┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに~3月も残りあと2日! しかし、1日から30日までのご寄付は、125万5200円で月間目標の35.9%どまり! なんと64.1%が不足しています! IWJは文字通り「存立危機事態」です! IWJはブレることなく真実を報じ続けてきましたが、存続できるかどうかは、皆様からの会費と、ご寄付・カンパにかかっています! どうぞ皆様、緊急のご支援をよろしくお願いいたします!
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┠■【本日のニュースの連撃! 4連弾!】
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┠■【第1弾!米国とイスラエルによる、迷惑千万なイランへの侵略戦争から1ヶ月! 日本の基幹産業である化学工業の半分を占める石油化学工業の、基礎材料であるナフサ(粗製ガソリン)供給不足により、あらゆる分野で危機的事態に!! 日本の石油化学工業と化学製品を必要とするあらゆる産業は壊滅か!?】政府もマスメディアもこの危機を国民に伝えようとしていない! 今すぐ、米国とイスラエルは侵略戦争をやめるべき!!(『ロイター』、2026年3月27日ほか)
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┠■【第2弾! 日本列島を襲う、4月からの値上げラッシュ!! ホルムズ海峡封鎖で、洗剤、シャンプー、クリーニング、化学肥料、国内産農産物、輸入農産物など、ありとあらゆる物の値上げは必至!】石油備蓄の放出と政府の補助金で、ガソリンの店頭価格は落ち着いてはいるが、補助金の支給単価は過去最高額に! 1兆円の補助金予算も数ヶ月で底を尽く! さらに円安進行で補助金分も相殺される!! また、石油備蓄の放出が早かった分、備蓄が底を尽くのも早い!!(『補助金ポータル』、2026年3月27日)
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┠■【第3弾! 第5次中東戦争へ!? フーシ派がついに沈黙を破って対イスラエル戦に参戦!】イランへの侵略戦争は、サウジアラビアをはじめとするスンニ派の湾岸諸国と、イランを中核とするシーア派の全面戦争に拡大するのか!? 相互に石油施設を攻撃したら、史上最大の全世界エネルギー危機に!!(『イエメン・オンライン』、2026年3月28日ほか)
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┠■【第4弾! 世界的石油危機は必至! フーシ派が紅海航路を封鎖する!?】ペルシャ湾の出口ホルムズ海峡についで、紅海の出口であるバブ・エル・マンデブ海峡も封鎖へ!? 中東の2大チョークポイントが封鎖されれば、世界的な石油供給不足へ!(『ハアレツ』、2026年3月28日ほか)
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■はじめに~3月も残りあと2日! しかし、1日から30日までのご寄付は、125万5200円で月間目標の35.9%どまり! なんと64.1%が不足しています! IWJは文字通り「存立危機事態」です! IWJはブレることなく真実を報じ続けてきましたが、存続できるかどうかは、皆様からの会費と、ご寄付・カンパにかかっています! どうぞ皆様、緊急のご支援をよろしくお願いいたします!
IWJ代表の岩上安身です。
3月も、残り2日となりました!
3月1日から30日までのご寄付は、125万5200円で、月間目標額の35.9%にとどまっています! 月間目標額のなんと64.1%が不足しています!!
昨年8月から始まったIWJの第16期は、1月末で上半期が過ぎましたが、6ヶ月連続して、ご寄付・カンパによるご支援は、月間目標額を大きく下回りました! 上半期だけでも赤字幅は、約1千万円を超えています。
2月だけは、107.5%と、月間目標額に到達しましたが、3月に入ってまた、低調なペースへ戻ってしまいました!
この赤字は、岩上安身個人の私財を投じてカバーしてきましたが、この赤字ペースが続けば、第16期は約2千万円を超える赤字になることになります。
岩上安身には、それだけの赤字を埋める貯えはなく、あと5ヶ月もこの赤字を続けることはできません!
会社を精算するか、否かの選択を、迫られています!
このままでは、やはり、IWJの活動に終止符を打たざるをえないのか。
それとも、もっと支出を大きく減らした上で、収支をあわせて存続させていけるのか。
我々としては、後者のように、大幅にダウンサイズした上でなお、IWJを続けていきたいという思いを、まだ捨てきれていません! 日本が未曽有のエネルギー危機に瀕しているのに、政府も世論も動かない状況を見ていると、我々だけは何とかしなければ、という想いに駆られます。
そのためには、IWJをお支えくださってきた皆様のご助力、お力添えが、ぜひとも必要となります!!
