALK ABOUT DEMOCRACY”復刻版発売開始しました!!(佐々木隼也)
┠■<★お知らせ★>続々とご寄稿をいただいています!「みんなで語る『改憲への危機感』〜Talk about Democracy and Constitution」のご紹介!(原佑介)
┠■わとはぷ~What happened today?(城石エマ)
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◆中継番組表◆

**2016.8.4 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【Ch6】14:00~「民進党 岡田克也代表 定例記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※民進党 岡田克也代表の定例記者会見を中継します。

【Ch2】17:30~「 東京電力 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2
※東京電力による定例会見を中継します。

【録画配信・Ch4】18:00~「第13回学習会『大島町で起きた中国人虐殺事件、王希天事件とその後の日中政府間交渉-フィールドワークで学ぶ関東大震災』」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※6月18日収録の学習会を録画配信します。講師は、木野村間一郎氏(関東大震災で虐殺された中国労働者を追悼する集い実行委員会事務局)。

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◆中継番組表◆

**2016.8.5 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【Ch未定】18:00~「ヘリパッド建設工事阻止 高江現地集会」
※高江N1地区裏側ゲート前から現地集会の模様を中継します。

【Ch未定】18:30~「緊急行動!! 辺野古・高江たかえの基地建設強行許すな・沖縄への弾圧やめろ」
※「沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック」の呼びかけで行われる緊急行動を中継します。

▲▽▲▽官邸前抗議関連 ▽▲▽▲

【Ch5】18:30~「再稼働反対!首相官邸前・国会正門前抗議」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5

【IWJ_AOMORI1】17:30~「青森駅前金曜日行動」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=aomori1

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■<★お知らせ★>ワインレッドでシックに決めろ!僕のように!〜Tシャツ“TALK ABOUT DEMOCRACY”復刻版発売開始しました!!

 おはようございます。IWJの佐々木です。

 IWJ設立間もなく発売開始され、第一回の「饗宴」でも販売された伝説のTシャツが「復刻版」として帰ってきました!そうです。「TALK ABOUT DEMOCRACY」Tシャツがデザインを少し新たに再登場したのです!

 「ヘザーグレー」と「バーガンディ」の2色で販売開始しました。(ご購入・デザイン確認は以下で!)

※ヘザーグレー
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=256

※バーガンディ
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=257

 「ヘザーグレー」は、聞いてすぐわかるように、灰色です。「バーガンティ」というのは「ワインレッド」のような色です!ぶどう酒が似合う僕のようなハイカラなイタリア紳士にはピッタリのオシャレ色と言えます!

 サイズ感としては、169cm・62kg(この4か月で5kgの減量に成功)の僕で、Mサイズがピッタリです。175cm・65kgの原記者はLサイズがジャストフィットし、175cm・92kgの岩上さんはXLサイズをサラリと着こなしています!

 このTシャツ復刻版の最大のチャームポイントは、胸のあたりに刻まれたメッセージです。以前のバージョンには、“TALK ABOUT DEMOCRACY”としか書かれていませんでしたが、今回は、岩上さんと、沖縄在住でIWJTシャツを一手に引き受けて作ってくださっている、デザイナーの田原ユキヒロさんが話し合って、以下の言葉が付け足されました。

 “…and CONSTITUTION for our FREEDOM and FUTURE”(民主主義、そして憲法について、オープンに話そう。私たちの自由と未来のために)

 日本は今、権力による思想調査や表現規制、国民監視が公然と行われるようになり、民主主義や憲法について自由に話し合うことがはばかられる時代になってしまったように思います。

 まさに「戦前の思想統制」か「北朝鮮」のようになりつつある、安倍政権下の日本。あえて「民主主義、そして憲法について、オープンに話そう。私たちの自由と未来のために」と訴えなければならないほど、日本の現状は末期的だと思います。

 しかし、まだ末期的ではあっても、終わりではありません。押し返すことは可能だと、僕は信じています。なにせ、「反TPP番長」として、世界中のグローバル企業を相手にペンで闘ってきた自覚のある僕からすれば、安倍政権という、一政府程度に怯むなどということがあろうはずもありません。

 しかし、油断は決してできません。自民党の改憲草案はこの現行憲法が保証する自由、人権、民主主義に終止符を打とうとしています。

 自民党改憲草案は、こうした言論、表現、報道の自由に対し、「一応は認めてあげるよ、ただしあくまでも『公の秩序』のもとで。それに反したら罰するよ。何が『公の秩序』かを決めるのは政府で、国民ではないよ」と脅しているのです。

 この恐ろしい改憲草案の実態は、岩上さん、梓澤弁護士、澤藤弁護士がまとめた書籍『前夜・増補改訂版』に分かりやすく紹介・指摘されていますので、ぜひ、手に取り読んでみていただければと思います。この草案を考えた人は、「気でも狂ってるんじゃないか!?」と驚くこと請け合いです。

 この『前夜・増補改訂版』の「まえがき」を、以下の記事にて特別公開しているので、まずはぜひこちらをご覧になってみてください!

