■■■日刊IWJガイド・番組表「憲法記念日の昨日、護憲派・改憲派がともに集会を開催/『Web改造プロジェクト』進捗と支出見通しのご報告/GWは『饗宴VI』の特別配信をご視聴ください!/IWJでは新規スタッフを大募集中!」2016.5.4日号~No.1329号~ ■■■
(2016.5.4 8時00分)
おはようございます。IWJで主にテキスト関連の業務を担当している平山と申します。本日の「日刊IWJガイド」も、昨日に引き続き、ゴールデンウィーク仕様の「コンパクトバージョン」でお届けします。
さて、昨日の「日刊IWJガイド」でもご報告させていただきましたが、熊本・大分大地震に際して緊急に募った募金用の臨時口座を、いったん閉めさせていただくことになりました。今回、IWJと岩上さんの呼びかけに対して、4月19日から4月30日までの間に、5,075,668円の募金が集まりました。募金をお寄せいただいた皆様、本当にありがとうございました。
しかし、この金額は、「IWJ九州緊急特派チーム」が被災地現地で行った支援物資の購入には、十分過ぎると言ってよい金額です。そこで、IWJでは、この募金の使途について、皆様からのご意見を募りたいと考えています。お聞きしたいのは、以下の3点です。
①「IWJ九州緊急特派チーム」による取材・支援活動において発生した交通費・宿泊費・車のガソリン代等の経費に関して、皆様からお寄せいただいた募金の中から充てさせていただいてもよろしいでしょうか。もちろん、詳しい内訳に関しては、現在もまだ取材を継続中の、高橋敬明、城石裕幸の両スタッフが帰京次第、ご報告をいたします。同意してくださる方はYesで、反対の方、募金は全額被災者への物資、もしくは義援金にあてるべし、という方はNoとお知らせください。
②皆様からお寄せいただいた募金のうち、残金が発生した場合、しかるべき機関への義援金として、寄付をさせていただいてもよろしいでしょうか。また、この場合、どういった機関への寄付をご希望されるか、ご意見をお寄せください。Noという方は、具体的な使途について、お考えをお聞かせください。
③今回の熊本・大分大地震に関しては、現在もまだ余震が続いており、今後、さらなる大災害が発生する可能性は否定できません。その際、IWJでは今回と同様に、取材と支援活動を並行して行う「緊急行動」を実施するつもりでいます。ですので、その時のために備え、様子を見るため、半年ほど残金をプールさせても構わないでしょうか。同意してくださる方はYesを、反対である、ただちに募金は現在困窮している被災者のために使うべきである、という方はNoとお知らせください。
以上3点に関して、ご寄付をいただいた皆様からのご意見を募りたいと思います。ご意見は、下記メールアドレスにお寄せください。どうぞ、よろしくお願いいたします。
※熊本・大分大地震に関する災害支援緊急募金に関するご意見はこちらまで
office@iwj.co.jp
さて、本日の「日刊IWJガイド」は、「ゴールデンウィーク・簡略版」として、お知らせ中心の内容でお届けします!
★本日のラインナップはこちら!
┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■【中継番組表】
┠■IWJの「Webページ改造プロジェクト」進捗のご報告(伊藤理)
┠■安倍総理がまたも賛同メッセージ!緊急事態条項の創設を声高に訴えた「美しい日本の憲法をつくる国民の会」憲法フォーラム~GWは「饗宴VI」特別配信をお見逃しなく!「岩上安身のIWJ特報!」必読です!(城石エマ)
┠■IWJで一緒に働きませんか!~スタッフ募集のお知らせ(太田美智子)
┠■岩上さんのスケジュール(平山茂樹)
┠■わとはぷ~What happened today?(平山茂樹)
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ガイド番組表はこちらです。
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◆中継番組表◆
**2016.5.4 Wed.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【Ch8】9:55頃~「九州緊急特派チームによる玄海・川内原発で事故が起きた場合の避難経路の検証取材
―大分県佐賀関港から愛媛県三崎港に渡るフェリーからのレポート」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=8
※九州緊急特派チームによる、玄海・川内原発で事故が起きた場合の避難経路の検証取材を中継します。
【IWJ_HYOGO1】18:00~「市民社会フォーラムpresents 高遠菜穂子×雨宮処凛 戦争と貧困のリアル」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-hyogo1
※登壇者は、高遠菜穂子氏(イラク支援ボランティア)、雨宮処凛氏(作家)、総合司会は泥憲和氏(元自衛官)。「市民社会フォーラム」主催、「イラク戦争の検証を求めるネットワーク」共催。
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◆中継番組表◆
**2016.5.5 Thu.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【Ch未定】13:30~「5.5 ママの新宿ジャック・街頭宣伝」
※「安保関連法に反対するママの会@東京」による街頭宣伝を中継します。ゲストは絵本作家の浜田桂子氏やミュージシャンなどを予定。
【Ch1】15:00~「岩上安身×纐纈厚氏 トークイベント『山口から日本の政治が変わる 対談』」
UST視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※夏の参院選 山口選挙区から野党統一候補として立候補を表明した纐纈(こうけつ)厚氏と岩上安身によるトークイベントを中継します。
【Ch1】19:00~「岩上安身による参院選・野党統一候補(山口選挙区)纐纈厚氏インタビュー」
UST視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※参院選・野党統一候補(山口選挙区)纐纈厚氏に岩上安身がインタビューします。
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■IWJの「Webページ改造プロジェクト」進捗のご報告
おはようございます。「Web班」チーフの伊藤理です
4月28日のサーバーメンテナンスのあとに、数人の方から、TOPページや各記事ページの表示スピードが速くなったというご感想をいただき、Web改造プロジェクトが、少しずつ会員の皆さまやIWJをご利用の皆さまに、見える形でお届けできるようになりました。
そこで、まだ不確定な数字ではありますが、夏までのWeb改造プロジェクトの内容と、かかる支出について、現段階のできる範囲でご報告をさせていただきたいと存じます。
5月からの支出見通しは、以下のようになります。
(1)約20万円 記事システムの改造費用
(2)約250万円 1万6千記事の移行作業費
(3)約40万円 TOPページと記事システムの統合作業費
(4)約20万円 新しいキーワード検索システムの導入
(5)約50万円 会員ログインの改善
(6)約50万円 スマホ対応(かなり不確定な数字です)
(7)約76万円 ロードバランサ(初年度支払い分)とサーバー増強
(8)約40万円 データベースエンジンの設定など
合計約546万円となりますが、これからの支出見通しなので、消費税含めまだ確定した支出金額ではございません。ご了承ください。
TOPページや各記事ページの表示が速くなったのは、まだ作業中ではあるのですが、1万6千以上の記事データベースのシステムに改良を加え、リニューアルしつつあること(1)が、一番の理由です。
システム改造は、かなり完了できているものの、これから夏に向けて、1万6千記事をひとつひとつ、この新しい記事システムに移行(2)しなければなりません。
これが一番人手がかかり手間のかかる作業となります。