コロナの際に経営が危機に至った時に、私、岩上安身が会社に貸しつけたお金のうち、返済されていない残高がまだ約1100万円残っています。それと、コロナの時の特例で自治体が利子を補助してくれて、無利子で金融機関から借りたお金も、あと返済が約1800万円残っています。
金融機関からの借り入れは、会社がつぶれようが、待ったなしで返し続けなければいけません! 保証人は岩上安身個人となっています。
つまり2900万円もの借入金が、まだ残っており、それが最終的には私、岩上安身個人の肩にのしかかってくる、ということです。その上でさらに今期は、現時点でも1000万円を超える赤字が出ている、ということになります。
合計して、約3900万円が私が背負う負債となり、これ以上赤字を増やしたら、返済できません!
この狂気の時代に、IWJとしてお伝えしたい正しい情報は山ほどあります!
イランが攻撃され、日本が再び石油危機に見舞われようとしているのに、国際法違反のこの攻撃を歓迎しているかのような、愚かな情報があふれかえっています。
そうしたジャンクな情報へのカウンター情報を、IWJは流し続けていかなければなりません!
何よりも世論を変え、日本政府に代替の石油確保の道を早急に採らせないと、迫り来る石油危機の津波に、我々日本国民丸ごとのみ込まれてつぶされてしまいます!
私もスタッフも真実を伝えるために全力を尽くしていますが、今は、IWJの活動が続けられるか、停止せざるをえないのかの瀬戸際です!! どうぞ皆様、IWJの存続のために、緊急のご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします!
岩上安身 拝
※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です(各金融機関ごとに口座名が非統一ですが、どれも、各銀行の仕様に従ったもので、間違いではありません)。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!
みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル
城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル
ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
IWJホームページからも、お振り込みいただけます。
※ご寄付・カンパのお願い
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(会員登録済みの方)
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■【本日のニュースの連撃! 4連弾!】
■【第1弾!米国とイスラエルによる、迷惑千万なイランへの侵略戦争から1ヶ月! 日本の基幹産業である化学工業の半分を占める石油化学工業の、基礎材料であるナフサ(粗製ガソリン)供給不足により、あらゆる分野で危機的事態に!! 日本の石油化学工業と化学製品を必要とするあらゆる産業は壊滅か!?】政府もマスメディアもこの危機を国民に伝えようとしていない! 今すぐ、米国とイスラエルは侵略戦争をやめるべき!!(『ロイター』、2026年3月27日ほか)
米国とイスラエルによるイラン侵略戦争から、1ヶ月が経ちました。この間、中東からの輸入に原油の輸入の95%を依存する日本は、必要な量の原油が入らなくなり、ありとあらゆる分野で危機的な事態に陥りつつあります。
エネルギー危機や食料危機ばかりか、石油・天然ガスから作られるナフサ(粗製ガソリン)の不足で、医療機器が出荷困難になり、患者の生命が脅かされる可能性が出てきました。
日本の基幹産業の1つである化学工業のうち、半分を占める石油化学工業が、石油輸入のうち95%を占める中東からの輸入が途絶えて、危機的な状態が迫りつつあります。
石油化学工業は、現代社会に必要なありとあらゆる素材を作り出しています。
電気製品、自動車製品、プラスチック、合成ゴム、合成繊維、接着剤、塗料、化粧品、薬品等の原料となります。
それらの原材料となるナフサは、4割が中東からの輸入に依存しているのです。
石油派生品ナフサの供給不足が、このまま深刻化した場合、生命が脅かされる人々もいます。緊急性の高い医療機器が、品目によっては、4月半ばから8月ごろにかけて、不足に陥る可能性が出てきたからです。
※ナフサ不足で医療機器が出荷困難の可能性、透析・手術用の品目 4─8月にかけて=関係者(ロイター、2026年3月27日)
https://jp.reuters.com/markets/commodities/HJNOEZOE4RPQXNDYBVOA3CXZMA-2026-03-27/
3月27日付『ロイター』は、緊急性の高い医療機器について、こう報じています。
「具体的には、人工透析に使うチューブなどの『透析回路』に関し、国内シェア5割を占める企業から聞き取った結果として、タイやベトナム工場へのナフサの供給不足により『早いものでは、8月ごろから国内への出荷が困難』になる可能性を指摘。
手術中に使用する廃液容器についても、国内シェア7割を占める企業のタイ工場へのナフサ供給が、4月半ばまでで終了する見込みとした」。
日本透析医学会の統計調査報告書によると、国内に透析患者は、約34万人(2024年末時点)もいるのです。
この34万人もの人工透析患者の中には、病院へのチューブ供給が滞ると、死に至る患者も出てくることが予想されます。ナフサの供給不足が直接の原因となって、命を落とす方々も出てくるのです!
