【IWJブックレビュー】『現代思想』3月臨時増刊号 総特集:シャルリ・エブド襲撃/イスラム国人質事件の衝撃

 青土社の思想誌『現代思想』最新号に、1月24日に配信された「岩上安身による東京大学名誉教授・板垣雄三氏インタビュー」の抜粋が掲載されました。

 本号は「シャルリ・エブド襲撃/イスラム国人質事件の衝撃」と題され、冒頭、エティエンヌ・バリバールやアラン・バディウ、ノーム・チョムスキー、トニ・ネグリ、スラヴォイ・ジジェクといった、錚々たる顔ぶれの海外知識人による論考が並んでいます。

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【IWJブックレビュー】 元シリア大使が明かす なぜイスラム国は生まれたのか、そして何を目指しているのか 国枝昌樹著『イスラム国の正体』(朝日新書)

 元在シリア特命全権大使であり、著者の国枝昌樹さん御本人から『イスラム国の正体』をご恵贈いただきました。

 本書は、過去にIWJの単独インタビューにも出演いただいている、国枝昌樹氏の著書で、シリア大使時代の情報ルートを使ってメディアや中東・イスラム研究者とは違ったスタンスから、イスラム国について解説を試みています。イスラム国が誕生した背景から、体制、世界中の若者を引きつけている理由、そして今後の展開まで論じています。

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