福島第一原発 入構取材

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 2012年2月20日(月)、私たちIWJはネットメディアとして初めて、福島第一原子力発電所構内へ撮影・取材に入りました。東電や政府の隠蔽によって未だその状況が明らかにならないなか、岩上安身とスタッフが“福一の今”に肉薄。当ページではその再得た映像と関連のアーカイブをお届けします。

■更新情報
2012.05.02 「取材レポート」「直前番組」を高画質版に更新しました
2012.02.23 ページをリニューアルしました
2012.02.22 ノーカート映像を追加しました


構内ノーカット映像取材レポート直前番組


構内ノーカット映像

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 入構取材には岩上とIWJ技術・動画チーフの古田晃司が参加。ニコニコ生放送とともに、インターネットメディアとしては初めて福島第一原発構内に入った。

 ニコニコがカメラ、IWJが音声をそれぞれ担当する混成チームを編成。東電社員の案内のもと、東電・保安院各担当者へのインタビュー、高線量の中で働く作業員らの様子、破壊された建屋や各種施設の現状を取材した。

 IWJではこの映像を著作権フリーとした。視聴者、海外メディア、新聞テレビその他各種メディアへすべて公開、自由に使用できる。

取材レポート

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 入構取材に合わせ、IWJはいわき市から特別番組を放送した。司会進行は前田真里氏、IWJ・佐々木隼也。

 日隅一雄氏、木野龍逸氏をゲストに招いた第1部では、東電会見をはじめとしたこれまでの原発報道の経緯からその問題点まで、原発をめぐるジャーナリズムを多角的に解説。第2部からは取材を終えた岩上と古田が合流、取材映像の配信を交えながら構内の様子をレポートした。

 古田は「自分と変わらない年齢の作業員もいたが、彼らに高線量の中で仕事をしているという緊張感が感じられなかった。その状況が普通、日常化している様子だった」、岩上は「目に見えない線量より、マスクの息苦しさの方が身に迫る。敷地内を離れれば美しい風景も広がる。住民の皆さんが帰りたいと考えるのも無理はないだろう」などと構内や敷地周辺の印象を語った。リサーチを担当した佐々木は「事前調査で不明だった点、あるいは視覚的に確認したい点、さまざまあったが、今回の映像から確かめられるものがほとんどなかった。非常に制約の多く、東電の情報公開の不十分さを改めて感じた」と振り返った。

直前番組

入構を前日に控えた19日夜、取材に向かう岩上と古田が、構内取材が決まった経緯などについて説明した。