ナフサは、原油を精製したときに得られる軽い液体成分(粗製ガソリン)で、プラスチックなどの原料にもなり、エチレンやプロピレンといった基礎化学物質を作るためにも使われます。
中東からの原油が入らなくなってきて、約1ヶ月。原油を原料とするナフサの供給不足は、食品包装(トレー・ラップ)や衣料(ポリエステル)、医療器具(チューブ・注射器)、自動車部品、家電・スマホ部品など、影響は、3月27日時点で、21の産業分類に波及し始めています。
3月27日付の『ロジスティックス・トゥデイ』は、次のように報じています。
「ホルムズ海峡の事実上の封鎖から1ヶ月。
原油・ナフサの供給途絶と価格高騰の影響が、日本標準産業分類(総務省、2023年改定)の中分類99のうち、少なくとも21に及んでいることが、本誌の取材と業界調査の集計でわかった。
製造業だけで11中分類が該当し、運輸業は5中分類すべてに影響が出ている。
さらに農業資材、飲食料品卸・小売、窯業・土石など、少なくとも5中分類が『次の波』の予備軍として控える。
問題は影響の広さではない。化学減産の連鎖にはタイムリミットがあり、最も早い医療用プラスチックは数週間で逼迫し、汎用樹脂も2~3ヶ月で供給調整が現実味を帯びる」。
※備蓄放出でも届かないナフサ、21中分類に連鎖(ロジスティックス・トゥデイ、2026年3月27日)
https://www.logi-today.com/929564
しかも、石油備蓄が、放出前の時点で、国家・民間・産油国共同を合わせて240日分あるのに対して、ナフサ在庫は、シティグループ証券の推計で20日分しかないのです!
※備蓄放出でも届かないナフサ、21中分類に連鎖(ロジスティックス・トゥデイ、2026年3月27日)
https://www.logi-today.com/929564
★日本は、エチレン原料の95%をナフサに依存し、その4割超を中東から調達しています。
にもかかわらず、政府もマスメディアも、このエチレンやナフサの不足が、日本の産業や国民の暮らしを直撃することになる、という危機感が希薄でした。
しかし、IWJでは、米国とイスラエルによるヴィランへの侵略戦争勃発直後の3月9日に行ったエコノミストの田代秀敏氏のインタビューの中で、早くもエチレンの不足は危機的な事態を招くと警報を鳴らしています!
