日刊IWJガイド「『饗宴VI』大盛況!!お越しいただいた皆さま、ありがとうございました! 本日13時から『安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合』結成記者会見を録画配信~ 今日は『冬至』、ゆず湯で心も身体もほっと一息 2015.12.22日号~No.1195号~


■■■ 日刊IWJガイド「『饗宴VI』大盛況!!お越しいただいた皆さま、ありがとうございました! 本日13時から『安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合』結成記者会見を録画配信~ 今日は『冬至』、ゆず湯で心も身体もほっと一息 2015.12.22日号~No.1195号~ ■■■
(2015.12.22 8時00分)

 おはようございます! IWJのぎぎまきです。

 12月20日に迎えた「饗宴VI」は300人以上の方にお運びいただき、おかげ様で盛況のうちに終了しました。会場にお越しいただいた皆さま、ご来場ありがとうございました。

 今年の饗宴はIWJ5周年とあって、岩上さんの元で丸5年働いてきた私にとってもこの数年を振り返ることができた貴重な機会となりました。第1回目から比べるとイベントの規模は拡大し、登壇する先生方の人数も増え、IWJは本当に沢山の方に支えられてここまで成長してきたんだなぁと、改めて感謝で一杯になりました。

 今年も、参加者の皆さんの熱量は高く、日本がこれから迎える時代に対する危機感と、これからを担う世代に少しでもいい社会を残せたらという祈りのような気持ちが伝わってきました。「頼りにしてますよ! これからもがんばって下さい」という激励を多くの方から頂戴しました。ありがとうございます!

 第一部のシンポジウムは、11時30分からたっぷり18時30分まで、15人のパネラーの先生方が勢揃い。第二部のパーティーでは、パネラーの皆さんの他、拉致被害者家族連絡会の元副代表、蓮池透さんや生活の党の山本太郎参議院議員も急遽参加し、肩の力が抜けた雰囲気の中、会場は笑いに包まれる場面が何度もありました。

 スタッフとして大変嬉しいことの1つは、饗宴という場で、参加者の皆さん同士が出会い、言葉を交わす姿を見ること。そして、つながりあい、笑うことで、未来に少し絶望していた心が明るくなったり、前を向いてがんばろうという勇気を少しでも持ち帰ってもらえることです。

 現実を知ることはとても大事ですが、その現実を生き抜くために必要なのが希望や笑いだとすれば、「饗宴」はその全てが詰まっているかもしれません。参加したくてもできない方も大勢いらっしゃると思います。「饗宴VI」は、近々DVDにまとめ、販売いたしますので、ぜひご購入ください! ご来場いただいた皆さまも、ぜひ復習を兼ねてお手に取っていただければと思います。販売日が決定したらこちらのガイドで告知しますので、お楽しみに!

 「饗宴VI」が無事に終わり、スタッフ一同、ほっと安堵している所ですが、2015年、まだ残り9日あります。今日も明日もまだまだ発信を続けますので、引き続き、IWJにご注目くださいね!

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今日もIWJの記者スタッフが入れ替わりでガイドに登場します。まずは、原佑介記者から「饗宴VI」の翌日にIWJ事務所にお越しいただいた元宜野湾市長・伊波洋一氏のインタビューについて報告してもらいます!

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■エアシーバトル構想はもはや古いのに、日本政府の頭は「時代遅れ」 岩上さんによる元宜野湾市長・伊波洋一氏インタビューは必見!

 おはようございます! 原です! 皆さん、饗宴ではお世話になりました! ありがとうございました!

 「饗宴VI」のテーマ2《違憲の「戦争法」強行可決から「明文改憲」による緊急事態条項導入へ ~属国のファシズムを阻み、立憲民主主義を救い出せるか》にご登壇いただいた伊波洋一・元宜野湾市長に、昨日、岩上さんが単独インタビューしました!

