今、私は九州に来ております。選挙戦たけなわではありますが、以前から鹿児島と福岡で講演会とトークライブイベントに出ることが決まっていたためで、総選挙の取材やその指揮も執りながら、なんともせわしないことになっています。
昨日まで鹿児島で二つのトークイベントをこなし、二つのインタビューを行なって、今日、鹿児島から福岡へ移動して来ました。明日16日に、福岡県の博多駅から数駅となりにある千早駅、その駅前のなみ木スクエアにて開催するトークライブのご案内です。
10/16 岩上安身トークライブ in 福岡 & 交流会 『不可解な突然の政局と解散総選挙、ここが日本の分かれ道に!~朝鮮戦争レジーム再起動!「原発を抱えたまま核ミサイルを持つ国との戦争へ突っ込んでゆく」のか!?』 お申込みはこちら
今、皆さんのご関心は、突然の不可解な政局と混乱、解散総選挙の行方と、もう一つはテレビでも散々に騒がれている北朝鮮のミサイルの問題です。人によっては、この問題はまるで別の次元にある問題だと感じられている方もいらっしゃるようです。
「ミサイル問題が大変なのに、解散とか、おかしくないか。しかも、そんなタイミングで野党第一党の民進党が急に解体して希望に合流するとか言い出して、今また、再結集とか言ってる、何してんだ?」などと、イライラされている方も少なくないと思います。
大都会では行われていませんが、地方では学校でもミサイル避難訓練が導入され、危機感が煽られています。鹿児島でもそうでした。
いったい何が起きているのでしょうか。北朝鮮のミサイル問題とこの政局や解散総選挙は無関係なのでしょうか。
そうではありません。この二つは深く結びついています。そのお話を、最新情報も交えて、明日、福岡でのトークライブで、お話しします。日本のマスメディアがろくろく伝えず(選挙への影響を考え、権力に忖度しているのでしょう)にいる事実もお伝えします。
今回のトークライブのタイトルは、『不可解な突然の政局と解散総選挙、背後には北朝鮮への米軍の武力行使に日本を動員する思惑が!〜「原発を抱えたまま核ミサイルを持つ国との戦争へ突っ込んでゆく」のか!?』というテーマで行います。
一日経てば、また新たな情報が加わります。明日からの米韓合同演習のために米国の原子力空母などが日本海に集結し、北朝鮮のミサイル発射台が動き出しています。鹿児島でのトークではお話しできなかった、最新の情勢も今夜、パワーポイントに追加します。
実は、他国が仲介した北朝鮮との対話の道を、米国が自ら閉ざしていたことも明らかになりました。さすがにこれは本当にまずいのではないか、米国は極めて危険な選択をとりつつあるのではないか、ということがご理解いただけると思います。
自民党候補の4割、維新の候補の約8割が、米軍による北朝鮮への武力行使に賛成しています。恐ろしいほどの軽率さ、対米従属ぶりです。こうした候補らを有権者が当選させてしまえば、国会は米軍の武力行使賛成!翼賛議会になってしまいます。
日本は米国の武力行使に合わせて、急遽、米国・米軍のために動員される、そのため自民党は、9条改定とともに、緊急事態条項の導入をこっそりと公約に入れて解散し、総選挙に臨んでいます。
さらに、評判の悪い自民党が議席を減らしても改憲勢力が3分の2を維持できるよう、前原・小池両氏は民進党を解体、民進前職に「改憲賛成・安保法制賛成」という踏み絵を踏ませて、改憲発議を何としてもやり遂げようとしています。
その危険性に多くの方々がまだ、気づいていません。明日はまだ、動画やメルマガなどのIWJの媒体でも、未発表の情報もお伝えします。選挙の投開票日は迫っており、1日でも早く大事な情報をお伝えしていきたいと思います。
前代未聞の政局、異常な解散選挙の期間中という特別な状況下でのトークライブです。今の複雑怪奇な政局がどうなってるのか分からない方でも、なるべくわかりやすくお話しします。IWJの会員でない方でも、誰でも、ご参加いただけます。
まだ、イベントスペースに残席があります。事前申し込み制で、事前の振込をお願いしていましたが(公共スペースのため、その場所でお金の支払いや受け渡しが禁じられているため)、当日、予約なし、事前の振込みなしでも、現地にお越しいただければ、参加できるようにとりはからいますので、広くお誘い合わせの上、ぜひ、ご参加下さい。
岩上安身拝