映画「チェルノブイリ・ハート」市民試写会 in 長崎(9月4日)


※ 8月29日17:30、鑑賞料(中学生以下、60歳以上、被災者)が変更になりました。
再度のご確認をお願い致します。

映画「チェルノブイリ・ハート」市民試写会 in 長崎が決定しました!
岩上安身による上映後のトークもあります。

今とこれからの日本にとって、重要な問題提起がなされているこの映画を、ひとりでも多くの方々に見ていただきたいという思いから、映画館での上映に先立って、「市民試写会」を行います。

この度、IWJ代表岩上安身が発起人となり、「『チェルノブイリ・ハート』全国市民試写会事務局」を立ち上げました。
※私たちは、営利目的や宣伝目的で試写会を行うものではありません。
※各地の上映予定の映画館に配慮しながら行ってまいります。

ご覧になった皆さんは、市民記者・市民批評家となって、この映画を論じ、語ってください。
お名前は、ペンネームでも構いません。
ただいま「『チェルノブイリ・ハート』全国市民試写会」の簡易サイトを急ぎ準備しておりますので、寄せられた記事はそちらにアップしていく予定です。

試写会終了後、岩上安身トークカフェin長崎が、同じ会場で開かれます。
ぜひ、そちらもふるってご参加下さい。
詳細はこちらです。http://iwakamiyasumi.com/archives/12094
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【日時】 2011年9月4日(日)12:30〜14:30
12:00〜 開場
13:00〜 「チェルノブイリ・ハート」上映(約1時間)
14:00〜 上映後トーク「トークアバウト『チェルノブイリ・ハート』〜会場の皆さんとともに〜」

【会場】 Cafe Smoky(カフェ スモーキー) http://www.hotpepper.jp/strJ000602146/
住所 長崎県長崎市浜町2-20 2F
電話 095-823-1551
長崎市内の繁華街・アーケードそばにあります。
路面電車:観光通電停より徒歩5分/西浜町電停より徒歩3分/りかちゃん通り

【鑑賞料】 1,500円
※12歳未満の方は保護者同伴にての入場になります。

【定員】 30名

【主催】 「チェルノブイリ・ハート」全国市民試写会事務局

【お申込】 お申し込みは 〈〈こちら〉〉 から

※お申し込みいただかなくてもご鑑賞いただけますが、30名が定員ですので、お申し込みをおすすめします。

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9月からは、各地の映画館にて「チェルノブイリ・ハート」が上映されます。

【長崎県】
9月3日〜 長崎セントラル劇場

【福島県】
9月3日〜 フォーラム福島
9月24日〜 ポレポレいわき

試写会に来られない方々、リピートでご覧になる方々、映画館にてご覧ください!


映画「チェルノブイリ・ハート公式HPより
http://www.gocinema.jp/c-heart/

チェルノブイリ事故から16年後の2002年、ベラルーシ共和国——。
「ホット・ゾーン」の村に住み続ける住民、放射線治療の現場、小児病棟、乳児院・・・
今なお続く被曝被害の事実に追った渾身のドキュメンタリー。

チェルノブイリ原発事故を題材に映画を撮った私には、フクシマの原発事故は「悪い夢」のように思える。
「四半世紀に一度、事故が発生したとしても、それでも原子力発電所は安全だ」と言う人がいる。
同じ言葉をウクライナやベラルーシの人々に向かって言えるだろうか?
彼らは何十年間も、残留放射能と共に暮らしている。
この言葉を甲状腺ガンに冒された何千人ものティーンエイジャーたちに言えるだろうか?
今はただフクシマが、第二のチェルノブイリになる前に収束することを切に祈る。
——マリアン・デレオ監督

チェルノブイリの惨禍はいまだ終わってはいない。
ベラルーシのゴメリ州の甲状腺ガンの発生率は1000倍に増加、
ミンスク市では奇形児の出生率が25倍に。
脳が頭蓋骨に収まらない水頭症の少女の姿。
「健常児が生まれる確率は15〜20%」という医師の言葉が
遺伝子を傷つける放射能汚染の深刻さを物語る。
チェルノブイリの痛ましい「現在」は、
25年後の私たちの未来かもしれない。
——岩上安身