IWJジャーナル・会員版「財政危機に、岩上安身は役員報酬を今期70%削減とする背水の陣! 中小企業倒産防止共済も解約! 緊急のご支援をお願いします!!」2026.11.3号~No.4806

┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに~前期第16期の決算をご報告いたしました! 2期連続の赤字となってしまいました。今期第17期の10月は、1日から30日までで39件、159万4900円のご寄付をいただきました! この金額は、月間目標額350万円の45.6%に相当し、目標額には190万5100円足りませんでした! この財政危機に、岩上安身は自らの月額33万円の役員報酬を今期70%削減とする背水の陣! 中小企業倒産防止共済も解約! IWJが存続できなくなるかもしれません! 年会費をいただく制度も月会費だけにさせていただきます! どうぞ皆様、IWJを月会費とご寄付で緊急のご支援をお願いします!!
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┠■<重要なお知らせ>ブラストメールがサービスを一時停止しているため、『IWJジャーナル』『IWJジャーナル号外』『情報リサーチ』を、現在、一斉メールで送れなくなっていることをご了承ください。『IWJジャーナル』『IWJジャーナル号外』は、ウェブ版で御覧ください。ご迷惑をおかけしますが、ブラストメールは【11月11日頃】のサービス再開を目指して対応中です!
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┠■IWJは、市民の皆様お一人お一人の会費とご寄付・カンパで運営しています。10月のご寄付者様のご芳名を、感謝を込めて順次掲載させていただきます! IWJの経済危機に手を差し伸べてくださった皆様、誠にありがとうございます!
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┠■フランスから始まった暴動は、イタリア、ドイツ、ポルトガルにも飛び火! 10月30日のイタリアのデモは、60以上の都市で、参加者数は主催者側が100万~150万人、内務省は25万5000人と発表! ドイツではデモに参加したイスラム系若者にドイツ人記者が直撃取材!「俺達はただ店を略奪するだけだ。俺達は警察と戦うんだ」!「いや違う、俺達は俺達の権利を行使しているんだ。学校のこととかで参加してるんだ」! フランスでは、大統領選でぼろ負け確定の中道派、マクロン政権が、ブラック・ブロックを意図的に放置し、暴動の拡大を許しているという批判も!? パレスチナ解放運動にはマイナスも!!
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┠■【本日のニュースの一撃!】
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┠■【第1弾! 英国の公共放送『BBCニュース』が100人超の人員削減! テレビ2チャンネルとラジオ1チャンネルも閉鎖し、オンライン配信へ】BBCグループは2年間で5億ポンドの経費を削減し、2000人を削減へ!(『BBC』10月20日ほか)
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■はじめに~前期第16期の決算をご報告いたしました! 2期連続の赤字となってしまいました。今期第17期の10月は、1日から30日までで39件、159万4900円のご寄付をいただきました! この金額は、月間目標額350万円の45.6%に相当し、目標額には190万5100円足りませんでした! この財政危機に、岩上安身は自らの月額33万円の役員報酬を今期70%削減とする背水の陣! 中小企業倒産防止共済も解約! IWJが存続できなくなるかもしれません! 年会費をいただく制度も月会費だけにさせていただきます! どうぞ皆様、IWJを月会費とご寄付で緊急のご支援をお願いします!!

 IWJ代表の岩上安身です。

 前期第16期の決算を、ご報告させていただきました。残念ながら、1274万8000円の赤字となり、2期連続の赤字となってしまいました。

※今年7月末が会期末だった前期第16期の決算をご報告させていただきます。第16期は残念ながら1274万8000円の赤字となってしまいました。前々期と、2期連続の赤字です。今期第17期こそ、赤字転落をまぬがれますよう、一層のご支援をよろしくお願いいたします!(IWJジャーナル、2026年10月30日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20261030#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/55796#idx-1

 11月が始まり、今年8月にスタートしたIWJの今期第17期も4ヶ月目になりました。

 今期がスタートして、8月、9月、10月とも、ご寄付は、月間目標額に未達でした。

 10月は、1日から30日までで39件、159万4900円のご寄付をいただきました。この金額は、月間目標額350万円の45.6%に相当し、月間目標額には190万5100円足りませんでした。ご寄付をくださった皆様、誠にありがとうございました。

 11月こそ、目標額達成をめざしたいと切実に願っています! どうぞ、緊急でさらなるご支援をよろしくお願いいたします!

