合同出版編集部の八尾浩幸様から『原発の安全性を保証しない原子力規制委員会と新規制基準』をご恵贈いただきました。

奈良本英佑著 eシフト（脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会）編
『原発の安全性を保証しない原子力規制委員会と新規制基準』
合同出版、2015.6

　本書は、日本の原子力行政はどのようにして始まり、どんな問題を持っていたのか、福島第一原発事故の後に誕生した原子力規制委員会は、どんな理念や役割、仕組みをもって始まったのか、そして、現在それがどのようになっているのか、その経緯や背景を説明しています。

　福島第一原発事故後、原子力行政は「安全」から「規制」に移行し、原子力規制委員会はきびしく「規制」していくためにつくられた日本の原子力行政の中心であり、原発再稼働の判断の「決め手」を握る規制委員会の体制とその判断基準である「新規制基準」の全貌が、具体的でわかりやすく説明されています。

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