日刊IWJガイド・番組表「本日13時30分より鹿児島大学教授木村朗氏・広島市立大講師高橋博子氏に岩上さんがインタビュー!/IWJ発のスクープ!あの小林節慶応大教授が自ら参院選出馬を検討!?/オバマ大統領が広島訪問を検討!?戦後初めての現職米大統領訪問を阻もうとするのは、やっぱり安倍政権だった!」2016.4.11日号~No.1306号~


■■■ 日刊IWJガイド・番組表「本日13時30分より鹿児島大学教授木村朗氏・広島市立大講師高橋博子氏に岩上さんがインタビュー!/IWJ発のスクープ!あの小林節慶応大教授が自ら参院選出馬を検討!?/オバマ大統領が広島訪問を検討!?戦後初めての現職米大統領訪問を阻もうとするのは、やっぱり安倍政権だった!」2016.4.11日号~No.1306号~ ■■■
(2016.4.11 8時00分)
 おはようございます!IWJ記者の城石エマと申します!!

 冒頭、突然ではありますが、IWJに独自スクープが入ってまいりましたので、さっそく安道幹(あんみちまさ)記者がご紹介します!

■スクープ速報!IWJの独自取材で、小林節氏が重大発言!参院選で自身の出馬について「ありうる」と応答!!「さくらの木」に代わる新団体を設立し「参院比例区に10人の独自候補を擁立する」と明言!!

 おはようございます。IWJで現場中継とテキスト作成を担当している安です。

 皆さん、ビッグニュースです!!あの小林節氏が、IWJの取材に答え、今夏の参院選にむけた「確認団体」の立ち上げと、自身の立候補の可能性に言及しました!!これはIWJが初出で、今後、メディアも続々と後追い報道を出してくることと思いますが、現時点で報じているのはIWJだけです!

 「確認団体」とは、公職選挙法によって一定の条件を満たせば、選挙期間中に街頭で活動したり、ポスターを掲示できるなど、政党と同じ選挙活動が許される政治団体のことを指します。全国で候補者が10人以上いれば、政党要件に満たない政治団体も、比例代表に候補者を擁立することができます。

 皆さんはもうご存知だと思いますが、4月5日に報道各社が、亀井静香氏や民進党議員の一部が「オリーブの木」ならぬ「さくらの木」の名称で、参院選比例区に向けた野党共闘による統一名簿をつくる構想を進めていることを、一斉に報じました。

 小林節氏はその代表を務めることになっていたようですが、その後、呼びかけ人の亀井氏が、「準備不足」を理由に8日に予定されていた設立総会の延期を決定しました。

 IWJは「さくらの木」をめぐる一連の動きと混乱について、小林先生に直接取材を行いました。すると、小林氏はその舞台裏を次のように明かしてくれました。

 「イタリアの『オリーブの木』をやるつもりで、日本だから『さくら』だと言っていた。だが、根回しが終わらないうちに、表に出てしまった。そのあと、民進党が統一名簿に参加しないことを決めた。共産は独自の比例名簿がある。生活と社民の小さい党だけでやっても意味がない」――。

 小林節氏は、野党各党による比例区での統一名簿については「この案は潰れた。大同団結は難しくなった」と、悲観的な認識を示されました。「さくらの木」に期待していた人は、さぞやがっかりしたことだと思います。

 ですが、小林氏は、次なる一手をすでに考えている気配。安倍政権の打倒のためには、1人区での野党共闘だけでなく、比例区で無党派層を取り込むことが何としても重要だと述べ、驚くべき構想をIWJに明かしました!

 その構想とは…続きは、昨日アップしたこちらのスクープ記事をご確認ください!

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・【スクープ速報!】自分の出馬も「ありうる」と重大発言! 「私の人生にタブーないもの」〜「さくらの木」を提唱した小林節氏が急転直下、頓挫した「さくらの木」構想からの離脱を宣言、同構想に代わる新団体を設立し「参院比例区に10人の独自候補を擁立する」可能性を明言!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/296042
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 安記者でした!

★本日の日刊IWJガイドは以下の内容でお届けします!

┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■スクープ速報!IWJの独自取材で、小林節氏が重大発言!参院選で自身の出馬について「ありうる」と応答!!「さくらの木」に代わる新団体を設立し「参院比例区に10人の独自候補を擁立する」と明言!!
┠■【中継番組表】
┠■【天下分け目の決戦】初めての野党統一候補、本当に池田真紀氏は勝てるのか!? 今夏の参院選の試金石、さらに衆参同日選挙をするかどうかの判断材料とも言われる北海道五区補選――IWJは最後まで全力投球!集中取材のためにカンパ・寄付金のお願い(青木浩文)
┠■「経営危機だが、マンパワー危機」~IWJスタッフ「卒業」に伴うスタッフ募集とIWJご支援のお願い
┠■<ニュース・フラッシュ!>オバマ大統領が広島訪問を検討、安倍総理は安保法制反対論の高まりを懸念して、広島訪問を遅らせるよう示唆?/「パナマ文書」流出でG20が税逃れ監視強化を協議/他(城石エマ)
┠■<★今日の配信告知★>本日13時30分より、最新刊『核の戦後史:Q&Aで学ぶ原爆・原発・被ばくの真実』の著者である、鹿児島大学教授木村朗氏・広島市立大講師高橋博子氏に岩上さんがインタビューします!皆さま、ぜひ、中継をご覧ください!(安道幹)
┠■<★今日の配信告知★>「ワインクラブ」に「ヨットクラブ」…自民・末松信介議員(兵庫)の無駄に優雅な政治資金「私物化」と消えた「1157万円」に迫る!岩上安身による神戸大学大学院・上脇博之教授インタビュー!(原佑介)
┠■日本経済の「半分」が死滅する!?4月9日「ロックの会」で、青木クリニック院長・青木正美先生が、「南海トラフ地震」の恐怖のシナリオを警告!予想をはるかに上回る被害の大きさを、政府は直視せよ!(城石エマ)
┠■わとはぷ~What happened today?~今日はソニー経営者・井深大の誕生日!(城石エマ)
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◆中継番組表◆

**2016.4.11 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【Ch1】13:30~「岩上安身による木村朗・鹿児島大学教授、高橋博子・広島市立大講師インタビュー」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※木村朗・鹿児島大学教授、高橋博子・広島市立大講師に岩上安身がインタビューします。

【Ch4】13:30~「保育園!!!詰め込みやめて!給料上げて!保育園つくって!私たち声をあげます!大作戦 ~保護者&保育士~」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「ママ・パパ・保育士(潜在も)国会へ!有志」主催の院内集会を中継します。出席予定は、保護者、保育士(正規、非正規、潜在)、厚生労働省児童家庭局保育課課長、内閣府子ども・子育て本部参事官付き企画官。

【再配信・IWJ_OSAKA1】14:00頃~「『日本の自由と人権の侵害にもの申す!』 国連の静かなる闘い~知っていますか?国連のこと」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-osaka1
※4月8日に収録した「戦争あかん!ロックアクション」主催の学習会を再配信します。エセックス大学人権センターフェローの藤田早苗氏によるお話。

【Ch6】17:00~「共産党 第5回中央委員会総会-報告者 志位和夫 委員長」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※共産党 第5回中央委員会総会を中継します。報告者は志位和夫委員長。

【Ch2】17:30~「東京電力 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2
※東京電力による定例会見を中継します。

【再配信・Ch1】18:00~「北海道5区で『バーニー・サンダース型の選挙』が始まっている!? 4月9日ロックの会でReDEMOS理事・水上貴央弁護士が講演」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※昨日行われた「第49回 69(ロック)の会 ~IWJ NIGHT~」の、ReDEMOS理事・水上貴央弁護士講演部分を再配信します。

【録画配信・Ch1 シリーズ特集・政治とカネ~自民党の正体5】20:00~「1157万3千円の『出所不明金』が発覚!自民党・末松信介参議院議員(兵庫選挙区)の疑惑に迫る!~岩上安身による神戸学院大学・上脇博之教授インタビュー」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※3月26日に収録した、岩上安身による神戸学院大学・上脇博之教授インタビュー を録画配信します。

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◆中継番組表◆

**2016.4.12 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【録画配信・Ch1 シリーズ特集・政治とカネ~自民党の正体6】20:00~「岩上安身による神戸学院大学・上脇博之教授インタビュー
〜野村哲郎議員(鹿児島県選挙区)」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※3月26日に収録した、岩上安身による神戸学院大学・上脇博之教授インタビュー を録画配信します。

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 続いては、青木浩文記者よりご報告です!