 私、岩上安身は今期、月額33万円の自らの役員報酬を70%削減し、背水の陣で臨んでおります!

 また、IWJでは最後に残った唯一の積み立て保険、中小企業倒産防止共済を解約することを決めました。戻ってきたお金は、概算ですが300万円強。これを全額、IWJの運営費に充当します。あとはもうセーフティーネットはひとつも残されていません。

 これでなお、前期や前々期のように赤字となるようであれば、今期の途中でも、会社をたたむしかありません。

 また、会員数も、過去最低の水準となっています。10月30日時点での一般会員数は822人、サポート会員は516人でした。

 多くの方が、脱会の際、メールをくださるのですが、そのほとんどが生活苦を訴えるものであり、インフレ等で会員を続けられないことを申し訳ないと言われるものばかりです。今の日本の一般市民の生活の現状がひしひしと伝わってきます。

 会費とご寄付・カンパは、IWJの活動を支える収入の2本柱です。どちらか一方、あるいは両方が傾くと、IWJの活動はいくら志があっても物理的に続けられなくなります。会費が現在、月に150万円、ご寄付も月に150万円程度と予測値を入れると、今期の途中でキャッシュフローが尽きてしまう計算となります。

 今年の6月の月末には、IWJのキャッシュフローが底を突きかけてきたため、私、岩上安身が個人的に300万円、急遽、工面して、会社に貸しつけることとなりました。

 こうした赤字は、これまでも岩上安身個人の私財を投じてカバーしてきました。しかし、このまま日毎に増えてゆく赤字を、私の私財で、ずっと埋め続けてゆくことはできません。

 これまでつなぎ資金が不足するなどして、経営が危機に陥った時に、私、岩上安身がIWJに貸しつけたお金のうち、会社から返済されていない金額の累積の残高がまだ残っており、前記の新たな貸付金300万円を含めて、貸付金残高は、合計で1100万円となります。

 また、コロナの時の特例で自治体が利子を補助してくれて、無利子で金融機関から借りたお金も返済し続けており、あと返済が約1140万円残っています(こちらは毎月返済しているので、現時点では1140万円となっています)。

 金融機関からの借り入れは、会社がつぶれようが、待ったなしで返し続けなければいけません! 保証人は、岩上安身個人となっています。IWJの活動を停止し、会社を清算するとなると、全額、私個人が返済しなければなりません。

 つまり2240万円もの借入金が、まだ残っており、それが最終的には私、岩上安身個人の肩にのしかかってくる、ということです。

 さらに、連日お伝えしている通り、IWJのサイトのサーバー運営を委託している会社(W社)が、「9月末にサーバーサービス事業を廃止する」と通知してきました。

 大急ぎで複数社に見積もりを出してもらい、B社にお願いすることにしました。すでに着手金として、138万6000円、振り込んでおり、実作業に取りかかってもらっています。10月も検証作業が続いており、残金138万6000円は10月末の支払いとなっています。

 さらに、会員向けの動画をアップしているプラットフォームであるVimeoが、年に1回の請求を求めてきているのですが、値上げと円安(海外のプラットフォームなのでドル建てです)のため、約150万円もの金額となっています。12月末までに支払わないと、会員向けの動画が見られなくなってしまいます。

 こうした、新たなサーバーへのデータの引っ越し代やVimeoの料金まで含めると、個人としては、とてもではありませんが、背負いきれません!

 そうした現状に鑑み、現在、年会費として前払いしていただくサービスも行ってきましたが、いつ会社をたたむことになるかわからないので、責任がもてません。9月末をもって、年払い制度はやめ、すべて月額払いとさせていただくこととしました。どうぞIWJの窮状をご理解いただき、月額払いへのお切り替えにご協力とご承知おきいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

 それでも、この狂気に支配された歴史的な危機の時代に、IWJとして皆様にお伝えしたい正しい情報は山ほどあります!

