西沢江美子様から『あぶない肉』をご恵贈いただきました。
「少なくとも今から30年ほど前までは、多くの人たちの近くに、豚や牛、鶏の姿があった。(略)だが気がついたら、私たちの暮らしの中から家畜が消えていた。まるで肉工場がどこかにあって、ボタンを押すだけで肉切れが飛び出してくるようにさえ思えてしまう」(本書より引用)―― 肉をつくる人と食べる人の間につくられた深い闇が「食の安全」を見えづらくして、私たち一般生活者を不安にしていると、著者の西沢江美子氏はうったえています。本書はこの闇に光をあてています。
まず、ご自身の食歴をたどりながら、日本の食生活の変化が何をもたらしたかを明らかにしています。また、食肉が生産現場から食材になるまでを説明しながら、肉の求め方と食べ方を探っています。さらに、工業化された畜産が抱える飼料と動物医薬品の問題、BSEなど、今後家畜と人が直面する新しい危機を解説。最後に実践編として、安全な肉の買い方・見分け方、そして、食生活にバランスをもたらす肉別簡単レシピも紹介しています。
西沢江美子氏は、農業、女性、農村、くらしなどをテーマに日本各地を精力的に飛び回り、執筆活動を続けている農業ジャーナリスト。
安全なお肉を安心して美味しくいただくためにお薦めの一冊です。
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タイトル | 本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」 (「戦後再発見」双書2) |
著者 | 前泊 博盛 |
実施期間 | 2013年3月~ |
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発行部数 | 3刷5万部 第一弾の『戦後史の正体 (「戦後再発見」双書)』は9刷22万部 |
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