かつ、(2)の記事移行作業が終了しないと、新システムの完成とはならないので、今後、数ヶ月間、古い表示のページと新しい表示のページが混在してしまいますが、何卒ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
同時に、TOPページの表示システムが、別々に稼働しているのですが、これをリニューアル中の新記事システムとの統合(3)にとりかかっており、今のところ、TOPページの表示が大変速くなり、WEB班として、ほっと胸をなで下ろしているところです。
次に、サイト閲覧の使い勝手という点となりますが、夏までに、新しいキーワード検索のシステムを導入(4)し、キーワードでの記事検索の精度をアップさせていきます。
さらに、会員ページを閲覧する際、記事を見る度に、毎回ログインを要求されてしまうのを、会員ログインをした後は、できる限りログインしたままで閲覧し続けられるようなサイト構成(5)に改善する予定です。
(この会員ログイン改善については、残念ながら、今回の予算内では、100%完璧とまではなりません。完璧を求めるには、今回のような記事システムのリニューアルではなく、まったく新しい記事システムをゼロから開発しないと実現が難しく、その開発で膨大な金額が必要であるため、断念せざるを得ませんでした。その程度の改善に、そんなに巨額の開発費が!?と驚かれるかもしれませんが、時にそういう費用対効果がみあわないことがWebの開発・改造では起こりうるのです)。
また、ご要望の多いのがスマホ対応ですが、IWJサイトの全ページをスマホ対応させるには至りませんが、最低限、TOPページや記事一覧ページ、各記事ページはスマホ対応(6)させる予定で構築しています。
最後に、今まで日刊ガイドで報告してまいりました、ロードバランサ(初年度支払い分)含めて(7)サーバーの増強で76万円(http://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/25143)、さらに、今回の記事システムのリニューアルのために、データベースの複製を行いました。
後日、新しいデータベースエンジンへの移行と構成変更(8)を行う予定でいます。
その節は、また一部、機能が停止するなど、ご不自由をさせるかもしれませんが、何卒、ご理解のほど、重ねて申し上げます。
また、こうした改造内容について、会員の方でご質問がある方は、どうぞ、下記のアドレスにメールでお寄せください。
※「Web改造プロジェクト」に関するご質問はこちらまで
office@iwj.co.jp
これら一連の「Web改造プロジェクト」を完遂するためには、皆様からのご寄付・カンパが必要です。IWJのWebサイトを、より見やすく、より使いやすくするために、ぜひ、ご支援ください。よろしくお願いいたします。
※IWJの活動全般へのご寄付・カンパのお振込先は、以下の口座になります。
【城南信用金庫(1344)】新橋支店(022)普通472535
【ゆうちょ銀行(9900)】〇〇八(008)普通3080612
【みずほ銀行(0001)】広尾支店(057)普通2043789
【楽天銀行(0036)】第一営業支店(251)普通7068848
※ご寄付・カンパの詳細はこちら
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
なお、作業を急ぐためには、やはり人手が必要です。上記のような仕事内容であることをご理解いただき、ぜひとも腕におぼえのある方は、IWJのWeb班にお力をお貸しください!
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Web班の伊藤チーフでした!次は城石エマ記者から、昨日の取材報告と、メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」および「饗宴VI」特別配信のお知らせです!
■安倍総理がまたも賛同メッセージ!緊急事態条項の創設を声高に訴えた「美しい日本の憲法をつくる国民の会」憲法フォーラム~GWは「饗宴VI」特別配信をお見逃しなく!「岩上安身のIWJ特報!」必読です!
おはようございます、IWJ記者の城石エマと申します!
昨日5月3日は憲法記念日。各地で改めて憲法について考える集会が行われた中、私もその一つを取材してきました。その名も、「すみやかな憲法改正発議の実現を!」――。皇国史観を掲げる自称「ジャーナリスト」の櫻井よしこ氏をはじめ、日本会議の中枢メンバーの三好達氏や田久保忠衛氏が共同代表を務める「美しい日本の憲法をつくる国民の会」と、同じく櫻井よしこ氏が代表を務める「民間憲法臨調」の共催です。
「各党に緊急事態に対応する憲法論議を提唱する」とのタイトル通り、この日の焦点は「緊急事態条項」。戦争や災害時に、国家権力が国家の存立を維持するため、との名目で、立憲的な憲法秩序(人権の保障と権力分立)を一時停止し、実質的に人権を制限する、「ナチスの手口」そのものとも言うべき条項です。
冒頭、登壇した櫻井氏は次のように語りました。
