田畑書店様から『外国人はなぜ消防士になれないか―公的な国籍差別の撤廃に向けて』をご恵贈いただきました。
自由人権協会編
外国人はなぜ消防士になれないか―公的な国籍差別の撤廃に向けて
田畑書店 2017/6/1
日本に在留する外国人は1980年から2016年までの36年間で3倍に増加。その構成比は、1980年時点では韓国朝鮮人が85%を占めていたのに対し、2016年にはおよそ2割強まで減少。その代わりに中国人、フィリピン人、ブラジル人の比率が大幅に増えたとのこと。このような日本の多国籍化が進む中で、人権問題も多様化しています。
例えば、地方公務員となることを希望する定住外国人に対して、幅広い職種の受験を認めている地方公共団体と、一部の職種の受験を認めている地方公共団体がある一方で、どの地方公共団体も消防士となるための受験を認めていません。
また、公立学校の外国人の先生は、学級担当・教科担当にはなれるが主任にはなれないとされています。
本書は、国籍の如何を問わず誰もが住みよい地域・社会であるために、いま知っておかなくてはならないことを、具体的な事例をもって丁寧に解説しています。また、関連する法令や事例も付録にまとめられており、手に取りやすいハンドブックとなっています。
また、読物として人権に関わるさまざまな話題を満載したコラム、巻末には関連事例・法令をまとめた資料も付されています。
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