 インタビューで伊波さんは、「琉球処分」などの沖縄の歴史を振り返りつつも、やはり米軍の対中軍事作戦「統合エアシーバトル構想」に言及されていましたが、このお話は、何度聞いても身の毛がよだつ思いです。

 米国防総省は過去15年間で24回以上も米中戦争シミュレーションを繰り返してきましたが、それらの軍事作戦の中には、日本による集団的自衛権行使が「絶対条件」として組み込まれているというのです。もちろん、この戦争計画は、米国の国益のために立案されたもので、日本の国益のために考えたものではありません。

 米国は日本の参戦を最初からシナリオに組み込んでおり、日本による対米支援が対中戦争の絶対条件で、かつ、日本国土での戦闘を想定しています。ある試算では、最初の2週間の戦闘で自衛隊は航空戦力の70%、艦船の80%を失うとも見られているとか・・・その場合、在日米軍基地と自衛隊基地は200発の弾道ミサイルで攻撃されることも想定されているといいます。その後、一度日本から撤退した米軍が北海道から「奪還」に入り、米本国から援軍が送り込まれて、制空権を取り戻す――。

 「あの~、一応、日本列島は無人島ではなくてですね、そこで暮らす我々市民のこともちょっと考えていただけると幸いなのですが…」と、いくら大人しいといわれる日本人でもさすがに口を挟まずにはいられない、そんなトンデモない軍事作戦が想定されているのです。

 しかし、このエアシーバトル構想では勝者なき戦争に発展する可能性があり、かつ、中国の経済的発展と国力増加の見通しを考えると、もはやいつまでも米軍優位の姿勢を維持することは難しい。「中国は、やがて米国の2倍以上の経済力になるので、違うパートナーシップを築き直さなければいけない。米国はそう考えている」と伊波さんは言います。

 もはや「統合エアシーバトル構想」は論理的にも古く、米国内では「JAM_GC構想」なる作戦への転換が図られているといいます。その全容は不明ですが、これまでの対中軍事作戦構想よりも、米軍側が一歩引いたものとなっているそうです。

 一昨日の「饗宴VI」では、元外務省情報局長の孫崎享さんが、「もし今、米中が台湾正面で激突すれば、情勢は中国軍が優勢である」とする分析を紹介されていました。そのソースは、米軍の戦略立案を目的とした巨大シンクタンクであるランド・コーポレーションの研究結果です。

 中国をめぐる世界情勢は年々変化している。その変化に合わせて、米軍側も戦略を柔軟に変化させている。・・・にも関わらず、日本だけが時代遅れの「統合エアシーバトル」時代の要請に応えようと必死で、安保法制やら対中関係がせっせと組み立てられている。そんな何とも滑稽な絵の中に、僕たちの生活は組み込まれているんですね。本当に頭が痛い…。

 ボヤボヤしていると、日本だけが馬鹿をみそうです。考えてみましょう。米国が日本人の生活を考えてくれますか? 「在日米軍基地と自衛隊基地は200発の弾道ミサイルで攻撃される」などという作戦を本気でシミュレートしているような国が、日本のために尖閣をめぐって中国と戦ってくれると思いますか? ありえませんね。

 また、岩上さんが繰り返し警鐘を鳴らしているように、ミサイルが原発に着弾した場合、いったいどうなるか想像してもらいたいと思います。放射能に汚染されきった列島を奪還するために、米軍が地上軍を派遣するなどということがあり得るでしょうか?

 そもそも、そんな列島に人が住めるでしょうか?

 原発を抱えた日本列島を戦場にするということは、そうした想像を絶するリスクが現実になるということです。

 常に一歩先を見据えて行動していかなければ、米国依存のしっぺ返しをくらうのは、結局は我々日本人なのでしょう。

 戦争をして、我々日本人にとってどんなプラスがあり得るでしょうか。そもそも核超大国である隣国と戦争をすることが、どんな結果を招くか、冷静に考えれば、誰でも同じ結論に帰着するはずです。

 ということで、一歩先を見据えるためにも、昨日の岩上さんによる伊波洋一さんインタビューと、現在、鋭意作成中の「饗宴VI」のDVDは必見です!