「3.11では、緊急の道路を作るのに荷物、車、がれき、片づけようとしても片づけられず、現場はとまどいました。憲法に財産権が保障されていて、撤去すれば憲法に抵触するのではないかと考えたからです。助けることのできる命を助けることができなかった――。このような悲劇を繰り返してはいけません」
お決まりの「緊急事態条項がなかったから人の命を救えなかった」説です。まるで、災害時に政府が強大な権限を持っていれば、これまでとは比べ物にならないほど多くの人命を救うことができる、と本気で信じているような発言です。
この「幻想」を打ち砕くのが、昨年岩上さんがインタビューを行なった、永井幸寿弁護士の次の言葉ではないでしょうか。
「(災害時に)命を救うのは、法律や制度の適正な運用による事前準備なんです」
その事前準備も、地元をよく知り、どこにどう逃げるべきなのか、知り尽くした「現場」レベルで行うものだと、永井弁護士は訴えます。
災害時に必要なのは、国による人権制限ではない、との見解は、まさに被災の「現場」から沸き起こっている主張でもあります。4月30日の毎日新聞は、東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県の42自治体にアンケートを送付し、緊急事態条項の必要性について見解を問いました。
その結果、なんと42自治体のうち、わずか1自治体しか「条項が必要である」と答えませんでした。しかも、櫻井氏が言うような、「震災対応に際して憲法に規定された人権が邪魔をした」と答えたのは、わずか2自治体。大半の自治体が、「震災の規模が事前の想定を超えていた」として、事前準備の不足こそを問題としているのです。
※緊急事態条項 被災3県で「必要」1町(毎日新聞)
http://mainichi.jp/articles/20160430/k00/00m/040/106000c
緊急事態条項「不要」を訴える永井弁護士の言葉が、いかに説得力を持つものであり、改憲勢力の緊急事態条項「必要」の言葉がいかに「とってつけた根拠による」ものであるか、これだけでもお分かりいただけるかと思います。
「国民の会」による昨日のフォーラムには、あろうことか現役総理大臣の、安倍総理が「自民党総裁」としてビデオメッセージを、元総理大臣の中曽根康弘氏がメッセージを寄越し、さらに重要閣僚だった下村博文議員、「蓮池透さんは北朝鮮工作関係者に利用されている」発言で拉致被害者やその家族らを激怒させた、日本のこころを大切にする党代表・中山恭子議員が登壇しました。民進党の「極右派」松原仁氏も漏れなく登壇。
さらに目を引いたのは、今もっとも力強い市民運動を展開するSEALDsを明らかに意識した、「現役慶応大学法学部学生」山本みずきさんの登壇でした。
現役の総理大臣が、このような極右団体のフォーラムにどのような言葉を寄せたのか、そしてSEALDsの対抗馬・山本さんがどのような言葉を語ったのか、ぜひ、近日中にアップする記事でご確認ください。
この日、何より印象的だったのは、こうした改憲勢力が「南海トラフ巨大地震や首都直下型地震の危険性」を訴え、「平和憲法」「立憲主義」「民主主義」を守ると、まさに反改憲勢力の訴えるような文脈で声高に叫んでいることでした。
違っているのは、そうした地震の危険性を前にこそ、緊急事態条項は「必要」だとしていること、また「平和憲法」「立憲主義」「民主主義」のためにこそ、憲法改正が必要だとしていることです。まったく、「非」論理的としか言いようがありません。
しかし、非論理的であるということはつまり、彼らが必死でその改憲を目指す「真の思惑」を隠し、「それらしく聞こえる」ように、国民の耳に聞こえが良いように、取り繕おうと図っている証拠です。
息を吐くように嘘をつく――。彼ら改憲勢力が、「国民の命を救うため」と称して、その実、「国家」や「国体」をありがた~く崇拝していることは、先日2月20日に行われた「今こそ憲法改正を!神奈川県民集会」で、櫻井氏らが戦前の皇国史観そのものと呼ぶべき発言を次から次へと披瀝したことからも明らかです。
※2016/02/20 「日本会議」系の集会に安倍総理、菅官房長官が二人そろって「祝電メッセージ」!! 登壇者たちは、「歪んだ憲法観・皇国史観」を次々と披露!? ~2月20日「今こそ憲法改正を! 神奈川県民大集会」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/288094
「それらしい」言葉で語る相手を前にしたときこそ、正しい判断力が問われます。知識武装は必須です。
永井弁護士は前述のインタビューで、緊急事態条項は必要なのだとする改憲勢力の発言を丁寧に読み解き、一つ一つ反証しています。先日発行したばかりの「岩上安身のIWJ特報!」でフルテキストにしましたので、ぜひご購読ください!おすすめ、という言葉では不十分、まさに「必読」です。
※メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」ご購読はこちらから
http://www.mag2.com/m/0001334810.html
また、あわせて必見なのが、ゴールデンウィーク・ラスト3日の5月6日(金)から5月8日(日)にかけて行う、昨年末に行ったイベント「饗宴VI」の模様の特別配信です!