※円安・国債安・株安のトリプル安に史上初のホルムズ海峡封鎖で原油価格高騰! ホルムズ海峡の事実上封鎖! 日本は生き残れるのか! 岩上安身によるインタビュー 第1214回ゲスト エコノミスト 田代秀敏氏(1)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/530903
https://youtu.be/Ijgd1b8Yh6g
3月27日付の『ロジスティックス・トゥデイ』は、エチレン生産設備の稼働状況をこう報じています。
「エチレン生産設備は、国内12基のうち6基がすでに減産に入った。
残る6基のうち3基は定期修理で停止中で、そのうち京葉エチレン(住友化学・丸善石油化学の合弁、千葉)は、再稼働時期を延期した。
減産も停止もしていない設備は3基にとどまり、供給余力は大幅に細っている」。
素材がこれほどの供給不足となれば、品薄・値上がりは避けられず、その素材をもとに作られるあらゆる製品もまた、品薄・値上がりは必至です。
3月27日付の『ロジスティックス・トゥデイ』は、各産業におけるタイムリミットを、次のように推計してます。
「最も時間がないのは、医療業だ。透析用プラスチックの在庫は数週間分とされ、透析患者は全国で34万5000人規模にのぼることから、関連資材の供給不安は、医療現場全体の懸念材料になっている」
『ロジスティックス・トゥデイ』は、さらにこう続けます。
「次に深刻化が見込まれるのは、プラスチック製品と食品包装を含むパルプ・紙で、在庫は2~3ヶ月。
アールピー東プラ(和歌山工場)は『その先は生産ラインが止まる』と話す。
建設業も、日本ペイントのシンナー75%値上げ、信越化学工業の塩ビ樹脂2割値上げが、工事現場を直撃しており、在庫が切れる4~5月が分水嶺になる。
一方、鉄鋼、非鉄金属、金属製品は、エネルギーコストの圧迫が中心で、『止まる』よりも『赤字が膨らむ』段階にある。
石油製品は、制度上のバッファーが比較的厚いが、石油連盟の週報によると、常圧蒸留装置の実稼働率は、3月14日週に72.5%まで低下しており、備蓄を使い切った後の供給継続は見通せない」。
石油の政府備蓄の早期放出に踏み切ったからには、政府備蓄が底を尽くのも、その分、早くなります。
出し切った後は、手の打ちようがなくなる、ということです。その期限は3~4ヶ月後に迫ってきているのです。
さらに、深刻なのは、石油化学プラントは、簡単に止めたり、動かしたりする前提で作られていない装置であることです。
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■【第2弾! 日本列島を襲う、4月からの値上げラッシュ!! ホルムズ海峡封鎖で、洗剤、シャンプー、クリーニング、化学肥料、国内産農産物、輸入農産物など、ありとあらゆる物の値上げは必至!】石油備蓄の放出と政府の補助金で、ガソリンの店頭価格は落ち着いてはいるが、補助金の支給単価は過去最高額に! 1兆円の補助金予算も数ヶ月で底を尽く! さらに円安進行で補助金分も相殺される!! また、石油備蓄の放出が早かった分、備蓄が底を尽くのも早い!!(『補助金ポータル』、2026年3月27日)
ホルムズ海峡の封鎖による日本人の生活への影響は、前述のナフサ不足による医療危機にとどまりません。
3月27日付『朝日新聞』は、ナフサの供給懸念から、エチレンやプロピレンなどの減産となり、塩化ビニール樹脂やポリエチレンなど、さまざまな包装材の値上げにつながる結果、「ゆくゆくは消費者が手にする商品の価格に転嫁される可能性が高い」として、「原油価格が仮に1バレル=87ドルで推移した場合、1年間で家庭用洗剤の価格は9.6%、家庭用シャンプーは6.8%、食品用ラップは3.6%上昇する」という専門家の試算を報じています。
※洗剤やシャンプーも「値上げ」のおそれ 原油の代替調達は競争激しく(朝日新聞デジタル、2026年3月27日)
https://digital.asahi.com/articles/ASV3W2Q5XV3WULFA00NM.html
現在、石油備蓄の放出と、政府の石油元売り各社への補助金で、街中のガソリンスタンドのガソリン価格は、一時的に抑制され、落ち着いているように見えます。
しかし、円安と供給不足により、ガソリン補助金の支給単価は、3月25日、26日時点で、すでに過去最高額になっています。
『補助金ポータル』は、3月27日付記事で、「資源エネルギー庁は、3月25日、26日以降のガソリン補助金の支給単価をレギュラー1リットルあたり48.1円に引き上げると発表した」「170円を超える分を全額補助する変動型のため、原油高に連動して補助額が拡大した形だ」と報じています。
※【2026年3月】ガソリン補助金、過去最高の48円10銭<価格支援策の仕組みと今後の見通しを解説>いつ安くなる・いつまで続く?(補助金ポータル、2026年3月27日)
