日刊IWJガイド・番組表「いよいよ本性むき出し! 参院憲法審査会で希望の党がどの野党よりも『自衛隊明記』に前のめり! 野党共同の共謀罪『廃止』法案にも乗らず、ますます安倍政権の『補完勢力』ぶりを発揮!/朝鮮戦争再開の危機迫る!? しかし『中朝一体神話』はマスコミの作り上げた嘘! 岩上安身による横浜市立大学名誉教授矢吹晋氏インタビュー」2017.12.7号~No.1910号~


■■■ 日刊IWJガイド・番組表「いよいよ本性むき出し! 参院憲法審査会で希望の党がどの野党よりも『自衛隊明記』に前のめり! 野党共同の共謀罪『廃止』法案にも乗らず、ますます安倍政権の『補完勢力』ぶりを発揮!/朝鮮戦争再開の危機迫る!? しかし『中朝一体神話』はマスコミの作り上げた嘘! 岩上安身による横浜市立大学名誉教授矢吹晋氏インタビュー」2017.12.7号~No.1910号~ ■■■
(2017.12.7 8時00分)

★本日の日刊IWJガイドは以下の内容でお届けします!

┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■<はじめに>いよいよ本性むき出し! 参院憲法審査会で希望の党がどの野党よりも「自衛隊明記」に前のめり! 野党共同の共謀罪「廃止」法案にも乗らず、ますます安倍政権の「補完勢力」ぶりを発揮!(IWJ編集部)
┠■【中継番組表】
┠■<ニュース・フラッシュ!>(ぎぎまき・川上正晃)
┠――【1】超利己的な理由で中東情勢を混乱に陥らせるトランプ大統領〜米NYTimes紙「米大使館のエルサレム移転は外交政策ではなく、大口支援者のため」
┠――【2】被災した企業や復興に取り組む民間団体に自力で資金を調達しろ!? 権力者とそのお友達をえこひいきしながら、被災者には自己責任を押しつけるのか!
┠――<★本日の岩上安身のインタビュー★>朝鮮戦争再開の危機迫る!? しかし「中朝一体神話」はマスコミの作り上げた嘘! 岩上安身による横浜市立大学名誉教授矢吹晋氏インタビュー(城石エマ)
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<はじめに>いよいよ本性むき出し! 参院憲法審査会で希望の党がどの野党よりも「自衛隊明記」に前のめり! 野党共同の共謀罪「廃止」法案にも乗らず、ますます安倍政権の「補完勢力」ぶりを発揮!
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 おはようございます。IWJ編集部です。

 安倍政権の補完勢力になるのではないか――希望の党に対するそんな懸念が、早くも現実に表面化し始めました。

 一昨日6日に開かれた参院憲法審査会で、野党内で希望の党だけが自民党の掲げる「自衛隊明記」に明確に賛成する姿勢を示しました。

・自衛隊明記の改憲 希望が自民に同調(東京新聞、2017年12月6日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201712/CK2017120702000130.html

 民進党の白眞勲議員が「現行憲法を守らない首相が改憲を主張するのは説得力がない」と述べ、共産党・社民党も憲法9条改憲に強く反対。公明党はこの日の議論で9条には言及せずに慎重な姿勢を示し、日本維新の会でさえ「国民に身近な問題から取り上げるべきだ」として、教育無償化から議論をするよう求めました。

 そんな中、希望の党・松沢成文氏だけが、「国家防衛に対する規定の欠如が、現憲法の最大の欠陥」とし、「自衛権を担保するために自衛隊を書き込むのがふさわしい」と自民党案に同調したのです。同党代表の玉木雄一郎氏は11月20日の代表質問で、「9条2項を残して自衛隊を明記するだけの提案には違和感を禁じ得ない」と表明したばかりですが、希望の党は方針を変えたのでしょうか?