■【天下分け目の決戦】初めての野党統一候補、本当に池田真紀氏は勝てるのか!? 今夏の参院選の試金石、さらに衆参同日選挙をするかどうかの判断材料とも言われる北海道五区補選――IWJは最後まで全力投球!集中取材のためにカンパ・寄付金のお願い
 IWJで中継やテキスト関係のお手伝いをしながら報道現場の勉強をしています青木浩文です。

 「僕は北海道の人じゃないけれど、今回の選挙は責任があると思っています。この国に生きる人として、この国の未来がかかっています」――

 「鳥越俊太郎×池田まき 街頭演説会『千歳から、未来の日本を考える』」に登壇したSEALDsの中心メンバーの奥田愛基氏の言葉です。

 衆議院北海道5区の補欠選挙が注目を集めています。4月12日公示、24日投開票となるこの選挙は、前衆院議長の自民党の町村信孝氏(満70歳没)の死去に伴い行われます。

 この選挙に立候補を予定しているのは2名。自民党は娘婿で三菱商事出身の和田義明氏(43歳)を公認し公明党、新党大地などが推薦しています。他方、民進党、共産党、社民党、生活の党と山本太郎となかまたちの野党4党が推薦するのが、社会福祉士であり2人の子どもを育てるシングルマザーでもあるという池田真紀氏(43歳)です。

 当初、日本共産党は当初橋本美香氏(45歳)を公認していましたが、それを取り下げ民主(当時)、維新(当時)、社民の各党が推薦する新人の池田氏で野党候補を一本化することで合意したことを、2月19日に正式に発表しました。日本共産党が衆院選で野党共闘のために公認候補を取り下げるのは初めてのことだそうです。

 この北海道5区の補選の勝敗は、3ヵ月後に迫った夏の参議院選挙における野党共闘による選挙強力における大きな影響を及ぼすとされています。また、安倍総理が衆議院を解散し、この夏に衆参同日選挙するかどうかの判断材料になるとの見方もあります。

 また、地域政党新党大地は長い間、民主党と選挙協力を行ってきたにもかかわらず、自民党公認候補の和田氏の推薦を決めています。これは「新党大地の裏切り」との批判の声も上がっています。

 新党大地の代表である鈴木宗男氏の娘、鈴木貴子衆議院議員は、2014年の第47回衆議院議員総選挙では、民主党の公認で出馬、落選したもの比例北海道ブロックで復活した身。鈴木貴子氏は、日本共産党と共同歩調を取る民主党の対応を「国家観が全く異なる。今のままでは地元有権者との約束を果たせない」と批判し、民主党に離党届を提出しましたが受理されず、3月1日に除籍処分となっています。

 昨日、10日「鳥越俊太郎×池田まき 街頭演説会『千歳から、未来の日本を考える』」が、北海道千歳市の千歳グリーンベルトお祭り広場で行われ、IWJはその様子を中継しました。弁士として、市民連合で法政大学教授である山口二郎氏、ママの会の長尾詩子氏、前札幌市長で弁護士である上田文雄氏、SEALDsの中心メンバーの奥田愛基氏、そして、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏が登壇しました。

 昨日まで気温35度を超えるマニラで他国の学生と交流をしていたという奥田氏が、最高気温8度、最低気温マイナス1度の北海道千歳市で身体を震わせながらも行った熱いスピーチの内容は。そして、DVにより幼少期家庭には自分の居場所がなかったと、自らの経験を打ち明けながらも、池田氏が訴えたかったこととは。続きは、ぜひIWJのウェブでご確認ください!