https://privacy.hojyokin-portal.jp/columns/petrol_hojyo_teigaku
★政府は、予備費から約8000億円を積み増し、計1兆円超の予算を確保しましたが、ホルムズ海峡封鎖による原油高が続けば、この予算も数ヶ月で底を尽く可能性があります。
さらに現在進行形の急激な円安が進行すれば、補助金分を円安が相殺してしまうことになります。
加えて、早めに政府備蓄の石油を放出して、ガソリンの品不足・値上げを落ち着かせようとした、ということは、わずか4ヶ月分しかない政府備蓄を早く消費し、底が尽きる日を早めてしまう、ということになります。
政府は、一刻も早く、戦争が激化する中東地域以外からの石油・ガスの調達先を確保すべきです。グズグスしている暇はありません。
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■【第3弾! 第5次中東戦争へ!? フーシ派がついに沈黙を破って対イスラエル戦に参戦!】イランへの侵略戦争は、サウジアラビアをはじめとするスンニ派の湾岸諸国と、イランを中核とするシーア派の全面戦争に拡大するのか!? 相互に石油施設を攻撃したら、史上最大の全世界エネルギー危機に!!(『イエメン・オンライン』、2026年3月28日ほか)
首都をはじめ、イエメンの大半の領域を、ほぼ実効支配する親イラン組織フーシ派が、3月28日、ついにイラン参戦を宣言し、イスラエルを攻撃しました。
イランと同じく、イスラム教のシーア派(その分派のザイド派)を信じるフーシ派は、これまで直接的な軍事介入を控えてきました。
3月28日付『イエメン・オンライン』によると、フーシ派のヤヒヤ・サリー報道官は、3月27日、テレビ声明で、戦争への参戦を表明し、紅海をイランへの侵略戦争の攻撃拠点として使用しないように、米国とイスラエルに警告しました。
「我々は、以下のいずれかのケースにおいて、直接的な軍事介入の引き金を引く準備ができている。
すなわち、新たな同盟国が、ワシントンやイスラエルに加わり、イランやその同盟国と対峙する場合、イランに対する緊張が高まり続けた場合、あるいは米国とイスラエルが、紅海を利用してイランまたはイスラム諸国に対する敵対行為を行った場合である」。
サリー報道官が言う「新たな同盟国」とは、米軍基地を擁する湾岸諸国、なかでもサウジアラビアを指していると推測されます。
※Houthis Issue Statement on “Participation in Iran’s War”(Yemen Online、2026年3月28日)
https://www.yemenonline.info/politics/12100
2014年末に、フーシ派が首都サナアを制圧したことで、イエメン内戦が勃発しました。2015年以降、サウジアラビア主導の連合軍が、国際的に承認されているイエメン政府を支援し、フーシ派と激しい戦闘を繰り広げてきました。
※Yemen’s Houthis say ‘fingers on the trigger’ as US-Israeli war on Iran widens(Reuters、2026年3月27日)
https://www.reuters.com/world/middle-east/yemens-houthis-say-fingers-trigger-us-israeli-war-iran-widens-2026-03-27/
3月2日にイスラエル軍とレバノンのシーア派イスラム主義の武装組織ヒズボラの戦闘が開始されましたが、ヒズボラは、3月27日、400人以上のヒズボラの戦闘員が死亡したことを認めました。
イスラエル軍は、レバノン国内で少なくとも700人のヒズボラ戦闘員を殺害したと発表しています。
イスラエルは、一方ではイランと戦いながら、レバノン南部を攻め、「ナイル川からユーフラテス川」までといわれる「大イスラエル」実現のためにレバノン併合にいよいよ踏み出したと見られています。
イスラエルは、ガザへの侵略と殺人、ヨルダン川西岸への不法な「入植」という名の侵略にも拍車をかけており、この米軍の力を利用したイランへの侵略戦争が、隣接する国々の領土を奪い、拡大し、中東一帯のライバル国を無力化する帝国主義的侵略戦争の一環であることがますます明白となってきました。
※More than 400 Hezbollah fighters killed in new war with Israel so far, sources say(Reuters、2026年3月27日)
https://www.reuters.com/world/middle-east/more-than-400-hezbollah-fighters-killed-new-war-with-israel-so-far-sources-say-2026-03-27/
