■■■ 日刊IWJガイド・番組表「衝撃!『教育勅語の精神である、日本は道義国家を目指すべきだという精神は取り戻すべきだ』〜稲田防衛相が仰天発言!/スノーデン氏の暴露より重大!?『ウィキリークス』がCIAのハッキングプログラム、マルウェア関連の極秘資料を公開!」2017.3.9日号~No.1637号~ ■■■
(2017.3.9 8時00分)
★本日の日刊IWJガイドは以下の内容でお届けします!
┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■<はじめに>衝撃!「教育勅語の精神である、日本は道義国家を目指すべきだという精神は取り戻すべきだ」〜稲田防衛相が仰天発言!(原佑介)
┠■【中継番組表】
┠■<★ニュース・フラッシュ!★>
┠――【1】スノーデン氏の暴露より重大!? ウィキリークスがCIAのハッキングプログラム、マルウェア関連の極秘資料を公開!岩上さんのオリバー・ストーン監督への質問は「予言」的な質問だった!?(原佑介)
┠――【2】「私の父が殺害された」〜殺害された金正男氏の息子がYouTube動画を公開か?(原佑介)
┠――【3】強引に加筆された「テロリズム」の文字〜「共謀罪」修正案、自民党部会で了承(原佑介)
┠――【4】籠池理事長「自治省出身」は経歴詐称!? 出身学部も虚偽!? (原佑介)
┠――【5】安倍昭恵夫人に同行した政府職員は「公務だった」、政府が答弁一転!「私人」の夫人に「公務」で同行の問題再燃!(原佑介)
┠■<★インタビュー報告★>降板は報道圧力か!? 政権への忖度か!?冠番組パーソナリティ歴36年!「ラジオマン」から見た安倍政権~岩上安身による吉田照美氏インタビュー!(城石エマ)
┠■<★記事アップのお知らせ★>残業上限月100時間までOK!? 「長時間労働規制法案」のとんでもない中身とは!?〜安倍政権と肩を並べる経団連・榊原定征会長と連合・神津里季生会長の対立!(ぎぎまき)
┠■<★お知らせ★>「おおちんさんを偲ぶ会」にぜひお運びください/IWJはただいまスタッフを募集中です!(IWJ編集部)
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<はじめに>衝撃!「教育勅語の精神である、日本は道義国家を目指すべきだという精神は取り戻すべきだ」〜稲田防衛相が仰天発言!
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おはようございます。IWJテキスト班の原佑介です。
国会中継をモニタリングしていたせいで、ちょっと目眩が止まりません…。
「教育勅語の精神であるところの、日本は道義国家を目指すべきだという精神は取り戻すべき、目指すべきだと今も思っている」
稲田朋美防衛相が昨日の参院予算委員会で、社民党・福島みずほ議員の質疑でこう答弁しました。キッカケは、雑誌「WiLL」(ワック)2006年10月号の新人議員座談会で、当時の稲田議員が次のように発言し、教育勅語を擁護したことです。
「教育勅語の素読をしている幼稚園が大阪にあるのですが、そこを取材した新聞が文科省に問い合わせをしたら、『教育勅語を幼稚園で教えるのは適当ではない』とコメントしたそうなんです。そこで文科省の方に、『教育勅語のどこがいけないのか』と聞きました。
すると、『教育勅語が適当ではないのではなくて、幼稚園児に丸覚えさせる教育方法自体が適当ではないという主旨だった』と、逃げたのです。
しかし新聞の読者は、文科省が教育勅語の内容自体に反対していると理解します。今、国会で教育基本法を改正し、占領政策で失われてきた日本の道徳や価値観を取り戻そうとしている時期に、このような誤ったメッセージが国民に伝えられることは非常に問題だと思います」
ここで稲田大臣の答弁に出てくる「教育勅語の素読をしている大阪の幼稚園」というのは、言わずもがな、学校法人「森友学園」が経営している「塚本幼稚園」のことです。さらに「WiLL」の中で稲田議員は、「教育勅語は、天皇陛下が象徴するところの日本という国、民族全体のために命をかけるということだから、(略)教育勅語の精神は取り戻すべきなのではないかなと思ってるんです」と続けているということです。
この考えは今も変わっていないのか――福島みずほ議員が追及すると、稲田防衛相は「11年前のことだ」と述べ、さんざん回答から逃げたあとに、「教育勅語の核である道徳、日本が道義国家を目指すべきであるというその核について私は変えておりません」といった答弁を重ねたのです。
「歯にメンマのカスでも詰まっている」かのような答弁ですが、福島議員が「最後の一行まで全部正しいとおっしゃっていますが、これでよろしいんですね?」と何度念を押しても、「道義国家を目指すべき〜」と同様の答弁を繰り返すばかりで、正面から回答せず。しかし、頑なに「否定」はしないことから、やはり稲田防衛相の教育勅語を礼賛する考えに変わりはない、と見なすしかありません。「歯に詰まっていたカス」は、メンマのカスではなく、塚本幼稚園が寄付集めのツールに使っていた教育勅語せんべいのカスのようです。
稲田氏が唱える「道義国家」とは何か?
