NHK出版社様より、下斗米伸夫著『プーチンはアジアをめざす~激変する国際政治』をご恵贈いただきました。
鳩山由紀夫元総理がクリミアを訪問したことにより、注目されているロシアの外交・安全保障政策。本書では、ウクライナ危機にはじまる現在の米国とロシアの対立を、冷戦以来の深刻な対立であると捉え、プーチン大統領による「脱欧入亜」政策の実態に迫ります。
下斗米伸夫著
『プーチンはアジアをめざす~激変する国際政治』
(NHK出版新書、2014.12)
ウクライナ危機は、欧米のメディアがこぞって報じるように、本当にロシアにだけ責任があるのか。ロシアによるクリミア編入は、「武力による現状変更」として非難されるべきものなのか。そして、ロシアというプレイヤーは、「脱欧入亜」によって、北東アジアの勢力圏をどのように変えるのか。
著者の下斗米伸夫氏は、クレムリンの内部事情にも通じるロシア通です。ロシアの外交政策を展望しつつ、日本が取るべき道を模索する1冊です。
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