イスラエル軍は3月28日、「イスラエル空軍は3月27日以降レバノンへの空爆を大幅に拡大し、レバノン国内の100ヶ所以上の標的を攻撃した」と発表しました。
3月28日には、ヒズボラが運営するレバノンのテレビ局「アル・マナール」の記者アリ・シャイブ氏を含むジャーナリスト3人が殺害されています。
イスラエル軍は、シャイブ氏を「テロリスト」と勝手に認定し、標的として攻撃し、殺害したと発表しました。
ヒズボラは、シャイブ氏が諜報部隊の一員であったことを否定しています。
※Israeli airstrike kills three Lebanese journalists, Israel says it targeted one(Reuters、2026年3月28日)
https://www.reuters.com/business/media-telecom/israeli-strike-kills-least-two-lebanese-journalists-al-manar-tv-says-2026-03-28/
イスラエル軍は3月27日、「イラン西部アラクのホンダブ重水プラントをはじめとする核関連施設を攻撃した」と発表しました。イスラエルは昨年6月にもこの重水製造工場を攻撃しています。核施設への攻撃は、国際法に違反する危険な攻撃です。
イスラエル軍の核施設への危険な攻撃に、話を戻します。
イスラエル軍は、「ヤズド州アルダカンにあるシャヒード・レザイー・ネジャド社のイエローケーキ製造施設も攻撃した」と発表しています。「イエローケーキ」の製造は、ウラン濃縮に必要な最初の工程です。
イスラエル軍は、この工場はイラン国内で唯一のウラン抽出施設であり、「独自の生産工程に用いられる主要なインフラ施設」を攻撃したと説明しています。
※Israel Strikes Two Iranian Nuclear-Program Sites(The Wall Street Journal, 2026年3月27日)
https://www.wsj.com/livecoverage/iran-war-middle-east-news-updates/card/israel-strikes-iran-s-nuclear-related-khondab-heavy-water-plant-gPuoCpW3vnrFlpJ6avnJ
トランプ大統領が、期限を切ってイランの石油関連施設への全面的な攻撃を宣告し、5000人の海兵隊らを投入して、ハーグ島占領などの地上戦へのエスカレーション準備を進めています。
こうしたイランの核関連施設への攻撃など、米国とイスラエルによる「エプスタイン枢軸軍」が、国際法など無視した、やりたい放題なやり方で、イランへの侵略戦争を継続・強化するのを見て、フーシ派は、イランとの連帯を示し、抵抗戦線に加わることを決断したのではないかと思われます。
イスラエルは、北方のレバノンへの侵略過程でヒズボラと戦い、東のイランとはミサイルとドローンの撃ち合いを繰り広げています。
さらに先述した通り、ガザとヨルダン西岸への侵略も強めていますが、ここに、南方のフーシ派が対イスラエル戦争に加われば、イスラエルは3方向と戦うことになります。
フーシ派は予告通り、3月28日朝、イスラエルに向けて弾道ミサイルを発射しました。
3月28日付『アクシオス』によると、イスラエル軍は、フーシ派のミサイルを迎撃したと発表しています。
攻撃の後、フーシ派のヤヒヤ・サリー報道官は、この攻撃はイランとレバノン、イラク、パレスチナ自治区の「抵抗戦線」を支援するために行われたと述べました。
サリー報道官は、イランのインフラ施設へのイスラエル軍の攻撃への報復として、イスラエル南部の「イスラエル軍の重要な軍事目標を標的に、弾道ミサイルの一斉射撃を行った」と説明しました。
※Houthis join the Iran war, launch missile at Israel(AXIOS、2026年3月28日)
https://www.axios.com/2026/03/28/houthis-iran-war-israel-missile
3月29日付『イエメン・オンライン』によると、サリ報道官は、フーシ派の攻撃は、今後数日間継続され、フーシ派は目標が達成されるまで攻撃を実行する決意を固めていると発表しました。
※Yemen: Houthi Spokesman Confirms Continuation of Offensive Operations(Yemen Online, 2026年3月29日)
https://www.yemenonline.info/special-reports/12110
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■【第4弾! 世界的石油危機は必至! フーシ派が紅海航路を封鎖する!?】ペルシャ湾の出口ホルムズ海峡についで、紅海の出口であるバブ・エル・マンデブ海峡も封鎖へ!? 中東の2大チョークポイントが封鎖されれば、世界的な石油供給不足へ!(『ハアレツ』、2026年3月28日ほか)