 未来の見通しを見誤るような、「正常化バイアス」やイスラエル・ロビーのような「タブー」の存在に頑として触れないオールド・メディアの「認知バイアス」のかかったいびつな分析・情報・報道・論評が、日本では多すぎます!

 このバイアスはオールド・メディアだけでなく、政府発表も、有識者や知識人、アカデミズム、「ニュー・メディア」であるはずの時事問題系YouTuberやインフルエンサーの多くも、再生回数稼ぎのためのプロパガンダの焼き直しばかりで、ごく一部の例外をのぞいては同様です。

 そうした「認知の歪み」をただす、カウンターの情報を、こんなに困窮している状況でもなお、IWJは伝え続けていかなければならないと思っています!

 弱音ばかり吐いているようですが、闘志はなえていません! エネルギー問題の専門家であるJOGMECの原田大輔氏と、『おそるべき「中国一強」時代』の著者である、拓殖大学教授の富坂聰氏への連続インタビューにすでに取りかかっています! また、インタビューゲストを招かず、単独でニュース解説、特に核問題について深堀りする動画も近々、アップする予定です! ご期待してください!

 一方で我々IWJ内部で、日々、ベーシックなリサーチ情報を共有しているのですが、その多くがジャーナルやインタビュー動画などでアウトプットできていないので、もったいないため、IWJ会員の方々への新たなサービスとして、提供していくことにしました。

 日本のマスメディアが取り上げていない情報も多いので、日本国内、世界情勢のどちらも、正確に知るにあたり、有益であろうと思います。

 最近は新NISAなどの普及により、個人投資家の方も激増しています。成人男女の約3割が、新NISAを利用し、非課税枠を使って資産運用しているようです。

 しかし、日本と世界の正確な情報を知ることを抜きにして、仕事も、投資も、資産の形成や維持もままなりません。思い込みや感情まじりのイデオロギーに左右されない情報は、誰にとっても生命線です。IWJのリサーチ情報リポートを、ぜひ、多方面にお役立てください。

 非会員の方も、IWJへの会員登録を、ぜひともご検討ください。

 どうぞ皆様、IWJの存続のために、有料会員の登録、休会している方は、会費の納入による再開、そしてご寄付・カンパによる緊急のご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします!

 岩上安身 拝

※会員の再開、新規会員登録はこちらからお願いします。ぜひとも、皆様、会員となって、お支えください!!
(会員登録済みの方)
https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php
(新規会員登録の方)
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です(各金融機関ごとに口座名が非統一ですが、どれも、各銀行の仕様に従ったもので、間違いではありません)。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 なお、YouTubeの登録と、高評価ボタンのプッシュもよろしくお願いいたします! 好評価ボタン、SNS上での拡散、温かいコメントも、どうぞよろしくお願いします!

※Movie IWJ
https://www.youtube.com/@IWJMovie

 なお、動画の告知など、大事なお知らせのためにも、以下のSNSのアカウントを登録しておいてください!

※岩上安身のXのアカウント
https://x.com/iwakamiyasumi

※岩上安身のフェイスブック
https://www.facebook.com/iwakamiyasumi/

※岩上安身のインスタグラム
https://www.instagram.com/iwakami.yasumi/channel/

※IWJのXのアカウント
https://x.com/iwakami_staff

※IWJのフェイスブック
http://facebook.com/iwj.jp/

※IWJのインスタグラム
https://www.instagram.com/iwj_jp/

■<重要なお知らせ>ブラストメールがサービスを一時停止しているため、『IWJジャーナル』『IWJジャーナル号外』『情報リサーチ』を、現在、一斉メールで送れなくなっていることをご了承ください。『IWJジャーナル』『IWJジャーナル号外』は、ウェブ版で御覧ください。ご迷惑をおかけしますが、ブラストメールは【11月11日頃】のサービス再開を目指して対応中です!