 また、希望の党で憲法調査会長を務める細野豪志氏は5日の夜、記者団に対し、憲法9条をめぐる党内の改憲議論について、「玉木雄一郎代表から『自衛隊明記も含めて議論してほしい』といわれている」と明かし、「自衛隊としっかり書くべきだ」と、自らの考えを強調しました。

・希望の細野豪志憲法調査会長、「自衛隊の明記を指示された」(産経新聞、2017年12月5日)
http://www.sankei.com/politics/news/171205/plt1712050056-n1.html

 希望の党をめぐっては、立憲民主が呼びかけ、共産、自由、社民、そして衆院会派「無所属の会」が賛同して共同提出した「共謀罪廃止法案」にも希望の党は賛同せず、野党勢の足並みの乱れを印象づけました。

・希望 “共謀罪廃止法案”の共同提出に加わらず(NHK、2017年12月5日)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171205/k10011247451000.html

 希望の党の議員のほとんどは民進党出身者ですから、多くは共謀罪法に否定的な意見を持っているはずです。今回、希望の党は「法律の問題点について党の考えをまとめるのが先だ」などと、共同提出にのらなかった理由を説明していますが、要するに、共謀罪法案の衆院採決で賛成に回った長島昭久氏などの保守系議員への「配慮」で二の足を踏んだということのようです。

 希望の党内には、「自衛隊明記」に反対して代表選に出馬した大串博志氏のような慎重派もおり、その大串氏は代表選で53票のうち14票を獲得しています。共謀罪については少数派に対して配慮もするのに、憲法への自衛隊明記については慎重派に対する何の「配慮」もなく、賛成を表明する。安倍政権の補完勢力化を懸念された希望の党ですが、客観的にみても、これでは安倍政権の利益にかなうかどうかで価値判断を下しているようにしか見えません。

 同じく昨日6日、希望の党は、「落選組」との意見交換会を開催。宮崎岳志・前衆議院議員は、「立憲や共産が目立って、希望の党は何をやっているのか。何をやりたいのか。まったく我々から見ても、報道から見る限り見えてこないので、きちんと存在感を出せと(思う)」と苦言を呈しました。

 希望の党は政権交代まで視野に入れるほどの勢いで登場したにも関わらず、安倍政権の補完勢力であることが露呈するにつれて支持率を落とし、選挙ではまったくふるわず、今では支持率も3%前後にまで落ちました。「希望の党に、もはや希望はない」のは明らかです。

 選挙後には総会を重ね、「第二自民党と見られたことが敗戦に繋がった」という意識が広く共有されたはずですが、今の体たらくをみると、その反省はまったく活かされていません。IWJは選挙直後、希望の党所属の議員に連続インタビューしていますので、敗戦ショックの中にある彼らの思いを今一度ご確認ください。

※「第二自民党になるなら今解散を」「筋を通したのは立憲民主党ではなく我々だ」「安倍政権の危険な改憲に与することはない」〜希望の党当選者らの逡巡! IWJが直撃取材! 2017.10.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/403449

 もし、希望の党が今回の選挙で結党当時の勢いで議席を伸ばしていれば、国会は今以上に安倍政権の補完勢力がウヨウヨと跋扈していたのでしょう。恐ろしい話です。極右政治家・小池百合子都知事の虚構のバブルにあやかり、民進党をそのまま明け渡そうとした前原誠司氏。その卑しい判断が露見し、枝野幸男氏らが立憲民主党を結成しなければ、「政権交代」もありえたと見る人さえいます。そうなっていれば、「二大極右制」という地獄絵図が現実のものとなっていたでしょう。

 12月4日、岩上さんが希望の党の結党に一役買ったNO BORDER代表の上杉隆氏に単独インタビューし、その舞台裏に迫りましたので、ぜひご覧ください。

※希望の党「ニセ排除リスト」は官邸が流した? 小池・前原両氏の「深夜の密談」に立ち会った当事者が「『排除発言』は私が進言した」と真相を激白! NO BORDER・上杉隆代表インタビュー 2017.12.4
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/406760

 玉木代表は代表選中、IWJのインタビューに、「(改憲の)議論に入っていって、『おかしいところはおかしい』と言わないと、数の力でそのままいってしまう。議論はちゃんとやらないといけない。例え少数でも、堂々たる正論を吐けば、国民を味方にできる」と述べ、改憲議論を正当化していました。

