高江で設置された高さ3.5メートルのフェンス!「何の根拠があってフェンスを設置しているのか」!~コラボ企画の復刻版「TALK ABOUT DEMOCRACY」Tシャツ、大好評発売中!


 はいさい! 沖縄へのエールを込めて、おはようございます。IWJ記者のぎぎまきです。

 毎日、毎日、雨や汗で洗濯機を回しっぱなしの日々が続いています。Tシャツは何枚あっても足りませんね!ということで、もうお分かりだと思いますが、そうです!IWJの新作Tシャツのご紹介です!

 大好評をいただいたTシャツ、”TALK ABOUT DEMOCRACY”シリーズが待望のリバイバル!胸元に英語で書かれた、「TALK Openly ABOUT DEMOCRACY…and CONSTITUTION for our FREEDOM and FUTURE」は、「民主主義、そして憲法について、オープンに話そう私たちの自由と未来のために」という意味。

 色は2種類、サイズは5種類と豊富で、私の小学5年生の娘でも150は十分、着こなせます!今は意味は深くわからなくても、いつか、「あぁ、あのTシャツにはあんな意味が込められていたんだな」と子どもたちが振り返ることもあるかもしれません。大人だけではなく、子どもたちへのプレゼントとしてもぜひ、ご購入ください!

※復刻版!! Tシャツ TALK ABOUT DEMOCRACY 色:ヘザーグレー・ブラック
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=256

※復刻版!! Tシャツ TALK ABOUT DEMOCRACY 色:バーガンディ・キナリ
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=257

 さて、昨日、沖縄の高江で大きな動きがありました。

 朝、午前8時30分頃、沖縄防衛局が3.5メートルの高さにもなるフェンスを約50メートル、市民の目の前で設置したのです。高江という沖縄北部の森で、高江住民を追い囲むように建設されようとしているヘリパッド、そして、それに反対する市民らの行く手を阻むためのフェンス。岩上さんは、その状況を耳にして、まるで「パレスチナみたいじゃないか」と憤っていました。

 防衛省は22日、東京で開かれた政府交渉で福島みずほ議員に「N1ゲート」裏のテントを撤去する計画があるかと問われると、「今のところない」と回答しました。しかし、昨日。沖縄防衛局が突如、N1ゲート裏テントに大挙したのです。

 ダンプカーによる資材搬入を阻止するため、市民がテントを留守にしていたタイミングを見計らったのです。機動隊と防衛局がテント前でピケを張り、住民の進入を阻止。テントを撤去することはありませんでしたが、200メートル背後で、着々とフェンス設置工事を進めていたのです。市民からは「お前らは空き巣か!」と怒号が上がりました。

 それでも機動隊や防衛局の制止を潜り抜け、市民らはフェンス工事の現場に到着。工事を止めようとスクラムを組みましたが、反対側からも機動隊と防衛省が押し寄せる事態。次々とフェンスが設置されていきました。これを書いている25日午後4時ころも、まだ工事が続いているそうです。

 国会閉会中というこの時期を狙って、なりふり構わず工事を強行する政府の横暴。高江では「戒厳令」という言葉が当然のようにささやかれるようになりました。

 市民からも、「何の根拠があってフェンスを設置しているのか」という抗議の声があがりましたが、根拠のない車両の検問も通行止めもフェンス設置も、まさに、「国民の権利を保障した憲法・法律の一部の効力を停止」する、戒厳令にほかなりません。

 「アメリカ軍様とのお約束、米国様とのお約束で、『今年中に工事をやりますよ』と。その約束を守ることを何よりも優先している。その約束があるから、法律的な根拠がなくてもやっていい、なんてことは成り立たない。日本が法治国家ならば絶対に許されないですね」

 テントの強制撤去をめぐり、小口幸人弁護士がIWJのインタビューで語った言葉です。

※「東京も沖縄も法律は同じはずなのに」〜高江のN1テントと経産省前「脱原発テント」で政府の矛盾が浮き彫りに——小口幸人弁護士インタビュー 2016.8.5
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/324738

 沖縄の異常な現状が改めてよく分かります。ぜひ、ご一読ください!