ディスカヴァー・トゥエンティワンの田中様、木下様から『中東特派員が見たイスラム世界と「イスラム国」の真実』をご恵贈いただきました。
著者の荒木基氏はテレビ朝日報道局のカイロ支局長。荒木氏が日々ニュース番組で読まれる原稿を書きながら、時間や書面の制約からもどかしい思いで端折ってきたという部分を、著者自らが詳しく解説。「イスラム国」とはなにか、その根底にある「イスラム教」とそれにまつわる世界とはどういうものなのかをまとめた著作です。
荒木基著
中東特派員が見たイスラム世界と「イスラム国」の真実
ディスカヴァー・トゥエンティワン、2015.6
著者がこの本を書こうと思ったきっかけは、「黒服面男『ジハーディ・ジョン』が映像で発した日本への警告だ」と振り返ります。その上で、「テロリストからこうもあからさまに敵と宣言されたのに、私たちは相手のことをあまりにも知らなすぎる」と、イスラム世界に対する知識が乏しい日本人に対して警鐘を鳴らしています。
また、安倍首相が「集団的自衛権行使の一例」としてあげたペルシャ湾での機雷掃海にも触れ、「もし本当に今後、ホルムズ海峡に危機が訪れるとすれば、『イスラム国』による脅威が及ぶ(略)掃海作業だろうが彼らの行為を邪魔する者は、すべて敵なのだ。(略)通常の攻撃に加えて、自爆テロを含めて彼らは持てるありとあらゆる能力・資源で襲いかかる。海上自衛隊をそんな『イスラム国』と戦わせる覚悟があるのかどうか」と記し、危機感の感じられない国会での議論に疑問の声を投げかけています。
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