「道義国家を固持すべき」という講説を稲田氏が行っている動画があり、そこで稲田氏は、「国民の生活が大事だなんて政治はですね、私は間違っていると思います(中略)世界中で日本だけが道義国家を目指す資格があるんです」と絶叫しています。ぜひ、以下の「ニュースのトリセツ」を御覧になってください。
※(再々掲)【岩上安身のニュースのトリセツ】「国民の生活が大事なんて政治は間違っている!」と稲田朋美氏が!? 「国民主権、基本的人権、平和主義をなくせ!」と長勢甚遠氏が!? 自民党の改憲勢力の恐るべき本音が明らかに!2016.6.30
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/312953
さらに福島議員が、「教育勅語が戦前、戦争への道、あるいは国民の道徳の規範になって問題を起こしたという意識はありますか?」と問うと、稲田防衛相は憮然と「そういうような一面的な考え方はしていません」と言い放ちました。
…マジか!? 教育勅語を中心とした皇民化教育への強い反省の下に教育基本法は作られていて、その証拠に、教育基本法が制定された翌1948年、衆参両院でそれぞれ教育勅語に対する排除、失効決議がなされたと思っていたのですが、稲田防衛相に言わせれば、これは「一面的」な考え方に過ぎないんだとのこと。
稲田防衛相のこの姿勢は、本当に恐ろしいことです。塚本幼稚園での虐待を心中支持し、擁護している本音があらわれたのですから。
教育勅語とは、大日本帝国が国家統治のイデオロギーとして採用した「国家神道」や「国体論」と密接不可分な皇民化教育の規範なのであり、そうしたイデオロギーを子どものうちから刷り込み、国民を天皇に忠実に仕える「臣民」に仕立てあげるための強力無比なツールでした。
詳しくは岩上さんによる上智大学教授・島薗進氏や、戦史・紛争史研究家の山崎雅弘氏のインタビューを御覧いただきたく思いますが、教育勅語は「一旦緩急アレバ義勇公ニ奉シ以テ天壤無窮(テンジョウムキュウ)ノ皇運ヲ扶翼(フヨク)スベシ」…つまり、いざとなったら天皇のために命を投げ出せよ、という教えです。
※2017/02/20 「戦前の全体主義に向かってゆく流れを予感」塚本幼稚園で暗唱させられる教育勅語はなぜ危険なのか!? 岩上安身による上智大学教授・島薗進氏インタビューより〜「極右学校法人の闇」第7弾
http://iwj.co.jp/wj/member/archives/68957
※2016.11.29 「安倍総理はなぜ日本国憲法を忌み嫌うのか――『日本会議 戦前回帰への情念』著者、戦史研究家・山崎雅弘氏に岩上安身が訊く!「自民党改憲草案は『国家神道』の封印を一つ一つ解くものだ」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/348288
前記の「ニュースのトリセツ」の中で、以下のように書いています。
「本気で彼らはこの国の国民から主権を奪うつもりなのである。国民の自由と人権は国家権力によって上から限定的に与えるものとし、国民の福祉は最小化し、『支配層』ではない一般国民の生活や文化水準をぎりぎりまで落として、国権を最大・最強化した上でその神聖化をはかろうとしているのだ。
言いかえるならば、日本国民を明治憲法下の『臣民』のように、国家に『永遠に従属する』事実上の『奴隷』と化す、反立憲主義的、反民主主義的、反革命的な『クーデター』を、本気で目指しているのである」
そしてその「奴隷」は「軍事奴隷」でもある、として、岩上さんは別の講説の動画での稲田氏の発言を紹介しています。その動画では、稲田氏はこう叫んでいます。
「国民の一人ひとり、みなさん方一人ひとりが、自分の国は自分で守る、そして自分の国を護るためには、血を流す覚悟をしなければならないのです!(中略)国民の一人一人、皆さん方一人一人が自分の国は自分で守る。そして自分の国を守るためには血を流す覚悟をしなければならないのです! 決死の覚悟なくしてこの国は守れません」
このような教えを擁護し、その精神を口が裂けても否定できない稲田氏のような人物が、南スーダンに自衛隊を送り込んでいるわけですから、考えただけで目眩が止まりませんし、鳥肌も立つし、悪寒もします。IWJも記事化したいと考えています。
さて、昨日は国会審議や「森友学園」問題以外でも大きな動きがありました。
ひとつは告発サイト「ウィキリークス」がCIAのハッキングプログラム、マルウェア関連の機密情報を公開したことです。ウォール・ストリート・ジャーナルは、「元NSA職員・エドワード・スノーデン氏による2013年の監視プログラムに関する暴露よりもはるかに重大である」というある情報筋のコメントを紹介。大きな問題に発展しそうです。
また、「共謀罪」修正案が自民党の法務部会で了承されたというニュースも。「テロ等準備罪」などと名付けておきながら、「テロ」という文字が法案のどこにも含まれていなかったことが批判され、修正中でしたが、法務省の官僚が何とか条文に「テロ」の字を潜り込ませたようです。
無理くり呼称に条文を合わせるなど、「詐欺」としか言いようがありませんが、この事実だけをみても、「テロ対策」などこじつけであることは明白です。
間髪いれず重要ニュースが飛び交う日々が続いていきます。「今年は何がどうなっているんだ…」と驚くばかりですが、1930年代の1年1年も、こんな激流の日々だったんでしょうか。我々はこの激流に呑まれることなく、進んでまいりたいと思っていますので、どうかIWJを会員としてご支援ください!
