加藤直樹様から『謀叛の児 宮崎滔天の「世界革命」』をご恵贈いただきました。
加藤直樹著
謀叛の児 宮崎滔天の「世界革命」
河出書房新社 2017/4/21
宮崎滔天(とうてん)(明治3年12月3日(1871年1月23日)~大正11年(1922年12月6日))と言えば、「孫文と生涯の友情を結んで中国革命を支援し、最後までそれを裏切らなかった純情なアジア主義者、というのが一般的なイメージだろう」と、著者は分析します。
他方、「彼の思想性に注意が払われることはめったにない」と著者は指摘し、「いかなる意味でも右翼ではない」、「アジア主義者と呼ぶのは誤りだ」との見方を示します。
その上で、滔天は中国革命を「帝国主義と戦争、貧困を一掃し、すべての人が自己実現を図ることができる世界をつくる」という世界革命の一歩として考えていたと著者は解説。大陸浪人として括られてきた彼の波乱の軌跡を、本書ではこの世界革命への志において全く新しく甦らせています。
『九月、東京の路上で』の著者による新たなる滔天、アジアと近代を問いなおす一冊です。
◇◇◇ 関連記事 ◇◇◇
IWJでは書籍広告を募集しております。
下記の通り、「戦後史の正体」「日米地位協定入門」は、IWJサイトの広告をきっかけに、増刷を重ね、ベストセラーに羽ばたきました。
広告掲載の媒体としましては、月間のべ20万人の訪問者数を誇るトップページをはじめ、ユニークユーザ1万人超えるUstreamの各チャンネルの待機画面、購読者数約一万人のメールマガジン「日刊IWJガイド」など、様々な機会を用意しております。
詳細はこちらを御覧ください。→ 協賛・広告掲載のお願い
上記掲載の媒体以外でも、ご相談・ご要望に応じ、柔軟に対応させていただきます。また、いくつかの媒体を複合的に組み合わせたプランにも対応可能です。
ぜひ、お気軽にご相談ください。
問い合わせ先 office@iwj.co.jp
◆◆◆ 弊社書籍広告実績 ◆◆◆
タイトル | 本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」 (「戦後再発見」双書2) |
著者 | 前泊 博盛 |
実施期間 | 2013年3月~ |
サービス内容 | TOPページバナー及び、特集ページ作成等 |
発行部数 | 3刷5万部 第一弾の『戦後史の正体 (「戦後再発見」双書)』は9刷22万部 |
Amazonランキング | 社会・政治 > 外交・国際関係 > エリアスタディ > アメリカで1位(2013/10/04現在) 同シリーズの第一弾である『戦後史の正体 (「戦後再発見」双書)』は 歴史・地理 > 日本史 > 昭和・平成で2位 |