現代書館の菊地泰博様から『亡国記』(小説)をご恵贈いただきました。
2017年春、なし崩し的に原発再稼働が進む日本列島を南海トラフ大地震が襲います。原発の破損・放射能漏れにより、日本は壊滅状態へと進んで行きます。京都で暮らしていた父娘は日本を脱出し、韓国から中国、そして欧米諸国へと避難の旅を続けることになります。ごく普通の一般人が国を失うと、どうなるのか? 国家と国土が失われる究極の状況下で、日本人とは何かを問いかける近未来リアルノベルです。
著者はこの作品が小説家としてのデビュー作。元京都大学原子炉実験所助教の小出裕章氏が、「原子力を選択することのツケ、本書に描かれている近未来を避けるためには、私たち一人ひとりが賢くなる必要がある」と推薦の言葉を寄せています。
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著者 | 前泊 博盛 |
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