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◆中継番組表◆
**2017.3.9 Thu.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【Ch6】13:00~「原発事故被害者3団体の記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※発言者は、熊本美彌子氏(原発事故被害者団体連絡会幹事)、村田弘氏(原発被害者訴訟原告団全国連絡会共同代表)、中手聖一氏(「避難の権利」を求める全国避難者の会共同代表)。
【Ch4】15:00~「全国空襲連 院内集会」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「戦争被害のすべて解決を!実行委員会」による院内集会を中継します。
【Ch2】17:00~「東京電力 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2
※東京電力による定例会見を中継します。
【再配信・IWJ_YouTube Live】17:00 ~「『夜になると死体の匂いがする』――今も『戦争トラウマ』に苦しみ続ける沖縄県民たち~岩上安身による精神科医・蟻塚亮二氏インタビュー1日目(沖縄編)」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※2月28日収録の、岩上安身による蟻塚亮二氏インタビュー1日目を再配信します。
[記事URL] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/365663
【Ch5】18:30~「野党×市民の共闘で、森友3万人デモを起そう! ~5日連続院内集会 4日目 スピーチ 山尾志桜里議員、佐高信氏(評論家)など」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※「森友10万人デモ実行委員会 呼びかけ人会」主催の集会を中継します。
【Ch6】18:30~「森友疑惑徹底糾明! 安倍内閣は退陣せよ! 緊急官邸前行動」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※「戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会」のよびかけで開催される抗議行動を中継します。
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◆中継番組表◆
**2017.3.10 Fri.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ_YouTube Live】16:30頃~「岩上安身による民進党 玉木雄一郎議員インタビュー」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※岩上安身による民進党 玉木雄一郎議員へのインタビューを中継します。
【Ch未定】18:30~「野党×市民の共闘で、森友3万人デモを起そう! ~5日連続院内集会 5日目 スピーチ 上西小百合議員」
※「森友10万人デモ実行委員会 呼びかけ人会」主催の集会を中継します。
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
「満席の傍聴席で原告の意見陳述の後には拍手が!」「裁判所もプレッシャーを受けていると思う!」弁護団らが報告――沖縄・高江の機動隊派遣の住民訴訟~第1回口頭弁論後の報告集会
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/367132
「トリチウム海洋放出がクローズアップされている現状には違和感がある。すべてのトリチウムを分離するのは不可能」――原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/367138
「たぶん、検察は動かない。マスコミも一番の核心、安倍さんの問題はもう追及していない。この国はもう独裁国だ」孫崎享氏が糾弾!!――森友10万人デモを起そう! ~5日連続院内集会(2日目)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/366759
「権力に擦り寄る人間にいい思いをさせる、そういうことがこの国の格差を拡大させている」自由党・森ゆうこ参議院議員がスピーチ――野党×市民の共闘で、森友10万人デモを起そう! ~5日連続院内集会(1日目)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/366640
ND日米原子力エネルギープロジェクト 出版記念シンポジウム「アメリカは日本の原子力政策をどう見ているか ~『日米原子力協定』満期を1年後に控えて~」で長崎大学核兵器廃絶研究センター・鈴木達治郎氏、ND事務局長・猿田佐世氏が登壇
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/365661