 2016年、巻き返していきましょう!!

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…(後半へ続く)

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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.12.22 Tue.**

【録画配信・Ch5】13:00~「『安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合』結成記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※ 2015年12月20日に行われた記者会見を録画配信します。呼びかけ団体、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」「SEALDs」「安全保障関連法に反対する学者の会」「立憲デモクラシーの会」「安保法制に反対するママの会」、それぞれから有志が参加しました。

【Ch3】14:30~「原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=3
※原子力規制委員会 田中俊一委員長による定例会見を中継します。

【Ch4】15:00~「日本外国特派員協会主催 自由民主党・野田聖子衆議院議員 記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※日本外国特派員協会が主催する、自由民主党・野田聖子衆議院議員による記者会見を中継します。

【会員限定・再配信】17:00~「岩上安身による国際情勢解説者・田中宇氏インタビュー <前半>」
視聴URL: http://iwj.co.jp/wj/member/limited
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/273182
※2015年11月2日(月)、国際情勢解説者の田中宇氏をゲストに迎え、岩上安身がインタビューを行いました。本日はその前半をお届けします。

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~~会員限定配信の視聴方法~~

1,会員限定視聴ページ( http://iwj.co.jp/wj/member/limited )へアクセス
2,登録メールアドレスとパスワードを入力
3,ページに表示されているパスワードを、視聴画面に入力

以上の手順で、ご視聴いただけます。ぜひ、ご覧ください。

【Ch4】18:00~「自衛隊を活かす:21世紀の憲法と防衛を考える会シンポジウム『南シナ海──警戒監視のための自衛隊派遣をどう見るか』」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「自衛隊を活かす:21世紀の憲法と防衛を考える会」が主催する、「自衛隊を活かす:21世紀の憲法と防衛を考える会シンポジウム」を中継します。

【ツイキャス・IWJ_YAMAGUCHI1】18:00~「立憲主義を考える。上智大学・中野晃一教授 講演会」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_yamaguchi1
※「『立憲主義』を考える山口県議会議員連盟」が主催する、上智大学・中野晃一教授の講演会を中継予定です。

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◆明日の中継番組表◆

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.12.23 Wed.**

【Ch5】13:00~「福島への思い ~美味しんぼ「鼻血問題」に答える[対談]雁屋哲×西尾正道」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※『美味しんぼ「鼻血問題」に答える』(遊幻舎刊)を書き下ろした雁屋哲氏と北海道がんセンター名誉院長の西尾正道氏の対談を中継予定です。

【会員限定・再配信】時間未定「岩上安身による国際情勢解説者・田中宇氏インタビュー <後半>」
視聴URL: http://iwj.co.jp/wj/member/limited
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/273182
※2015年11月2日(月)、国際情勢解説者の田中宇氏をゲストに迎え、岩上安身がインタビューを行いました。本日はその後半をお届けします。

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(前半の続き)…

■『前夜 増補改訂版』 「饗VI」でも多くの皆様にお買い上げいただきました!

 12月20日に開催した「饗VI」では、多くの皆様に『前夜 増補改訂版』をお買い上げいただき、どうもありがとうございました!サイン会では、急遽整理券を発行させてもらうほど大盛況でした!

 『前夜 増補改訂版』では、岩上安身、梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士が、自民党改憲草案をじっくりと読み込み、どこにどういう問題点が隠されているのかたっぷりと議論されています。その中でも、「緊急事態条項」の新設については、連日お伝えしている通り、本書でもその危険性について強く警鐘を鳴らしているところです。

 「緊急事態条項」は、今回の「饗VI」のメインテーマの一つでもありました。「緊急事態条項」が発動されれば、「何人も(略)国その他公の機関の指示に従わなければならない」とあります。そして、この「公の機関の指示」のもと、私たちの基本的人権が停止される可能性が高いと言われています。