 しかし、玉木氏の理論で安倍政権との憲法議論に乗れば、最後は数の力で押し切られてしまうでしょう。それは共謀罪や安保法制、秘密保護法の採決をみても明らかです。

※希望の党は「改憲勢力」になるのか? 「踏みとどまる」のか? 11月10日の共同代表選に立候補した玉木雄一郎候補と大串博志候補をIWJが直撃! スタンスの違いが明らかに! 2017.11.9
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/404899

 今年も残すところ1ヶ月を切りました。来月になればまた通常国会も始まるでしょう。憲法改正の議論はますます深まりますが、公明党が少々慎重な姿勢を見せる一方で、今度は希望の党がこのままの悪ノリで突っ走れば、安倍政権にとってはまさに「渡りに船」。すでに憲法改正の正念場に足を踏み入れた今、国民ひとりひとりがこの問題を深刻に考える時です。IWJは2018年も全力で改憲問題に警鐘を鳴らしていきますので、どうか会員登録のうえ、ご支援ください!

※会員登録はこちらからよろしくお願いします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 ここで本日も皆様からいただいた応援メッセージをご紹介します。

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■いつも大変貴重な情報をどうもありがとうございます。ややもすると、新聞やテレビの情報だけを見て、それが世界だと思ってしまうのですが、IWJの記事を読ませていただいているおかげで、何か大事なことに気付いたり、マスメディアによって報道されていることが「真実」というわけではないということを感じられるようになってきたと思います。今後ともどうぞよろしくお願いを申し上げます。(宮本 有紀様)

■IWJは今後、益々必要。老いの身でそう思った。(西内 健様)

■IWJは失ってはならないメディアです(八木沢 由香様)

■岩上安身、IWJスタッフさま
12/4付みずほ銀行宛29568円振込みました。
12/2日刊IWJガイドを見て、いろいろと考えて先延ばししそうになったので、直ぐに銀行に行きました。『ファイトマネー』というネーミングを見て(格闘技は好きではないですが)、いろいろとアイデアを駆使していらっしゃる岩上安身さん・スタッフさまの息づかいに、ちょっとのせられました!

芸人・江頭2:50の話になりますけど、彼は根っからの格闘技ファンで、リングに一番近い席を10万円払って観戦したこともあると。それに比べるとIWJの格闘観戦代は安いものかもしれません。岩上さんの粘り勝ちの顛末が多いですけれどね。これも「格闘商売」(池波正太郎『剣客商売』に準じて)ですね。
運営資金のことに毎日言及されると、またか! と正直思います。ただ大勢のスタッフを抱えてホワイト企業としてやっていくことは至難のわざだと・・・知人が同規模の経営者として呻吟しているのを間近に見聞きしておりますので、岩上安身さんの責任の重さは多少とも理解します。

12/5前川喜平氏(前文部科学事務次官)念願の登場。時間切れにならないように、大事なところからインタビューをして頂きたく思います。話せないこといっぱい抱えているでしょうし優秀な方のようですから、切り口が難しそうですね。

日本も世界も煮詰まっており、勢いハルマゲドン級の激変が予想されます。そこで最悪を考えておくことがいいのか、それとも、それでも何とか先があるのかと逡巡させられます。IWJの報道はどちらかといえば、あまり明るい未来という図は描いていない訳です。その際に考えを切り替えて人間は大きく変化できるのか、それとも滅びるのか考えさせられます。

どうしようもないことばかりです。個人ではできることは限られています。岩上さん、スタッフの皆様のご活躍を期待しつつ、できるだけ無理が少なく、IWJの運営の見通しができるように改善されていくことを願います。2017年もありがとうございました。2018年も良い年となりますように!
今後とも、頑張って(カンパって)いって(言って)ください。(匿名希望様)

■岩上さん、こんにちは。
いつもIWJで貴重な情報の発信ありがとうございます。
昨日の前川喜平さんへのインタビュー大変面白かったです。
本当は午後から出かける予定だったのですがとても興味深い内容だったので予定を繰り延べて最後まで視聴させて頂きました。
今日の岩上さんのツイートで他の方が「前川氏の講演会はどこも盛況で、あっという間に締め切られる。じっくり話を聞ける機会はほとんどない。会員でよかったと思える瞬間。ありがたい。」と仰っているのを見て、とても貴重な機会だったと改めて感謝致しました。