この「饗宴VI」は、「『国民』非常事態宣言! 露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!」と題し、緊急事態条項の危険性を正面から取り上げています。IWJでは、この特別配信の告知動画もYouTubeで公開しています。
※GW特別配信「饗宴VI」告知動画(YouTube)
https://youtu.be/nKfrj9_C0nQ
「昨年の饗宴VI、行きたかったけど行けなかった…」という方々、「饗宴VI」の模様を配信するのは今回が初めてであり、またアーカイブとしてご視聴いただくこともできないため、この配信を見逃すわけにはいきません!ぜひ、パソコンの前にスタンバっておいてください!
【初公開!饗宴VI・GW特別配信 〈1〉・Ch1】
米国の経済覇権の終わり? ~AIIBの衝撃とTPP「砲艦外交」の正体
[配信]IWJ・Ch1:http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
[日時] 5月6日(金)20:00~
【初公開!饗宴VI・GW特別配信 〈2〉・Ch1】
違憲の「戦争法」強行可決から「明文改憲」による緊急事態条項導入へ ~属国のファシズムを阻み、立憲民主主義を救い出せるか
[配信]IWJ・Ch1:http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
[日時] 2016年5月7日(土)20:00~
【初公開!饗宴VI・GW特別配信 〈3〉・Ch1】
「戦争」の過去・現在・未来 ~安倍政権の目指す「戦争遂行国家化」その帰結は!?
[配信]IWJ・Ch1:http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
[日時] 2016年5月8日(日)20:00~
※「饗宴VI」GW特別配信・特設ページ
http://iwj.co.jp/wj/open/gwtransmission-kyouenvi
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城石エマ記者でした!次は太田美智子記者から、IWJ新規スタッフ募集のお知らせです!
■IWJで一緒に働きませんか!~スタッフ募集のお知らせ
おはようございます。テキスト班の太田美智子です。
IWJの事務所での席が隣で、ナッツやお菓子をおすそ分けしたり、原稿を書きながら、思わず口をついて出る言葉に反応しあったりしていた山本愛穂記者がキャベツ畑へと旅立って1週間。私のお隣は、今も空席です(寂)。
さて、一昨日、私は参議院議員会館で開かれた、「8000ベクレル/kg以下の除染土の公共事業への再利用」方針の撤回を求める院内集会と政府交渉の中継に行ってきました。
東京電力福島第一原発事故で高濃度の放射性物質に汚染された土が、除染のため表面をはぎとられ、袋に詰めて積み上げられた光景が延々と広がっているさまは、後始末のつけようがないという現実を思い知らされます。だからこそ、原発を使い続けようなどという考え自体が無謀なのだ、ということも。
国は、この現実から目をそらして、まやかしの“復興”をアピールしたいようです。3月30日、汚染されていない土をたっぷりかぶせれば、8000ベクレル/kgまでの汚染土を道路や防潮堤の建設に使用できるという方針を決めたのです。
どんなに土をかぶせても、雨などで放射性物質が地下に染み出し、農作物や家畜など動植物に影響し、ひいては人間も内部被曝する危険があります。なぜ8000ベクレル/kgまで再利用してもよいと決めたのか、その影響を検討する安全性評価ワーキンググループのメンバーや議事録も非公開です。
とんでもない事態ですが、こうした事態を大手メディアはほとんど報じていません!なので、この問題を知る人はわずかです(IWJのコアなファンは逆に、日本中で皆、知っていると思い込んでいるかもしれませんが、とんでもありません)。
それだけに、一昨日の集会と政府交渉に参加した人々の危機感はとても強く、3時間にわたって真剣なやりとりが続きました。こちらの模様は、準備が整い次第、記事として公開いたします。
このような現場に行くと、本当に刺激を受けます。私たちが納めた税金で、国が暴挙に出ようとしていることに対して、肩書きやカネのためではなく、生身の人間として、真摯に命や暮らしを守ろうとする人々。その姿を撮影しながら、こういう問題こそ多くの人に知ってほしい、伝えられるべきだという思いを強くしました。
私はテキスト班の一員なので、パソコンに向かって原稿を書く(書こうと苦心している?)時間のほうが長いのですが、このような問題の原稿を書くときは、少しでも多くの人に伝わってほしいと願いながら、書いています。
IWJでは今、事務(会員管理、一般事務)、テキスト、ウェブの各班で人材を募集しています。それぞれの担当を持ちながら、時と場合によってはいろんな班の人が現場に行くこともありますし、この日刊ガイドの原稿を書いたりもします。IWJの仕事にご関心のある方は、ぜひ各班の業務内容をご覧いただき、ご応募ください!