 IWJのメールマガジン『IWJジャーナル』『IWJジャーナル号外』『情報リサーチ』の配信に使用しているメールサーバー会社「ラクスライトクラウド(ブラストメール)」が、AIを利用したサイバー攻撃を受けました。

 ブラストメールがサービスを一時停止しているため、『IWJジャーナル』『IWJジャーナル号外』『情報リサーチ』は、11月2日現在、一斉メールで送れなくなっています。

 ブラストメールのサービス再開まで、『IWJジャーナル』『IWJジャーナル号外』『情報リサーチ』は、ウェブ版で御覧ください。

※『IWJジャーナル・会員版』
http://iwj.co.jp/wj/member.old/
※ログインが必要です

※『IWJジャーナル・非会員版』
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/category/guide

※『IWJジャーナル号外』
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/series/twilog

 現在、ブラストメールからは、「【11月11日頃】のサービス再開を目指して対応中ですが、今後の調査進捗や検証状況により日程が前後・変動する可能性がございます」との報告を受けています。

※【重要】ブラストメールの緊急停止および個人情報漏えいに関するお詫びとご報告
https://info.blastmail.jp/information_20261021.html

 情報が更新され次第、IWJウェブサイトや岩上安身のXアカウントでお知らせします。御迷惑をおかけして、申し訳ありませんが、何とぞご了承ください。

※岩上安身のXのアカウント
https://x.com/iwakamiyasumi

※<IWJより重要なお知らせ> 2026.10.23
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/533204

■IWJは、市民の皆様お一人お一人の会費とご寄付・カンパで運営しています。10月のご寄付者様のご芳名を、感謝を込めて順次掲載させていただきます! IWJの経済危機に手を差し伸べてくださった皆様、誠にありがとうございます!

 10月は159万4900円のご寄付・カンパをいただきました。ご寄付をくださった皆様、本当にありがとうございます。

 ここに感謝のしるしとして、掲載の許可をいただいた方15名様につきまして、お名前を掲載させていただきます。また、弊社ホームページにも掲載させていただくと同時に、X(旧ツイッター)、フェイスブック等のSNSにて告知させていただきます。

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T.M. 様
K.A. 様
T.N. 様
Y.O. 様
マツモト ヤスアキ 様
水野 博 様
Y.N. 様
Y.S. 様
K.O. 様
H.F. 様
塩川 晃平 様
松本益美 様
SHIN SAHARA 様
金 盛起 様
久保薫 様

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 皆様、物価高の中、誠にありがとうございました。

 いただいたご寄付は、大切に、また最大限有効に活用させていただきます!

 今後とも、ご支援をよろしくお願い申し上げます!

■フランスから始まった暴動は、イタリア、ドイツ、ポルトガルにも飛び火! 10月30日のイタリアのデモは、60以上の都市で、参加者数は主催者側が100万~150万人、内務省は25万5000人と発表! ドイツではデモに参加したイスラム系若者にドイツ人記者が直撃取材!「俺達はただ店を略奪するだけだ。俺達は警察と戦うんだ」!「いや違う、俺達は俺達の権利を行使しているんだ。学校のこととかで参加してるんだ」! フランスでは、大統領選でぼろ負け確定の中道派、マクロン政権が、ブラック・ブロックを意図的に放置し、暴動の拡大を許しているという批判も!? パレスチナ解放運動にはマイナスも!!

 フランスから始まった暴動はイタリアへ飛び火し、ドイツやポルトガルにも広がりました。

 イタリアでは、10月17日から18日、ミラノで暴動・略奪がありました。

 生活費高騰に抗議するデモの周辺で騒乱が10月17日に始まり、翌日にも続きました。

 若者の集団が商店やスーパーの窓を割って略奪し、警察に石や瓶、発炎筒を投げたとされています。

 10月19日付『ANSA』の以下の報道では、200人以上が身柄を拘束され、その約80%が未成年でした。

 「ジョルジャ・メローニ首相は月曜日(10月19日)、治安当局の幹部達との会議を開いている。

 ミラノで、多くがフードをかぶり、黒い服を着た若者達による暴動が、2日間続き、被害額が5億ユーロ(約880億円)を超えると推計されたことを受けたものだ。

 騒乱は土曜日(10月17日)、生活費高騰の危機に抗議するデモの周辺で始まり、日曜日(10月18日)も続いた。若者達の集団が商店やスーパーに群がり、窓を割り、店内を荒らして略奪を繰り返した後、素早く散り散りになった。

