日本のインテリジェンスの第一人者、孫崎享・外務省元国際情報局長のお話をうかがう
孫崎享×岩上安身「Deep Night」。
2010年6月12日、7月27日に行われたサポーター向けイベント、
「Deep Night 第一夜」と「Deep Night 第二夜」を収録したDVD発売中!!
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◆ 第一夜「ゾルゲと真珠湾と9.11」
太平洋戦争の開始直前に摘発されたゾルゲ事件。
20世紀最大のスパイ事件といわれたこの事件に、
孫崎享氏が、新資料をもとに光を当て、
日本がどのように真珠湾攻撃へと突き進んでいったのかを読み解き直す。
同時に、9・11の同時多発テロが起きる前、
米国が『第二の真珠湾』を必要としていた事実を掘り起こし、
真珠湾と9・11の相似性について分析する。
◆第二夜 「自主防衛と核戦略ー米中の覇権ゲームの狭間で」
敗戦後、戦勝国にして占領国・米国への隷従を余儀なくされてきた日本は、国家としての自らの姿について、あるいは米国との関係について、正視することも、 正確に論ずることも禁じられてきた。
核保有国にして、政治的、軍事的、経済的な両超大国の間に、日本ははさまれているという地政学的な現実。そして米中両国と戦い、敗れ去ったという、否定しがたい歴史的な現実。
経済力だけをよりどころにしてきた日本は、長いデフレ不況に苦しみ、今年、GDPでついに中国に抜き去られる。
米中は、覇権を巡って争うのか、それとも経済の相互依存からさらに進んで世界を分け合うのか。自らの生存をかけた国家戦略について「思考停止」した まま、ただただ米国に従属し続けてきた日本は、米中の覇権をかけたゲームの只中で、利用されるだけ利用されて、捨てられるかもしれない。
日本が真の独立国として、21世紀をサバイバルできるかどうか、すべてのタブーを取り払い、根底から思考してみる必要がある。「自主独立」にして「自主防衛」という生き方。そして「核戦略」について。
今、そのタブーを打ち破り、「自主防衛」と「核戦略」について、どこまでも冷静に、そしてひるむことなく徹底的に論ずる。