「住民を守る手立てがなければ(陸上自衛隊を)置いたって意味がない」「領土は大事だが、住民のことを考えないということ、第二次大戦と同じ」社民党・福島みずほ議員が訴え――陸自配備で南西諸島を標的にさせない政府交渉・院内集会
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/365659
「子どもたちを危険な場所に返せない!」「除染されたのは家だけ。空間線量は下がったが、森林、公園、地表面は汚染されたまま」――福島原発事故の区域外避難者「自主避難者」が会見で訴え
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/366755
南スーダンの首都ジュバの現地の様子を今井高樹氏(日本国際ボランティアセンター)が国会前で報告!!――稲田朋美防衛相辞任と安保法制廃止・南スーダン派遣中止を安倍政権に求める国会前抗議行動
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/365267
~昨日テキストアップした記事はこちら~
「森友学園」問題で「非難する側」にシフトチェンジを始めた松井一郎府知事の責任を問う! 上西小百合議員はIWJの取材に「維新の『教育利権』がある」と指摘!~「極右学校法人の闇」第33弾!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/367080
異常な売却価格だけじゃない! 賃料値引き、所有権の移動、校舎建設費のかさ増し…こんなにある! 森友学園をめぐる「疑惑」の数々~「極右学校法人の闇」第32弾!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/367060
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<★インタビュー報告★>降板は報道圧力か!? 政権への忖度か!?冠番組パーソナリティ歴36年!「ラジオマン」から見た安倍政権~岩上安身による吉田照美氏インタビュー!
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おはようございます、IWJ記者の城石エマと申します。
昨日岩上さんは、元文化放送アナウンサーの吉田照美さんにインタビューをしました。
今月31日をもって終了する「吉田照美 飛べ!サルバドール」のパーソナリティを務める吉田さんは、1980年10月の「てるてるワイド」以来、36年間も文化放送の冠帯番組を途切れることなく続けてきた日本のラジオ界の「顔」。エンターテイメントの分野を中心に活躍してきましたが、3.11をきっかけに、政治やジャーナリズムに不信感を抱き、原発問題や安保問題など政治分野でも積極的に発言するようになりました。
「飛べ!サル」の終了について、文化放送は「総合的な判断」としましたが、折しも、2016年3月にはNHK「クローズアップ現代」キャスターの国谷裕子氏、テレ朝「報道ステーション」キャスターの古舘伊知郎氏、TBS「NEWS23」のアンカーの岸井成格氏ら、安倍政権に批判的なキャスターらが相次いで降板しており、吉田さんのリベラルな発言もあいまって、もしや、これも政権圧力かと囁かれました。
吉田さんはインタビューでは、政権圧力の有無について明言しなかったものの、テレビ出演をしていた際、吉田さんのリツイートを「大問題だ」と見咎めた番組スタッフから呼び出されたことがあったと明かしました。内容は吉田さんいわく、「『雨にも負けず』を『安倍にも負けず』ってそれだけ」だったそうで、政権を忖度するメディア業界の空気を感じたとのことでした。
インタビューでは、吉田さんが描いた油絵の話に。『この世界の片隅の君の名は晋ゴジラ』をはじめ、『アベ太郎TPPKO』『RenFO〜ピントハズレディー』『あべっちゃまくん』など、皮肉をきかせまくった風刺油絵を紹介しました。吉田さんは、森友学園問題を風刺した『あべっちゃまくん』の絵を見ながら、「これで安倍さんは退陣になりますか?」と岩上さんに質問。築地市場移転問題をめぐる石原元都知事の責任については、「やっぱり石原さんは責任をとらないと」と、強く述べるなど、今の日本政治に対する吉田さんの強い危機感が伝わってきました。
最後はネットとラジオの親和性について盛り上がった岩上さんと吉田さんは、「一緒に番組ができたら」と意気投合。今後に期待です。
「飛べ!サル」終了後、4月からはbayfmで毎週日曜朝9時から11時16分「TERUMI de SUNDAY」がスタートします。みなさまぜひ、吉田さんの新番組をお聴き逃しなく!
昨日の配信を見逃してしまった方はぜひ、以下のアーカイブよりご視聴ください!
※『飛べ! サルバドール』降板は報道圧力か!? 政権への忖度か!? 冠番組パーソナリティ歴36年に幕…「ラジオマン」から見た安倍政権とは? ~岩上安身による吉田照美氏インタビュー!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/367134
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<★記事アップのお知らせ★>残業上限月100時間までOK!? 「長時間労働規制法案」のとんでもない中身とは!?〜安倍政権と肩を並べる経団連・榊原定征会長と連合・神津里季生会長の対立!
