~IWJ × UPLINK コラボ企画~
シネマトークカフェ vol.18 「誰も知らない基地のこと」in TOKYO[12月2日]
- 年忘れスペシャルバージョン -
このイベントは受付を終了しました
IWJが各地で行なっている、映画上映会と岩上安身のトークイベント「シネマトークカフェ」と
アップリンクさんとのコラボ企画第三弾開催決定!
2012年最後のシネマトークカフェは、映画「誰も知らない基地のこと」をベースに、
日米安保条約・『基地の抑止力』・TPPと日米関係などをテーマにお話しする予定です。
オバマ大統領が再選でTPP参加への緊張も高まり、野田佳彦首相の衆院解散表明、
都内では12月16日に衆院議員と都知事の「ダブル選」実施と、大荒れが予想される年末。
上映とトーク後には、年忘れパーティーで、楽しい時間を過ごし日々の英気を養いましょう!
世界38ヶ国、716もの基地を保持する米軍―。
さらに、駐留軍(Standing Army)は110ヶ国で展開、25万人の兵力を持つ。
軍事費はオバマ政権になった今も増幅し続け、
現在の「アメリカ帝国」を構成しているのは「米軍基地」だと言われている。
基地は帝国の象徴であり、世界における権力誇示と拡大の拠点となっている。
かたや、米国内に外国の軍事基地は存在しない。
軍事力強化を正当化するため、常に新たな敵を探し続ける米国。
巨大な駐留軍維持のために加担する、軍産複合体。
これらは今やほとんど制御不能に陥っている。
基地を受け入れた国は、米国の干渉により、国家としての様々な統治権を失っていく。
紛争地・基地の周辺地域から寄せられる声は、
米国の覇権に立ち向かうことがいかに困難であるかを示すとともに、
戦争の脅威を世界に警告している。
基地反対運動を続ける人々の切実な訴えに、私たちはどう応えていけるのか―。
世界に散在する基地問題の全てが集約していると言われる沖縄。
この夏、IWJはオスプレイ普天間配備問題を特集を組んで中継し続けました。
現在進行形で繰り広げられている沖縄の抵抗。
そして領土問題によって反目させられる日中関係。
そこに漁夫の利を見出す米国。
米国の軍事戦略の意図を紐解きながら、岩上安身が皆さんに解説いたします。
■日時 12月2日(日)
開 場 16:30~
第1部 17:00~ 映画上映
第2部 18:30~ 岩上安身アフタートーク
懇親会 20:00頃~ @UPLINK内カフェレストラン「Tabela」
■場所 渋谷アップリンク(〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル)
■定員 70名
■参加費 第1部・2部 2,000円 / 懇親会 2,000円(ドリンク別・ワンドリンクオーダー制)
■お申込
受付を終了しました
<上映映画紹介>
「誰も知らない基地のこと」
監督: エンリコ・パレンティ&トーマス・ファツィ
(2010年/イタリア/74分)
配給:アンプラグド
映画の公式HPはこちら
沖縄返還から40年を迎えた2012年
日本の将来はこの問題とどう向き合うかにかかっている
連日、国内のメディアを騒がせている普天間基地移設問題。
だが世界に目をやれば、基地問題は日本だけの問題ではない。
現在、世界の約40カ国に700箇所以上の米軍基地が存在する。
なぜ、戦後60年以上過ぎても基地をなくすことができないのか?
本作は2007年にイタリアで起こった基地拡大への反対運動をきっかけに、
イタリアの若手監督2人がその謎を探る旅に出て制作したドキュメンタリー。
主な取材地はビチェンツァ(イタリア)、ディエゴ・ガルシア(インド洋)、普天間(沖縄)。
基地の騒音や兵士が起こす事故に苦しむ住民と専門家への取材を通じ、
あまりに横暴な米軍と膨らみ続ける軍産複合体の真実を暴いていく。
折しも今年5月に沖縄返還から40年を迎えた日本。
一国の存在意義を揺るがす重要課題でありながら、
国民全員がその実態を把握しているとは言い難い沖縄基地問題。
本作はその入門編としても最適でありすべての日本人が必見の内容です。
★現在、IWJとアップリンクさんとのコラボ、連続企画中です。
今後も続々と、今まであまり日本では公開されてこなかった作品を
岩上のトークとともに上映予定です。お楽しみに!