フーシ派がイラン戦争への参戦を表明したことで、フーシ派が、紅海の出口であるバブ・エル・マンデブ海峡を封鎖するとの懸念が広がっています。
現在、中東の2大チョークポイントのひとつであるペルシャ湾の出口、ホルムズ海峡をイランが実効支配し、「選択的封鎖」を行なっています。
ホルムズ海峡を避けて、もうひとつのチョークポイントである紅海の出口、バブ・エル・マンデブ海峡に石油タンカーなどの輸送船が集中し始めていますが、フーシ派がバブ・エル・マンデブ海峡の通航を阻止するようになれば、中東の原油・ガスは出口を失います。
3月28日付のイスラエルメディア『ハアレツ』によると、フーシ派の幹部であるモハメド・マンスール氏は、3月28日、世界の貿易量の約8分の1が通過するバブ・エル・マンデブ海峡の封鎖を検討していると述べました。
※Yemen’s Houthis Join Iran War, Consider Closing Red Sea Shipping Route(Haaretz、2026年3月28日)
https://www.haaretz.com/israel-news/israel-security/2026-03-28/ty-article/idf-detects-missile-fire-from-yemen-in-first-since-hamas-cease-fire/0000019d-32ee-d687-a9fd-b6fe015d0000
3月28日付のイスラエルメディア『タイムズ・オブ・イスラエル』も、フーシ派が、紅海を通航する船舶への新たな攻撃を開始する懸念があると報じました。
フーシ派は、イラン戦争が始まって以降は攻撃を控えていましたが、2023年10月7日のガザ戦争勃発以降、ミサイルとドローンで紅海を通行する商船を100隻以上攻撃し、2隻を沈没させ、船員4人を殺害しました。
紅海の北端にはスエズ運河があり、世界のコンテナ貿易の4分の1が通航しています。石油、天然ガス、穀物、そして玩具から電子機まで、あらゆるものがスエズ運河を通ります。
国際危機グループの上級アナリスト、アフメド・ナギ氏は、フーシ派による船舶への攻撃は、原油価格をさらに押し上げるだけでなく、「海上安全保障全般」を不安定化させ、「その影響はエネルギー市場にとどまらないだろう」と述べています。
ナギ氏は、イランへの侵略戦争がエスカレートすれば、「フーシ派が容赦なく介入」し、「紅海への攻撃を強めるだろう」と述べ、「特に欧州へのLNGへのエネルギー供給にさらなる圧力をかけることになるのではないか」ジャと懸念しています。
※Houthi missile attack on Israel stokes fears of renewed strikes on Red Sea shipping(Times of Israel、2026年3月28日)
https://www.timesofisrael.com/houthi-missile-attack-on-israel-stokes-fears-of-renewed-strikes-on-red-sea-shipping/
イランがペルシャ湾全域を攻撃する能力を持ち、ペルシャ湾の出口に位置し、世界の石油の約5分の1が通過するホルムズ海峡を実効支配しています。
一方、イランは紅海まで届く射程のミサイルは持っていないとされていました。(約4000キロメートル離れた、米軍の基地である、インド洋のディエゴ・ガルシア島までミサイルを到達させたことで、この推定は無効となりましたが)。
他方、フーシ派は、紅海全域とイスラエルを攻撃する能力をもち、紅海の南端に位置するバブ・エル・マンデブ海峡を通る船舶を攻撃し、事実上封鎖する能力を持っています。
『アルジャジーラ』のユセフ・マウリー記者は、「彼ら(フーシ派)はイスラエルに経済的な代償を払わせようとしている。イスラエルの貿易ルートを混乱させようとしている。イスラエルへの輸出入を妨害しようとしているのだ」と述べています。
※As war on Iran enters second month, Yemen’s Houthis open new front(AlJazeera、2026年3月29日)
https://www.aljazeera.com/news/2026/3/29/as-war-on-iran-enters-second-month-yemens-houthis-open-new-front
★フーシ派は、イスラエルと米国がイランに奇襲攻撃をかけた2月28日から1ヶ月遅れて、イラン戦争に参戦しました。この「遅れ」は何を意味するのでしょうか。
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