 千歳市の街頭演説会から新札幌駅前に移動して行われた街宣の模様、その後行われたトークイベントの様子も中継配信しています。

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・【北海道】北海道五区補選に注目必至!初めての野党統一候補・池田真紀氏が街頭演説会~今夏の参院選の試金石、さらに安倍首相が衆参同日選挙をするかどうかの判断材料にも
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/295940
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 IWJでは、今夏の参議院選挙の行方を占う上で、非常に重要なこの北海道五区の選挙戦の様子を積極的に中継配信して行きます。とある情報によると、安倍総理が北海道に入る予定がペンディングになったとか。今回の補選は1%の票差を争う選挙になるとみられており、もし、これで総理が入っておきながら選挙に負ければ、その政治責任を問われるからだそうです。

 それもそのはず。今回の選挙で負ければ、衆参同日選も絶望的になるでしょう。安倍政権としては、改憲を含め、あらゆる計画に狂いが生じてくると思われます。

 ここまでの激闘になったのも、「野党共闘」が実現したからこそ。2014年末の選挙では、自民・町村さんが約131000票を獲得したのに対して、民主党候補は約95000票、共産党候補は約31500票しかとれず、民・共で合算してもわずかに劣っていたのです。もし今回、共産党が独自候補を降ろして池田さんに一本化していなければ、最初から勝負にさえならなかった可能性だってあったのです。

 地盤も資金力もない、知名度のない池田まき候補が、ダブルスコアをかけられるのでは、と言われていた「世襲候補」にぐいぐい迫ってきているのは、共産党が史上初めて独自候補をおろして共闘したこと、ことあるごとに「野党共闘」と詰めよってきた、市民のパワーがあったこと、この2点は否定のしようがない事実です。

 そんな激戦のさなかにある北海道5区に、今回、IWJからは、青森中継市民として長年活動してくださっている「しーずーさん」が現地入りし、取材・中継にあたってくださっています!

 当初は昨日の街宣しか中継予定を組んでおらず、日帰りしていただく予定でしたが、北海道5区補選にかかる注目度が急上昇してくるに伴い、IWJの現地からの生中継への期待値も膨らんできました。そこでしーずーさんに相談し、ひとまず14日までは現地から取材・中継していただくことをご快諾いただきました!本当にありがとうございます!

 普段は無償で頑張ってくださっているしーずーさんですが、今回はさすがに長期にわたる取材活動ですし、しーずーさんも取材延長にあわせ、ご自身のお仕事を調整してくださっていますので、当然、IWJからペイもします!

 IWJは経営危機のさなかですし、出張取材には大変な経費もかかりますが、それでも岩上さんは「この中継は外せない」と判断しました!そして14日以降も、IWJは中継者を北海道に出し続けるつもりです!(ま、こうやって配信量も経費も増えていってしまうのですが、それは仕方ないのです!!)

 どうかこの取材を成功させるために、どうかみなさまからのご寄付・カンパによるご支援をいただききたく思います。お願い申し上げます!

※ご寄付・カンパの詳細に関しては、こちらを御覧ください。
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 先日4月9日に行なわれた「ロックの会」では、ReDEMOS理事・水上貴央弁護士が北海道5区補選に言及。北海道では現在、米大統領選で大健闘中のバーニー・サンダース候補が展開しているような「市民参加型」の選挙が展開されつつあると語られました。池田候補とバーニー・サンダース候補の「類似点」とは何か、本日18時より、ロックの会における水上弁護士のスピーチ部分を再配信しますので、ぜひご視聴ください!

【IWJ Ch1】
http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php

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 青木記者でした!

■「経営危機だが、マンパワー危機」~IWJスタッフ「卒業」に伴うスタッフ募集とIWJご支援のお願い

 再び城石エマです!

 ここ最近、この「日刊IWJガイド」では、IWJスタッフの声を日替わりでご紹介してきました。普段はあまり会員のみなさまに向けて発信する機会のないスタッフもたくさんおり、「IWJにはこんなスタッフもいたのか!」と驚かれた方々も多いでしょう。そうなんです!会社を運営してゆくというのは、目立つ部署の人間だけではなく、外からは見えにくいところで縁の下の力持ちとして働く人がいなければ成り立たないのですね。組織の運営のために人件費がかかると言ってもムダにかかっているわけではないことが、おわかりいただけると思います。

 …しかし実は、IWJの内情を見れば、けっしてIWJスタッフは「たくさん」いるわけではないのです。現在のスタッフは40人ほど。労働時間の限られた主婦のパートタイマーも、兼業で働いている人も含んでいます。もちろん、数字だけで多いか少ないかは判断できません。IWJの発信する情報量や中継の外回り量、会員管理の多さなどを鑑みれば、これまで、非常にタイトなぎりぎりの人員で切り盛りしてきたのです。