では、各セクションの業務内容をお知らせいたします!
【会員管理】
会員のみなさまがIWJのサービスを心地よくお使いくださることができるよう、会員情報をお預かりしているところです。会費のお手続きやサイト利用のご相談などの対応もさせていただいています。会費やご寄付・カンパの情報も取り扱うため、社内情報の秘匿を守れる、口が固い人、慎重さを要する作業が得意で作業ミスが少ない人を募集しています!
【一般事務】
岩上さんのスケジュール管理やインタビューのアポ取り、来客対応やイベント開催の準備など、まさにIWJの「プロデュース部門」(事務リーダー谷口スタッフ命名)。IWJの活動のまさに屋台骨となる重要なお仕事です。多くの作業を、同時に手早く確実に進めることのできる方を募集しています!
【テキストスタッフ】
テキストスタッフの仕事は大きく分けると2種類あります。一つは、中継取材で現場へ出て会見で質問をしたり、取材をして記事を書き、ゆくゆくは日刊ガイドのデスクも担当するスタッフです。いわゆる「記者」に相当するこの仕事は、岩上さん直伝で文章を鍛える絶好のチャンスを得ることができます!一方、収録された講演や国会中継の文字起こしや、短い要約記事を書く「ライター」としての仕事は在宅でも可能です。
IWJの動画アーカイブの中にはテキストがついていないものもたくさん残されています。現在のIWJのマンパワーでは、すべての動画に記事をつけていく余裕はありません。全記事と言わずとも、重要な記事だけでも、過去を振り返って、テキスト化していきたいと思います。
アーカイブをすべてご覧になる権利をもつサポート会員さんにとっては、アーカイブ動画にテキストがついていることは、大変プラスになることです。ぜひ余裕のある方は、在宅ででもテキストライターとなっていただいて、皆さんの力でアーカイブを充実させましょう!
リサーチャーとしての能力、パワポ作成能力、校正能力、編集者やリライターとしての能力のある方も、ぜひご応募ください!
【Webスタッフ】
テキストスタッフが書いた記事や動画班が取材してきた動画をサイト上にアップするのが主な仕事です。PC操作に長けている人ならば、習熟すれば誰でもルーティンワークはできるようになります!長期的にIWJでWebスタッフとして働いてくださる方ももちろん大歓迎ですが、今、正念場を迎えている「Web大改造プロジェクト」に短期的に力を貸していただける方も、大募集中です!7月末をメドに、IWJのサイトを大幅改造、これまでよりずっと使い勝手の良いサイトにしていく大改革に、どうぞ、力を貸してください!
また、より高度なプログラムを書ける、プログラマーとしての実績があるという方も、ぜひ、ご連絡ください!個人でも法人でも結構です!Webを使い勝手のよいものにしていくために卓越したスキルのある方にご助力願いたいと存じます!
※スタッフへの応募は、こちらからお願いします!
http://bit.ly/1ALJypQ
スタッフを募集中ですが、会員も大募集中です!IWJの取材活動に共感される方、まだ会員ではないけれども、無料動画を視聴し、無料の記事を読み、岩上さんのツィッターはチェックしているという方も、そろそろ定額会員に登録することをご検討ください!
皆さまから寄せられる会費、そしてご寄付やカンパこそが私たちの活動の下支えとなりますので、引き続きご支援いただければ幸いです!よろしくお願いします!
※会員登録はこちら!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
※IWJの活動を市民の皆さんで支えてください。ご寄付・カンパも可能な範囲でよろしくお願いします!
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
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太田記者でした!