 若者達は、警察とも衝突し、石や瓶、発炎筒を投げつけた。

 200人以上が拘束され、その80%が未成年者だった。

 フランスで起きている暴力行為に似たこの暴動に先立ち、金曜日(10月16日)にはイタリアの高校生達による反政府抗議行動があり、複数の都市で暴力的な事態に発展していた」。

※Meloni chairing security meeting after youth riots in Milan(ANSA、2026年10月19日)
https://www.ansa.it/english/news/politics/2026/10/19/meloni-chairing-security-meeting-after-youth-riots-in-milan_6abc1d95-63cc-45e7-8783-909982638fd8.html

 10月30日には、全国的なゼネストと一部都市での衝突がありました。

 労組USBが呼びかけ、学生、労働者、年金生活者、住宅運動やパレスチナ連帯の参加者らが、生活費高騰、軍備増強などに抗議しました。

 60以上の都市で行動があり、参加者数は主催者側が100万~150万人と多く見つもり、内務省は25万5000人と少なめに発表しています。

 大部分のデモは、平和的に行われましたが、上記の通り、フランスでのデモと同じく、ブラック・ブロックのような暴徒の集団が、略奪や犯罪行為に及びました。

※Cortei di studenti e lavoratori in 60 città, tensioni a Roma e Torino(ANSA、2026年10月30日)
https://www.ansa.it/sito/notizie/cronaca/2026/10/30/cortei-di-studenti-e-lavoratori-in-60-citta-tensioni-a-roma-e-torino_a01576fd-7a47-4585-8b60-c9e676a5c213.html

 トリノの10月30日のデモでは、250人以上の身元を確認し、12人を刑事告発したとトリノ警察は発表しています。

※Torino: manifestazioni del 30 ottobre, oltre 250 identificati e 12 denunciati(トリノ警察、2026年10月31日)
https://questure.poliziadistato.it/it/Torino/articolo/6886ae5e50eee918398804211

 ドイツでは、10月31日、運動体「Z世代が取り仕切る」(Gen Z regelt)が主催し、ベルリン、フランクフルト、ミュンヘンなど34都市で、デモが行われました。

 ドイツ全国でのデモ参加者は、主催者発表で約12万人(ベルリン約5000人、フランクフルト約8000人、ミュンヘン約5000人)です。

 ※Was bleibt vom Protest? Wie geht es weiter?(ターゲスシャウ、2026年11月1日)
https://www.tagesschau.de/inland/gesellschaft/demonstration-protest-genz-100.html

 運動体「Z世代が取り仕切る」は、以下の6つの要求をウェブサイトに掲げています。

・予算削減ではなく、学校、依存症支援、心理療法に資金を。
・無理なく暮らせる生活を。人々の不安を最優先の議題に。
・若い世代への支出を削るのではなく、負担を公平に分配すること。
・徴兵制に反対。私達抜きに、私達の未来を決めさせない。
・監視をますます拡大するのではなく、基本権を守ること。
・私達に未来があるよう、今こそ徹底した気候保護を。

※「Z世代が取り仕切る」公式ウェブサイト、(2026年11月2日閲覧)
https://genz-regelt.de/#forderungen

 この要求は、フランスのデモの要求とほとんど同じです。

 そして、繰り返しになりますが、暴動も略奪も犯罪も、フランスと同じように起きています。

 ドイツ最大のデモが行われたフランクフルトでは、警察が、11月1日(日本時間、以下同じ)、X(旧ツイッター)に以下のようにポストしています。

 「暴力的衝突が、引き続き発生している。

 市内中心部では、複数の店舗のガラスが割られている。

 さらに、消防車や警察車両に向かって火炎瓶が投げつけられている。

 関係のない方々には、市内中心部を避けるか、速やかに立ち去るようお願いする」。

※フランクフルト警察のXへのポスト(2026年11月1日)
https://x.com/Polizei_Ffm/status/2116629319883649209