特に冒頭部分の前川氏の人となりの紹介は、通常の講演等では触れられる事の少ない部分かと思いますが、氏が今回の様な行動に至った経緯の一端が分かった思いがしましたし、私自身も仏教に興味を持っている事もあるとは思いますが大変興味深いものでした。
また、全編通して「意外と(失礼!)岩上さんと気が合っている!?」と言う部分があり、是非憲法談義も含めて次回インタビューを実現して頂けたら、と思いました。

11月はIWJの財政状況が大変厳しかった様ですが、皆さんの選挙応援疲れと結果への落胆度の大きさから来ているかと思います。
私も今年は12月のファンドレイジング・イベントに是非参加したい思いがあり寄付の方は控えさせて頂いていました。
1月からまた改めて応援させて頂きたいと思っていますのでなかなか厳しい状況とは思いますが、どうかこれからも情報発信よろしくお願い致します。(T.I様)

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 宮本様、西内様、八木沢様、匿名希望様、T・I様、ありがとうございました! なお匿名希望様がお気づかい下さった通り、前川さんのインタビューはやはり時間が足りなくなってしまい、スタッフも第2回のインタビューへのオファーに向けて動き出しています。

 5日のインタビューで、時間をかけて前川さんの人となりをお聞きした部分では、「PC待ち受け画面をチェ・ゲバラの肖像にしていた」という十代のお話、小学生時代から親しんできた宮沢賢治の「諸君はこの時代に強ひられ率ひられて奴隷のやうに忍従することを欲するか」「むしろ諸君よ更に新たな正しい時代を作れ」という言葉を支えにしていたこと、周囲の人々が幼い前川さんを(名前ではなく)「『坊ん』と呼べ」と言っており、小さな頃から「階級社会」というものの存在を意識させられていたことなど、様々なエピソードを聞くことができました。

 T.I様も「氏が今回の様な行動に至った経緯の一端が分かった思いがしました」と書いてくださっているように、これらのエピソードをあわせてうかがうことで、前川さんという人の成り立ちが一貫性をもって感じられるとともに、環境というものが、いかに人間の形成に大きな影響を及ぼすものかということも、強く感じさせられました。

 好評のうちに配信は終了し、同日にIWJ書店で販売の始まった、同じく元文科省官僚の寺脇研氏との共著「これからの日本、これからの教育」(http://amzn.to/2k1jiVJ)も、おかげさまで発売開始とともに完売となりました。

 前川さんが書いたサインは、岩上さんがインスタグラムやツィッターにアップしています。IWJ書店でご応募いただけるのは、会員の方だけです。こうした貴重なサイン本をゲットしのがさないように、ぜひ会員になって下さい! またせっかく会員になられても、会費未納ですとその期間、会員資格が失効になってしまいますので、お忘れなくお願いいたします。またこれを御覧になっている方で、出版社の編集者の方、ぜひIWJに広告出稿していただけませんか?

・岩上安身インスタグラム
https://www.instagram.com/p/BcXqZZ5gsPP/?taken-by=iwakami.yasumi

・岩上安身ツイート
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/938460424177008640
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/938465146200100865

※協賛・広告掲載のお願い
http://iwj.co.jp/join/supportingad.html

 インタビューは早速アーカイブ化されていますので、見逃された方はぜひ会員登録の上、御覧いただければと思います!

