日本体育大学准教授で憲法学がご専門の清水雅彦氏より、新刊『憲法を変えて「戦争のボタン」を押しますか? ~「自民党憲法改正草案」の問題点』をご恵贈いただきました。
昨年末、憲法改正をうたって誕生した安倍政権。7月21日に行われた参議院選挙では、自民・公明の与党が135議席を獲得し、圧勝しました。野党でも、憲法改正を主張する日本維新の会やみんなの党がそれぞれ議席数を伸ばすなど、いよいよ改憲が現実味を帯びてきました。
清水雅彦著
憲法を変えて「戦争のボタン」を押しますか? ~「自民党憲法改正草案」の問題点
(高文研、2013.08.31)
では、安倍政権は、憲法をどのようなものに変えようとしているのでしょうか。そして、憲法が変わると、私たちにどのような影響が出るのでしょうか。本書は、現行の日本国憲法と、自民党が作成した「日本国憲法改正草案」を逐条で比較し、具体的にどのような文言が置き換わっているのか、解説を加えています。
清水氏には、政府が秋の臨時国会で提出を目指す秘密保全法案について、岩上安身がインタビューしています。秘密保全法、日本版NSCの創設、そして憲法改正はつながっています。それは、日本を「戦争のできる国」にしようとしている、ということです。本書とあわせ、秘密保全法や憲法改正に関するIWJのアーカイブを、是非ご覧ください。(2013/9/8発行【IWJウィークリー第15号】より転載)
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タイトル | 本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」 (「戦後再発見」双書2) |
著者 | 前泊 博盛 |
実施期間 | 2013年3月~ |
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発行部数 | 3刷5万部 第一弾の『戦後史の正体 (「戦後再発見」双書)』は9刷22万部 |
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