 さらに、追い打ちをかけるように、この7月末までの間に、これまでIWJを責任もって担ってきたメンバーの何人かが、IWJを「卒業」することも決まっています。結婚して生活環境が変わるとか、それぞれの御事情があるんです、皆さん。これには岩上さんも、頭を抱え込んでしまっています…。

「経営危機だが、マンパワー危機」――。

 どの部署も、「人が足りないからなんとかしてほしい」と岩上さんに訴えてきたものの、経営危機に瀕するIWJを前に、岩上さんとしては支出を増やすわけにはいかず、「ちょっと人員確保は待ってほしい」と言い続けてきました。

 しかし一方で、スタッフの悲鳴ももう限界まで高まってきているのです。人が足りない。これでは、確かに欠員分の人件費は浮くのですが、その分、負荷が残るスタッフにかかってきます。キャパオーバーしたIWJスタッフは全員で共倒れしてしまいかねません。

 財政難もさることながら、それ以上にIWJを危機に追いやりつつあるのは、「人員不足」です。なんとかIWJを維持しながら、スッタフの負担を少しでも軽くすべく、支出削減とは矛盾するのですけど、悩みに悩んだ岩上さんは、スタッフ増強に舵を切ることにしました。一種の賭けとも言えます。

 今回、人手が圧倒的に足りず、すぐにでも一緒にIWJを支えてくれるスタッフを募集しているのは、以下のセクションです。これを読んで、「IWJをスタッフとして支えていきたい!」と思った方はぜひ、ご応募ください!

<会員管理スタッフ>

  IWJの会員となっていただいているみなさまの会員情報を管理したり、お問い合わせにお答えしたりする仕事です。会員の方々と一番接点をもつのは、この会員管理の仕事になります。メールや電話で丁寧に対応をできる方、PC操作に慣れている方(エクセルができるとありがたいです!)を募集しています。

◆応募条件
※「-事務スタッフ-」を御覧下さい。
http://bit.ly/1ALJypQ

<一般事務スタッフ>

  電話やメールでの外部の方との連絡、岩上さんのインタビューのアポ取り、スケジュール管理、イベント開催の準備などを行うのが、一般事務の仕事です。IWJの活動の屋台骨を支えるとても大切なお仕事で、現在一般事務のリーダーを務める谷口直哉スタッフは、一般事務チームを「プロデュース部門」と呼んでいます。

◆応募条件
※「-事務スタッフ-」を御覧下さい。
http://bit.ly/1ALJypQ

<テキストスタッフ>

 テキストスタッフが主に行うのは、日刊ガイドの執筆・編集や、岩上さんのインタビューや講演のパワポ制作です。また、時には自ら中継に行って、サマリーを執筆します。その他、Twitterを使ったリアルタイム実況、メルマガ用原稿の構成・編集、各種リサーチ資料の作成など、文章を書く仕事ならほとんどなんでも担います。

 テキスト作業と言っても、外回りの取材やたくさんのテキスト量をこなすには、体力が欠かせません。また、文章力は、何より入ってすぐに岩上さんからマンツーマンで指導を受け練習することでしか、上達しません。当然、厳しい鍛錬を必要とします。

 「岩上さんのもとで、修行を積みたい!」という心構えをお持ちの方、厳しい修行に耐える体力と気力をお持ちの方は、ぜひ、ご応募ください。他のセクションの人たちは、岩上さんに「弟子入り」の必要性はありませんが、記者になる人は、どうしてもマンツーマンの指導を受けながら腕を磨いていくので、「師弟関係」がうまく結べないと、いくらご本人に筆力に自信があっても、うまくはいきません。過去、スタッフに応募された方の中に、「自分の原稿には一言一句直さないこと」と要望して来た人がいましたがそれはムリというものですので、お断りしました。そこまでの完成原稿を書ける場合は、ぜひ、外部からご寄稿をお願いしたいと思います。

 とは言えもちろん、過度に怖がらせているわけではありません。スタッフはみな仲が良いですし、今、IWJの事務所を見渡すと、スタッフは女性の方が多い日もあります。一緒に「がんばろう!」という気持ちの方なら、きっと楽しく働ける職場であること間違いなしです!IWJのウェブ上に記者養成のための実況講座と文書講座を近日中にアップします!