※「メディアは権力を忖度し、司法権力は政治のために動いている」〜加計問題の闇を告発した前川喜平・前文科事務次官に岩上安身がロングインタビュー!「独裁国家に近づいている」と危機感! 2017.12.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/406799

※「忖度」の根っこにあるのは官邸による官僚幹部人事の掌握!? 元文科省官僚・寺脇研氏が文科省の後輩・前川喜平前事務次官の「素顔」を語る! 岩上安身によるインタビュー! 2017.6.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/383440

 IWJは8月から新しい期が始まって依頼、現在まで、財政的には大変な危機的状況にあります。IWJが現在の活動規模を維持するためには、年間で6000万円のご寄付・カンパが必要です。1年の3分の1にあたる今期最初の4ヶ月(8月から11月は20日まで)では、2000万円が必要な計算になりますが、実際には、合計951万円が目標額を下回る赤字となってしまいました。このままのペースで進むと、今期は3000万円の赤字になってしまいます。

 厳しい現状の数字に頭を痛めている経理は、キャッシュフローを確保するために、社長である岩上さんへの役員報酬を、今月から当分の間、「未払い」にしてもらえないかとお願いし、岩上さんも了承しました。岩上さんは当面、「ただ働き」のような形になります。もちろん、収支が改善すれば、未払い分は支払われることになりますが、その間は岩上さん自身も苦しい状態になると思われます。別の見方をすれば、岩上さんが会社に事実上、貸付をすることになりますが、このような応急処置ではいつまでも持ちません。

 憲法改正がいよいよ目前にまできて、さらに北朝鮮有事に日本が「参戦」してしまう可能性すら出てきた、日本の戦後最大の危機を目前にしている今こそ、IWJが財政危機で潰れてしまわないよう、どうかみなさまのご寄付・カンパでお支えください。どうぞ、よろしくお願いいたします。

※ご寄付・カンパのご支援はこちらから。
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 さて、23日に開催するIWJ設立7周年記念ファンドレイジング・トークイベントの参加募集を再開しましたが、あっという間に1次会の残席が埋まってしまいました! ただ、まだ二次会のパーティーはわずかに残席がございます!東京新聞・望月衣塑子氏など、二次会のパーティーにしか参加できないゲストもいらっしゃいますので、ぜひ会場にお運びください!

 イベントの詳細やお申込み方法はこちらのページをご覧ください。

※12/23(土)IWJファンドレイジング・トークイベント ご予約受付フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdRLd-ympg9IrYm5jQ_gmKTFIOIz06wfiei1lBTbs-KOo6Yew/viewform?usp=sf_link

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◆中継番組表◆

**2017.12.8 Fri.**

【Ch6】10:00~「立憲民主党 森友・加計学園問題PT(第8回)―内容:会計検査院報告の問題点・刑事告発、罷免署名など市民運動の現況について等、醍醐 總氏(東京大学名誉教授、森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会共同代表)」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6

 立憲民主党による森友・加計学園問題PTを中継します。
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あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【Ch4】10:25目処~「小野寺五典 防衛大臣 記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4

 小野寺五典 防衛大臣による記者会見を中継します。
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【YouTube Live】15:00~「『朝鮮戦争再開の危機迫る!? しかし『中朝一体神話』はマスコミの作り上げた嘘! 岩上安身による横浜市立大学名誉教授矢吹晋氏インタビュー」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 岩上安身が横浜市立大学名誉教授・矢吹晋氏へインタビューします。
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【録画配信・IWJ_KYOTO1】19:00~「シンポジウム 平和をめざして生きる ―私と戦争― 登壇者:布施祐仁氏(ジャーナリスト)、柳澤協二氏(元防衛官僚)、寺西名子さん(広島大学院生・京都女子大学法学部卒業生)」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=kyoto1

 12月2日収録の、京都女子大学で開催されたシンポジウムを録画配信します。
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【タイムリー再配信 81・Ch4】21:00~「『自分自身の身に起こってみなければ分からなかった この恐怖と混乱!』レイプ疑惑被害者・伊藤詩織さんが性暴力被害の実状を訴え!~超党派で『準強姦事件逮捕状執行停止問題』を検証する会 第3回」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4

 12月6日収録。超党派で「準強姦事件逮捕状執行停止問題」を検証する会 第3回の「ジャーナリスト伊藤詩織さんとの意見交換会」の模様を再配信します。

▲▽▲▽官邸前抗議関連 ▽▲▽▲

【Ch5】18:30~「再稼働反対!首相官邸前抗議」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
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【IWJ_TOKYO8】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=tokyo8

