「みんなで語る『改憲への危機感』~Talk about Democracy and Constitution」、みなさまからお寄せいただいた秀逸な寄稿文を、本日もご紹介いたします!
本日は、「手足をまず切断されてから、歩く自由を与えられる」~自由業・笠置英史さんからのご投稿です!
—————
かかとを壁につけたまま前屈してみよう。
1. 前屈の自由は、保障する。(君には前屈する権利がある)
2. 前項の規定にかかわらず、踵を壁から離すことは、認められない。(ただし壁から踵を離すなよ)
自民党改憲草案では、こんな形で、基本的人権が「保障」されています。
—————
笠置英史さんでした!
自民党改憲草案は、確かに前文に「基本的人権を尊重する」と書かれてはいますが、実質的には国民より国を優先し、「国民主権」「平和主義」「基本的人権」を否定した憲法草案です。その最も分かりやすい例が、緊急事態条項。災害や内紛を口実に、内閣総理大臣がいつでも無期限に国民の基本的人権を停止することができる、「独裁条項」です。
そんな自民党改憲草案の本質を、笠置英史さんは「前屈」の命令に例えてくださいました。やってみたことのある方もいらっしゃるかもしれませんが、壁にかかとをつけたまま前屈をしようとすると…あら不思議、できないんですよね。
まさに、自民党改憲草案は「権利をあげますよ」と言いながら、実際にはその権利を行使しようとするとできない、そんな草案になっています。
みなさんなら、自民党改憲草案を何にたとえてみるでしょうか?たくさんのご応募お待ちしております!もちろん、自民党改憲草案のたとえ話でなくても、けっこうです。それぞれの思いを、どしどしお寄せ下さい!
【その他の寄稿文はこちらからお読みいただけます!】
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/feature/consti-msg-1
※投稿フォームはこちらから