dZERO(ディーゼロ)様から『日本一醜い親への手紙―そんな親なら捨てちゃえば?』をご恵贈いただきました。
厚生労働省の発表によれば、全国の児童相談所が2016年度に対応した児童虐待の相談件数は12万2578件と過去最多を更新、1990年度から26年連続増加したとのことです。
1997年に「親から虐待された当事者100名の公募手記集『日本一醜い親への手紙』」を上梓した本書の編集者である今一生(こんいっしょう)氏は、20年たっても事態が改善されることのない深刻な現実を憂い、20年後の2017年に再び手記を公募。本書はその公募原稿(手紙)から100通を採用し、一冊にまとめたものです。
本書にはこれまで語られてこなかった「経済的虐待」や「文化的虐待」も描かれ、また厚労省調査では虐待の1%とされる「性的虐待」が本書では2割近くを占めています。寄稿者は10~50代。職業は、無職、支援施設居住者、大学生、主婦、教員、医師、漫画家、僧侶など多岐にわたります。
本書の辛辣なタイトルとは対照的に、過酷な環境を生き延び、今も生きることに懸命な人たちが綴った力強い言葉には、希望の光を見出すことができるかもしれません。
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タイトル | 本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」 (「戦後再発見」双書2) |
著者 | 前泊 博盛 |
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