◆応募条件
※「【職種2】 -テキストスタッフ- (記者・ライター・リサーチャー・編集者etc)」を御覧下さい。
http://bit.ly/1ALJypQ

<中継・動画編集スタッフ>

  IWJの記者や中継市民の皆さんが、日々取材してきた映像を、動画編集ソフト(adobe Premiere)で編集したり、サーバーへアップロードしたりする作業をメインに担当していただきます。

  また、動画編集だけでなくカメラを持って、記者会見やシンポジウム、デモの現場などに取材に行っていただくこともあります。こちらも、ビデオ撮影の経験や知識をお持ちの方は大歓迎ですが、「ホームビデオぐらいしか使ったことないなぁ…」という方でも心配いりません!

  映画やドキュメンタリーに興味があって、ビデオ撮影に挑戦したいという情熱をお持ちの方を募集します。あとは、体力と運転免許があれば、云うことなしです!

◆応募条件
※「【職種5】-中継・動画編集スタッフ-」を御覧下さい。
http://bit.ly/1ALJypQ

 この他、IWJではボランティアスタッフの方も募集しています。社内の資料整理を主にお願いする事務系のお仕事と、もしくは各地の中継をお願いする中継市民さん、そして在宅(地方の方もいます)でWeb班やテキスト班のお手伝いをされる方もいます。地方の方々、中継市民をぜひやりたいという方は、参院選前に、ぜひ、ご連絡ください!近日中にIWJウェブ上で中継市民講座をアップしますので、ぜひ、ご覧ください!
 
※中継市民をご希望の方は下記のメールアドレスへご連絡ください。(下記の「(at)」を@に入れ替えてください)
IWJオフィス:iwakami.office(at)iwakamiyasumi.net

 ボランティアさんにはお給料をお支払いすることはないのですが、交通費など、経費は支給いたします。IWJを手伝いたいです!という熱い思いをお持ちの方、どうかIWJのボランティアスタッフにご応募ください!ボランティアから始めて正式にペイスタッフになった方もいます。学生のインターンもアルバイトも受けつけています。ので、ぜひ、ご応募ください!

<IWJボランティアへのご応募はこちらからお願いします>
https://goo.gl/G274I6

 みなさまからの、たくさんのご応募をお待ちしております!

 続いては、再び安記者より、本日注目のインタビュー配信のお知らせです!

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■<★今日の配信告知★>本日13時30分より、最新刊『核の戦後史:Q&Aで学ぶ原爆・原発・被ばくの真実』の著者である、鹿児島大学教授木村朗氏・広島市立大講師高橋博子氏に岩上さんがインタビューします!皆さま、ぜひ、中継をご覧ください!

 おはようございます。再び安です。

 本日13時30分より、「岩上さんによる木村朗・高橋博子両氏へのインタビュー」の模様を中継いたします。

 木村朗氏は、鹿児島大学教授で、平和学がご専門の政治学者です。『危機の時代の平和学』(法律文化社)や『広島・長崎への原爆投下再考』(法律文化社)、編著では『核時代の神話と虚像』(明石書店)など、多数の著書を出版されています。また岩上さんも共同著書として名を連ねている『米国が隠す日本の真実』(星雲社)では、日本の刑事司法がどのように米国の影響を受けてきたのか、「だれも語ろうとしない日本の刑事司法の闇」と題して鋭い論考を執筆されています。

 2013年9月には、岩上さんが単独インタビューしていますので、そちらも是非、ご覧いただければと思います!

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※2013/09/29 原爆から原発へ 原発から原爆へ ~岩上安身による木村朗氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/104133
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 高橋博子氏は、明治学院大学国際平和研究所研究員で、ご専門はアメリカ史です。著書に『〈新訂増補版〉封印されたヒロシマ・ナガサキ―米核実験と民間防衛計画』、編著に『核時代の神話と虚像』(明石書店)を出版されています。2012年1月には、岩上さんが高橋氏への単独インタビューを行っています。

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※2012/01/02 【IWJ検証レポート002】「隠されたヒロシマ・ナガサキにおける被曝」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/238006
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 今回のインタビューでは、お二人が共著となって今年3月に出版されたばかりの著書『核の戦後史:Q&Aで学ぶ原爆・原発・被ばくの真実』を中心に、岩上さんがたっぷりとお話をうかがいます。後ほど城石エマ記者からお伝えする通り、「原発問題」は今、それ単体で考えるものではなく、「地震」や「戦争」とセットで考えなければなりません。

 木村氏は、本書の中で、広島・長崎への原爆投下を、第2次世界大戦における「最後の出来事の一つ」として捉えるのではなく、「戦後史のはじまり」として捉える視点が重要だと述べておられます。原爆投下は、アメリカによる「戦後」を見すえた政治戦略だったのであり、現在の日本が直面する様々な政治的、社会的課題の謎を解く鍵にもなるとのこと。それは、一体どういうことでしょうか?