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◆中継番組表◆

**2017.12.9 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【ツイキャス・エリアCh1・大阪】14:00~「立憲民主党 近畿 街頭演説会 ―弁士:辻元清美議員、森山浩行議員、長尾秀樹議員、村上史好議員、尾辻かな子議員、桜井周議員ほか」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach1

 JR高槻駅前南口でおこなわれる、立憲民主党 近畿 街頭演説会を中継します。
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【ツイキャス・エリアCh1・大阪】15:45頃~「日本共産党街頭演説 ―弁士:山下よしき副委員長・参議院議員、たつみコータロー参議院議員、宮本たけし衆議院議員、清水ただし前衆議院議員」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach1

 JR天王寺駅前でおこなわれる、日本共産党街頭演説の模様を中継します。
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【ツイキャス・エリアCh2・大阪】19:00~「『姉妹都市の継続を求める街宣』―吉村大阪市長のサンフランシスコ市との姉妹都市解消意向に対する抗議」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach2

「姉妹都市の継続を求める街宣」を中継します。

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「自分自身の身に起こってみなければ分からなかった この恐怖と混乱!」レイプ疑惑被害者・伊藤詩織さんが性暴力被害の実状を訴え! ~超党派で「準強姦事件逮捕状執行停止問題」を検証する会 第3回
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/406834

「『違約金を払え』『親にバラす』と言って、まさに性奴隷のように性を搾取する」――伊藤和子弁護士がAV出演強要問題について訴え〜渋谷で女性に対する暴力撤廃を求めるキャンドルアクション
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/406192

2017年衆院選の無効を求めた「一票の格差」訴訟が東京高裁で結審 久保利英明弁護士「『一人一票同一価値』というものでなければまともな国と言えない」――東京高裁の判決は2018年1月30日に
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/406814

「『復興の本格的スタートだ』といい、原発事故そのものをなかったことにしたい安倍首相。不屈に粘り強く反対の声をあげていこう!」と山添拓参議院議員は訴えた――再稼働反対!首相官邸前抗議
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/406523

安倍総理の太鼓持ちジャーナリスト・山口敬之氏による伊藤詩織さんレイプ疑惑 なぜ逮捕状は中村格刑事部長によって止められたのか――? 超党派の国会議員が警察庁・法務省を徹底追及!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/406908

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<★本日の岩上安身のインタビュー★>朝鮮戦争再開の危機迫る!? しかし「中朝一体神話」はマスコミの作り上げた嘘! 岩上安身による横浜市立大学名誉教授矢吹晋氏インタビュー
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 おはようございます、IWJ記者の城石エマと申します。

 北朝鮮がICBMの発射実験をした翌日の11月30日、平壌が国連事務次長(政治担当)のジェフリー・フェルトマン(米国人)を正式に招待しました。12月6日、フェルトマン氏は、北朝鮮の朴明国(パク・ミョングク)外務次官と面会。4日に米韓が過去最大の空軍合同訓練を開始し、北朝鮮を挑発している中での訪問となりました。

 面会の内容は明かされていませんが、オバマ政権の軍縮・核不拡散の首席顧問であったガリ・セイモア氏は、「この招待とそのタイミングは、北朝鮮が11月29日の大陸間弾道弾の実験以降、ギアチェンジしつつあることを示しているかもしれない」「核開発の目標達成を宣言した今、このタイミングの招待は金正恩が外交に姿勢転換したことを決断した印だと思う」などと分析しました。

・U.N. official’s visit to North Korea may set stage for talks on nuclear issue(Japan Times、2017年12月7日)
https://www.japantimes.co.jp/news/2017/12/06/asia-pacific/politics-diplomacy-asia-pacific/u-n-officials-visit-north-korea-may-set-stage-talks-nuclear-issue/#.WiklFUq69dh

 一方、北朝鮮には11月17日から20日まで、中国が特使として、党中央対外連絡部の宋濤部長を派遣しましたが、金正恩氏との面会はかないませんでした。その特使が中国へ帰国後まもない29日、北朝鮮はICBMの発射実験を行ったのです。

 こうした動きを見て、日本のメディアや知識人の多くが、中朝関係が「冷え込み始めた」と評価していますが、「中朝一体」を前提としたこうした構図そのものを「マスコミのプロパガンダにすぎない」と指摘するのは、横浜市立大学名誉教授の矢吹晋氏です。岩上さんは本日、矢吹氏にインタビューを行います!