 フランクフルトでの店舗の略奪の様子は、複数のXのポストで確認できます。

 ニュースサイト『Visegrad24』は、11月1日、以下のように映像とともに、Xにポストしています。

 「ドイツ、フランクフルトで店舗の略奪が始まった。

 若い第1世代および第2世代の移民達が、街中で店舗を襲撃している」。

※@visegrad24(2026年11月1日)
https://x.com/visegrad24/status/2116635751836160349

※ここから先は【会員版・中略】とさせていただきます。御覧になりたい場合は、ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して御覧ください! 会員へのご登録はこちらからお願いいたします。緊急のカンパもお願いします!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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 グザヴィエ・ローフェ氏は、ブラック・ブロックを逮捕しない理由を、「ヌニェス内相も、マクロン陣営も、ルコルニュ首相も、ダルマナン司法相も、皆、無能」だからと考えています。

 しかし、マクロン政権は、ブラック・ブロックを意図的にか放置し、暴動の拡大を許しているという見方も現地では出ています。

 10月25日に、岩上安身のインタビューを受けたフランス人のブノワ・パレ氏は、次のような仮説を語っています。

 「現在、実際に権力を握っている中道勢力は、この状況(決選投票に進むのはルペンとメランショで、中道勢力は姿を消す)を見て慌てています。権力を失うことを恐れているのです。追い詰められ、敗北するくらいなら混乱を引き起こす方を選ぶのではないか、という見方があります。

 人々が語っている仮説の一つは、情勢があまりに悪化したことを理由に、マクロンが選挙を中止し、権力の座にとどまるかもしれない、というものです。

 極端なシナリオですが、多くの人がそれについて語っています。憲法には第16条という条項(緊急事態条項)もあり、深刻な危機の際、大統領が全権を掌握できるとされています」。

 パレ氏が紹介したフランス現地で語られている人々の憶測では、暴徒と渾然一体となっている左派の評判が落ちるのを待って、中道は大統領選で第2位をキープし、1位確定的なルペンとの決選投票に持ち込もうと画策しているとか、最悪の場合、大統領権限による緊急事態宣言を発令して、大統領が全権を握ろうとするだろう、というものです。

 このインタビューは、近日中に配信を予定しています。

 こうした欧州のデモの参加者達は、教育環境の改革だけでなく、エネルギー価格上昇の原因であるウクライナ戦争への反対や、パレスチナ解放をテーマとして掲げますが、イラン戦争への反対については、現在のエネルギー危機とインフレの根本原因の一つであるにも関わらず、今のところ正面から取り上げていません。

 しかし、米国の中間選挙終了後に、米軍とイスラエル軍がイランに対する攻撃を再開し、再びホルムズ海峡が封鎖されてしまえば、中東からの石油供給が途絶えることは避けられません。

 経済危機の深化とともに、欧州の暴動はますますエスカレートするのではないかと懸念されます。

 何よりも、極右や「ウルトラ左翼」を含む左派と、パレスチナ解放運動にとって、自発的に暴徒と明確に一線を画すことがなかったことは、「革命的暴力」を気取った、大きな失敗だったといえるでしょう。

 1960~70年代の日本の新左翼の運動が暴力化して、市民の共感を失い、自滅していった、その同じコースをたどりつつあるように思われます。

 ムスリムに対する構造的な差別は逆に強化され、分断は深化しかねません。

 約半世紀以上前、新左翼の学生運動はゲバルト学生と、ドイツ語で「暴力」を意味する言葉で形容されました。再びあのドイツ語の「ゲバルト」という言葉も復活してしまうかもしれません。

