三一書房様から『「慰安婦」問題の現在―「朴裕河現象」と知識人』をご恵贈いただきました。
前田朗編
「慰安婦」問題の現在―「朴裕河現象」と知識人
三一書房 2016.4.14
「『慰安婦』問題は解決していないだけでなく、日韓合意によって解決をはるかかなたに遠ざけられてしまった」と、本書は訴え、「被害当事者を置き去りにした『朴裕河(パク・ユハ)現象』」から、70年談話、日韓「合意」へと連なる動きの根本を明らかにしています。
同書は四部構成になっており、第一部では、日韓合意とは何であり、それがなぜ解決に達し得ないのかを明らかにすることをめざしています。第二部は、朴裕河訴追問題を機に、『和解のために』、『帝国の慰安婦』が「歴史研究」と呼ぶに値するのかを検討しています。
第三部では、ジャーナリスト・今田真人による再調査と徹底追跡の成果を提示しています。第四部では、「朴裕河現象」の歴史的かつ現在的意味を問い質しています。
同書は、今後も適格な事実認定に基づいた議論を継続することで、戦時性暴力、女性に対する暴力、人道に対する罪の責任を問う知的営みが続けられるであろう「その一翼を担いたい」という編者の願いの下に刊行されています。
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