 また、高橋氏にも、前回はお話しいただけなかった、原爆投下の知られざる真実をさらに掘り下げてお話をうかがいます。また軽視される内部被曝の影響やWHO、IAEAの結託についても、詳しくお話しいただく予定です。

 今回のインタビューも、充実した内容となることまちがいなしです。13時30分から、チャンネルは1番です。どうぞお見逃しなく!

※2015/01/23 いかにして、絶望を希望に転化させるか~クロストーク「日本の真実を語る」第3回 木村朗×植草一秀×川内博史×岩上安身
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/226919

※2014/06/01 「日本の真実を語る~思考停止に陥らないために」 クロストーク:木村朗×植草一秀×川内博史×岩上安身
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/144261

※【半額!!】DVD 饗宴II(2枚組) (第3部に孫崎享氏とともに高橋博子氏が出演されています)
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=26
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 安記者でした!みなさま、どうぞご視聴ください!

 続いて、原佑介記者より、まだまだ続く「シリーズ特集・政治とカネ~自民党の正体」配信のお知らせです!

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■<★今日の配信告知★>「ワインクラブ」に「ヨットクラブ」…自民・末松信介議員(兵庫)の無駄に優雅な政治資金「私物化」と消えた「1157万円」に迫る!岩上安身による神戸大学大学院・上脇博之教授インタビュー!

 おはようございます!IWJ記者の原です。

 連日配信中の「シリーズ特集・政治とカネ~自民党の正体」、ご視聴いただけていますか?ご覧いただいている皆さんは自民党議員たちの目に余る蛮行に怒り心頭かと思われますが、壁を殴って拳を痛めたり、食器を割ったりして家計にひびいたりしていませんか?大丈夫ですか?

 火に油を注ぐようで大変心苦しいのですが、本日も自民党のトンデモ議員をひとり、紹介させてください。

 神戸学院大学・上脇博之教授が共同代表を務める「政治資金オンブズマン」は2016年2月2日、兵庫選挙区の自民党・末松信介(すえまつしんすけ)参議院議員を、政治資金規正法および公職選挙法違反で刑事告発しました。

 末松議員は2010年の参院選の「選挙運動に関する収支報告書」で、同年5月7日から7月23日の間に、自身が代表を務める政党支部から約1157万円の寄付を受けたと記載していました。しかし、政党支部の報告書の方には、末松議員への寄付が記載されていないのです。

 「寄附」をした事実について記載をしていない政党支部は、「政治資金規正法違反」を犯したことになります。

 しかし一方で、当時の政党支部には、そもそも「1157万3000円」もの巨額の寄附をする資金はなかったというのです。どういうことでしょう? 2010年の政党支部の「総収入」から、寄附したはずの1157万3000円以外の「支出総額」を差し引くと、すでに850万円程度しか残らない…つまり、どう考えても1157万3000円を寄附することは、不可能。そうなれば、選挙管理委員会の報告書は「虚偽」だということになります。

 さらに、末松議員の政党支部は、2010~2014年の間に、地元の「三田学園同窓会」や「高砂葡萄酒倶楽部」「明石ヨットクラブ」などに「会費」として計10回、18万4800円を支払っていることも発覚。なぜこんな、無駄に優雅な個人の趣味に政治資金を投じなければならないのか。私物化としか言いようがない有り様ですが、上脇さんは、これを公職選挙法が禁止している「寄附」に該当すると指摘しています。

 真面目に議員やるつもりはないでしょうか…こっちまで情けなくなってきますが、岩上さんが、末松議員の蛮行の数々を、上脇さんに根掘り葉掘り聞いてきましたので、ぜひ、本日の配信をご覧いただきたいと思います!
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 原記者でした!

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