 そうした左派の自滅は、パレ氏の言葉通り、すっかり支持を失っていたEUとグローバリストの利益を代弁する「中道」を浮上させてしまう皮肉な結果をもたらしてしまうかもしれません。

 近日中公開のインタビューをぜひ、御覧になってください。

■【本日のニュースの一撃!】

■【第1弾! 英国の公共放送『BBCニュース』が100人超の人員削減! テレビ2チャンネルとラジオ1チャンネルも閉鎖し、オンライン配信へ】BBCグループは2年間で5億ポンドの経費を削減し、2000人を削減へ!(『BBC』10月20日ほか)

 10月20日、英国の公共放送『BBC(英国放送協会)』は、「財政難のため、2027年春までに、『BBCスコットランド』と『BBCスリー』の2つのテレビチャンネルと、『ラジオ4 エクストラ』のラジオチャンネルを終了する」と発表しました。それぞれのチャンネルは、BBC iPlayerなどのオンラインサービスに継承されます。

 『BBC』は、1922年に英国放送会社として設立された、世界最大規模の公共放送局です。総従業員数は2万2000人です。1922年にラジオ放送会社として発足し、1927年に王立憲章(ロイヤル・チャーター)にもとづいて、公共放送となりました。

※BBC(Wikipedia、2026年11月2日閲覧)
https://en.wikipedia.org/wiki/BBC

 『BBC』の公式プレスリリースは、『BBC』公式サイトの「メディア・センター」に掲載されています。

 「『BBC』は、『BBCスリー』、『BBC スコットランド』、『BBC ラジオ4 エクストラ』の地上波放送サービスを、2027年春に終了することを正式に発表した。

 『BBC』は、組織が直面している継続的な財政的圧力のため、厳しい決断を下す必要があり、2028年までに5億ポンド(約1055億3750万円)の経費削減を実現しなければならない。

 本日の変更は今朝、職員に発表された。その内容は以下の通り。

 『BBCスコットランド』は、引き続きiPlayerのチャンネルとして視聴が可能である。

 また、スコットランドでは『BBCワン』と『BBCツー』でも、コンテンツが視聴できる。

 『BBCスリー』の番組は、若年層向けコンテンツへの投資拡大に支えられ、BBC iPlayerや、YouTubeなど、他のプラットフォームでも視聴可能になる。

 『ラジオ4 エクストラ』の番組は『BBC サウンズ』で、『ザ・デイリー・サービス』は『BBC サウンズ』と地元のラジオで放送される。

 『BBC』のマット・ブリティン局長は、変更内容を説明する職員宛ての社内文書の中で、『差し迫ったコスト圧力に対応し、変化する世界に向けて「BBC」を再構築するにあたり、視聴者のためにあらゆる資金を最大限に活用する必要がある。そのためには厳しい選択を迫られることは、誰もが承知している』と述べた」。

 『BBC』は、経費節減のために、今後2年間で5億ポンドの経費を節減し、全体で約2000人を削減する方針です。

※BBC announces next phase of savings including the closure of linear broadcast services(BBC、2026年10月20日)
https://bbcinsight.pages.dev/mediacentre/2026/bbc-announces-next-phase-of-savings-linear-broadcast-services/

 『BBCニュース』は、100人以上の人員削減を発表しました。

 『AFPBB』は10月21日付で、独自に入手した文書から、『BBC』のニュース部門トップのレイチェル・ジャップ氏が、社内向け文書で「差し引き100人強のポストを廃止する」と発表した、と報じました。

 ジャップ氏は、『BBC』全体で経費節減のため約2000人を削減する計画の一環だと説明しています。

 ジャップ氏は、今回の人員削減によって、550万ポンド(約11億円)の経費を節減できると説明しました。

※英公共放送BBC、100人超の人員削減へ テレビ2チャンネルも閉鎖(AFPBB、2026年10月21日)
https://www.afpbb.com/articles/-/3658701

