藤井千賀子様から『Koide Blue』をご恵贈いただきました。
画家・イラストレーターであるイコマレイコ氏は、原発事故後2年間にわたり夜行バスで京都大学原子炉実験所に通い、小出裕章氏を描き続けました。出来上がった作品の数は700点余り。そこからこの画集が作成されました。
イコマレイコ著
『Koide Blue』(幻冬舎、2015.4)
「311後、ショックで1年あまりの間、絵が描けなくなってしまいました。まもなく必然の流れであるかのように小出裕章さんのご存在を知ることになります。原子力の専門家として半世紀近くもの長きにわたり反原発を貫いてこられたことへの尊敬の念を抱くことはもちろんでしたが、『生きる意味』についてこれほどまでに真剣に、真摯に、ストイックにご自身と向き合っておられる方を私は他に知りませんでした。私は小出裕章さんのその魂の美しさ、非エゴ性、真っ直ぐさに目眩がするほどの衝撃を受けてしまったのです」(同書より引用)
ピアニストで作曲家のウォン・ウィンツァン氏も言葉を寄せています。
「小出裕章氏を『悲しいまでに戦士』と表したことがある。小出氏は、イコマレイコ氏にモデルになるように切望された時、当惑しながらも受け入れた。それは、一人の画家の魂に、同じ戦士の命懸けを見出したからに他ならない。」(ウォン・ウィンツァン/同書の帯より)
多くの方に手に取って欲しい一冊です。
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