■岩上さんの今後のスケジュールのおしらせ
世間はゴールデンウィークまっただ中ですが、岩上さんとIWJスタッフ普段と変わらず仕事に励んでいます。岩上さんは、明日5月5日には山口入りし、参院選・山口選挙区から野党統一候補として立候補した纐纈(こうけつ)厚氏とのトークイベントと単独インタビューに臨みます。
その後も、岩上さんの予定はビッシリです。下記、今後の岩上さんのスケジュールを紹介します。いずれも注目度の高いインタビュー・講演会ばかり!ぜひ、ご注目ください!
・5月5日(木)15:00~ トークイベント「岩上安身×纐纈厚~山口から日本の政治が変わる 対談in山口」
▼参院選・山口選挙区から野党統一候補として立候補する意向を表明している元山口大学副学長の纐纈(こうけつ)厚氏と岩上さんが、山口県内でトークイベントを行います。
岩上さんが「緊急事態条項」を中心に講演する他、安全保障政策の専門家である纐纈氏と岩上さんが、安保法制、TPP、憲法改正といった政治的課題について対談します。立派なポスターも完成しています!(http://bit.ly/1Y4GsXy)会場は、山口市内にある「翠山荘 2F カトレア」です。ぜひ、会場に足をお運びください!
※【イベント詳細】岩上安身×纐纈厚氏 トークイベント「山口から日本の政治が変わる 対談」in 山口のお知らせ!
http://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/25031#more-25031
・5月5日(木)19:00~ 纐纈厚氏インタビュー
▼トークイベント終了後、岩上さんが纐纈氏に単独インタビューを行います。参院選への出馬を決意した理由、野党統一候補としての意気込み、特定秘密保護法の制定や集団的自衛権行使容認など、「軍事国家化」に突き進む安倍政権の安全保障政策について、じっくりとお話をうかがう予定です。前回、2013年12月5日に行われたインタビューの動画アーカイブについては、下記URLよりご覧ください。
※2013/12/05 特定秘密保護法と日本版NSCで、自衛隊は米軍の「雇い兵」に! 政軍関係史の専門家・纐纈厚氏に岩上安身がインタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/115226
・5月7日(土)15:00~ 山田正彦氏インタビュー
▼IWJではお馴染み、元農林水産大臣の山田正彦氏に岩上さんがインタビューを行います。3月7日に引き続き、TPPに関して、公開されている協定文書から明らかになったTPPの真実について、「TPPテキスト分析チーム」のメンバーでもある山田氏に、岩上さんが詳しくお話をお聞きします。前回のインタビューのアーカイブ動画は、下記URLよりご覧ください。
※2016/03/07 「聖域もいずれ関税撤廃に」!? 日本農業新聞を含むほぼすべての大手メディアが取り上げないTPPの衝撃の真実! 岩上安身による山田正彦・元農水大臣インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/290721
・5月10日(火)12:30~ 合田寛氏インタビュー
▼ICIJ(国際調査報道ジャーナリスト連合)により「パナマ文書」の公式リストが公表される5月10日、『タックスヘイヴンに迫る~税逃れと闇のビジネス』などの著書がある政治経済研究所理事の合田寛氏に、岩上さんがタイムリーなインタビューを行います!
あの宇都宮健児弁護士が、税の公平性を実現するグループの中で、「合田さんがタックス・ヘイヴンについての一番の専門家。ぜひ、インタビューして」と、岩上さんに直接推薦されたほどの方です。
「パナマ文書」の中には、「タックス・ヘイヴン」(租税回避地)を使用している法人として、日本企業の名前が記されていることまではこれまでに明らかになっています。合田氏へのインタビューでは、1%の富裕層が他の99%から富を収奪するカラクリについて、岩上さんがトコトン迫ります。
こうしたカラクリが暴かれなければ、デフレもとまらないし、重税と福祉の切り捨てもやむことはありません。現状のグローバル経済は、明らかに「間違っている」のです!