 『BBC』グループ全体の年間収入は、英国の家庭から徴収されるテレビ受信料、番組販売などの商業収入、政府助成金などで構成されています。

 英国下院によると、2024年度(2024年4月から2025年3月)の『BBC』グループの総収入は59億ポンド(約1兆2485億円)でした。そのうち、受信料収入が約38億ポンド(約8040億円)、商業収入などが約21億ポンド(約4433億円)でした。

 受信料収入を支払ったのは2300万件以上ですが、不払いの世帯は360万世帯で、全体の12.5%(2023年度は12.04%)まで増加しています。『BBC』は、不払いによって11億ポンド(約2312億)の収入を失っている計算です。

 若者世代の51%しか「『BBC』が自分達の意見を反映している」と感じておらず、『BBC』サービスの全体的な利用は他の年齢層よりも著しく低くなっており、若者の『BBC』離れが進んでいます。

 グローバルなストリーミングプラットフォームやソーシャルメディアの登場によって、視聴者のメディア習慣がますます細分化され、選択肢がほぼ無限にあるため、『BBC』は、「『BBC』がエンゲージメントを維持することが難しくなっている」と指摘しています。

 『BBC』は2024年度、受信料徴収に、受信料収入の4.3%にあたる1億6600万ポンド(約351億円)を投入し、2023年度の37億ポンド(約7829億円)から1億ポンド(約211億円)受信料収入を増加させましたが、その効果は限定的です。

 『BBC』グループは商業的収益の増加に力を入れており、2023年度の19億ポンド(約4兆198億万円)から、2024年度は22億ポンド(約4644億円)へと3億ポンド(約634億円)増加させ、「記録的な売り上げ」を達成しました。

※BBC Accounts and Trust Statement 2024–25(UK Parliament, 2025年11月21日)
https://publications.parliament.uk/pa/cm5901/cmselect/cmpubacc/1230/report.html

 『BBC』グループの総収入は、2020年度の49.43億ポンド(約1兆461億円)から(2024年度にマイナスを記録するも)、徐々に拡大して2025年度は59.62億ポンド(約1兆2614億円)まで増加していますが、これは近年の激しい物価上昇を調整していない数字です。

 上記『AFPBB』は、「『BBC』の主な財源である受信料収入は、2017年以降、インフレ調整後の実質ベースで約25%減少している」と指摘しています。

 『BBC』グループによると、2025年度は59.62億ポンド(約1兆2614億円)の収入がある一方、総運営費は60.46億ポンド(約1兆2796億円)、税金などを含めると1.21億ポンド(約256億円)の赤字となっています。

 2024年度は1.12億ポンド(約238億円)の赤字でした。

 『BBC』グループの流動負債の総額は、2025年3月31日時点で16.31億ポンド(約3452億円)に達しています。

※Consolidated expenditure statement for the year ending 31 March 2026(BBC、2026年11月2日閲覧)
https://bbcinsight.pages.dev/aboutthebbc/annualreport2025-2026/consolidated-balance-sheet/

★世界最大規模の公共放送『BBC』も経営に苦しんでいます。日本にとっても、まったく他人事ではありません。

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 テレビ・ラジオ全盛の時代を築いてきた『BBC』も、デジタル化の波に追いつこうと必死です。総従業員2万2000人のうち2000人を削減し、50億ポンド(約1兆514億円)から60億ポンド(約1兆2690億円)の予算から5億ポンド(約1051億円)をカットするのですから、1割の縮小です。

 若い世代のテレビ・ラジオ離れは、英国でも顕著です。オンラインで時間を問わず、手軽にニュースを探すことができますし、主流メディアとは違う情報を得ることもできます。

 一方で、動画を見ていると次から次へと情報が注ぎ込まれてくる環境は「選択肢がほぼ無限にある」といえば「前向き」ですが、AI動画の短いドラマや可愛い動物の動画を見ることに時間が費やされて、気がつけば深夜になっていたという経験をした人も少なくはないでしょう。

 コンテンツなどの商業収入が伸びているのは救いですが、受信料収入から商業収入にその軸足が移り、新聞・テレビ・ラジオからオンラインサービスに移行していく時、「公共放送」の質も変わって行かざるを得ません。(IWJ)

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