菅香子様から『共同体のかたち イメージと人々の存在をめぐって』をご恵贈いただきました。
菅香子著
共同体のかたち イメージと人々の存在をめぐって
講談社 2017/2/11
2011年、ほとんど偶然のように著者はヴェネチアにたどり着きます。そして、そこで戦後ドイツを代表する画家であるアンゼルム・キーファーの作品『地の塩』に出会います。「廃材系アート」と著者が呼んだこの作品は、錆びたような大きな鉛の板が20枚あまり吊り下がり、うっすらとした光を放っていました。
「いつからか作品は、表象であることをやめてしまって、単に何かをさらし出すだけになってしまったように見え」たというこの著者の「美的体験」は、「現代のわたしたちの共同性の意識のあり方に、どこかで結びついているのではないか」という着想を生み出します。そして、この発送が本書を執筆する原点となったと著者は記しています。
人間の存在と共同性の関係とは? 芸術作品と現代思想の交わる地点で考え抜かれた、「共に在ること」についての斬新で刺激的な論考です。 なお、著者は「菅美香子」の名前でIWJの記者としても活躍されていました。ぜひ、下記の記事もあわせてお読みください。
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