映画「チェルノブイリ・ハート」市民試写会(8月17日)


※一度掲載した内容を、改めさせていただきましたので、ご注意ください。
※ご鑑賞料が、変更となりました。

映画「チェルノブイリ・ハート」市民試写会 in 福島が決定しました!
岩上安身による上映前・後トークもあります。
☆ 急遽、子どもたちを放射能から守る福島ネットワークの辺見妙子さんにゲストとしてご登壇いただくことになりました! ☆

今とこれからの日本にとって、重要な問題提起がなされているこの映画を、ひとりでも多くの方々に見ていただきたいという思いから、
映画館での上映に先立って、「市民試写会」を行います。

この度、IWJ代表 岩上安身が発起人となり、「『チェルノブイリ・ハート』全国市民試写会事務局」を立ち上げました。
※私たちは、営利目的や宣伝目的で試写会を行うものではありません。
※各地の上映予定の映画館に配慮しながら行ってまいります。

ご覧になった皆さんは、市民記者・市民批評家となって、この映画を論じ、語ってください。
お名前は、ペンネームでも構いません。
ただいま「『チェルノブイリ・ハート』全国市民試写会」の簡易サイトを急ぎ準備しておりますので、
寄せられた記事はそちらにアップしていく予定です。

第一回目は、「チェルノブイリ・ハート」が取り上げるテーマの渦中である、福島で開催します。

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【日 時】 2011年8月17日(水) 19:00~21:00
19:00- 岩上安身による上映前トーク
ゲスト:辺見妙子さん(子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク)
19:20- 「チェルノブイリ・ハート」上映(約1時間)
20:30- 上映後トーク 「トークアバウト『チェルノブイリ・ハート』~会場の皆さんとともに~」

【会 場】 チェンバおおまち 多目的ホール (福島市大町4-15・福島駅から徒歩10分)

【鑑賞料】 一般 1500円 / 中学生以下(※1) 500円 / 60歳以上 1000円 / 被災者(※2) 500円
※1) ただし、非常に衝撃的な事実がそのまま表現されている箇所もありますのでご注意ください。
※2) 当日、受付にて罹災証明をご提示ください。

【主 催】 「チェルノブイリ・ハート」全国市民試写会事務局

【お申込】 お申し込みは 〈〈こちら〉〉 から
※お申し込みいただかなくてもご鑑賞いただけますが、人数把握のためなるべくお申し込みをお願い致します。
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皆さまのご鑑賞料は、実費・経費をのぞき、IWJのチャリティー募金口座に振り込みます。
そのお金は、「インスタレーション in 小田原」の際に、福島の子どもたちの宿泊費・交通費補助にあてられます。
http://event.iwj-beta.com/odawara/

9月からは、福島県内の映画館にて「チェルノブイリ・ハート」が上映されます。

9月  3日~ フォーラム福島
9月24日~ ポレポレいわき

試写会に来られない方々、リピートでご覧になる方々、映画館にてご覧ください!


映画「チェルノブイリ・ハート公式HPより
http://www.gocinema.jp/c-heart/

チェルノブイリ事故から16年後の2002年、ベラルーシ共和国——。
「ホット・ゾーン」の村に住み続ける住民、放射線治療の現場、小児病棟、乳児院・・・
今なお続く被曝被害の事実に追った渾身のドキュメンタリー。

チェルノブイリ原発事故を題材に映画を撮った私には、フクシマの原発事故は「悪い夢」のように思える。
「4半世紀に一度、事故が発生したとしても、それでも原子力発電所は安全だ」と言う人がいる。
同じ言葉をウクライナやベラルーシの人々に向かって言えるだろうか?
彼らは何十年間も、残留放射能と共に暮らしている。
この言葉を甲状腺ガンに冒された何千人ものティーンエイジャーたちに言えるだろうか?
今はただフクシマが、第二のチェルノブイリになる前に収束することを切に祈る。
——マリアン・デレオ監督

チェルノブイリの惨禍はいまだ終わってはいない。
ベラルーシのゴメリ州の甲状腺ガンの発生率は1000倍に増加、
ミンスク市では奇形児の出生率が25倍に。
脳が頭蓋骨に収まらない水頭症の少女の姿。
「健常児が生まれる確率は15〜20%」という医師の言葉が
遺伝子を傷つける放射能汚染の深刻さを物語る。
チェルノブイリの痛ましい「現在」は、
25年後の私たちの未来かもしれない。
——岩上安身