 この条項が発動される条件は、決して「自然災害」だけに限定されるものではありません。自民党の改憲草案では発動の条件として「我が国に対する外部からの武力攻撃」「内乱等による社会秩序の混乱」「地震等による大規模な自然災害」「その他の法律で定める緊急事態」の4点が明記されています。

 「その他の法律で定める」ことができるということは、権力の思い通りに発動の条件を作り出すことができるということです。

 この点について「饗VI」では永井幸寿弁護士も「テロ,大規模な労働争議,集団示威運動等に適用拡大」される可能性があると指摘されました。

 本書では、自民党改憲草案だけでなく、安保法案の危険性やSEALDsなど新しい市民運動の台頭、TPPや日米関係の実態、大手メディアの凋落、国民連合政府や民主党内の現状、今後の政治のあり方など。今年一年の日本の政治を振り返り、私たちが今本当に知らなければいけないことが幅広く論じられています。

 憲法改憲へ王手がかかった来夏の参院選を控えた今だからこその、まさに必読の書です。

 まだお手元にない方は、『前夜・増補改訂版』を、ぜひお買い求めください! 岩上さんと梓澤和幸、澤藤統一郎両弁護士のサイン入り本も大好評発売中です!

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★先行数量限定【増補改訂版・著者3名サイン入り】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く ※会員限定
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=170

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 IWJ書店では『前夜・増補改訂版』のほか、岩上さんのインタビューに登場した数々の先生方の書籍もサイン入りで販売しています。サイン入り本は会員限定のみの販売ですので、この機会にぜひご登録をおすすめします!

【会員登録はこちら!】
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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 次は、饗宴の当日、会場で運営スタッフとして活躍しながら、途中で取材現場に飛び出し、記者役もこなした、演歌大好き安道幹記者の登場。安記者が紹介してくれるのは、饗宴と同じ20日に行なわれた「市民連合」の結成記者会見です!

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■5団体呼びかけによる「市民連合」の結成!

 おはようございます。記者の安(あん)です。

 今日は、「市民連合」結成の記者会見のご報告をします!

 12月20日、都内で安保関連法への抗議行動を牽引してきた5団体(「シールズ」「ママの会」「学者の会」「立憲デモクラシーの会」「総がかり行動実行委員会」)が記者会見を行い、「市民連合」の結成を発表しました。「政党レベルでの野党共闘が進まない今の状況を座視していられない」―。「学者の会」の佐藤学東京大名誉教授は、記者会見で切実な思いを語られました。

 団体の正式名は「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」です。市民連合は現在のところ、「2000万人戦争法の廃止を求める統一署名」の共同呼びかけ29団体によって構成され、今後も参加団体は増える見込みとのこと。全国32の1人区で候補者を絞り込むよう野党へ働きかけを行ったり、安保法案廃止などの基本方針を条件に候補者を推薦すること、また実際に「市民連合」の看板を掲げて選挙応援にも入りたいと仰っておられました。

 また「立憲デモクラシーの会」の山口二郎法政大教授は、市民連合によって「非自民の政策的基軸を立てる」とも表明されました。安保関連法の撤回はもちろんのことですが、「個人の尊厳を擁護する政治の実現」として、今後様々な政策立案がなされていく可能性もあります。

 いずれにしても、選挙は7ヶ月後。時間との競争です。まとまりを欠いた野党を、この「市民連合」が突き上げて、「小異を捨てて大同につく」ように促せるか。正念場にさしかかっていることは間違いありません。

 この記者会見の模様は、急いで記事にいたします。ぜひ、ご覧になってください。

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 本日22日、安記者が取材した「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」結成記者会見の模様を13時からCh5で録画配信しますので、お見逃しなく!
http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5

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■当初の6倍! 東京オリンピックに1兆8000億円!

 「市民連合」や「Redemos(リデモス)」など、この夏に誕生した安保法制反対の動きから、次々と新しいしかけが生まれていることに、私はとっても勇気づけられています。私もがんばります!