・5月12日(木)12:05~ 講演会「小林興起氏勉強会」
▼元衆議院議員で、現在は「国民党」代表として政治活動を行っている小林興起氏主催の勉強会で、岩上さんが講演を行います。テーマは「テレビ、新聞が報道しない真実」。目前に迫った参院選や「緊急事態条項」の危険性について、岩上さんがお話する予定です。小林氏には、2012年9月6日に岩上さんが単独インタビューを行っています。この機会に、こちらの動画アーカイブもぜひ、ご覧ください。
※2012/09/06 小林興起議員インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/29281
・5月15日(日)15:00~ 講演会「中村てつじ氏講演会」
▼元衆議院議員・前参議院議員で、以前は生活の党に所属していた中村てつじ氏が主催する講演会に、岩上さんが登壇します。場所は、中村氏の地元である奈良県生駒市。中村氏には、民主党の菅直人政権時である2011年6月3日、岩上さんが単独インタビューを行っています。この機会に、こちらの動画アーカイブもぜひ、ご覧ください。
※2011/06/03 中村哲治参議院議員インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/7748
・5月16日(月)15:00~ 高橋学氏インタビュー 第2弾
▼立命館大学環太平洋文明研究センター教授の高橋学氏に、4月17日に続き、岩上さんがインタビューを行います。今回の熊本・大分大地震は、さらなる大地震の「前兆」なのか。中央構造線や南海トラフ地震との関係について、岩上さんがじっくりとお話をお聞きします。前回のインタビューは、下記URLから動画アーカイブをご覧ください。
※2016/04/17 M7.3の熊本地震は南海トラフ地震の前兆か!? 岩上安身による立命館大学環太平洋文明研究センター・高橋学教授インタビュー!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/297447
・5月17日(火)13:00~ 横山龍寛氏インタビュー
▼参院選・福井選挙区から野党統一候補として立候補する民進党の横山龍寛氏に、岩上さんがインタビューを行います。福井県は、大飯原発、高浜原発、美浜原発、敦賀原発が立地する原発密集地域です。原発政策を中心に、参院選で掲げる政策に関して、岩上さんが横山氏に迫ります。
・5月20日(金)17:00~ 矢部宏治氏インタビュー
▼『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』がベストセラーとなった矢部宏治氏が、新刊『日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか』を5月23日に刊行します。そこで、広告連動企画として、新刊の内容について、岩上さんが矢部氏にインタビューを行います。前回のインタビューに関しては、下記URLより動画アーカイブをご覧ください。
※2014/10/13 「戦後再発見双書」プロデューサーが語る、日米関係に隠された「闇の奥」~岩上安身による『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』著者・矢部宏治氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/181723
※2014/11/02 国際社会の「敵国」であることを自ら望む日本の病 ~岩上安身による『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』著者・矢部宏治氏インタビュー第2弾
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/201949
・5月26日(木)13:30~ 春名幹男氏インタビュー 第3弾
▼1月28日、3月5日に引き続き、『仮面の日米同盟~米外交機密文書が明かす真実』の著者で、国際ジャーナリスト・早稲田大学客員教授の春名幹男氏に岩上さんがインタビューします。第3回目となる今回は、主に尖閣諸島の領有権問題について岩上さんがお話をうかがう予定です。過去2回のインタビューに関しては、下記URLより動画アーカイブをご覧ください。
※2016/01/28 「米軍は日本を守らない!」という事実が米公文書によって明らかに! 政府が日米新ガイドラインに施した翻訳上の姑息な仕掛けとは!? ~『仮面の日米同盟』著者・春名幹男氏に岩上安身が直撃インタビュー第1弾
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/284665
※2016/03/05 東アジアで5回の核戦争を起こそうとした米軍を押しとどめたのは、日本の市民の「反核運動」だった!『仮面の日米同盟』著者・春名幹男氏に岩上安身が直撃インタビュー第2弾
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/290501
・6月4日(土)15:00~ 杉尾秀哉氏インタビュー
▼参院選・長野選挙区から野党統一候補として立候補を表明している、元TBS報道局記者・解説委員の杉尾秀哉氏に、岩上さんがインタビューします。なぜ、TBS記者から政治家に転身しようと考えたのか。立候補を決断した理由や掲げる主な政策について、杉尾氏に岩上さんが迫ります。
※日刊IWJガイドの「フルバージョン」は下記URLよりご覧ください
http://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkann-20160504