 矢吹氏によると、中朝関係は1988年のソウル五輪と1992年の中韓国交正常化以降悪化、北朝鮮は孤立して、核開発を進めてきたといいます。

 一方で、中韓は中朝に比べて貿易額にして40倍も多く、矢吹氏は、中韓関係の方が中朝関係よりずっと緊密であると指摘します。

 つまり、一般的に信じられている「日米韓」対「中朝ロ」の構図は、実態からかけ離れており、中国に北朝鮮の「説得」を期待するのは、筋違いであるということです。それどころか、中国はひそかに北朝鮮の核ミサイルが自国に向けられる可能性を懸念もしているというのです。今までの「日米韓VS北朝鮮・中国・ロシア」という枠組みで、朝鮮半島情勢を伝えていた政府や大手メディアは、まったく現実を見誤っていたということになります。

 一方で、同じく当事者ではないはずの日本は、自ら戦争に巻き込まれようとしているとしか思えない行動を繰り返しています。

 12月5日には、防衛省が2018年度予算案に、長射程の空対地ミサイルの準備経費を計上する方向で調整を進めていることが明らかになりました。防衛省はあくまで島しょ防衛強化策だとしていますが、これによって、敵基地攻撃を行うことが可能になります。候補にあがっているのは、米ロッキード・マーチン社製の射程1000キロのミサイルで、射程が1000キロがあれば、北朝鮮にも届きます。

・防衛省が長射程ミサイル導入を検討 東シナ海の中国軍や北朝鮮も視野に(ニューズウィーク、2017年12月5日)
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/12/post-9048.php

 また、12月5日の参院外交委員会では、河野太郎外相が、民進党の藤田幸久議員の「戦争をさせないことが、外交の最大の意味ではないか?」との質問にこたえる形で、「戦争というのは外交の延長であり、外交というのは戦争の延長なんだ、ということを申し上げた方もいらっしゃいます」と発言しました。

 これは『戦争論』を執筆したプロイセンの将軍にして戦略家・クラウゼヴィッツの「戦争とは、他の手段をもって継続する政治の延長である」という有名な言葉を意識した発言だと思われますが、戦争に至ってしまう、ということはその時点で話し合いの外交に失敗したことを意味します。日本の外務大臣が、外交努力を放棄して、戦争もいとわないと取れる発言をしたことは、大問題のはずですが、大手メディアはどこも報じていませんし、批判もしていません。この国のマスメディアはいったいどうなってしまったのでしょうか。

 戦争に前のめりな安倍政権は、「日米は一心同体」を大前提に考えているようですが、いざとなれば、米国は北朝鮮を先制攻撃だけして、思うような展開にならない場合はさっさと手を引き、残された日本と韓国が北朝鮮からの核報復の対象となる、というシナリオも充分に考えられます。

 そして今、米国では、「ロシアゲート疑惑」でマイケル・フリン元大統領補佐官が訴追され、ジャレッド・クシュナー大統領上級顧問にも疑惑の目が及びはじめており、トランプ政権は足元からぐらつきはじめています。

 危機に追い込まれたトランプ政権が、戦争に踏み切るのか、踏みとどまるのか――。まったく、予断を許しません。緊張の高まる今、マスコミがまったく報じようとしない中朝関係の実態を、矢吹氏に岩上さんが詳しくお訊きしますので、ぜひ、本日の配信をご視聴ください!

★朝鮮戦争再開の危機迫る!? しかし「中朝一体神話」はマスコミの作り上げた嘘! 岩上安身による横浜市立大学名誉教授矢吹晋氏インタビュー
[日時] 2017年12月8日(金)15:00~
[YouTube Live] https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?view=2&flow=grid
[ツイキャス] http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

それでは本日も一日、どうぞよろしくお願いいたします!

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