榊原千鶴様から『僕らを育てたシナリオとミステリーのすごい人2僕らを育てたシナリオとミステリーのすごい人2』をご恵贈いただきました。
脚本家、ミステリー作家である辻真先氏のインタビュー本の第二弾。NHKディレクター時代の話を中心に収録しています。インタビュアーは芦辺拓氏、唐沢俊一氏、山本弘氏、高倉一般氏。表紙イラストは『機動戦士ガンダム』の安彦良和氏。
辻真先 著
僕らを育てたシナリオとミステリーのすごい人2
2015.4、密林社
著者の辻氏は1932年生。脚本家、小説家。脚本家として『鉄腕アトム』『サザエさん』『巨人の星』から『名探偵コナン』まで多くの有名作品を手がけてきました。推理小説家としても『迷犬ルパンシリーズ』などの人気シリーズを生み出し、1981年『アリスの国の殺人』で第35回日本推理作家協会賞を受賞されています。
辻氏が入社したころのNHKにはラジオ関係のプロは沢山いましたが、映像のことがわかるスタッフが全くいなかったそうです。美術セットも自ら作成。さらにそれを都電でスタジオまで運ばねばならず、筋力をつけるためにボディービル教室に通った等々、テレビ創世記の興味深いエピソードが多数紹介されています。
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