・【特別掲載】安倍総理による「改憲隠し」にダマされるな!参院選の真の争点は改憲と「緊急事態条項」の創設である〜岩上安身による『前夜・増補改訂版』の「まえがき」を緊急アップ!
https://t.co/9N2nJHQlwR

※【増補改訂版】『前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』ご購入はこちら!
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=169

 参院選を経て、衆参両院で3分の2の議席も確保した改憲勢力は、いつでも改憲の発議が可能な状態になってしまいました。にもかかわらず、あまりにも多くの人が、まだまだ自民党改憲案の恐ろしさを知りません。ぜひ、一人でも多くの方々が、この改憲案の中身を知っていただきたいと思います!

 また、この改憲草案の危険性は、IWJが昨年末に行ったシンポジウム「饗宴VI」でも、全体を貫くテーマとして豪華ゲストが論じ合いました。中身は全然古びていません!むしろあまりに先を行き過ぎて理解されなかった可能性があり、今ならば多くの人に切実なリアリティーをもって理解してもらえると思います!

 今こそ、ご視聴いただきたいと思います。

※DVD 饗宴VI (2015年12月20日収録)
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=188

 今こそ、民主主義と憲法について話し合いましょう。ワインレッドのTシャツで、ぶどう酒を味わいながら。

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■<★お知らせ★>続々とご寄稿をいただいています!「みんなで語る『改憲への危機感』〜Talk about Democracy and Constitution」のご紹介!

 佐々木記者がいうように、参院選では自民・公明・おおさか維新の「改憲勢力」が77議席を獲得。衆議院だけでなく参議院でも、「改憲勢力」が3分の2議席を占める情勢となり、改憲発議が可能なところにまできてしまいました。

 戦後の日本社会が初めて直面することになったこうした憲法の危機に際し、IWJでは、「みんなで語る『改憲への危機感』〜Talk about Democracy and Constitution」と題して、市民の皆様からの寄稿を募集し、IWJのウェブサイトに掲載することにいたしました!

 「Talk about Democracy and Constitution」という副題には、佐々木記者が紹介した“TALK ABOUT DEMOCRACY”Tシャツとのコラボレーションという意味合いも込められています。

※【特集】「国民投票」で自民党改憲草案が現実に!? みんなで語る「改憲への危機感」Talk about Democracy and Constitution~寄稿文特別掲載!
http://iwj.co.jp/wj/open/consti-msg

 本日は、投稿者であるPrinzipalさんの「このままでは戦争が来る」と題した寄稿を紹介させていただきたいと思います。

 「戦後の日本の平和を守ってきたのは憲法9条です。こんな国を侵略しても大義名分はありませんから、核の傘ならぬ平和の傘ですね。

 しかし、第二次大戦後も水面下ではよからぬ政治的画策をする人もいたようで、ノーベル平和賞を受賞した佐藤栄作氏でさえ、有事の際の核弾頭の日本持ち込みを前提に沖縄返還を実現した事が明らかになっています。

 現在の日本は、山本太郎氏が国会で暴露したアーミテージレポートの要求通りになっています。アメリカにしてみれば、アメリカ大統領の選挙権のない日本国民が意のままに動いてくれるなら、そんな幸運はないわけですね。

 日本は70年以上という稀に見る長期に渡って平和な時代が続きましたが、それには戦争の悲惨さを忘れてしまうというマイナス面があり、また自分が体験していないことは信じないという、地域別の認識の格差を生みました。それに当てはまらないのが原発事故ですが、政府はそれをもごく限られた地域の災害にしてしまいました。規模も毒性も数桁違うのにね。

 インターネットによる動画が全国で見られる現代においても、自分自身が感じなければ映画の1コマにすぎません。また、一般メディア(テレビ・新聞)は真実を伝える能力がないため(株主に不利な報道はできない)、これらしか情報源としていない人たちにとっては、日本で何が起きているのかを知ることは、絶対に不可能です。

 広島原爆の碑には、『安らかに眠ってください…過ちは繰り返しませぬから…』と刻まれています。まさに今この時の過ちを犯さないために祖先が刻んでくれたものでしょうね…。それにもし背くなら、それなりの制裁は必ず来ると私は思います」

 Prinzipalさんでした!

 お寄せいただく原稿は、Prinzipalさんのようなご提案でも、短いメッセージでも、例えば短歌や川柳のようなものでも、どのような形式でも構いません。

 あるいは上記のような提案に対し、デザインでこたえる、という投稿があったら、面白いと思います。下記のフォームより受け付けていますので、「改憲への危機感」について、皆様の思いをどしどしお寄せください!

※投稿フォームはこちらから
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc7bnfuZOlRy0S9o9HmEGQWgdgT7TYJJIth4J3GaWHMgUPAzw/viewform?c=0&w=1

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