 さて、饗宴の準備で大わらわだったので、Twitterをのぞく時間も十分に取れなかったのですが、それでもやはり、「東京オリンピックに1兆8000億円の費用!」という見出しにはさすがに、目を止めました。

 1兆8000億円!!!!

 元々、オリンピックの運営費は3000億円の見込みだったといい、計画の6倍もの費用を、今後、東京都や国が補填することになります。国立競技場のデザイン費をめぐっても二転三転した数ヶ月前、今度は1兆8000億円という目が飛び出るような数字が飛び出し、組織委員会の杜撰な組織運営の実態が再び明るみになりました。

 なぜ、財政難だというのに、こんなにも平然とデタラメがまかり通るのでしょう?

 1兆8000億円の内訳は、仮設の競技会場の整備費などが3000億円、会場に利用する施設の賃借料が2700億円、警備会社への委託費など、セキュリティー関連費用が2000億円。首都高速道路に専用レーンを設けるための営業補償費など、選手や大会関係者の輸送に関する経費が1800億円となっているそうです。

 首都高の営業補償など、想定していなかった経費が加わったことや資材や人件費の高騰なども、経費が膨れ上がった要因だといいますが、今さら何を言っているんでしょうか!? そんなことははるか昔からわかっていたはずです。何と言う見通しの甘さでしょうか!(怒)

 組織委員会は経費の削減を検討するということですが、「最初から検討してから言わんかいっ!」と突っ込みたくなりますよね。1兆8000億円という最悪のケースを公表し、がんばったら少し削減できましたと、最悪の事態は避けられたというイメージで世論の合意を得る。全く、やり方が姑息な感じがして仕方ありません。

 「世界一カネのかからない五輪」

 聞いたことのあるセリフですね。。。

 そうです。東京オリンピックの招致の実現に取り組んだのは、あの猪瀬直樹前東京都知事。2012年7月28日のツィートでは、2020東京五輪は神宮の国立競技場を改築するのがほどんど。40年前の五輪施設をそのまま使うので世界一カネのかからない五輪なのです。

http://twitter.com/inosenaoki/status/228871964251537409

 猪瀬さんは今、どんな思いで東京オリンピック計画を眺めているのでしょう。。。

 10%の消費税増税、高額療養費制度の見直し、子育て給付金の廃止など、最近のニュースだけでも、庶民の生活には次々とメスが入れられているのが分かります。ただでさえ、切り詰めて生活している苦労を逆なでするような「1兆8000億円」という大判ぶる舞いについて、今後、政府・自民党がどう対応するのか、しっかりと監視しなければいけませんね!

■わとはぷ!のコーナー ~What happened today?

 本日、12月22日は冬至です。一年の終わりに近づいた師走のこの時期は、東奔西走して仕事を片付けている方も多いのではないでしょうか。

 忙しくて疲れが出やすいこの時期に、ほっくり煮込んだカボチャを食べて、柚子の香るお風呂に入るという日本の冬至の習慣は、心も体も癒されますね。

 もともと香りの強い植物は、邪気払いとして利用され、柚子湯も体を清めて、運を招きいれる願いが込められているようです。寒い時期に、ゆずをプカプカ浮かべてお風呂に入れば、贅沢なお風呂が楽しめて疲れも一気に飛びそうです。

 また、カロチンやビタミンが多く含まれる緑黄色野菜のカボチャには、風邪を予防する効果も期待され、新しい年を元気に迎えられるよう願いが込められています。ぬくもりのある冬至の日本の伝統、いいですね。

 実はIWJの事務所にも先日、箱いっぱいの柚子を饗宴VIに参加された会員様からいただきました。開けた瞬間に、とーってもいい香りが事務所に広がり、スタッフの心も癒されました。ありがとうございます! 私も何個か持ち帰り、これからゆず湯を楽しむところです。

 では皆さま、忙しい年の瀬を過ごされていると思いますが、今日も一日、IWJをどうぞよろしくお願いいたします。

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/