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おはようございます。IWJ記者のぎぎまきです。
森友学園問題の陰で、こっそりと、トンデモない法案が提出されようとしています。長時間労働を規制するための「長時間労働規制法案」です。
「長時間労働規制法案」という名前からして、労働者の長時間労働を規制するという素晴らしい法案かと思いきや、実際にその中身を見ると、過労死ライン80時間を大幅に超える「月100時間」の残業を認めるという矛盾に満ちたものなのです。
これを大プッシュしているのはもちろん経団連。さらに、経団連は月100時間という長時間労働の合法化を主張しているだけなく、一日の最終的な勤務終了時から翌日の始業時までに一定の休息時間を確保する「インターバル制度」にすら反対しているというのです。
「あと100時間働け、休憩は取るな」とでも言わんばかりの、そんな奴隷制度を正当化する法案が今国会に提出されようとしているんですね。これが今のニッポン、安倍政権下の「美しい国」ニッポンなんですね。
「モーレツ社員否定の日本に」
「長時間労働を自慢する社会を変えていく」
「働き方改革実現推進室」を立ち上げたばかりの2016年9月、安倍総理はこのように「長時間労働を改める」ことを公約し、働き方改革の旗を掲げました。しかし、半年も経たないうちに、経団連が主張する残業上限月100時間の案を自ら取り入れたのです。
まるで「TPP断固反対」と言っておきながら、「TPP推進」へと平然と180度逆方向へ舵を切ったことを彷彿とさせます。安倍政治とは、首が180度真後ろに向く恐怖のエクソシスト政治なのだと痛感させられます。
政府は、残業時間の上限を年720時間、月平均60時間にまで制限する、月100時間は繁忙期だけ、違反企業には罰則も科すと、「残業上限100時間」導入の正当性を主張していますが、従来の「過労死ライン」である月80時間を優に超える時間外労働をなぜ「合法」にできるのか。
政府はその根拠を十分に説明できないまま、経団連と連合という(本来は)対立する立場の2人の会長に最終的な結論を丸投げしているのです。
経団連の榊原定征会長に対し、「過労死ゼロ」を目指す連合の神津里季生会長は「月100時間残業が当たり前に語られることはあり得ない」とこの案に強く反発しています。3月10日、神津会長と榊原会長は2回目の会談を開き、合意点をさぐる予定だといいますが、肩を並べる経済界と安倍政権の思惑を跳ね返すことができるのでしょうか。
安倍総理は2017年2月21日、2年前の12月に過労自死した元電通社員の高橋まつりさんの母親に面会し、長時間労働の是正策について「なんとしてでもやりますよ」と答えています。
その安倍総理が残業上限月100時間を是としている張本人というのですから、手のひら返し、首の180度逆転、二枚舌・三枚舌もいいところです。この問題については詳しくこれまでの経緯を一本の記事にまとめたので、ぜひご一読ください!
※過労死ラインを大幅に超える残業上限月100時間を合法化する「長時間労働規制法案」の矛盾!〜安倍政権と肩を並べる経団連・榊原定征会長と連合・神津里季生会長の対立
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/367348
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<★お知らせ★>「おおちんさんを偲ぶ会」にぜひお運びください/IWJはただいまスタッフを募集中です!
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【1】おおちんさんを偲ぶ会のお知らせ
去る2017年1月16日、IWJ関西中継市民として、数多くの現場を取材・中継してきた「おおちん」さんが急逝されました。
2012年の春頃からお亡くなりになる直前まで、関西中継市民の中心的存在として活躍してくださったおおちんさんに、敬意と感謝の気持ちを込めて、この度「おおちんさんを偲ぶ会」を開催いたします。
おおちんさんとご縁のあった多くの方々にご参加いただき、生前のエピソードなどを語り合う会にしたいと思います。ぜひ会場にお運びください。
※詳細およびお申込みはこちらになります。
http://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/29477#more-29477
【2】IWJで一緒に働きましょう!スタッフ募集中!
IWJでは現在、IWJの仕事をお手伝いいただけるボランティアスタッフを含め、広くスタッフを募集中です!IWJのお仕事にご興味のある方、ぜひこの機会にIWJで働いてみませんか?たくさんのご応募をお待ちしています!
※IWJ レギュラースタッフ 募集フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdbeeE8cGfuFucSge58KaR0vRQF5-uYoc52DeRCENG4u3_1mg/viewform
それでは本日も、よろしくお願いします。
※日刊IWJガイドのフルバージョンは下記URLより御覧ください。
http://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20170309
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